2017年11月22日 [からだのこと]
ここでも脳はNOと言うんだねぇ…。
お疲れ様です。院長です。
11月22日水曜日でございます。
昨日もお話しましたが、明日は勤労感謝の日ですので、今日と合わせて連休な院長です。
わたくし的には、連休ってあんまり好きじゃないんですよね〜…。
それなら、ピョコンと違う日に休みがあるほうが嬉しいかなぁとか…。
そんなん言いながらも、キチンと休みは休むんですが、まぁ水、木の連休って事でジムでのトレーニングが、いつもより激しくなり、後は本当に休んでるだけなんですがね。
時には、心も身体も休めないとね…。
人間誰しも、疲れがたまると身体はもちろん、脳も心も機能が低下してきます。
特に脳に関しては、疲れが出ると機能低下が顕著に現れ、生産性が低下するだけでなく、間違った動作をしてしまうこともありますから…。
ってな感じで今日は「脳」ネタなんですが、今日の脳はただの脳とちゃいますねん。
特別な環境下での脳…。
そう、宇宙空間が「脳」にどんな影響を与えてるのかって、まぁ一般人には全く関係ない話ですがそいつをお送りしようかと…。
この研究は、宇宙飛行士34名の脳を、宇宙に出発する前と地球に帰還した後で測定するってものなんです。
この宇宙飛行士34名の内訳として、18名は国際宇宙ステーションにおける長期滞在者(平均約6ヶ月)、16名はスペースシャトルでフライトした短期滞在者(平均約2週間)だそうです。
まぁ、宇宙に行きたいという夢とロマンを秘めている人は多いかもしれません。
現在は訓練された宇宙飛行士のみが宇宙へのミッションに参加しているわけですが、近い将来、宇宙旅行が可能となる日も来るかもしれません。
ですが、行先は重力と大気に守られた場所ではありません。
つまり、人間の体に様々な影響を与えている可能性があるわけで、そいつを調べようって試みなわけですね。
最新の研究によると、長期滞在したほとんどの宇宙飛行士の脳の構造に、いくつか重要な変化が起きていることが判明したそうです。
その重要な変化とは、頭蓋骨内の脳が上に移動し、脳の上部にある脳脊髄液(脳室系とクモ膜下腔を満たす透明な液体)で満たされる空間が狭まっていたらしいんです。
一方、短期滞在者にそのような変化は見られなかったとのことですから、長期に宇宙空間に滞在したことによりおこった現象ってわけなんですよ。
また長期滞在者の94パーセントで中心溝(前頭葉と頭頂葉の境界となる脳上部の溝)が狭くなっていることも確認されそう。
まぁ、細かい脳の部位の名前は分からなくても、脳に変化が起こるって事だけ分かって下されば大丈夫なんで、読み進めて下さい(笑)
宇宙における微小重力状態が、人体に影響を与えることはすでに知られていましたが、今回の研究は、長期的な宇宙の滞在が脳に与える影響を調べたものとして最も包括的な試みの1つと言えるでしょう。
火星への有人飛行など、長期的な宇宙探索を計画するうえで大きな問題になる可能性もありますし、特に宇宙飛行士によく見られる視覚障害脳圧症候群(VIIP症候群)という症状を理解するヒントになるかもしれません。
このVIIP症候群てのは、宇宙飛行士が帰還した後で、視神経円板の膨張や頭蓋内の圧力上昇とともなって視力が低下する症状です。
今のところVIIP症候群の詳しい原因は不明ですが、今回の研究ではこれを発症した宇宙飛行士3人のうち全員で中心溝の狭まりが生じていたそうです。
また、うち1人は脳撮像で脳の上方への移動も確認されたとさ。
研究者は、脳の上方移動とそれに伴う脳上部組織の”混み合い”が脳脊髄液の流れを妨げるため、頭蓋内の圧力が上昇し、視神経が膨張するのではないかと推測しているそうです。
こうなると、ちょっとアカンやつやなぁ…
少なくとも、長期にわたり微小重力空間に滞在することで、「良くない」変化がでてるんですから、原因はどうあれ危険が伴うと考えざるを得ませんよね。
まぁ、このVIIP症候群発症例は、あくまで仮説ですので、それを確かめるには今後さらに研究が必要となるんでしょうけど…。
またこうした変化が慢性的なものなのか、あるいはどこかの時点で回復するのかどうかも今後の研究を待たねばならないでしょう。
因みに、今回の研究は宇宙飛行士が帰還してから10日後に脳の測定を行なったものだそうです。
こうした研究は長期間にわたる宇宙旅行を安全に行うためには必要不可欠なものですからねぇ…。
宇宙環境への暴露が人体に恒久的に与える影響が、完全に理解されていないのは当然ですし、この研究の結果が出るのはもっと未来のことでしょう。
ま、いつものように、わたしの生きてるうちに何かが変わるってことはないでしょうけど…。
宇宙に向け、人類が思いを馳せる速度は、加速してることは間違いないようですな。
院長は、特に行きたいとは思いませんけど(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月22日水曜日でございます。
昨日もお話しましたが、明日は勤労感謝の日ですので、今日と合わせて連休な院長です。
わたくし的には、連休ってあんまり好きじゃないんですよね〜…。
それなら、ピョコンと違う日に休みがあるほうが嬉しいかなぁとか…。
そんなん言いながらも、キチンと休みは休むんですが、まぁ水、木の連休って事でジムでのトレーニングが、いつもより激しくなり、後は本当に休んでるだけなんですがね。
時には、心も身体も休めないとね…。
人間誰しも、疲れがたまると身体はもちろん、脳も心も機能が低下してきます。
特に脳に関しては、疲れが出ると機能低下が顕著に現れ、生産性が低下するだけでなく、間違った動作をしてしまうこともありますから…。
ってな感じで今日は「脳」ネタなんですが、今日の脳はただの脳とちゃいますねん。
特別な環境下での脳…。
そう、宇宙空間が「脳」にどんな影響を与えてるのかって、まぁ一般人には全く関係ない話ですがそいつをお送りしようかと…。
この研究は、宇宙飛行士34名の脳を、宇宙に出発する前と地球に帰還した後で測定するってものなんです。
この宇宙飛行士34名の内訳として、18名は国際宇宙ステーションにおける長期滞在者(平均約6ヶ月)、16名はスペースシャトルでフライトした短期滞在者(平均約2週間)だそうです。
まぁ、宇宙に行きたいという夢とロマンを秘めている人は多いかもしれません。
現在は訓練された宇宙飛行士のみが宇宙へのミッションに参加しているわけですが、近い将来、宇宙旅行が可能となる日も来るかもしれません。
ですが、行先は重力と大気に守られた場所ではありません。
つまり、人間の体に様々な影響を与えている可能性があるわけで、そいつを調べようって試みなわけですね。
最新の研究によると、長期滞在したほとんどの宇宙飛行士の脳の構造に、いくつか重要な変化が起きていることが判明したそうです。
その重要な変化とは、頭蓋骨内の脳が上に移動し、脳の上部にある脳脊髄液(脳室系とクモ膜下腔を満たす透明な液体)で満たされる空間が狭まっていたらしいんです。
一方、短期滞在者にそのような変化は見られなかったとのことですから、長期に宇宙空間に滞在したことによりおこった現象ってわけなんですよ。
また長期滞在者の94パーセントで中心溝(前頭葉と頭頂葉の境界となる脳上部の溝)が狭くなっていることも確認されそう。
まぁ、細かい脳の部位の名前は分からなくても、脳に変化が起こるって事だけ分かって下されば大丈夫なんで、読み進めて下さい(笑)
宇宙における微小重力状態が、人体に影響を与えることはすでに知られていましたが、今回の研究は、長期的な宇宙の滞在が脳に与える影響を調べたものとして最も包括的な試みの1つと言えるでしょう。
火星への有人飛行など、長期的な宇宙探索を計画するうえで大きな問題になる可能性もありますし、特に宇宙飛行士によく見られる視覚障害脳圧症候群(VIIP症候群)という症状を理解するヒントになるかもしれません。
このVIIP症候群てのは、宇宙飛行士が帰還した後で、視神経円板の膨張や頭蓋内の圧力上昇とともなって視力が低下する症状です。
今のところVIIP症候群の詳しい原因は不明ですが、今回の研究ではこれを発症した宇宙飛行士3人のうち全員で中心溝の狭まりが生じていたそうです。
また、うち1人は脳撮像で脳の上方への移動も確認されたとさ。
研究者は、脳の上方移動とそれに伴う脳上部組織の”混み合い”が脳脊髄液の流れを妨げるため、頭蓋内の圧力が上昇し、視神経が膨張するのではないかと推測しているそうです。
こうなると、ちょっとアカンやつやなぁ…
少なくとも、長期にわたり微小重力空間に滞在することで、「良くない」変化がでてるんですから、原因はどうあれ危険が伴うと考えざるを得ませんよね。
まぁ、このVIIP症候群発症例は、あくまで仮説ですので、それを確かめるには今後さらに研究が必要となるんでしょうけど…。
またこうした変化が慢性的なものなのか、あるいはどこかの時点で回復するのかどうかも今後の研究を待たねばならないでしょう。
因みに、今回の研究は宇宙飛行士が帰還してから10日後に脳の測定を行なったものだそうです。
こうした研究は長期間にわたる宇宙旅行を安全に行うためには必要不可欠なものですからねぇ…。
宇宙環境への暴露が人体に恒久的に与える影響が、完全に理解されていないのは当然ですし、この研究の結果が出るのはもっと未来のことでしょう。
ま、いつものように、わたしの生きてるうちに何かが変わるってことはないでしょうけど…。
宇宙に向け、人類が思いを馳せる速度は、加速してることは間違いないようですな。
院長は、特に行きたいとは思いませんけど(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院