2018年05月28日 [からだのこと]
心臓シール
お疲れ様です。院長です。
5月28日の月曜日でございます。
さぁ、そろそろ梅雨も来ようかって季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今月も後少しですもんねぇ…。
こないだ連休したかと思ってたんですが、もうあれから約1ヶ月…
次のお盆休みまで、後2ヶ月半ってとこでしょうか…。
その間に梅雨が来て、梅雨があけて、夏が来て、その夏の暑さも少し落ち着いたかねって位、季節は移ろいじゃうわけですね。
ってことで、今日のネタとは全く関係ない話なんですが、こういった天気ネタって諸外国の方はあんまりしないんですってね。
天気の話題から、会話に入るのは日本人独特だってお話を聞いたことあるんですが、それだけ日本人にとって天気や季節って重要なもんなんでしょう。
元々が農耕民族ですから、特に気候とは密接に関わってるわけで、それ如何で生活が変わるんですから、そりゃ大変ですよね。
いわゆる普通に季節が過ぎてくれれば、作物も普通に育ちますが、暑すぎるの、寒すぎるの雨が降らない、降り過ぎと、全てが生活に影響するんやもん、気になるわなぁ…。
「今日は良い天気ですね」「あいにくの天気ですね」「暑いですね。」「寒いですね」なんてなんでもない言葉のやり取りすべてが、日本人の生活そのものなんだね。
って脱線しましたが、それでは今日のネタに突入していきましょう。
先日、テレビのニュースでも大々的に報道されましたから覚えてらっしゃる方も多いと思うんですが、大阪大学が世界で初めて、ips細胞で心不全の治療を行うことに厚労省が臨床研究を了承しました。
人工多能性幹細胞(ips細胞)から作ったシート状の心筋を、重症心不全患者の心臓に移植するっていう研究なんですが、同大によるとips細胞を使った心臓病の臨床研究は世界初で、今年度中にも移植手術を行う予定だっちゅうことです。
ips細胞を使った臨床研究は、平成25年の理化学研究所などによる目の病気に続くゴーサインとなりました。
今回は日本人の死因の第2位を占める心臓病が対象で、本格的な臨床応用の第一歩となります。
臨床研究は虚血性心筋症という心不全の患者が対象で、心臓の血管が詰まって心筋が壊死(えし)し、血液を送る力が衰える病気で、重くなると死に至ります。
心不全は特効薬がなく、高齢者を中心に患者が増加しています。
計画では、拒絶反応が起きにくい免疫タイプの健常者の血液から京都大が作製、備蓄しているips細胞を使用。
これを大阪大のチームが心筋細胞に分化させ、直径数センチ、厚さ約0.1ミリの円形シートに加工し、患者の心臓に移植して貼り付けます。
心筋シートは血管の形成を促進する特殊なタンパク質を分泌し、これにより血流が回復し、傷んだ心筋を再生させると…
シートは自然に拍動し、心臓の拍動を強める働きもあるといいますから、どうなってんでしょうね。
そして、移植から1年間、経過を観察して治療の有効姓を確認するほか、細胞ががん化していないかなど安全性も確かめます。
チームは患者自身の太ももから筋肉の細胞を採取してシートを作り、心臓に移植する治療法を研究してきましたが、心筋とは異なる種類の筋肉のため、重症患者ではうまく機能しませんでした。
心不全は息切れやむくみが起こり、徐々に悪化する病気で、根本治療には心臓移植が必要ですが、提供者は当然、不足しています。
ですから、この研究にも期待がかかるわけなんですが、実際うまくいくんでしょうか…。
理論的には、うまくいく気がするんですが、こればっかりはやってみないと分かりませんからねぇ。
ですが、この研究からさらに色々な臓器の治療法が開けてくるであろうと専門家も考えています。
今回は、心筋シートでしたが、結局は悪い部分を新しくするという感覚ですから、研究次第では応用はきくでしょう。
こうやってドンドンipsの未来も広がっていくんですよね。
最近、よく登場する「脳」ネタもそうですし、人間の「生存」に対する欲望はほんとに凄まじいものですよね。
このipsが自在に使いこなせるようになり、脳を保存する技術が完成すれば、ほとんどの場合、ヒトは死ななくなりますよ。
後50年先か100年先か…。
わたくしは例によって生きてないでしょうけど、死なない人類は、一体どこへ向かうんでしょう。
これはこれで、問題な気もするんですがどんな未来が待ってるか出来るだけ長生きして、見てみたいもんです。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月28日の月曜日でございます。
さぁ、そろそろ梅雨も来ようかって季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今月も後少しですもんねぇ…。
こないだ連休したかと思ってたんですが、もうあれから約1ヶ月…
次のお盆休みまで、後2ヶ月半ってとこでしょうか…。
その間に梅雨が来て、梅雨があけて、夏が来て、その夏の暑さも少し落ち着いたかねって位、季節は移ろいじゃうわけですね。
ってことで、今日のネタとは全く関係ない話なんですが、こういった天気ネタって諸外国の方はあんまりしないんですってね。
天気の話題から、会話に入るのは日本人独特だってお話を聞いたことあるんですが、それだけ日本人にとって天気や季節って重要なもんなんでしょう。
元々が農耕民族ですから、特に気候とは密接に関わってるわけで、それ如何で生活が変わるんですから、そりゃ大変ですよね。
いわゆる普通に季節が過ぎてくれれば、作物も普通に育ちますが、暑すぎるの、寒すぎるの雨が降らない、降り過ぎと、全てが生活に影響するんやもん、気になるわなぁ…。
「今日は良い天気ですね」「あいにくの天気ですね」「暑いですね。」「寒いですね」なんてなんでもない言葉のやり取りすべてが、日本人の生活そのものなんだね。
って脱線しましたが、それでは今日のネタに突入していきましょう。
先日、テレビのニュースでも大々的に報道されましたから覚えてらっしゃる方も多いと思うんですが、大阪大学が世界で初めて、ips細胞で心不全の治療を行うことに厚労省が臨床研究を了承しました。
人工多能性幹細胞(ips細胞)から作ったシート状の心筋を、重症心不全患者の心臓に移植するっていう研究なんですが、同大によるとips細胞を使った心臓病の臨床研究は世界初で、今年度中にも移植手術を行う予定だっちゅうことです。
ips細胞を使った臨床研究は、平成25年の理化学研究所などによる目の病気に続くゴーサインとなりました。
今回は日本人の死因の第2位を占める心臓病が対象で、本格的な臨床応用の第一歩となります。
臨床研究は虚血性心筋症という心不全の患者が対象で、心臓の血管が詰まって心筋が壊死(えし)し、血液を送る力が衰える病気で、重くなると死に至ります。
心不全は特効薬がなく、高齢者を中心に患者が増加しています。
計画では、拒絶反応が起きにくい免疫タイプの健常者の血液から京都大が作製、備蓄しているips細胞を使用。
これを大阪大のチームが心筋細胞に分化させ、直径数センチ、厚さ約0.1ミリの円形シートに加工し、患者の心臓に移植して貼り付けます。
心筋シートは血管の形成を促進する特殊なタンパク質を分泌し、これにより血流が回復し、傷んだ心筋を再生させると…
シートは自然に拍動し、心臓の拍動を強める働きもあるといいますから、どうなってんでしょうね。
そして、移植から1年間、経過を観察して治療の有効姓を確認するほか、細胞ががん化していないかなど安全性も確かめます。
チームは患者自身の太ももから筋肉の細胞を採取してシートを作り、心臓に移植する治療法を研究してきましたが、心筋とは異なる種類の筋肉のため、重症患者ではうまく機能しませんでした。
心不全は息切れやむくみが起こり、徐々に悪化する病気で、根本治療には心臓移植が必要ですが、提供者は当然、不足しています。
ですから、この研究にも期待がかかるわけなんですが、実際うまくいくんでしょうか…。
理論的には、うまくいく気がするんですが、こればっかりはやってみないと分かりませんからねぇ。
ですが、この研究からさらに色々な臓器の治療法が開けてくるであろうと専門家も考えています。
今回は、心筋シートでしたが、結局は悪い部分を新しくするという感覚ですから、研究次第では応用はきくでしょう。
こうやってドンドンipsの未来も広がっていくんですよね。
最近、よく登場する「脳」ネタもそうですし、人間の「生存」に対する欲望はほんとに凄まじいものですよね。
このipsが自在に使いこなせるようになり、脳を保存する技術が完成すれば、ほとんどの場合、ヒトは死ななくなりますよ。
後50年先か100年先か…。
わたくしは例によって生きてないでしょうけど、死なない人類は、一体どこへ向かうんでしょう。
これはこれで、問題な気もするんですがどんな未来が待ってるか出来るだけ長生きして、見てみたいもんです。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院