2017年08月06日 [からだのこと]
(23)サンデーイルネス(仮)手足口病について
お疲れ様です。院長です。
8月6日のサンデーイルネス(仮)でございます。
毎日暑いですが、今日は何の日か、みなさんご存知でしょうか。
本日は「原爆記念日」です。
1945年8月6日 午8時15分、広島県に原爆が投下されました。
まぁ、ここで戦争論を論じるつもりはありませんが、昨今の北朝鮮情勢なんかも心配になりますし、今日、この時間位は平和について考えてみるのも良い事だと思います。
とか、真面目に始まりましたが、日本人として今日と、8月9日は忘れちゃいけない日だと思います。
にしても、暑いね(笑)
毎日暑い暑いと、言い過ぎて暑いという言葉自体の意味が分からなくなりそうですな。
はい。
暑い暑い暑い暑い…と繰り返してみて下さい。
あれ?
暑いってなんやったっけ?
とか(笑)
そんな夏真っ盛りでございますが、夏と言えばいかなる疾患が多いでしょうか…
これを調べてみると、第一位は少し意外な「食中毒」でした。
そして第二位がやはりこれ「熱中症」となり…
さぁ、第三位はというと、これも意外な「手足口病」となっておりました(院長調)
一位、二位はまぁ分かりますよね。
食べ物腐るし、脱水するし(笑)
では、この「手足口病」って?
正直、私も完璧に分かってるというほどではなかったので、今日はそんな真夏の疾患「手足口病」をご紹介いたします。
まず簡単に言っちゃうと、「手足口病」とは、夏かぜの一種で発熱、口内炎、手足の水疱性(すいほうせい)発疹が特徴の疾患です。
主に児童に発症しますので、お子様のいらっしゃるご家庭などは注意が必要ですな。
かぜウイルスのコクサッキーウイルス、エンテロウイルスなどが主な原因で、飛沫(ひまつ)、あるいは接触で感染し、潜伏期間は3〜6日間です。
急に38℃台の発熱があり、続いて口の痛み、よだれ、食欲低下、手足の発疹がみられるようになります。
発疹は3〜5oの丘疹性紅斑に2〜3oの楕円形の水疱を伴い、手のひら、手の甲、足底、足の甲、膝伸側部、臀部などに現れます。
熱は2〜3日で下がり、発疹も3〜4日で水疱が吸収され、アメ色に変化して治るといわれております。
発疹は体幹にも出ることがありますが、水疱瘡(みずぼうそう)と異なり手足が主体で、水疱は化膿せず、大きなかさぶたもできないのが特徴です。
また、単純ヘルペスは局所的に集まり、左右対称的になることはありませんし、水疱は大きく、中央にくぼみがみられます。
口のなかはヘルパンギーナと異なり臼歯より前部の頬(きょう)粘膜、口唇内側、舌にも出ますが、ヘルペス性歯肉口内炎のような歯肉のはれや発赤はありません。
まぁ、ここまでだと、そこま重篤な症状がでるわけではなく、とにかく水泡性の発疹がでる、カゼってことですね。
ですが、特異的に有効な薬はなく、発熱や痛みに対する治療を行います。
夏に流行りますので、痛みで食欲不振が強くなると、脱水の危険があるので、水分補給に注意するのが大事と言えます。
子供さんに多いという事で、夏場は汗疹(あせも)などの発疹もありますので、キチンと見極めてあげることも大事ですよ。
しかし、熱や発疹が出ても元気なら、家で安静にして様子をみてても大丈夫な様です。
水分がとれなくてぐったりしたり、頭痛や嘔吐があるようでしたら、小児科を受診して下さい。
熱が下がって子どもが元気になれば、学校や保育園に行かせてもかまいませんが、治ったあともしばらくの間は便のなかにウイルスが排泄されるので、うがい手洗いは必須でございます。
あら?
よくテレビで「手足口病」大流行!!なんてやってるから、スゲー疾患かと思いましたが、まぁ普通の夏カゼに水泡発疹がついてくるだけみたいですね。
この発疹が少々痛いようなので、その点子供さんには辛いかもしれませんが、そこをクリアすれば後は普通のカゼと同じ扱いで大丈夫なようですね。
いかがでしたか?
どんな病気でも、身内が罹れば心配ですよね。
まずは、キチンとした知識を持ち、余計に心配したり慢心したりしない事が一番大事だと思います。
それと、ヤバイと思う前に水。ヤバイと思ったらすぐ病院。
これも大事なんで、ここらに注意して夏を乗り切りましょう。
では、また来週のサンデーイルネス(仮)をお楽しみに〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月6日のサンデーイルネス(仮)でございます。
毎日暑いですが、今日は何の日か、みなさんご存知でしょうか。
本日は「原爆記念日」です。
1945年8月6日 午8時15分、広島県に原爆が投下されました。
まぁ、ここで戦争論を論じるつもりはありませんが、昨今の北朝鮮情勢なんかも心配になりますし、今日、この時間位は平和について考えてみるのも良い事だと思います。
とか、真面目に始まりましたが、日本人として今日と、8月9日は忘れちゃいけない日だと思います。
にしても、暑いね(笑)
毎日暑い暑いと、言い過ぎて暑いという言葉自体の意味が分からなくなりそうですな。
はい。
暑い暑い暑い暑い…と繰り返してみて下さい。
あれ?
暑いってなんやったっけ?
とか(笑)
そんな夏真っ盛りでございますが、夏と言えばいかなる疾患が多いでしょうか…
これを調べてみると、第一位は少し意外な「食中毒」でした。
そして第二位がやはりこれ「熱中症」となり…
さぁ、第三位はというと、これも意外な「手足口病」となっておりました(院長調)
一位、二位はまぁ分かりますよね。
食べ物腐るし、脱水するし(笑)
では、この「手足口病」って?
正直、私も完璧に分かってるというほどではなかったので、今日はそんな真夏の疾患「手足口病」をご紹介いたします。
まず簡単に言っちゃうと、「手足口病」とは、夏かぜの一種で発熱、口内炎、手足の水疱性(すいほうせい)発疹が特徴の疾患です。
主に児童に発症しますので、お子様のいらっしゃるご家庭などは注意が必要ですな。
かぜウイルスのコクサッキーウイルス、エンテロウイルスなどが主な原因で、飛沫(ひまつ)、あるいは接触で感染し、潜伏期間は3〜6日間です。
急に38℃台の発熱があり、続いて口の痛み、よだれ、食欲低下、手足の発疹がみられるようになります。
発疹は3〜5oの丘疹性紅斑に2〜3oの楕円形の水疱を伴い、手のひら、手の甲、足底、足の甲、膝伸側部、臀部などに現れます。
熱は2〜3日で下がり、発疹も3〜4日で水疱が吸収され、アメ色に変化して治るといわれております。
発疹は体幹にも出ることがありますが、水疱瘡(みずぼうそう)と異なり手足が主体で、水疱は化膿せず、大きなかさぶたもできないのが特徴です。
また、単純ヘルペスは局所的に集まり、左右対称的になることはありませんし、水疱は大きく、中央にくぼみがみられます。
口のなかはヘルパンギーナと異なり臼歯より前部の頬(きょう)粘膜、口唇内側、舌にも出ますが、ヘルペス性歯肉口内炎のような歯肉のはれや発赤はありません。
まぁ、ここまでだと、そこま重篤な症状がでるわけではなく、とにかく水泡性の発疹がでる、カゼってことですね。
ですが、特異的に有効な薬はなく、発熱や痛みに対する治療を行います。
夏に流行りますので、痛みで食欲不振が強くなると、脱水の危険があるので、水分補給に注意するのが大事と言えます。
子供さんに多いという事で、夏場は汗疹(あせも)などの発疹もありますので、キチンと見極めてあげることも大事ですよ。
しかし、熱や発疹が出ても元気なら、家で安静にして様子をみてても大丈夫な様です。
水分がとれなくてぐったりしたり、頭痛や嘔吐があるようでしたら、小児科を受診して下さい。
熱が下がって子どもが元気になれば、学校や保育園に行かせてもかまいませんが、治ったあともしばらくの間は便のなかにウイルスが排泄されるので、うがい手洗いは必須でございます。
あら?
よくテレビで「手足口病」大流行!!なんてやってるから、スゲー疾患かと思いましたが、まぁ普通の夏カゼに水泡発疹がついてくるだけみたいですね。
この発疹が少々痛いようなので、その点子供さんには辛いかもしれませんが、そこをクリアすれば後は普通のカゼと同じ扱いで大丈夫なようですね。
いかがでしたか?
どんな病気でも、身内が罹れば心配ですよね。
まずは、キチンとした知識を持ち、余計に心配したり慢心したりしない事が一番大事だと思います。
それと、ヤバイと思う前に水。ヤバイと思ったらすぐ病院。
これも大事なんで、ここらに注意して夏を乗り切りましょう。
では、また来週のサンデーイルネス(仮)をお楽しみに〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院