2018年10月03日 [動物のこと]
イルカとクジラ
お疲れ様です。院長です。
10月3日の水曜日でございます。
過ごしやすい日々ですが、徐々に冬型へとシフトしていきますよね。
こうなると、ボチボチ衣替えの季節ですよね。
段々、着る服の数と厚みが増え、冬になっていくわけです。
着衣が増えることによってと、寒さから血行不良になり、肩こりを訴える人が増えますんでみなさん、普段は出来るだけリラックスしましょうね。
て感じで今日もネタに突入ですが、今日は動物ネタでもいってみようかと思っております。
最近、動物ネタと言っても、害虫とかザリガニとか、あんまり可愛くないヤツが多かったんですが、今日はみんなの人気者「イルカ」についてのお話…。
イルカと言えば、ご存知の通り賢い海の哺乳類ですが、生物学的にイルカとクジラって差はないんですってね。
差はないというか、分け方にこれといった定義はなく、成体の体長でおよそ4mをクジラとイルカの境界と考えることが多いんだそうです。
ですが、これも定義というわけではなく、実際に○○クジラ、○○イルカと呼ばれている種の体長からそんなもんやろうと(笑)
なので、4m基準に当てはまらない種もいたりします。
と脱線しましたが、今日の主役はあくまでイルカでございます。
新たな研究から、イルカは自分が学んだことを、仲間同士で互いに共有できることがわかったんだそうです。
元々は野生で、一時的に人間に飼育され、テールウォーク(水上に垂直に立ち上がって、尾で水面をたたきながら移動するスキル)という複雑な技を覚えたイルカが、海に放された後、仲間や家族である野生のイルカにその技を教えたという話があるそうです。
こりゃスゲーな。
教えられた野生のイルカたちが並んで、テールウォークしてる姿なんかを、人間が偶然目撃したら超感動でしょうねぇ…。
この研究結果を発表したのは、エクセター大学とセントアンドリュース大学の研究者らによって運営されているWhale and Dolphin Conservation(WDC)の研究チームです。
野生のバンドウイルカのビリー(メス)は、ひどく汚染された入り江に迷い込み、人の手によって助け出されました。
その後ビリーはオーストラリア、アデレードのイルカ水族館に移され、数週間のリハビリを受けました。
そこで彼女は他のイルカがやっていたテールウォークを見て、その技を覚えたようなんです。
その後、ビリーは野生に戻され、群れの仲間の前でビリーがこのユニークなパフォーマンスを独自にやりはじめたところ、9頭の仲間たちが彼女の真似をしてテールウォークをやっているのが目撃されたそうなんです。
教えたというより、真似る技術が高いのかもしれませんねぇ…。
にしても賢いな。バンドウ(笑)
ですが面白い事に、時間の経過とともに、テールウォークをやる頻度は減っていき、頻度はまばらになっていったようで、テールウォークは群れの中での一時的な流行で、廃れていく運命だったようだと研究者は言っております。
これも、なんだか賢い動物特有のモノっぽいですよね。
久々に帰ってきた、仲間のイルカが面白いカッコで泳いでるもんですから、最初はみんな真似して遊んでたんですけど、やがてそれにも飽きてそんなことしなくなると…。
当然このテールウォークは、水族館ではおなじみですが、野生では見られない動作です。
このイルカ、こういった頭脳と、コミュニケーション力が抜群に優れていると言われています。
仲間内では、独特のパルス音を発して意思の疎通をしているようですし、高度な知能ゆえにイジメのような行動も見られるそうなんですね。
イルカは体重に占める脳の割合(脳化指数)がヒトに次いで大きいことから、イルカの知性の潜在的可能性が古くから指摘されており、世界的にも数多くの研究者の研究対象になってます。
ただし、イルカの脳はサイズは大きいものの、グリア細胞の割合が多く、ニューロン自体の密度はそれほど高くありません。
これはややこしいですが、グリア細胞ってのは、神経を作る細胞の中でも神経細胞ではない細胞で、まぁどちらかというと安もんの方みたいな(笑)
ただしニューロンの密度をもって知性が劣ると言い切れるのかは定かではありませんが…。
イルカの脳はその生息環境及び形態に応じた適応を果たしており、仮にイルカがヒトに匹敵する密度のニューロンを持てば酸素要求量が増し、長時間の潜水は困難となると考えられています。
さらに、ヒトのように、肺を肥大化させると運動能力が犠牲となるため、現在の脳に最適化されたと考えられているらしいんです。
つまりイルカには、人間と同じ程度の脳のポテンシャルはあったわけですが、海中の生活をよりよくするため、現在の脳になったってことでしょうかね。
まぁ、いずれにせよイルカには相当な知能があるって事ですから、我々も負けじと頑張りましょう(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月3日の水曜日でございます。
過ごしやすい日々ですが、徐々に冬型へとシフトしていきますよね。
こうなると、ボチボチ衣替えの季節ですよね。
段々、着る服の数と厚みが増え、冬になっていくわけです。
着衣が増えることによってと、寒さから血行不良になり、肩こりを訴える人が増えますんでみなさん、普段は出来るだけリラックスしましょうね。
て感じで今日もネタに突入ですが、今日は動物ネタでもいってみようかと思っております。
最近、動物ネタと言っても、害虫とかザリガニとか、あんまり可愛くないヤツが多かったんですが、今日はみんなの人気者「イルカ」についてのお話…。
イルカと言えば、ご存知の通り賢い海の哺乳類ですが、生物学的にイルカとクジラって差はないんですってね。
差はないというか、分け方にこれといった定義はなく、成体の体長でおよそ4mをクジラとイルカの境界と考えることが多いんだそうです。
ですが、これも定義というわけではなく、実際に○○クジラ、○○イルカと呼ばれている種の体長からそんなもんやろうと(笑)
なので、4m基準に当てはまらない種もいたりします。
と脱線しましたが、今日の主役はあくまでイルカでございます。
新たな研究から、イルカは自分が学んだことを、仲間同士で互いに共有できることがわかったんだそうです。
元々は野生で、一時的に人間に飼育され、テールウォーク(水上に垂直に立ち上がって、尾で水面をたたきながら移動するスキル)という複雑な技を覚えたイルカが、海に放された後、仲間や家族である野生のイルカにその技を教えたという話があるそうです。
こりゃスゲーな。
教えられた野生のイルカたちが並んで、テールウォークしてる姿なんかを、人間が偶然目撃したら超感動でしょうねぇ…。
この研究結果を発表したのは、エクセター大学とセントアンドリュース大学の研究者らによって運営されているWhale and Dolphin Conservation(WDC)の研究チームです。
野生のバンドウイルカのビリー(メス)は、ひどく汚染された入り江に迷い込み、人の手によって助け出されました。
その後ビリーはオーストラリア、アデレードのイルカ水族館に移され、数週間のリハビリを受けました。
そこで彼女は他のイルカがやっていたテールウォークを見て、その技を覚えたようなんです。
その後、ビリーは野生に戻され、群れの仲間の前でビリーがこのユニークなパフォーマンスを独自にやりはじめたところ、9頭の仲間たちが彼女の真似をしてテールウォークをやっているのが目撃されたそうなんです。
教えたというより、真似る技術が高いのかもしれませんねぇ…。
にしても賢いな。バンドウ(笑)
ですが面白い事に、時間の経過とともに、テールウォークをやる頻度は減っていき、頻度はまばらになっていったようで、テールウォークは群れの中での一時的な流行で、廃れていく運命だったようだと研究者は言っております。
これも、なんだか賢い動物特有のモノっぽいですよね。
久々に帰ってきた、仲間のイルカが面白いカッコで泳いでるもんですから、最初はみんな真似して遊んでたんですけど、やがてそれにも飽きてそんなことしなくなると…。
当然このテールウォークは、水族館ではおなじみですが、野生では見られない動作です。
このイルカ、こういった頭脳と、コミュニケーション力が抜群に優れていると言われています。
仲間内では、独特のパルス音を発して意思の疎通をしているようですし、高度な知能ゆえにイジメのような行動も見られるそうなんですね。
イルカは体重に占める脳の割合(脳化指数)がヒトに次いで大きいことから、イルカの知性の潜在的可能性が古くから指摘されており、世界的にも数多くの研究者の研究対象になってます。
ただし、イルカの脳はサイズは大きいものの、グリア細胞の割合が多く、ニューロン自体の密度はそれほど高くありません。
これはややこしいですが、グリア細胞ってのは、神経を作る細胞の中でも神経細胞ではない細胞で、まぁどちらかというと安もんの方みたいな(笑)
ただしニューロンの密度をもって知性が劣ると言い切れるのかは定かではありませんが…。
イルカの脳はその生息環境及び形態に応じた適応を果たしており、仮にイルカがヒトに匹敵する密度のニューロンを持てば酸素要求量が増し、長時間の潜水は困難となると考えられています。
さらに、ヒトのように、肺を肥大化させると運動能力が犠牲となるため、現在の脳に最適化されたと考えられているらしいんです。
つまりイルカには、人間と同じ程度の脳のポテンシャルはあったわけですが、海中の生活をよりよくするため、現在の脳になったってことでしょうかね。
まぁ、いずれにせよイルカには相当な知能があるって事ですから、我々も負けじと頑張りましょう(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院