2018年07月27日 [からだのこと]
わたしピンクのサウスポー
お疲れ様です。院長です。
7月27日の金曜日でございます。
今月もまた、支払いウィークがやってきました。
今日から月末まで、何だかんだと入出金があり、「入」はええですが、「出」されるたび、心が痛む院長です(笑)
もうこの段階だと、「入」も「出」も帳面上の話だけで、銀行に入金され、そこから出金するって一連の流れだけですから、現金を見ることもないんですけどね。
そこで、まぁ、足りないって現象があれば問題ですが、多少なりとも余った場合、通帳の額面が増えるだけなんですよね。
その数字を現金化するまでは、ただの数字なんですけど、この数字に追われて現代人は生きてるわけです。
全く、住みにくい世の中ですぜ。
って感じで始まりましたが、まぁこの「数字」にどこまで捉われるかも、生き方ですし、これが全てって訳でもないのは事実です。
なんて入りですが、今日のネタは、お金の話ではございません。
数字と言えば数字も出てきますが、まぁちょっとした確率的な数字が登場します。
全世界で10%…
こう聞くと、凄く稀なものに聞こえませんか?
ですが、きっとあなたの身の周りにも必ず、一人や二人、もしくは読んで下さってるあなた自身がこの10%の人かもしれません。
答えは「左利き」なんだそうです。
全世界で10%?
そんな少ないの?
と思われたかもしれませんが、考古学的研究によると、この割合は50万年間ずっと変わってないんだそうです。
ではなぜ左利きは少数派なんでしょう?
新たなる研究によると、そこには進化的な深い理由があったようなんです。
まず、そもそもなぜ左利きの人が存在するかってことですが、こんなもん2本あればどっちかやろって話ですよね(笑)
かつては妊娠中にストレスを感じている母親と関連性があるという間違った説もあったそうですが、最新の研究では、両親の利き手にも左右されていると言われています。
例えば両親とも右利きの場合、左利きの子が生まれる確率は10%程度なのに対し、両親とも左利きの場合、左利きの子が生まれる確率は25%ほどで、受け継がれる遺伝子によってその確率が2.5倍上がることがわかったといいます。
また、まったく同一の遺伝子を持つ一卵性双生児であっても、必ずしも利き手が同じになるとは限らないそうなんです。
ですが、全体的な左利きの比率は50万年の間ずっと1割程度を維持したままってことで、このことは、進化によって左利きが一定確率で生み出され、ずっとそれが維持されてきたと推測できるわけです。
ではなぜ、左利きの人が少数派なのか、その理由はこれまで謎でした。
ですが新しい研究によると、その理由は、人間の進化の過程で協力と競争のバランスを取るためなのだといいますから、ちょっとややこしい話になってきたぞい(笑)
左利きの人は人口の1割程度でいわば社会的少数派と言えるでしょう。
このため、かつては疑いの眼差しを向けられ、迫害されてきたという歴史があるそうなんです。
なにしろ邪悪や不吉を意味する「sinister(シニスター)」という単語の語源は、ラテン語で「左」を意味するそうで、「sinistra」からきており、左や左手に語源を持つほどなんだって。
米ノースウェスタン大学のダニエル・M・エイブラムズ教授らは、左利きが少ない理由についてある仮説を提唱し、それをスポーツの世界に当てはめた結果を論文で発表しました。
以下、その論文の一部を訳したものですが、ちょっっとだけ表現がややこしい(笑)
「社会的な動物になるほど、協力の価値が認識され、片方に偏ることになり、効率的な社会における最重要の要素は高度な協力です。人間社会は、その結果として右利きが主流となりました」
ってことらしいです(笑)
つまりは、人間は「協力し合う」ことの価値を強く認識してるため片方に偏ることになるそうですな。
協力社会では同じ利き手が好ましいってことで、これは、例えば、道具を共有するにはその方が都合がいいとかも考えられます。
確かに、「右利き用」が圧倒的に多いよなぁ…。
反対に、戦いのような肉体的な競争を行う場合、右利きが優勢な社会では左利きの人間の方が有利になる事実があるそうです。
したがって社会が完全に協力的であれば、人の利き腕は完全に同じになるんですが、競争の価値が認められていれば、利き腕は右と左で半々になると予測できるそうです。
まぁ、わたくし的には半々になる気がするんですけどねぇ…
この協力-競争バランスモデルを検証するために、野球・ボクシング・ホッケー・フェンシング・卓球の各スポーツのトップ選手の中に左利きの選手がどれだけいるのか調査したそうです。
すると同理論の予測通りの結果となったそうで、トップの野球選手ともなると50パーセントが左利きで、他のスポーツでも一般的な左利きの割合とされる1割を大きく上回っていたそうです。
なるほど。
確かにスポーツ選手ではサウスポーって、そこまで珍しくないですもんね。
これが競争の価値からくるものとは、全く思っていませんでしたが、この理屈で言うとスポーツに限らず、ある種の戦いの中には左利きの割合が上がるって事でしょうか…。
その場合の戦いには、何も身体を使うものばかりだとは限りませんよね。
例えば、将棋とか囲碁なんてのも戦いですし、クイズ王なんかも必死で戦ってますもんね。
これらの戦いの上級者も、ひょっとして統計を取れば、半々で左利きがいるのかもしれませんが、こうなると、比較として左利きの方が、優秀ってことになりはしませんかね?
いや、左利きの方がってより、左利きには優秀な人の割合が多いって事になるんでしょうか…。
まぁ、優秀かどうかは置いておいたとしても、全人類の10%って割合だけ考えたら、かなりのレアもんですから、何かあっても当然ですよね。
わたしの周りにも、結構な数の左利きがいますし、そこまでレアとは思ってなかったですが、彼らには何か秀でたものがあるのかもしれませんね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月27日の金曜日でございます。
今月もまた、支払いウィークがやってきました。
今日から月末まで、何だかんだと入出金があり、「入」はええですが、「出」されるたび、心が痛む院長です(笑)
もうこの段階だと、「入」も「出」も帳面上の話だけで、銀行に入金され、そこから出金するって一連の流れだけですから、現金を見ることもないんですけどね。
そこで、まぁ、足りないって現象があれば問題ですが、多少なりとも余った場合、通帳の額面が増えるだけなんですよね。
その数字を現金化するまでは、ただの数字なんですけど、この数字に追われて現代人は生きてるわけです。
全く、住みにくい世の中ですぜ。
って感じで始まりましたが、まぁこの「数字」にどこまで捉われるかも、生き方ですし、これが全てって訳でもないのは事実です。
なんて入りですが、今日のネタは、お金の話ではございません。
数字と言えば数字も出てきますが、まぁちょっとした確率的な数字が登場します。
全世界で10%…
こう聞くと、凄く稀なものに聞こえませんか?
ですが、きっとあなたの身の周りにも必ず、一人や二人、もしくは読んで下さってるあなた自身がこの10%の人かもしれません。
答えは「左利き」なんだそうです。
全世界で10%?
そんな少ないの?
と思われたかもしれませんが、考古学的研究によると、この割合は50万年間ずっと変わってないんだそうです。
ではなぜ左利きは少数派なんでしょう?
新たなる研究によると、そこには進化的な深い理由があったようなんです。
まず、そもそもなぜ左利きの人が存在するかってことですが、こんなもん2本あればどっちかやろって話ですよね(笑)
かつては妊娠中にストレスを感じている母親と関連性があるという間違った説もあったそうですが、最新の研究では、両親の利き手にも左右されていると言われています。
例えば両親とも右利きの場合、左利きの子が生まれる確率は10%程度なのに対し、両親とも左利きの場合、左利きの子が生まれる確率は25%ほどで、受け継がれる遺伝子によってその確率が2.5倍上がることがわかったといいます。
また、まったく同一の遺伝子を持つ一卵性双生児であっても、必ずしも利き手が同じになるとは限らないそうなんです。
ですが、全体的な左利きの比率は50万年の間ずっと1割程度を維持したままってことで、このことは、進化によって左利きが一定確率で生み出され、ずっとそれが維持されてきたと推測できるわけです。
ではなぜ、左利きの人が少数派なのか、その理由はこれまで謎でした。
ですが新しい研究によると、その理由は、人間の進化の過程で協力と競争のバランスを取るためなのだといいますから、ちょっとややこしい話になってきたぞい(笑)
左利きの人は人口の1割程度でいわば社会的少数派と言えるでしょう。
このため、かつては疑いの眼差しを向けられ、迫害されてきたという歴史があるそうなんです。
なにしろ邪悪や不吉を意味する「sinister(シニスター)」という単語の語源は、ラテン語で「左」を意味するそうで、「sinistra」からきており、左や左手に語源を持つほどなんだって。
米ノースウェスタン大学のダニエル・M・エイブラムズ教授らは、左利きが少ない理由についてある仮説を提唱し、それをスポーツの世界に当てはめた結果を論文で発表しました。
以下、その論文の一部を訳したものですが、ちょっっとだけ表現がややこしい(笑)
「社会的な動物になるほど、協力の価値が認識され、片方に偏ることになり、効率的な社会における最重要の要素は高度な協力です。人間社会は、その結果として右利きが主流となりました」
ってことらしいです(笑)
つまりは、人間は「協力し合う」ことの価値を強く認識してるため片方に偏ることになるそうですな。
協力社会では同じ利き手が好ましいってことで、これは、例えば、道具を共有するにはその方が都合がいいとかも考えられます。
確かに、「右利き用」が圧倒的に多いよなぁ…。
反対に、戦いのような肉体的な競争を行う場合、右利きが優勢な社会では左利きの人間の方が有利になる事実があるそうです。
したがって社会が完全に協力的であれば、人の利き腕は完全に同じになるんですが、競争の価値が認められていれば、利き腕は右と左で半々になると予測できるそうです。
まぁ、わたくし的には半々になる気がするんですけどねぇ…
この協力-競争バランスモデルを検証するために、野球・ボクシング・ホッケー・フェンシング・卓球の各スポーツのトップ選手の中に左利きの選手がどれだけいるのか調査したそうです。
すると同理論の予測通りの結果となったそうで、トップの野球選手ともなると50パーセントが左利きで、他のスポーツでも一般的な左利きの割合とされる1割を大きく上回っていたそうです。
なるほど。
確かにスポーツ選手ではサウスポーって、そこまで珍しくないですもんね。
これが競争の価値からくるものとは、全く思っていませんでしたが、この理屈で言うとスポーツに限らず、ある種の戦いの中には左利きの割合が上がるって事でしょうか…。
その場合の戦いには、何も身体を使うものばかりだとは限りませんよね。
例えば、将棋とか囲碁なんてのも戦いですし、クイズ王なんかも必死で戦ってますもんね。
これらの戦いの上級者も、ひょっとして統計を取れば、半々で左利きがいるのかもしれませんが、こうなると、比較として左利きの方が、優秀ってことになりはしませんかね?
いや、左利きの方がってより、左利きには優秀な人の割合が多いって事になるんでしょうか…。
まぁ、優秀かどうかは置いておいたとしても、全人類の10%って割合だけ考えたら、かなりのレアもんですから、何かあっても当然ですよね。
わたしの周りにも、結構な数の左利きがいますし、そこまでレアとは思ってなかったですが、彼らには何か秀でたものがあるのかもしれませんね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院