2017年08月31日 [からだのこと]
バイオナノテクノロジー
お疲れ様です。院長です。
8月31日木曜日でございます。
ついに8月しゅうりょ〜…。
何となく、寂しい感じがするのは夏やしかねぇ…
他の月は、年末以外特に何も感じませんが、8月だけは何となく、あ〜って感じ…。
そんな夏の終わりにこんなネタ…。
怪我をした部分の皮膚に電子デバイスを乗せてピピッと稼働させると、数日で損傷が修復。
最新ナノチップテクノロジーでやろうとしているのがこう言う事らしいです。
つまり皮膚細胞を再プログラムして、組織や内臓丸ごとすら置き換えてしまおうってムチャな話(笑)
その技術をティシュー・ナノトランスフェクション、略して「TNT」っていうんやって。
TNTっていや、一般的には「TNT火薬」を指すんですが、こいつはそれにも匹敵するスゴイヤツです。
現時点ではマウスとブタでしか実験されていませんが、新しい治療器具としてきわめて有望ということなんです。
まるでSFの世界から飛び出してきたような感じですが、果たしてこんなことが可能なんでしょうか…。
米オハイオ州立大学で開発中のプロトタイプは、皮膚の上に置くと、強力な電場で特定の遺伝子をその下にある組織に届けます。
そしてこの遺伝子が作り出した新しい細胞は、その付近あるいは人体のあらゆる場所で使われると…。
「新開発したナノチップテクノロジーを使えば、損傷があったり、機能が低下した内臓を交換することができます」と研究の中心人物であるチャンダン・セン博士は説明しています。
「皮膚は豊かな土地のようなもので、弱ったどんな内臓でも育てられることを証明しました」
動物実験では、TNTで傷を負った足の外側の皮膚細胞を再プログラムして血管細胞を作ることに成功したそうです。
1週間もすると元気な血管が足の傷の中に出現し、2周目には傷が回復したってことですから、もうマンガみたい(笑)
脳梗塞で脳に損傷を負ったマウスの実験では、TNTで神経細胞を再生して脳を回復させることにも成功しているってんですから、もはや万能ともいえるわけです。
にわかには想像しがたいですが、理論上可能なようで、実際動物実験では、98パーセントはきちんと機能しているらしいです。
そして、このテクノロジーがあれば、ワンタッチで皮膚細胞を内臓の部品に変えることもできると…。
このテクノロジーの特筆すべき点は、多能性幹細胞(iPS細胞)という他のあらゆる細胞に変化できる細胞を作成する手順を省略できることにあります。
TNTを用いれば、遺伝子と電気パルスを的を絞って放出させられるおかげで、多能性幹細胞は皮膚細胞から直接他の細胞に変わることができるわけですね。
では、実際どんなもんかといいますと、このTNTは2つの部品で構成されています。
皮膚に置かれるボタンくらいの大きさのナノテクノロジーを応用したチップと、皮膚の下の繊維に働きかけるバイオカーゴとよばれるもので、このチップに無害な電荷を加えるとカーゴが細胞膜内に放出されると…。
ここでチップは外されて、基本的には終了となるわけです。そしてなんとこの間1秒未満ということですから、ほんとにSFとしかいいようがない(笑)
再プログラムされた細胞はすでに患者の体内にあるため、体を傷つける必要のない非侵襲的(外科的でないって意味ね)なもの。
また新しい組織を馴染ませるために免疫を抑制する必要もないということです。
これがほんとなら、かなりスゴイ。
こういった感じのSF映画はなんか見たことあるでしょ?
ケガした皮膚になんか光線みたいのあてたら、まるで溶接するみたいに皮膚が治っていくってな感じのヤツ。
当然、未来のテクノロジーとしてのSF映画なわけですが、こういった映画なんかに出てくるいわゆる「想像」されるものって、いつかきっと出来ちゃうんですよね。
想像できることは必ず実現するなんていいますから、こういった技術も近い将来「医療」として役立つ日がくるんでしょうねぇ…
このTNTが実用化されるのはまだまだ先の話ですが、研究チームはその改良に全力で取り組んでおり、来年には臨床試験を行えるよう計画を進めているそうです。
来年から臨床試験がもし始まれば…
生きてるうちにこのTNT、見れるかも…
ぜひ、この目でみてみたいもんです。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月31日木曜日でございます。
ついに8月しゅうりょ〜…。
何となく、寂しい感じがするのは夏やしかねぇ…
他の月は、年末以外特に何も感じませんが、8月だけは何となく、あ〜って感じ…。
そんな夏の終わりにこんなネタ…。
怪我をした部分の皮膚に電子デバイスを乗せてピピッと稼働させると、数日で損傷が修復。
最新ナノチップテクノロジーでやろうとしているのがこう言う事らしいです。
つまり皮膚細胞を再プログラムして、組織や内臓丸ごとすら置き換えてしまおうってムチャな話(笑)
その技術をティシュー・ナノトランスフェクション、略して「TNT」っていうんやって。
TNTっていや、一般的には「TNT火薬」を指すんですが、こいつはそれにも匹敵するスゴイヤツです。
現時点ではマウスとブタでしか実験されていませんが、新しい治療器具としてきわめて有望ということなんです。
まるでSFの世界から飛び出してきたような感じですが、果たしてこんなことが可能なんでしょうか…。
米オハイオ州立大学で開発中のプロトタイプは、皮膚の上に置くと、強力な電場で特定の遺伝子をその下にある組織に届けます。
そしてこの遺伝子が作り出した新しい細胞は、その付近あるいは人体のあらゆる場所で使われると…。
「新開発したナノチップテクノロジーを使えば、損傷があったり、機能が低下した内臓を交換することができます」と研究の中心人物であるチャンダン・セン博士は説明しています。
「皮膚は豊かな土地のようなもので、弱ったどんな内臓でも育てられることを証明しました」
動物実験では、TNTで傷を負った足の外側の皮膚細胞を再プログラムして血管細胞を作ることに成功したそうです。
1週間もすると元気な血管が足の傷の中に出現し、2周目には傷が回復したってことですから、もうマンガみたい(笑)
脳梗塞で脳に損傷を負ったマウスの実験では、TNTで神経細胞を再生して脳を回復させることにも成功しているってんですから、もはや万能ともいえるわけです。
にわかには想像しがたいですが、理論上可能なようで、実際動物実験では、98パーセントはきちんと機能しているらしいです。
そして、このテクノロジーがあれば、ワンタッチで皮膚細胞を内臓の部品に変えることもできると…。
このテクノロジーの特筆すべき点は、多能性幹細胞(iPS細胞)という他のあらゆる細胞に変化できる細胞を作成する手順を省略できることにあります。
TNTを用いれば、遺伝子と電気パルスを的を絞って放出させられるおかげで、多能性幹細胞は皮膚細胞から直接他の細胞に変わることができるわけですね。
では、実際どんなもんかといいますと、このTNTは2つの部品で構成されています。
皮膚に置かれるボタンくらいの大きさのナノテクノロジーを応用したチップと、皮膚の下の繊維に働きかけるバイオカーゴとよばれるもので、このチップに無害な電荷を加えるとカーゴが細胞膜内に放出されると…。
ここでチップは外されて、基本的には終了となるわけです。そしてなんとこの間1秒未満ということですから、ほんとにSFとしかいいようがない(笑)
再プログラムされた細胞はすでに患者の体内にあるため、体を傷つける必要のない非侵襲的(外科的でないって意味ね)なもの。
また新しい組織を馴染ませるために免疫を抑制する必要もないということです。
これがほんとなら、かなりスゴイ。
こういった感じのSF映画はなんか見たことあるでしょ?
ケガした皮膚になんか光線みたいのあてたら、まるで溶接するみたいに皮膚が治っていくってな感じのヤツ。
当然、未来のテクノロジーとしてのSF映画なわけですが、こういった映画なんかに出てくるいわゆる「想像」されるものって、いつかきっと出来ちゃうんですよね。
想像できることは必ず実現するなんていいますから、こういった技術も近い将来「医療」として役立つ日がくるんでしょうねぇ…
このTNTが実用化されるのはまだまだ先の話ですが、研究チームはその改良に全力で取り組んでおり、来年には臨床試験を行えるよう計画を進めているそうです。
来年から臨床試験がもし始まれば…
生きてるうちにこのTNT、見れるかも…
ぜひ、この目でみてみたいもんです。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院