2018年11月28日 [色々なこと]
テトリスゾーン
お疲れ様です。院長です。
11月28日の水曜日でございます。
寒くなってきましたねぇ…。
ついに11月も残り2日、ついに12月がきちゃいます。
そして年末、お正月と楽しげなイベントが待っとるわけですわ。
そして、来年は新しい年になるだけでなく、元号も変わる予定ですしね。
消費税も来年中に上がるって話やし、なかなか激動の1年になりそうやん。
新年を迎えるということは、それはそれで素晴らしいことなんですが、ひとつまた歳をとっちゃうわけですねぇ…。
まぁ、年齢を重ねるごとに良くなることもありますが、基本、生物学的には確実に死に近付くわけで、それはそれで悲しい様な嬉しい様な…(笑)
ま、死ぬとは縁起でもないですが、そういった漠然とした不安感と言うのは誰にでもあるわけで、今日は強引にこの不安感についてお話ししていきたいと思います。
不安になるー…
多かれ少なかれ、誰もがもつ感情ですし、またこの感情がないと非常に問題です。
そして、不安に感じる事がらも、人によって様々です。
例えば、同じような環境下にあっても、不安に感じる人もいればそうでない人ももちろんいます。
そして、人は不安な事があると、何らかの方法でその不安を解消しようとします。
そこで、今日のネタ突入ですが、その不安を解消する方法の一つに、なんと世界的に人気のあるゲーム「テトリス」をプレイすることが効果的だという研究発表がありました。
さすがにゲームに全く縁のない院長でも、テトリスは知ってます。
そして、リアルタイムで出た時は、結構やったような覚えがありますね。
今更、説明の必要もないでしょうけど、テトリスとはいわゆる落ちものパズルゲームの元祖で、元々はソビエト連邦の科学者が、教育用ソフトウェアとして開発したもんらしいです。
ちなみに「テトリス」の語源は「テトロミノ」と「テニス」を掛け合わせた造語なんだそうです。
「テトロミノ」とはそのまま「テトリス」のブロックのことみたいですな。
で、このテトリス、ハマった人なら分かると思うんですが、結構時間を忘れてプレイしてしまう曲者で、この行為が、脳の効率性を向上させたり、アルコールやニコチン、ドラッグの禁断症状が改善されるなど、いろいろな効果があることは分かっていたそうなんです。
確かに、テトリスはやりながらお酒飲めないよねぇ…。
なんなら、タバコも吸うてる暇がないかも(笑)
で、このテトリスに不安を緩和させる効果があることが、今回わかったという話なんですよ。
例えば、ドキドキと試験の結果を待つと気とか、なんか返事を待つ時とかに、テトリスをプレイすることで、ドキドキ・ハラハラする気持ちが抑えられるという話です。
この研究は、米カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学者ケイト・スウィーニー氏のものだそうで、彼女によると、人は自分から注意をそらすことができれば、不安を和らげることができるのだそうです。
そして、そうするために一番望ましいのは、「フロー」という状態を作り出すことなんだそうです。
んで、このフローとは、心理学者のチクセントミハイが提唱した概念で、ある行為に我を忘れるほどにのめり込んでしまっている状態のことだそうです。
別名、ゾーンとも呼ばれるヤツです。
ゾーンって言われると、何となく分かりますね。
これはアスリート、音楽家、作家、アーティストなど、さまざまな分野の人が体験している状態で、ゾーンに入ると時間の感覚がなくなり、熱中するあまりに飲食や睡眠すら忘れてしまうっていう状態なんです。
で、このゾーンは、嫌になる程難しすぎず、それでいて退屈な程簡単すぎない、絶妙のバランスが取れた難易度に挑戦しているときに入りやすいんだそうです。
なるほど。
確かにそうですわな。
そういう意味では、やればやるほど「うまくなり」それと共に難易度も上がっていくテトリスはバッチリですな。
ですから、この「テトリス」をちょうど良い難易度のゲームと位置づけられる人には、このゾーン現象が起こり得ると考えられるわけです。
なので、このゲームを難しすぎるとか、簡単すぎると考えてしまう人には効果はないわけですわ。
そしてこのテトリスには、トラウマを受けるような場面を目撃してしまった時の衝撃をも和らげることができるという研究結果が得られているそうなんです。
長時間テトリスをプレイすると、テトリスの画面が脳に長い間刻印されるわけですよ。
するとテトリスが、嫌な記憶が残らないよう邪魔をしてくれるらしいんです
これも当然「テロリス効果」なわけですから、さきほど書いたように、このゲームを「ちょうどいい難易度」と考えられる人限定ではありますが…。
ですが、世界中で爆発的に流行したことからも考えられるように、比較的多くの人にこの現象を与えると考えられています。
ですから、その効果を利用し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療のほか、ダイエット中の食欲や薬物への欲求を抑えるうえで有望な手段だという研究も行われているようですよ。
この治療法、結局ゾーンの深さがかなり影響しますから、早い話がそういったゾーンに入れるような「なにか」がある人は大丈夫って事ですよ。
まぁ、PTSDに関して言えば、すこし違いますが、例えばダイエットや薬物などの場合、こういった「なにか」を見つけることは大事だと思いますよ。
結局、そういったものがないからってトコも、正直あると思いますし、ゾーンに導いてくれるものがある人は、なんか強い気もしますしね。
ってことで、今日はテトリスとゾーンのお話しでしたが、わたくし院長、今日もゾーンめざして筋トレしてきます(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月28日の水曜日でございます。
寒くなってきましたねぇ…。
ついに11月も残り2日、ついに12月がきちゃいます。
そして年末、お正月と楽しげなイベントが待っとるわけですわ。
そして、来年は新しい年になるだけでなく、元号も変わる予定ですしね。
消費税も来年中に上がるって話やし、なかなか激動の1年になりそうやん。
新年を迎えるということは、それはそれで素晴らしいことなんですが、ひとつまた歳をとっちゃうわけですねぇ…。
まぁ、年齢を重ねるごとに良くなることもありますが、基本、生物学的には確実に死に近付くわけで、それはそれで悲しい様な嬉しい様な…(笑)
ま、死ぬとは縁起でもないですが、そういった漠然とした不安感と言うのは誰にでもあるわけで、今日は強引にこの不安感についてお話ししていきたいと思います。
不安になるー…
多かれ少なかれ、誰もがもつ感情ですし、またこの感情がないと非常に問題です。
そして、不安に感じる事がらも、人によって様々です。
例えば、同じような環境下にあっても、不安に感じる人もいればそうでない人ももちろんいます。
そして、人は不安な事があると、何らかの方法でその不安を解消しようとします。
そこで、今日のネタ突入ですが、その不安を解消する方法の一つに、なんと世界的に人気のあるゲーム「テトリス」をプレイすることが効果的だという研究発表がありました。
さすがにゲームに全く縁のない院長でも、テトリスは知ってます。
そして、リアルタイムで出た時は、結構やったような覚えがありますね。
今更、説明の必要もないでしょうけど、テトリスとはいわゆる落ちものパズルゲームの元祖で、元々はソビエト連邦の科学者が、教育用ソフトウェアとして開発したもんらしいです。
ちなみに「テトリス」の語源は「テトロミノ」と「テニス」を掛け合わせた造語なんだそうです。
「テトロミノ」とはそのまま「テトリス」のブロックのことみたいですな。
で、このテトリス、ハマった人なら分かると思うんですが、結構時間を忘れてプレイしてしまう曲者で、この行為が、脳の効率性を向上させたり、アルコールやニコチン、ドラッグの禁断症状が改善されるなど、いろいろな効果があることは分かっていたそうなんです。
確かに、テトリスはやりながらお酒飲めないよねぇ…。
なんなら、タバコも吸うてる暇がないかも(笑)
で、このテトリスに不安を緩和させる効果があることが、今回わかったという話なんですよ。
例えば、ドキドキと試験の結果を待つと気とか、なんか返事を待つ時とかに、テトリスをプレイすることで、ドキドキ・ハラハラする気持ちが抑えられるという話です。
この研究は、米カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学者ケイト・スウィーニー氏のものだそうで、彼女によると、人は自分から注意をそらすことができれば、不安を和らげることができるのだそうです。
そして、そうするために一番望ましいのは、「フロー」という状態を作り出すことなんだそうです。
んで、このフローとは、心理学者のチクセントミハイが提唱した概念で、ある行為に我を忘れるほどにのめり込んでしまっている状態のことだそうです。
別名、ゾーンとも呼ばれるヤツです。
ゾーンって言われると、何となく分かりますね。
これはアスリート、音楽家、作家、アーティストなど、さまざまな分野の人が体験している状態で、ゾーンに入ると時間の感覚がなくなり、熱中するあまりに飲食や睡眠すら忘れてしまうっていう状態なんです。
で、このゾーンは、嫌になる程難しすぎず、それでいて退屈な程簡単すぎない、絶妙のバランスが取れた難易度に挑戦しているときに入りやすいんだそうです。
なるほど。
確かにそうですわな。
そういう意味では、やればやるほど「うまくなり」それと共に難易度も上がっていくテトリスはバッチリですな。
ですから、この「テトリス」をちょうど良い難易度のゲームと位置づけられる人には、このゾーン現象が起こり得ると考えられるわけです。
なので、このゲームを難しすぎるとか、簡単すぎると考えてしまう人には効果はないわけですわ。
そしてこのテトリスには、トラウマを受けるような場面を目撃してしまった時の衝撃をも和らげることができるという研究結果が得られているそうなんです。
長時間テトリスをプレイすると、テトリスの画面が脳に長い間刻印されるわけですよ。
するとテトリスが、嫌な記憶が残らないよう邪魔をしてくれるらしいんです
これも当然「テロリス効果」なわけですから、さきほど書いたように、このゲームを「ちょうどいい難易度」と考えられる人限定ではありますが…。
ですが、世界中で爆発的に流行したことからも考えられるように、比較的多くの人にこの現象を与えると考えられています。
ですから、その効果を利用し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療のほか、ダイエット中の食欲や薬物への欲求を抑えるうえで有望な手段だという研究も行われているようですよ。
この治療法、結局ゾーンの深さがかなり影響しますから、早い話がそういったゾーンに入れるような「なにか」がある人は大丈夫って事ですよ。
まぁ、PTSDに関して言えば、すこし違いますが、例えばダイエットや薬物などの場合、こういった「なにか」を見つけることは大事だと思いますよ。
結局、そういったものがないからってトコも、正直あると思いますし、ゾーンに導いてくれるものがある人は、なんか強い気もしますしね。
ってことで、今日はテトリスとゾーンのお話しでしたが、わたくし院長、今日もゾーンめざして筋トレしてきます(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院