2018年08月07日 [色々なこと]
AI.Dr.
お疲れ様です。院長です。
8月7日の火曜日でございます。
まだまだ夏真っ盛りでございますが、体調など崩されてないでしょうか。
一昨日から夏の風物詩、高校野球も始まりました。
何でも、今年は第100回の記念大会なんだとか…
第一回大会は1915年に、全国中等学校優勝野球大会として豊中球場で行われたそうです。
途中、何回か取りやめになった回もありますが、100回大会とは、こりゃ超メモリアルです。
ってことで、紹介しましたが、わたくし、あんまり野球には詳しくありませんで…
ですが、今年の京都は、龍谷大平安が代表って事で、頑張っていただきたいですな。
ってな感じで、始まりましたが今日のネタとは例によって全く関係ありませんのことよ(笑)
今日のネタは、久々に真面目な医療関連のネタでございます。
人工知能(AI)を用いた画像・動画解析サービスなどを展開する企業Ristと、国内最大規模の眼科部門をもつ社会医療法人三栄会ツカザキ病院(姫路市)は、ディープラーニング(深層学習)により広角眼底画像を学習させることで、99%の精度で「加齢黄斑変性」を自動判別することに成功したと発表しました。
このたび判定に用いられた「広角眼底画像」は、健診などで主に用いられている従来型非散瞳眼底カメラの4倍以上の画角を持ち、わずか2oの自然瞳孔下から眼底の80%のエリアを撮影可能なものである。
今回、研究グループは、364枚の広角眼底画像を用い、「加齢黄斑変性」と「正常眼」を広角眼底画像のみから判別できるAIシステムを構築しました。
その結果、99.76%の精度で「加齢黄斑変性」を判別することができたそうなんです。一方、眼科医の精度は81.9%だったんだと。
研究グループはこれまでも同様の手法で、網膜剥離と緑内障についてそれぞれ、AIによる判別の研究を行ってきました。
今回の成果について、国内外の人間ドックを始めとした健診や、眼科医のいない医療過疎地での遠隔診療、眼科医養成が行われていない後進国の眼科医療支援システム構築などの一助になるだろうとしているそうです。
99.76%っつったら、もう100でいいよな(笑)
眼科医の精度81.9%っても、この眼科医のキャリアとかにもよるとは思うんですが、もうこの「加齢黄斑変性」の診断に関しては、確実にAIに任せる方が無難でしょう。
もちろん、これが全てってわけではなく、まずこのAIに診断させて、「クロ」と出た患者は実際のドクターが診ると…
今回はたまたま「加齢黄斑変性」の診断ですが、このAIはとにかく記憶されるデータ量にほぼ限りはないわけで、次はこの疾患、そしてこの疾患と学習させていけばそのうち医者いらずになるでしょうね。
まぁ、もちろんオペなんかの治療は出来ませんが、薬の処方なんかだとAIの方が確実に上になるはず。
これは同じく医療従事者として感じる部分なんですが、その治療家一人一人、まぁ得意分野があり、そして何らかの方程式を持ってる筈なんですよね。
例えば「風邪」って病気あるでしょ?
これって、いくつか種類があるじゃないですか。
鼻水がとまらんタイプとか、咳込むタイプ、熱が出るタイプ、複合タイプと色々あります。
で、先生によって、このタイプの時はこの薬を処方しよう、このタイプにはこれ、これはこれってその人のパターンがきっとあるんですよ。
でも、例えば薬なんて何万種類もあるわけですよ。
じゃ、本当はこの先生の普段使わない、Aって薬の方がこの場合、効果が高いかもしれません。
でも、この先生じゃ、一生かかっても、その薬にはたどりつきません。
でも、AIなら全薬剤のデータを持つことが可能です。
ですから、この先生が知らない薬も、効果があるとなれば処方されるでしょうし、確実に「一番いい」やり方をチョイスしてくれる可能性が高いわけなんです。
そりゃ、医者なんて経験値と知識だけですもん。
この類のものなら、確実にAIに軍配が上がるはずですから、これからドンドンこのタイプのAIは開発されていくことでしょうね。
こうやって、結果が出てきてるわけですし、このAIに、ドンドン情報を上書きさせていけば、少なくとも「画像診断」にかけてはスペシャリストなAIが誕生するのは、そう遠い未来ではないんじゃないですかね。
そして、最終形としてはそんなAIが、各家庭に配置されるくらいになれば、まず家庭内で病気の有無が分かるようになり、やたらめったら病院に行くってことがなくなるでしょう。
そんな事になったら…
また寿命が延びちゃうぜ(笑)
例えば毎朝、鏡をみるが如く、自分の身体を診断してくれるAIなんかが出来た日にゃ、早期発見が当たり前になるもんね。
これから、この医療の分野は、ドンドンAI化が進んでいくはずです。
おそらく100年後には「病院」そのものが様変わりしていることでしょう。
ま、わたくしの生きてるうちは、そこまで変わらんでしょうけど…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月7日の火曜日でございます。
まだまだ夏真っ盛りでございますが、体調など崩されてないでしょうか。
一昨日から夏の風物詩、高校野球も始まりました。
何でも、今年は第100回の記念大会なんだとか…
第一回大会は1915年に、全国中等学校優勝野球大会として豊中球場で行われたそうです。
途中、何回か取りやめになった回もありますが、100回大会とは、こりゃ超メモリアルです。
ってことで、紹介しましたが、わたくし、あんまり野球には詳しくありませんで…
ですが、今年の京都は、龍谷大平安が代表って事で、頑張っていただきたいですな。
ってな感じで、始まりましたが今日のネタとは例によって全く関係ありませんのことよ(笑)
今日のネタは、久々に真面目な医療関連のネタでございます。
人工知能(AI)を用いた画像・動画解析サービスなどを展開する企業Ristと、国内最大規模の眼科部門をもつ社会医療法人三栄会ツカザキ病院(姫路市)は、ディープラーニング(深層学習)により広角眼底画像を学習させることで、99%の精度で「加齢黄斑変性」を自動判別することに成功したと発表しました。
このたび判定に用いられた「広角眼底画像」は、健診などで主に用いられている従来型非散瞳眼底カメラの4倍以上の画角を持ち、わずか2oの自然瞳孔下から眼底の80%のエリアを撮影可能なものである。
今回、研究グループは、364枚の広角眼底画像を用い、「加齢黄斑変性」と「正常眼」を広角眼底画像のみから判別できるAIシステムを構築しました。
その結果、99.76%の精度で「加齢黄斑変性」を判別することができたそうなんです。一方、眼科医の精度は81.9%だったんだと。
研究グループはこれまでも同様の手法で、網膜剥離と緑内障についてそれぞれ、AIによる判別の研究を行ってきました。
今回の成果について、国内外の人間ドックを始めとした健診や、眼科医のいない医療過疎地での遠隔診療、眼科医養成が行われていない後進国の眼科医療支援システム構築などの一助になるだろうとしているそうです。
99.76%っつったら、もう100でいいよな(笑)
眼科医の精度81.9%っても、この眼科医のキャリアとかにもよるとは思うんですが、もうこの「加齢黄斑変性」の診断に関しては、確実にAIに任せる方が無難でしょう。
もちろん、これが全てってわけではなく、まずこのAIに診断させて、「クロ」と出た患者は実際のドクターが診ると…
今回はたまたま「加齢黄斑変性」の診断ですが、このAIはとにかく記憶されるデータ量にほぼ限りはないわけで、次はこの疾患、そしてこの疾患と学習させていけばそのうち医者いらずになるでしょうね。
まぁ、もちろんオペなんかの治療は出来ませんが、薬の処方なんかだとAIの方が確実に上になるはず。
これは同じく医療従事者として感じる部分なんですが、その治療家一人一人、まぁ得意分野があり、そして何らかの方程式を持ってる筈なんですよね。
例えば「風邪」って病気あるでしょ?
これって、いくつか種類があるじゃないですか。
鼻水がとまらんタイプとか、咳込むタイプ、熱が出るタイプ、複合タイプと色々あります。
で、先生によって、このタイプの時はこの薬を処方しよう、このタイプにはこれ、これはこれってその人のパターンがきっとあるんですよ。
でも、例えば薬なんて何万種類もあるわけですよ。
じゃ、本当はこの先生の普段使わない、Aって薬の方がこの場合、効果が高いかもしれません。
でも、この先生じゃ、一生かかっても、その薬にはたどりつきません。
でも、AIなら全薬剤のデータを持つことが可能です。
ですから、この先生が知らない薬も、効果があるとなれば処方されるでしょうし、確実に「一番いい」やり方をチョイスしてくれる可能性が高いわけなんです。
そりゃ、医者なんて経験値と知識だけですもん。
この類のものなら、確実にAIに軍配が上がるはずですから、これからドンドンこのタイプのAIは開発されていくことでしょうね。
こうやって、結果が出てきてるわけですし、このAIに、ドンドン情報を上書きさせていけば、少なくとも「画像診断」にかけてはスペシャリストなAIが誕生するのは、そう遠い未来ではないんじゃないですかね。
そして、最終形としてはそんなAIが、各家庭に配置されるくらいになれば、まず家庭内で病気の有無が分かるようになり、やたらめったら病院に行くってことがなくなるでしょう。
そんな事になったら…
また寿命が延びちゃうぜ(笑)
例えば毎朝、鏡をみるが如く、自分の身体を診断してくれるAIなんかが出来た日にゃ、早期発見が当たり前になるもんね。
これから、この医療の分野は、ドンドンAI化が進んでいくはずです。
おそらく100年後には「病院」そのものが様変わりしていることでしょう。
ま、わたくしの生きてるうちは、そこまで変わらんでしょうけど…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院