2017年05月23日 [からだのこと]
やっぱ脳もNOって言うと思うよ。マジで。
お疲れ様です。院長です。
5月23日火曜日です。
5月も残すところ後1週間少々ですなぁ…
そろそろ梅雨って言葉も出だす時期のはずが、何だか毎日カラッといい天気(笑)
このまま過ごしやすく夏が来てくれたらいいんですけど、そうはいかないよねぇ…
因みに、雨期と雨季って、二つ言葉があって若干意味が違うようなんですが、日本では雨期と表記するのが正しいようです。
なんて、雨ネタから入りましたが、今日のお話はそんなどころの騒ぎじゃないよ。
ついにきたか的なお話。
イタリアの脳神経外科医であるセルジオ・カナベーロ博士は、今年12月に世界初の「頭部」の移植の準備を進めてるそうです。
それどころか、遅くとも3年以内には世界初の「脳」移植の実現を計画しているそうで、この手術がうまくいけば、死亡後に極低温凍結された人間の脳が、新しい体に移植されることとなり、事実上生き返ることとなるんだって…。
はぁ?
生き返るとな…(笑)
つまり、身体と頭が違う人って接合が出来るわけだね…
てか、どっちも死体にか?
的な問題点はいっぱいあるわけで、科学的にも、倫理的にも大きな議論を呼びそうな計画です。
わたし的にはフランケンシュタイン的な感覚で、やっちゃいけん気がするんですがねぇ…
ですが、もう計画は進行してて、頭部移植手術は今年12月、中国北部のハルビン医科大学で中国人の患者に対して実施される予定だそうです。
最大の難関は脳を切断した脊柱につなぎ合わせ、動きや感覚の制御を再び可能にすることだそうで、そりゃこれが出来れば繋がりますからねぇ…
カナベーロ博士によれば、脊柱を完全に切断したマウスの動きを回復させる実験には成功しているので、今では問題は解決されているのだという話。
それ以外にも中国と韓国でも動物実験を行なっており、成果は「間違いない」とのことだそうですが…。
学会の中には懐疑的な意見が根強いですが、同博士によれば、脳移植にはいくつもの利点があるということです。
例えば、免疫反応がほとんどなく、拒絶反応の心配がないらしいんですね。脳はある意味、中立な器官なのだそうで…。
だが脳を完全に別の体に収めねばならないという問題については、その影響は実際に行ってみるまでよく分からないと、一般的には考えられています。
そりゃそうや。
免疫反応がないって言っても、他人の身体に他人の脳でしょ?
なんか、神経が繋がったとしても、身体が拒絶しそうな気がするのは私だけじゃないはず…。
いや、やっぱりうまくいく気がせんよねぇ〜…
極端な例で言うと、スポーツ選手の身体に、おじいちゃんの脳を入れると…
おじいちゃんは、今までの感覚で身体に命令しますわな〜…
そりゃ、自然に起き上がる、歩く、走るって…
そしたら、予想外のパフォーマンス(笑)
だって、身体はスポーツ選手やもんね。
とか。
この逆の場合、もっとややこしい。
スポーツ選手が今までの感覚で、身体に命令しても…
全く違う反応が身体からくるわけでこれも怖いよねぇ…
まぁ、いつか慣れるっちゃ慣れるんでしょうけどねぇ…
で、このカナベーロ博士は目標として、米アリゾナ州のアルコー延命財団で冷凍保存されている患者を蘇らせたいと思ってるそうで…。
おお。このアルコー延命財団、このブログに登場するのは3回目。もはや準レギュラーだね(笑)
過去のブログでちょっとアルコー延命財団のこと勉強してきてください。1回目 2回目
仮にこれに成功したとすれば、人類の世界観が一変することは間違いないですからねぇ…。
とはいえ、仮にわたしが死んでから、脳を保存しておいて再生させるとして…
身体は誰であれ、その人にも脳があるわけで…
その人は「再生」を拒否した人って事になるんやろか?
もしくは「脳」が再生できない状態の人の身体を借りるって事なんやろうか…
とか、色々考えちゃいますが、いつも言ってるようにこういった話ってアカン気がするよねぇ…
このアルコー延命財団にしても、巨額の資金がかかりますし、こういったことが行われるようになると、またお金持ちだけがいつまでも生きるみたいな…
命がお金で買えちゃまずいでしょ〜…
てことで、わたし的には、こういったことには反対なんですが、それでも医療の技術はドンドン進化してくでしょう。
いや、アカンやろ〜(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月23日火曜日です。
5月も残すところ後1週間少々ですなぁ…
そろそろ梅雨って言葉も出だす時期のはずが、何だか毎日カラッといい天気(笑)
このまま過ごしやすく夏が来てくれたらいいんですけど、そうはいかないよねぇ…
因みに、雨期と雨季って、二つ言葉があって若干意味が違うようなんですが、日本では雨期と表記するのが正しいようです。
なんて、雨ネタから入りましたが、今日のお話はそんなどころの騒ぎじゃないよ。
ついにきたか的なお話。
イタリアの脳神経外科医であるセルジオ・カナベーロ博士は、今年12月に世界初の「頭部」の移植の準備を進めてるそうです。
それどころか、遅くとも3年以内には世界初の「脳」移植の実現を計画しているそうで、この手術がうまくいけば、死亡後に極低温凍結された人間の脳が、新しい体に移植されることとなり、事実上生き返ることとなるんだって…。
はぁ?
生き返るとな…(笑)
つまり、身体と頭が違う人って接合が出来るわけだね…
てか、どっちも死体にか?
的な問題点はいっぱいあるわけで、科学的にも、倫理的にも大きな議論を呼びそうな計画です。
わたし的にはフランケンシュタイン的な感覚で、やっちゃいけん気がするんですがねぇ…
ですが、もう計画は進行してて、頭部移植手術は今年12月、中国北部のハルビン医科大学で中国人の患者に対して実施される予定だそうです。
最大の難関は脳を切断した脊柱につなぎ合わせ、動きや感覚の制御を再び可能にすることだそうで、そりゃこれが出来れば繋がりますからねぇ…
カナベーロ博士によれば、脊柱を完全に切断したマウスの動きを回復させる実験には成功しているので、今では問題は解決されているのだという話。
それ以外にも中国と韓国でも動物実験を行なっており、成果は「間違いない」とのことだそうですが…。
学会の中には懐疑的な意見が根強いですが、同博士によれば、脳移植にはいくつもの利点があるということです。
例えば、免疫反応がほとんどなく、拒絶反応の心配がないらしいんですね。脳はある意味、中立な器官なのだそうで…。
だが脳を完全に別の体に収めねばならないという問題については、その影響は実際に行ってみるまでよく分からないと、一般的には考えられています。
そりゃそうや。
免疫反応がないって言っても、他人の身体に他人の脳でしょ?
なんか、神経が繋がったとしても、身体が拒絶しそうな気がするのは私だけじゃないはず…。
いや、やっぱりうまくいく気がせんよねぇ〜…
極端な例で言うと、スポーツ選手の身体に、おじいちゃんの脳を入れると…
おじいちゃんは、今までの感覚で身体に命令しますわな〜…
そりゃ、自然に起き上がる、歩く、走るって…
そしたら、予想外のパフォーマンス(笑)
だって、身体はスポーツ選手やもんね。
とか。
この逆の場合、もっとややこしい。
スポーツ選手が今までの感覚で、身体に命令しても…
全く違う反応が身体からくるわけでこれも怖いよねぇ…
まぁ、いつか慣れるっちゃ慣れるんでしょうけどねぇ…
で、このカナベーロ博士は目標として、米アリゾナ州のアルコー延命財団で冷凍保存されている患者を蘇らせたいと思ってるそうで…。
おお。このアルコー延命財団、このブログに登場するのは3回目。もはや準レギュラーだね(笑)
過去のブログでちょっとアルコー延命財団のこと勉強してきてください。1回目 2回目
仮にこれに成功したとすれば、人類の世界観が一変することは間違いないですからねぇ…。
とはいえ、仮にわたしが死んでから、脳を保存しておいて再生させるとして…
身体は誰であれ、その人にも脳があるわけで…
その人は「再生」を拒否した人って事になるんやろか?
もしくは「脳」が再生できない状態の人の身体を借りるって事なんやろうか…
とか、色々考えちゃいますが、いつも言ってるようにこういった話ってアカン気がするよねぇ…
このアルコー延命財団にしても、巨額の資金がかかりますし、こういったことが行われるようになると、またお金持ちだけがいつまでも生きるみたいな…
命がお金で買えちゃまずいでしょ〜…
てことで、わたし的には、こういったことには反対なんですが、それでも医療の技術はドンドン進化してくでしょう。
いや、アカンやろ〜(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院