2018年12月18日 [色々なこと]
東京砂漠
お疲れ様です。院長です。
12月18日の火曜日でございます。
ついに来週はクリスマスでんがな。
でな。
その次の火曜は元旦です。
つまり、今年もあと2週間を切ったわけで、ボチボチ年末感出てくるねぇ…。
わたくし院長も、この季節が一番好きですしもうそろそろ、浮かれ気分満開でございます。
まぁ、そこかしこで、キラキラツリーが光ってますし、クリスマスソングも流れてます。
浮かれるなってのが無理な話だね。
まぁ、クリスマスの場合、それ単体もキラキラのウキウキなんですが、そこから年末〜新年ってさらに上行くイベントがあるからねぇ…。
そして、今年は平成最後ですから、何となく何をするにも平成最後の〜って、プレミア感出しまくりですもんね。
ってことで、もうすぐ平成最後のクリスマスが来るわけですが、サンタさん今年も頑張って下さい。
ある意味、世界中が一番浮かれてる時期なわけですが、そうそう浮かれておられんトコもあるみたいで…。
ていうより、そもそもクリスマスがどないしてんって国や地方や地域ももちろん存在します。
まぁ、宗教上の理由のところもあるでしょうけど、それ以前に浮かれとる場合やないやろ的な環境の国や地域ももちろんあります。
ってな感じで、今日はそんな過酷な環境のひとつの場所のお話をしてみようかと思っとります。
その過酷な環境の場所とは、チリに広がるアタカマ砂漠ってとこでございます。
このアタカマ砂漠、世界で最も降水量が少ない場所として知られていて、基本、干ばつの大地なわけです。
簡単に言えばこの場所、過去500年、まともに雨が降ってないらしいです。
と言えば、もうどれ位過酷かはお分かりいただけると思うんですが、ここで天変地異なのかなんなのか、ここ数年で少し変化がありました。
ま、答えを言えば雨が降ったわけですが、普通干ばつ地域では、雨が降ってくれることを何より願います。
当然、それが恵みとなるわけですし渇きに苦しんでいた生命は水分によって蘇っていくわけですよ。
ですが、ここアタカマ砂漠は、そんな甘い干ばつではなかったんですな。
500年振りに降った雨は、恵みどころか、災いとなってしまったようなんです。
さぁ、一体なぜ災いになってしまったのか?
普通は、干ばつ地域には水分を待ってる土、草木、そして動物が存在します。
ですが、それは普通の干ばつの場合でした。
つまり、何か月か雨が降らないレベルなら、そういった生き物も雨を待って我慢できるでしょうが、500年とか言うレベルで雨が降らない場所となれば、もはや渇きに苦しむような、ヤワな生き物は存在していなかったんです。
この土地、それだけ雨が降らず、事実上1500万年もの間ずっと超乾燥状態にあるわけで、ここに存在している生物すべてが、もはや水分を必要としていないわけなんですよ。
ですから、彼らにとって急に降った雨とは、恵みどころかその雨に適応できず、ここの固有種である微生物のほとんどが絶滅してしまったそうなんですよ。
雨が降る前には、砂漠から採取した土壌サンプルに16種の微生物が発見されていました。
ところが、雨によって乾燥しか知らない砂漠に水たまりができたあと、そこの土壌サンプルを調査した結果、それらの75〜87パーセントが消え去るという大量絶滅が発生したことが判明しました。
まぁ、もともとが16種類ですから、それの75〜87%というと12〜14種類は消えちゃったわけですな。
この結果は、ひどく乾燥した場所で、かすかな水分を抽出するよう適応してきた微生物にとって、大量の水は浸透圧ショックによって死ぬ危険があるという証拠となりました。
こうした急性ストレスに対して、生物はそれぞれの防御メカニズムを進化させてきたわけなんですが、乾燥状態がずっと続いてきたアタカマ砂漠では、それがあまり進化してこなかったわけですね。
と言うより、進化する必要がなかったのでしょうねぇ…。
で、この生命にとっては過酷な環境が広がるアタカマ砂漠は、火星の環境に似ているとして、火星での生命誕生シナリオを研究するためのモデルとして利用されてきた経緯があるそうなんです。
そして、ここから考えれば、火星にはうかつに水を持ち込んではいけないのかもしれません。
アタカマ砂漠の結果から、火星に液体の水がもたらされれば、仮にそこに生命が存在したとしても、それらは死んでしまう可能性があるわけで、そこが分かっただけでも素晴らしい進歩ですよね。
火星の乾燥がどんなもんかは分かりませんが、きっと今回の事例も役に立つことでしょう。
この乾燥の話で思いだしましたが、わたくし的には火星に「クマムシ」を置き去りにしてくるって実験をぜひしてみて欲しいです。
ヤツならきっと火星でも生きてけると思いますんで…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月18日の火曜日でございます。
ついに来週はクリスマスでんがな。
でな。
その次の火曜は元旦です。
つまり、今年もあと2週間を切ったわけで、ボチボチ年末感出てくるねぇ…。
わたくし院長も、この季節が一番好きですしもうそろそろ、浮かれ気分満開でございます。
まぁ、そこかしこで、キラキラツリーが光ってますし、クリスマスソングも流れてます。
浮かれるなってのが無理な話だね。
まぁ、クリスマスの場合、それ単体もキラキラのウキウキなんですが、そこから年末〜新年ってさらに上行くイベントがあるからねぇ…。
そして、今年は平成最後ですから、何となく何をするにも平成最後の〜って、プレミア感出しまくりですもんね。
ってことで、もうすぐ平成最後のクリスマスが来るわけですが、サンタさん今年も頑張って下さい。
ある意味、世界中が一番浮かれてる時期なわけですが、そうそう浮かれておられんトコもあるみたいで…。
ていうより、そもそもクリスマスがどないしてんって国や地方や地域ももちろん存在します。
まぁ、宗教上の理由のところもあるでしょうけど、それ以前に浮かれとる場合やないやろ的な環境の国や地域ももちろんあります。
ってな感じで、今日はそんな過酷な環境のひとつの場所のお話をしてみようかと思っとります。
その過酷な環境の場所とは、チリに広がるアタカマ砂漠ってとこでございます。
このアタカマ砂漠、世界で最も降水量が少ない場所として知られていて、基本、干ばつの大地なわけです。
簡単に言えばこの場所、過去500年、まともに雨が降ってないらしいです。
と言えば、もうどれ位過酷かはお分かりいただけると思うんですが、ここで天変地異なのかなんなのか、ここ数年で少し変化がありました。
ま、答えを言えば雨が降ったわけですが、普通干ばつ地域では、雨が降ってくれることを何より願います。
当然、それが恵みとなるわけですし渇きに苦しんでいた生命は水分によって蘇っていくわけですよ。
ですが、ここアタカマ砂漠は、そんな甘い干ばつではなかったんですな。
500年振りに降った雨は、恵みどころか、災いとなってしまったようなんです。
さぁ、一体なぜ災いになってしまったのか?
普通は、干ばつ地域には水分を待ってる土、草木、そして動物が存在します。
ですが、それは普通の干ばつの場合でした。
つまり、何か月か雨が降らないレベルなら、そういった生き物も雨を待って我慢できるでしょうが、500年とか言うレベルで雨が降らない場所となれば、もはや渇きに苦しむような、ヤワな生き物は存在していなかったんです。
この土地、それだけ雨が降らず、事実上1500万年もの間ずっと超乾燥状態にあるわけで、ここに存在している生物すべてが、もはや水分を必要としていないわけなんですよ。
ですから、彼らにとって急に降った雨とは、恵みどころかその雨に適応できず、ここの固有種である微生物のほとんどが絶滅してしまったそうなんですよ。
雨が降る前には、砂漠から採取した土壌サンプルに16種の微生物が発見されていました。
ところが、雨によって乾燥しか知らない砂漠に水たまりができたあと、そこの土壌サンプルを調査した結果、それらの75〜87パーセントが消え去るという大量絶滅が発生したことが判明しました。
まぁ、もともとが16種類ですから、それの75〜87%というと12〜14種類は消えちゃったわけですな。
この結果は、ひどく乾燥した場所で、かすかな水分を抽出するよう適応してきた微生物にとって、大量の水は浸透圧ショックによって死ぬ危険があるという証拠となりました。
こうした急性ストレスに対して、生物はそれぞれの防御メカニズムを進化させてきたわけなんですが、乾燥状態がずっと続いてきたアタカマ砂漠では、それがあまり進化してこなかったわけですね。
と言うより、進化する必要がなかったのでしょうねぇ…。
で、この生命にとっては過酷な環境が広がるアタカマ砂漠は、火星の環境に似ているとして、火星での生命誕生シナリオを研究するためのモデルとして利用されてきた経緯があるそうなんです。
そして、ここから考えれば、火星にはうかつに水を持ち込んではいけないのかもしれません。
アタカマ砂漠の結果から、火星に液体の水がもたらされれば、仮にそこに生命が存在したとしても、それらは死んでしまう可能性があるわけで、そこが分かっただけでも素晴らしい進歩ですよね。
火星の乾燥がどんなもんかは分かりませんが、きっと今回の事例も役に立つことでしょう。
この乾燥の話で思いだしましたが、わたくし的には火星に「クマムシ」を置き去りにしてくるって実験をぜひしてみて欲しいです。
ヤツならきっと火星でも生きてけると思いますんで…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院