2017年06月08日 [色々なこと]
Origin of Species〜種の起原〜
お疲れ様です。院長です。
6月8日木曜日でございます。
6月も1週間過ぎ、昨日から雨がふってますから、そろそろ梅雨だねぇ…
これからは地獄の季節なんで、とにかく早く夏来い!(笑)
夏になったらなったで、早く秋にならんかなぁ〜って思うんですけど、まぁ夏には夏の良さがありますしね。
わたしは今でも、夏って言葉を聞いたら、何となく子供時代の長かった夏休みを思い出します。
小学生の頃、夏休み楽しみでしたよね〜。
約1ヶ月間、こども心に永遠の夏を感じたもんです。
楽しかった思い出しかない感じの夏休みですが、小学生の夏休みって言うても6回しか経験してないんですよね。
たった6回ですが、あらゆる思い出が詰まってる気がしますよねぇ…。
その思い出の中に、朝顔の観察ってやりませんでした?
うちの学校は、夏休み前に一人に一つずつ植木鉢に朝顔の種をまいて、発芽させて育てます。
で、途中、夏休みに入るんでそのまま植木鉢ごと各家に持って帰り、観察日記をつけるっていう朝顔観察。
わたしは一度だけ、花を咲かせて種まで取れた経験があるんですが、後は毎回途中で枯れてましたね(笑)
枯れてしまうのは、大体水やりを忘れて干からびる感じなんですが、成長させられると嬉しいもんですよね。
な〜んて、今日はノスタルジックなスタートですが、ここから強引に今日のネタにもってきます。
朝顔の種ってことで、種繋がりでいきますが、ノルウェーの北、北極に浮かぶスヴァールバル諸島には、地球上に存在するありとあらゆる植物の種子を保存する為の施設、スヴァールバル世界種子貯蔵庫ってのがあります。
これは、2007年、ビル・ゲイツ主導のもと今後予想される大規模で深刻な気候変動や、自然災害や核戦争などに備えて農作物種の絶滅を防ぐとともに、地域的絶滅があった場合、栽培再開の機会を提供することを目的としてつくられたものなんですよ。
つまりは、何かあった時のために、種だけは確保しとこうって施設なわけです。ですから内部では、大量の種子が北極海の氷に冷やされて眠っています。
まぁ、空想的に戦争だの、自然災害だので農作物が全滅したら…なんて考えなくもないでしょうけど、それを危惧しその前に、種を確保しよっ!なんて行動に移すパワーがスゴイよねぇ…
2010年には保存種子は50万種に達してますが、目標の450万種までは、まだまだ遠いですな。
そして、1品種当たり平均500粒を保存するとのことで、発芽率を維持するため、20年毎に種子を入れ替える計画だとか。
まぁ、これからの未来のため、何があっても大丈夫なようにしておこうって発想は素晴らしい。
で、今日のネタ的には、この施設の紹介ではなく、この貯蔵庫が活用されるのは、遠い未来になる予定だったのにってお話なんですよね。
つまり、遠い未来の人類のために、種を保存しておこうって計画だったんですが、既にこの貯蔵庫が使われる事態となっていたようなんですよ。
この貯蔵庫に眠っていた種子が取り出されたのは、2015年のことだそうで…
取り出された、豆類、穀類、まぐさなどの種子サンプルが、国際乾燥地農業研究センター(ICARDA)に送付されたそうです。
で、このICARDAとは、砂漠などの乾燥した土地における農業生産性の向上と、貧困の軽減に取り組んでいる研究機関で、鳥取大学と学術交流協定を結んでいるんだってさ。
種子貯蔵庫の設置時には、ICARDAからも多様な種子サンプルが預けられたそうで、もちろん、全ては遠い未来における地球の大変動に備えてのこと。やってんけど…
2012年、シリア内戦の激化により、種子を回収することが不可能になってしまったんですって。
このような事情により、2015年9月、ICARDAはスヴァールバルに貯蔵した種子の貸し出しを依頼したってわけです。
それから17ヶ月の間に、研究者たちはその種子を2倍に増やし、同一のサンプルセットを作成し、今年の2月、再びスヴァーバルの貯蔵庫に種子を預けました。
そのサンプル数は15,420種にものぼったそうです。
もちろん、設置からわずか7年で貯蔵庫のドアを開ける必要に迫られたのは、望ましいことではないですが…
見方を変えれば、今回の「貸し出し」は貯蔵庫運用の良いテストケースになったともいえるわけですからね。
不都合な状況によってではありますが、遺伝子貯蔵庫が信頼に足ることが証明されたってことになりますから、これはこれで良かったのかもしれません。
まぁ、元々雑食性の人間は、草食でも生存可能なわけで、この施設がキチンと機能していさえすれば、食物に困ることはなんじゃないでしょうか?
この施設はあくまで、植物の種子を保存するって目的ですが、近い将来そりゃ出来るよ。絶対。
あらゆる動物のDNAサンプルだとか、精子だとかを保存しようって機関が…
そして、秘密裏に絶滅種を守ったり、または食糧難に備えて率のいい食肉用動物を作ったりと…
まぁ、こう書くとすごく悪い事のように聞こえますが、わたしは悪い事だと思ってますよ(笑)
種を保存するって行為自体は、百歩譲って我々が危機に瀕した時の食糧確保って観点からも良いとしても、それをまた復活させる時、そこに自然じゃない手が加わるわけですよ。
つまり、そこに本来ない(以前あって絶滅したとしても、何らかの自然の理由で絶滅したわけですからねぇ…)ものを、また新たに育てちゃうわけですから、イカンのじゃない?
こういう系の記事の時は、いつも最後は難癖つけてますが、アカン気ぃしかしまへんねん(笑)
こんな科学的な世の中において、神様がどうのとナンセンスな事かもしれませんが、万物を創生するのは、やはり神様の仕事じゃないかねぇ…
とか思うんですが、まぁわたしがここで何を思ったところで、世の中は進んでいくんだけどね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月8日木曜日でございます。
6月も1週間過ぎ、昨日から雨がふってますから、そろそろ梅雨だねぇ…
これからは地獄の季節なんで、とにかく早く夏来い!(笑)
夏になったらなったで、早く秋にならんかなぁ〜って思うんですけど、まぁ夏には夏の良さがありますしね。
わたしは今でも、夏って言葉を聞いたら、何となく子供時代の長かった夏休みを思い出します。
小学生の頃、夏休み楽しみでしたよね〜。
約1ヶ月間、こども心に永遠の夏を感じたもんです。
楽しかった思い出しかない感じの夏休みですが、小学生の夏休みって言うても6回しか経験してないんですよね。
たった6回ですが、あらゆる思い出が詰まってる気がしますよねぇ…。
その思い出の中に、朝顔の観察ってやりませんでした?
うちの学校は、夏休み前に一人に一つずつ植木鉢に朝顔の種をまいて、発芽させて育てます。
で、途中、夏休みに入るんでそのまま植木鉢ごと各家に持って帰り、観察日記をつけるっていう朝顔観察。
わたしは一度だけ、花を咲かせて種まで取れた経験があるんですが、後は毎回途中で枯れてましたね(笑)
枯れてしまうのは、大体水やりを忘れて干からびる感じなんですが、成長させられると嬉しいもんですよね。
な〜んて、今日はノスタルジックなスタートですが、ここから強引に今日のネタにもってきます。
朝顔の種ってことで、種繋がりでいきますが、ノルウェーの北、北極に浮かぶスヴァールバル諸島には、地球上に存在するありとあらゆる植物の種子を保存する為の施設、スヴァールバル世界種子貯蔵庫ってのがあります。
これは、2007年、ビル・ゲイツ主導のもと今後予想される大規模で深刻な気候変動や、自然災害や核戦争などに備えて農作物種の絶滅を防ぐとともに、地域的絶滅があった場合、栽培再開の機会を提供することを目的としてつくられたものなんですよ。
つまりは、何かあった時のために、種だけは確保しとこうって施設なわけです。ですから内部では、大量の種子が北極海の氷に冷やされて眠っています。
まぁ、空想的に戦争だの、自然災害だので農作物が全滅したら…なんて考えなくもないでしょうけど、それを危惧しその前に、種を確保しよっ!なんて行動に移すパワーがスゴイよねぇ…
2010年には保存種子は50万種に達してますが、目標の450万種までは、まだまだ遠いですな。
そして、1品種当たり平均500粒を保存するとのことで、発芽率を維持するため、20年毎に種子を入れ替える計画だとか。
まぁ、これからの未来のため、何があっても大丈夫なようにしておこうって発想は素晴らしい。
で、今日のネタ的には、この施設の紹介ではなく、この貯蔵庫が活用されるのは、遠い未来になる予定だったのにってお話なんですよね。
つまり、遠い未来の人類のために、種を保存しておこうって計画だったんですが、既にこの貯蔵庫が使われる事態となっていたようなんですよ。
この貯蔵庫に眠っていた種子が取り出されたのは、2015年のことだそうで…
取り出された、豆類、穀類、まぐさなどの種子サンプルが、国際乾燥地農業研究センター(ICARDA)に送付されたそうです。
で、このICARDAとは、砂漠などの乾燥した土地における農業生産性の向上と、貧困の軽減に取り組んでいる研究機関で、鳥取大学と学術交流協定を結んでいるんだってさ。
種子貯蔵庫の設置時には、ICARDAからも多様な種子サンプルが預けられたそうで、もちろん、全ては遠い未来における地球の大変動に備えてのこと。やってんけど…
2012年、シリア内戦の激化により、種子を回収することが不可能になってしまったんですって。
このような事情により、2015年9月、ICARDAはスヴァールバルに貯蔵した種子の貸し出しを依頼したってわけです。
それから17ヶ月の間に、研究者たちはその種子を2倍に増やし、同一のサンプルセットを作成し、今年の2月、再びスヴァーバルの貯蔵庫に種子を預けました。
そのサンプル数は15,420種にものぼったそうです。
もちろん、設置からわずか7年で貯蔵庫のドアを開ける必要に迫られたのは、望ましいことではないですが…
見方を変えれば、今回の「貸し出し」は貯蔵庫運用の良いテストケースになったともいえるわけですからね。
不都合な状況によってではありますが、遺伝子貯蔵庫が信頼に足ることが証明されたってことになりますから、これはこれで良かったのかもしれません。
まぁ、元々雑食性の人間は、草食でも生存可能なわけで、この施設がキチンと機能していさえすれば、食物に困ることはなんじゃないでしょうか?
この施設はあくまで、植物の種子を保存するって目的ですが、近い将来そりゃ出来るよ。絶対。
あらゆる動物のDNAサンプルだとか、精子だとかを保存しようって機関が…
そして、秘密裏に絶滅種を守ったり、または食糧難に備えて率のいい食肉用動物を作ったりと…
まぁ、こう書くとすごく悪い事のように聞こえますが、わたしは悪い事だと思ってますよ(笑)
種を保存するって行為自体は、百歩譲って我々が危機に瀕した時の食糧確保って観点からも良いとしても、それをまた復活させる時、そこに自然じゃない手が加わるわけですよ。
つまり、そこに本来ない(以前あって絶滅したとしても、何らかの自然の理由で絶滅したわけですからねぇ…)ものを、また新たに育てちゃうわけですから、イカンのじゃない?
こういう系の記事の時は、いつも最後は難癖つけてますが、アカン気ぃしかしまへんねん(笑)
こんな科学的な世の中において、神様がどうのとナンセンスな事かもしれませんが、万物を創生するのは、やはり神様の仕事じゃないかねぇ…
とか思うんですが、まぁわたしがここで何を思ったところで、世の中は進んでいくんだけどね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院