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2017年08月30日 [動物のこと]

若返りの秘薬、飛躍。

お疲れ様です。院長です。

8月30日水曜日でございます。

あ〜あ…

もう30日…

明日で8月も終りだよ。

明日は、今日で8月も終りだよって言うてますけど、ついに夏が終わるんだなぁ…。

ま、9月になってもすぐに涼しくなるわけでもなんでもないですから、そんなに変わりはないっちゃないんんですけど、8月と9月じゃ響きが全然ちゃいますよね。

ま、9月、10月と言えば秋ですから、これから活動的になっていきましょう。

そんな活動的なお話ってことで、今日のネタに入っていくわけですが、活動と言えばやはり若さじゃないっすか?

てことで、今日は昨日の巨大な恐竜からうって変わって、ラットのお話…。


若いラットから採取した心臓幹細胞を高齢のラットの心臓に直接注入したところ、高齢のラットに若返りの兆候が見られたという研究結果が欧州の学会誌に発表されました。

若いラットの幹細胞を注入された高齢ラットは、心機能が改善しただけでなく、手術のために剃った体毛が予想以上に早く伸び、普通は加齢に伴って短縮する染色体テロメアが長くなる現象まで見られたそうです。

さらに、体力が全般的に向上して、注入前よりも運動量が増えたというからこれは驚きです。

米シダーズ・サイナイ心臓研究所のエドゥアルド・マーバン所長はこの結果について「全身の若返り効果」が確認されたと説明、「予想外の若さの泉のようなもの」と形容しているそうです。

研究チームは心臓由来の前駆細胞について研究を進める中で、心不全患者の50%以上を占める「駆出率が保たれた心不全」の患者に対し、前駆細胞が心臓の回復を促進させる効果があることを発見しました。

ちょっとややこしいですが、「駆出率」とは、簡単に言うと心臓の機能評価のひとつで、まぁざっくり心臓が送りだす血液量的にとらえて貰えば分かりやすいです。

つまり、それなりに動いてはいる心臓って感じですね。

で、この駆出率が保たれた心不全は、というのが、加齢と症状が似ていることから、研究チームは高齢の人間と同じような心臓の問題を抱える高齢ラットで実験を行うことにしたそうです。

ま、簡単に言うと歳をとって自然と弱ってきた心臓って感じですかね。


実験では生まれたばかりのラットの心臓から採取した前駆細胞を、生後22カ月の老齢ラットに注入。

別のグループの老齢ラットにはプラセボ(偽薬)の食塩水を注入して、それぞれのグループのラットを生後4カ月の若いラットと比べ、1カ月後に再び比較を行いました。

その結果、前駆細胞を注入した老齢ラットは心臓だけでなく、全身に目に見えて若返りの効果が見られました。

前駆細胞を注入したグループは、注入前に比べて約20%も運動能力が高まり、手術により剃られた体毛はプラセボのグループに比べてはるかに早く再生され、さらに心機能は改善されました。

もう、これは画期的な若返りと言ってもいいでしょう。

心臓機能が上がるだけなら、なんとなく分かる気もしますが、運動能力の向上や、体毛の生える速度まで変わるとなるともう、夢のような作用と言えるでしょう。

ま、単純に心臓が若返る=全身に若返りが起こると考えた場合、そこまで無茶な話でもない気はしますし、この方法がもしもヒトにも適応するならと考えない人はいないでしょう。

これはあくまでラットの実験ですから、感想を聞くことは出来ませんが、このラット、目覚めたらメッチャ快調やんかいさぁ〜って感じやったんでしょうか。

ある日、目覚めると運動能力や、心臓機能が向上してるんですから、これはもう鼠が小躍りって感じでしょう(笑)

いやぁ〜…

この注射はうってみたい(笑)

正直、そう思わない人はいないでしょう。

目覚めたら快調…

体験したいやん(笑)


今後は心臓幹細胞を心臓に直接注入するのではなく、静脈内に投与する方法で同じ効果が得られるかどうか調べる研究に着手するそうで、まぁ、人間に応用するためにはもっと大型の動物を使った長期的な研究が必要ということですが…。

基本、わたしはこの手の実験には否定的なんですが、これはちょっと興味津々、今後の動きを期待したいと思います。


目覚めたら快調…

ええな(笑)

では、続報をお待ちください。



oyako



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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