2018年05月11日 [からだのこと]
DNA(デオキシリボ核酸)
お疲れ様です。院長です。
5月11日の金曜日です。
ちょっとは休みボケも解消してきましたかね。
5月も中盤に差し掛かろうって感じですが、もう2週間もすれば梅雨やんねぇ…。
にしちゃ寒くないかい?!
今朝も結構な寒さですが風邪なんかひかにようにね。
そして、梅雨が過ぎると夏がきます。
早いもんですわ。
こないだ正月やったのになぁ(笑)
夏がきたら、すぐにお盆もきますやん。
って、また休みの話かい(笑)
全然、休みボケも解消してへんやんとか思いつつ、今日もネタに突入しましょう。
昨日のブログで「遺伝子ドーピング」のお話をしましたけど、今日もちょっと違う角度から「遺伝子」のお話をぶち込みますぜ。
日本でもチョコチョコ聞くようになってきたDNA鑑定ですが、まだそこまで一般的ではありませんよね。
とは言え、こんな民間企業もあるくらいですから、これから需要は伸びる一方だと思います。
因みにこのDNA japanて会社でしたら、DNA親子鑑定で値段も14万円位から、20万円位で出来るそうですし、まぁやれんことはないですよね。
ですが海外では、もっと凄いのが流行りだしてます。
それは、「簡易DNA鑑定キット」っていいまして、唾液のサンプルを送るだけで遺伝子の情報や生物学的両親や今まで知らなかった遠く離れた兄弟などまでわかってしまうそうです。
で、値段もたった1万円前後(99ドル)って事ですから、かなりお手軽に出来ますよねぇ。
精度についてはなんとも言えなくもないですが、まぁ「ほぼ」って事で言えば、そんなに変わりはないかと思います。
で、まぁ、手軽ということは当然、需要も多くなるわけで、今回はそんな鑑定結果についてのこんなトラブルをご紹介しときます。
アメリカ・アイダホ州に住むある女性、RowletteさんがこのDNA鑑定キットによって明かされた衝撃の事実に訴訟を起こしています。
2017年7月。DNA鑑定キットで検査をしたアイダホ州に住む女性は信じられない結果を目にしてしまいます。
父親として載っていた名前は、まったく聞いたこともない800キロも離れたワシントン州に住むすでに定年した産婦人科医Mortimerという男性の名前でした。
そして、この医師を調べたところ1979年、彼女の両親が不妊に悩み、このMortimer医師の治療を受けてい他という事実が発覚いたしました。
もう、大体分かりますよねぇ…。
この時、不妊治療をしていた、Mortimer医師は、Rowletteさんの父親の精子の数が少ないこと、母親の子宮後屈が不妊の原因だと診断しました。
そして解決策として、Rowletteさんの父親の精子にドナーの精子を少しだけ混ぜることで妊娠の確率をあげようと提案したそうです。
ちょっ?
少しだけ混ぜる?
まぁ、理屈はわかりますが、精子と言うのはあくまでも単位は「個」(もしくは匹)ですよ。
何億個あろうが、受精するのは1個(匹)です。
確率は上がっても、このやり方だとドナーの精子が受精してしまう可能性もかなりあるわけですよねぇ…
ですが、このご夫婦は、ドナーが父親と同じ茶色い髪、青い目、身長180cm以上の大学生であるならば了承すると言ったそうです。
それも…どうかな(笑)
そして、その後1981年に夫婦は元気な女の赤ちゃんを出産するわけです。
しかし、実際に使われたのは、Mortimer医師自身の精子だったってオチですな。
Mortimer医師はその後、夫婦がワシントン州からアイダホ州に引っ越しをするまでの数年間、担当産科医として診察を続けたそうで、Mortimer医師は自分が父親であると知りながら、最後まで夫婦にそれを明かしませんでした。
その後30年の時を経て、最初にRowletteさんが検査結果を受け取ったときは何かの間違えかと思ったそうです。
そりゃそうやな。
で、この結果を受けて、Rowletteさんは母親にも鑑定結果を知らせるわけです。
そして、そのお母さんも同じく、ショックをうけるんですが、ここでRowletteさんのお母さんは、彼女に本当のことは話さなかったそうなんです。
てことで、Rowletteさんは、Mortimerという名前の男がなぜ父親の名前になっているのかわからないままでした。
しかし数ヶ月後、Rowletteさんが父親の古い書類の片付けを手伝っているとき、またも衝撃的な目撃をしてしまうわけです。
彼女が、自身の出生届を見つけてしまったそうなんです。
そして、その担当産科医の名前がまさにDNAキットで出て来た父親欄にあった名前、「Mortimer」だったってオチです。
あ〜あ。彼女の中で謎が解け、同時に、両親に妊娠時に何があったのか問い詰め、真実を知ることとなるわけです。
Rowletteさんと両親はMortimer医師と、彼の妻、そしてアイダホ州の産婦人科協会を訴えたそうなんですが、まぁこういうのって良くある話ですよね〜…。
今回の場合ご両親は、茶色い髪、青い目、身長180cm以上の大学生って指定をしていたにも関わらずってことなんでしょうけど、この場合はねぇ…
もちろん、無断で自分の精子を使用した、この医師の行動はゆるされるものではないですが、このやり方なら確率的に、この医師の精子じゃなくても、ドナーの子供が出来る可能性はあったわけで…
それを承知での不妊治療だったわけですから、ご両親はある程度覚悟されてたかもしれません。
でも、この娘さんはショックでしょうねぇ…。
こういう「DNA鑑定」が簡単に出来るようになればなるだけ、知らなくて良かったかもしれない事まで、知ってしまう可能性が出てくるわけですよね。
昔なら確かめる術すらありませんし、疑う余地もなかった事と思いますが…。
そして、昔の子供ってみんな言われてたと思うんですけど、わたしなんかも両親に、「裏の川から流れてきた子や」とか「橋の下で拾った子や」とか平気で言われてたしねぇ(笑)
こういう事が言えた時代も、もう終りなわけですわ。
ってな感じで、この話は終わりですが、まぁ知らなくていいことは、知らなくて良いかなって気はしますね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月11日の金曜日です。
ちょっとは休みボケも解消してきましたかね。
5月も中盤に差し掛かろうって感じですが、もう2週間もすれば梅雨やんねぇ…。
にしちゃ寒くないかい?!
今朝も結構な寒さですが風邪なんかひかにようにね。
そして、梅雨が過ぎると夏がきます。
早いもんですわ。
こないだ正月やったのになぁ(笑)
夏がきたら、すぐにお盆もきますやん。
って、また休みの話かい(笑)
全然、休みボケも解消してへんやんとか思いつつ、今日もネタに突入しましょう。
昨日のブログで「遺伝子ドーピング」のお話をしましたけど、今日もちょっと違う角度から「遺伝子」のお話をぶち込みますぜ。
日本でもチョコチョコ聞くようになってきたDNA鑑定ですが、まだそこまで一般的ではありませんよね。
とは言え、こんな民間企業もあるくらいですから、これから需要は伸びる一方だと思います。
因みにこのDNA japanて会社でしたら、DNA親子鑑定で値段も14万円位から、20万円位で出来るそうですし、まぁやれんことはないですよね。
ですが海外では、もっと凄いのが流行りだしてます。
それは、「簡易DNA鑑定キット」っていいまして、唾液のサンプルを送るだけで遺伝子の情報や生物学的両親や今まで知らなかった遠く離れた兄弟などまでわかってしまうそうです。
で、値段もたった1万円前後(99ドル)って事ですから、かなりお手軽に出来ますよねぇ。
精度についてはなんとも言えなくもないですが、まぁ「ほぼ」って事で言えば、そんなに変わりはないかと思います。
で、まぁ、手軽ということは当然、需要も多くなるわけで、今回はそんな鑑定結果についてのこんなトラブルをご紹介しときます。
アメリカ・アイダホ州に住むある女性、RowletteさんがこのDNA鑑定キットによって明かされた衝撃の事実に訴訟を起こしています。
2017年7月。DNA鑑定キットで検査をしたアイダホ州に住む女性は信じられない結果を目にしてしまいます。
父親として載っていた名前は、まったく聞いたこともない800キロも離れたワシントン州に住むすでに定年した産婦人科医Mortimerという男性の名前でした。
そして、この医師を調べたところ1979年、彼女の両親が不妊に悩み、このMortimer医師の治療を受けてい他という事実が発覚いたしました。
もう、大体分かりますよねぇ…。
この時、不妊治療をしていた、Mortimer医師は、Rowletteさんの父親の精子の数が少ないこと、母親の子宮後屈が不妊の原因だと診断しました。
そして解決策として、Rowletteさんの父親の精子にドナーの精子を少しだけ混ぜることで妊娠の確率をあげようと提案したそうです。
ちょっ?
少しだけ混ぜる?
まぁ、理屈はわかりますが、精子と言うのはあくまでも単位は「個」(もしくは匹)ですよ。
何億個あろうが、受精するのは1個(匹)です。
確率は上がっても、このやり方だとドナーの精子が受精してしまう可能性もかなりあるわけですよねぇ…
ですが、このご夫婦は、ドナーが父親と同じ茶色い髪、青い目、身長180cm以上の大学生であるならば了承すると言ったそうです。
それも…どうかな(笑)
そして、その後1981年に夫婦は元気な女の赤ちゃんを出産するわけです。
しかし、実際に使われたのは、Mortimer医師自身の精子だったってオチですな。
Mortimer医師はその後、夫婦がワシントン州からアイダホ州に引っ越しをするまでの数年間、担当産科医として診察を続けたそうで、Mortimer医師は自分が父親であると知りながら、最後まで夫婦にそれを明かしませんでした。
その後30年の時を経て、最初にRowletteさんが検査結果を受け取ったときは何かの間違えかと思ったそうです。
そりゃそうやな。
で、この結果を受けて、Rowletteさんは母親にも鑑定結果を知らせるわけです。
そして、そのお母さんも同じく、ショックをうけるんですが、ここでRowletteさんのお母さんは、彼女に本当のことは話さなかったそうなんです。
てことで、Rowletteさんは、Mortimerという名前の男がなぜ父親の名前になっているのかわからないままでした。
しかし数ヶ月後、Rowletteさんが父親の古い書類の片付けを手伝っているとき、またも衝撃的な目撃をしてしまうわけです。
彼女が、自身の出生届を見つけてしまったそうなんです。
そして、その担当産科医の名前がまさにDNAキットで出て来た父親欄にあった名前、「Mortimer」だったってオチです。
あ〜あ。彼女の中で謎が解け、同時に、両親に妊娠時に何があったのか問い詰め、真実を知ることとなるわけです。
Rowletteさんと両親はMortimer医師と、彼の妻、そしてアイダホ州の産婦人科協会を訴えたそうなんですが、まぁこういうのって良くある話ですよね〜…。
今回の場合ご両親は、茶色い髪、青い目、身長180cm以上の大学生って指定をしていたにも関わらずってことなんでしょうけど、この場合はねぇ…
もちろん、無断で自分の精子を使用した、この医師の行動はゆるされるものではないですが、このやり方なら確率的に、この医師の精子じゃなくても、ドナーの子供が出来る可能性はあったわけで…
それを承知での不妊治療だったわけですから、ご両親はある程度覚悟されてたかもしれません。
でも、この娘さんはショックでしょうねぇ…。
こういう「DNA鑑定」が簡単に出来るようになればなるだけ、知らなくて良かったかもしれない事まで、知ってしまう可能性が出てくるわけですよね。
昔なら確かめる術すらありませんし、疑う余地もなかった事と思いますが…。
そして、昔の子供ってみんな言われてたと思うんですけど、わたしなんかも両親に、「裏の川から流れてきた子や」とか「橋の下で拾った子や」とか平気で言われてたしねぇ(笑)
こういう事が言えた時代も、もう終りなわけですわ。
ってな感じで、この話は終わりですが、まぁ知らなくていいことは、知らなくて良いかなって気はしますね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院