2017年12月21日 [動物のこと]
まさに魔人ブウ
お疲れ様です。院長です。
12月21日の木曜日でございます。
21日ってことは、ついにカウントダウンな感じでございます。
今年も後10日ってことですねぇ…。
ま、10日もあれば色々出来ますし、まだ慌てることはないです(笑)
嘘です。
そろそろ慌てましょう。
もう10日なんてすぐですからね。
そしてゆっくり年末を楽しみましょう。
もうそろそろ、テレビでも年末特番とかやりますし、ダラダラ観てるだけでも楽しいですよねぇ…。
そして、大晦日は毎年わたくし院長は、格闘技を観るか、ダウンタウンを観るかで悩みます(笑)
でも格闘技の場合、早く観ないとヤフーニュースなんかで結果発表されたりしますから、やはりこちらが優先されがちですねぇ…。
もう長い事、年末格闘技ってやってますけど、団体はジャンジャン変わってるんですよね。
今はRIZINてイベントが主流のようですが、果たしていつまで続くでしょう(笑)
今回も、過去に最強とうたわれた選手なんかが出場して、何となく盛り上がってる感もありますが、古くからの格闘技ファンは、イベント団体自体を信用してません(笑)
いつ、空中分解するかヒヤヒヤもんですからね。
ま、これらは大晦日のお話ですから、もうちょっと先ですもんね。
今は、今やるべき事をとっとと終わらせましょう。
ってことで、今日のブログですが、そんな格闘技の最強伝説にちなんで、最強生物「クマムシ」のお話でもぶっこんでみましょう。
米ノースカロライナ大学、チャペルヒル校の研究チームが、クマムシの遺伝子の17.5%近くが異種生命体に由来するものであることを発見したそうです。
異種生命体?
どういう事でございましょう。
という中身の前に、クマムシといえば高温は151℃、低温であればほぼ絶対零度、X線、放射線にも耐える体を持ち、果ては宇宙空間でも10日間ほどであれば生存できる体長0.5mmという非常に小さな体ながら『最強生物』とも謳われる生物です。
このブログにも何度か登場しておりますんで、過去の記事も良ければ読んでみて下さい。2016年10月、2017年4月
このクマムシ、最強伝説だけ見れば「死なないんじゃないの?」と思われるとおもいますが「最強」であるには、一つ条件がありまして、後で詳しく書きますが、乾眠状態の時だけ最強なんですよね。
ですから、乾眠に入っていない時は、熱湯などでも普通に死にます。
ではこの「乾眠」とは一体どんな状態なんでしょう。
クマムシは極度の乾燥状態に置かれると乾眠という一種の仮死状態のような形態に変化します。
その際に、クマムシは細胞内のグルコースを、極度の乾燥下でも細胞を壊さずにいられるトレハロースというものに変化させて、極限状態を耐えているらしいのですが、それでも細胞核内のDNAにはいくつもの傷が付いてしまいます。
通常は、DNAが損傷すると、もとの形に修復するものなんですが、クマムシの場合、乾眠状態から、再び水分が与えられた時に、水分と一緒に大型の分子も取り込んでしまうため、水と一緒に他の生物のDNAをクマムシが取り込んでしまうことがあるらしいんです。
なんやねん。この技(笑)
本当に漫画みたいですが、クマムシは乾眠から解けるときに、ついでに他の動物のDNAも自分の物にしてしまう特技があるようなんですよ。
まぁ、こういった他の生物のDNAの取り込みはクマムシ以外の生物でも起きないわけではないらしくて、そういったDNAを外来DNAと呼ぶそうなんですが、このDNAの取り込みを行う他の生物でも、外来DNAは1%にも満たない数字だそうなんです。
ですが、クマムシときたら17.5%なんていうとんでもない数字を、外来DNAから取りこんでいるわけです。
で、ここでクマムシ最強論についてなんですが、こういった外来DNAというもの、自分に取って都合のいいDNAだから取りこまれると考えられるわけですよ。
実際、他のDNAを取りこむ生物でも、その生物に「都合がいい」から、その生物の体内に残るわけです。
ですから、クマムシにとってもこれらの外来DNAは『好都合』なものであることが予想されるわけですね。
実際、細菌などの微生物の中にはクマムシほどではないにせよ高い耐久性を持った種が多数存在します。
そして、クマムシが遺伝子を取り込んでいる生物の種類は2000種にも及ぶっていいますから…
これらの種のDNAから「高温でも耐えうる機構」「低温でも耐えうる機構」「放射線にも耐えうる機構」などを備えた遺伝子を取り込んだことによってクマムシが今のような「最強生物」的な機能を備えたと考えてもさほどおかしな話ではないわけです。
実際、研究者もこの「取り込み」によって、クマムシが今のような機構を備えたと考えているそうですから…。
この仮説が正しいとするなら、クマムシが他の生物の「いいとこどり」ができることを意味するわけです。
極限状態の乾眠状態から、復活する度に他種の生物から「特別な能力」を有した遺伝子を取り込む…。
まるで死の淵から蘇るとパワーアップする吸収能力を持つ「魔人ブウ」やないの(笑)
ですから、クマムシを「最強生物」と呼ぶのは、さほど見当違いな話ではないわけですわ。
もし、この調子でクマムシがあらゆるDNAを取りこんでいったとしたら…
最後はヒト型の最強生物になるかもしれません。
なにせ「知性」に関して言えば、ヒトは最強なわけですから、いつかクマムシにこの能力を取りこまれてしまうかもしれません。
そうなったら、人類なんて敵うはずがないわな。
まさしく、人間と魔人ブウの戦い(笑)
意外と人類を滅亡させるのは、1oにも満たないこんな生物かもしれません。
なんてな(笑)
ま、いくらDNAを取りこんだとしても、急にデカくなるわけではありませんから、例によってわたしの生きてるうちはクマムシにやられることはないでしょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月21日の木曜日でございます。
21日ってことは、ついにカウントダウンな感じでございます。
今年も後10日ってことですねぇ…。
ま、10日もあれば色々出来ますし、まだ慌てることはないです(笑)
嘘です。
そろそろ慌てましょう。
もう10日なんてすぐですからね。
そしてゆっくり年末を楽しみましょう。
もうそろそろ、テレビでも年末特番とかやりますし、ダラダラ観てるだけでも楽しいですよねぇ…。
そして、大晦日は毎年わたくし院長は、格闘技を観るか、ダウンタウンを観るかで悩みます(笑)
でも格闘技の場合、早く観ないとヤフーニュースなんかで結果発表されたりしますから、やはりこちらが優先されがちですねぇ…。
もう長い事、年末格闘技ってやってますけど、団体はジャンジャン変わってるんですよね。
今はRIZINてイベントが主流のようですが、果たしていつまで続くでしょう(笑)
今回も、過去に最強とうたわれた選手なんかが出場して、何となく盛り上がってる感もありますが、古くからの格闘技ファンは、イベント団体自体を信用してません(笑)
いつ、空中分解するかヒヤヒヤもんですからね。
ま、これらは大晦日のお話ですから、もうちょっと先ですもんね。
今は、今やるべき事をとっとと終わらせましょう。
ってことで、今日のブログですが、そんな格闘技の最強伝説にちなんで、最強生物「クマムシ」のお話でもぶっこんでみましょう。
米ノースカロライナ大学、チャペルヒル校の研究チームが、クマムシの遺伝子の17.5%近くが異種生命体に由来するものであることを発見したそうです。
異種生命体?
どういう事でございましょう。
という中身の前に、クマムシといえば高温は151℃、低温であればほぼ絶対零度、X線、放射線にも耐える体を持ち、果ては宇宙空間でも10日間ほどであれば生存できる体長0.5mmという非常に小さな体ながら『最強生物』とも謳われる生物です。
このブログにも何度か登場しておりますんで、過去の記事も良ければ読んでみて下さい。2016年10月、2017年4月
このクマムシ、最強伝説だけ見れば「死なないんじゃないの?」と思われるとおもいますが「最強」であるには、一つ条件がありまして、後で詳しく書きますが、乾眠状態の時だけ最強なんですよね。
ですから、乾眠に入っていない時は、熱湯などでも普通に死にます。
ではこの「乾眠」とは一体どんな状態なんでしょう。
クマムシは極度の乾燥状態に置かれると乾眠という一種の仮死状態のような形態に変化します。
その際に、クマムシは細胞内のグルコースを、極度の乾燥下でも細胞を壊さずにいられるトレハロースというものに変化させて、極限状態を耐えているらしいのですが、それでも細胞核内のDNAにはいくつもの傷が付いてしまいます。
通常は、DNAが損傷すると、もとの形に修復するものなんですが、クマムシの場合、乾眠状態から、再び水分が与えられた時に、水分と一緒に大型の分子も取り込んでしまうため、水と一緒に他の生物のDNAをクマムシが取り込んでしまうことがあるらしいんです。
なんやねん。この技(笑)
本当に漫画みたいですが、クマムシは乾眠から解けるときに、ついでに他の動物のDNAも自分の物にしてしまう特技があるようなんですよ。
まぁ、こういった他の生物のDNAの取り込みはクマムシ以外の生物でも起きないわけではないらしくて、そういったDNAを外来DNAと呼ぶそうなんですが、このDNAの取り込みを行う他の生物でも、外来DNAは1%にも満たない数字だそうなんです。
ですが、クマムシときたら17.5%なんていうとんでもない数字を、外来DNAから取りこんでいるわけです。
で、ここでクマムシ最強論についてなんですが、こういった外来DNAというもの、自分に取って都合のいいDNAだから取りこまれると考えられるわけですよ。
実際、他のDNAを取りこむ生物でも、その生物に「都合がいい」から、その生物の体内に残るわけです。
ですから、クマムシにとってもこれらの外来DNAは『好都合』なものであることが予想されるわけですね。
実際、細菌などの微生物の中にはクマムシほどではないにせよ高い耐久性を持った種が多数存在します。
そして、クマムシが遺伝子を取り込んでいる生物の種類は2000種にも及ぶっていいますから…
これらの種のDNAから「高温でも耐えうる機構」「低温でも耐えうる機構」「放射線にも耐えうる機構」などを備えた遺伝子を取り込んだことによってクマムシが今のような「最強生物」的な機能を備えたと考えてもさほどおかしな話ではないわけです。
実際、研究者もこの「取り込み」によって、クマムシが今のような機構を備えたと考えているそうですから…。
この仮説が正しいとするなら、クマムシが他の生物の「いいとこどり」ができることを意味するわけです。
極限状態の乾眠状態から、復活する度に他種の生物から「特別な能力」を有した遺伝子を取り込む…。
まるで死の淵から蘇るとパワーアップする吸収能力を持つ「魔人ブウ」やないの(笑)
ですから、クマムシを「最強生物」と呼ぶのは、さほど見当違いな話ではないわけですわ。
もし、この調子でクマムシがあらゆるDNAを取りこんでいったとしたら…
最後はヒト型の最強生物になるかもしれません。
なにせ「知性」に関して言えば、ヒトは最強なわけですから、いつかクマムシにこの能力を取りこまれてしまうかもしれません。
そうなったら、人類なんて敵うはずがないわな。
まさしく、人間と魔人ブウの戦い(笑)
意外と人類を滅亡させるのは、1oにも満たないこんな生物かもしれません。
なんてな(笑)
ま、いくらDNAを取りこんだとしても、急にデカくなるわけではありませんから、例によってわたしの生きてるうちはクマムシにやられることはないでしょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院