2017年05月11日 [色々なこと]
卵が先か鶏が先かて、そりゃ最初は魚やぞ(笑)
5月11日木曜日でございます。
5月も中盤に入りダンダン暑くなってきた気が…(^^;
わたくし、極端な暑がりなんで、これからは地獄だわ…
てな感じで今日も始まっていくんですが、昨日は絶滅種のタスマニアタイガーのお話でした。
まぁ絶滅してるかどうかは調査中としても、数百年前まではこんなヤツらがそこいらをウロウロしとったんですねぇ…
では今日はそんな事より、はるか昔の話でもして盛り上がろうかと…
もともと地球上の生命体は、海で生まれたと言われています。
そこから徐々に進化し、陸に上がっていったわけですが、そこへの過程で新説が生まれたようなんです。
定説として、地球内生物が海棲から陸棲へと進化していった理由として、手足を獲得したからだという説が有力でした。
しかし今回、ノースウェスタン大学とクレモント・マッケンナ大学、スクリップス・アンド・ピッツァー大学の最新の研究によると、実はそうじゃなくて、視力の発達が原因ではないかという仮説をたてました。
まず順序として、ワニのような生物の視力が発達して、まず最初に陸にいる獲物を見つけることができるようになり、それから手足が発達して陸に上がるようになったと…
ノースウェスタン大学の神経科学者でエンジニアのマルコム・A・マクルヴァーと、クレモント・マッケンナ大学の進化生物学者で古生物学者のラーズ・シュミッツは、化石の記録を調べ、水中から陸上に上がったあとではなく、その前に目の大きさが3倍近くになっていたことを発見したんやって。
目が大きくなると同時に、目の位置も頭の側面から上になり、水上の視野が広くなりました。
これが、結果的に陸生脊椎動物の大きな脳の発達へとつながり、魚のようにものに単純に反応するだけでなく、計画をたてて行動することができるようになったという考えなわけです。
で、仮説として、昆虫やムカデ(無脊椎動物)など、まだ手つかずのエサが陸上にたくさんいるのが、水中から見えたのがすべての始まりではないかと…
その後、それを食したい一心で(笑)ヒレから手足が発達することになったとの説。
んん〜…
食したい一心は分かるけど、ヒレから手足が進化するまで、何年かかるんやろ?(笑)
きっと何年って単位じゃないよね。
何百年か、何千年か、何万年か…
ちなみに無脊椎動物は、わたしたちの祖先の脊椎動物より5000万年早く陸に上がっているそうです。
5000万年!
単位が桁違い(笑)
とまぁ、何年かかったかは別として、目が大きくなったことは重要なファクターだと彼らは言ってるわけです。
水面に目が出るだけで、魚は水中から見るよりも70%も遠くを見ることができるそうで、目の大きさが3倍になれば、視界は100万倍にも広がるらしいですから…
視覚の能力があがったことで、手足をもつ初期の生物たちがより複雑な認識力を発達させることが出来るようになったわけですね。
そして視界が限られた水中では不可欠だった、瞬時に反応するスピードはそれほど必要なくなり、予測認知といった人間がもつ能力へと進化することになっていくわけです。
つまり、未来を見越した選択肢を比較検討して、戦略を選ぶ能力が次第に発達していきます。
研究チームは、水中から陸上へ移行する前の時代、移行中の時代、移行後の時代の化石標本を調べました。
そして、それぞれの生物の視界環境をコンピューターシミュレーションしました。(例えば、昼間の澄んだ水や淀んだ水、昼間や夜間の水上など)
それによると、目が大きくなることのメリットは、生物が水中からではなく空中を見ているときに実現できることがわかったそうです。
化石の眼窩の大きさと頭部の長さを測って、そこから目の大きさと、その動物の体長を割り出したところ、陸上に上がる前は、眼窩の直径は平均13ミリでしたが、陸上に移行した前後のものは36ミリだった。
眼窩の大きさが3倍になるのに、1200万年かかってるらしいんですね〜。
この進化の時間のスケールの壮大さには、もうなんとも言葉がありませんわ(笑)
てなことで、目が進化したから、陸に上がったんだという説をご紹介しましたが、陸に上がったから、目が進化したとも考えられるんちゃうのとか、凡人なわたしは思っちゃう(笑)
だって、目が3倍になるのに1200万年やで?
エラが肺になり、ヒレが手足になるのに何万年かかりまんねん?(笑)
絶対、こっちのが時間かかるやろ(笑)
わたし的には、陸にあがってはみたものの、魚みたいな位置に目があったんでは、色々不都合やけん、眼の位置が徐々に変わり、獲物を見渡せるように視力もあがったって考える方が自然な気はするけど…
どちらが先にしろ、凄まじい時間の流れの中での出来事やもん…
今日という日なんて、一瞬の瞬きにもなりゃしないよね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月も中盤に入りダンダン暑くなってきた気が…(^^;
わたくし、極端な暑がりなんで、これからは地獄だわ…
てな感じで今日も始まっていくんですが、昨日は絶滅種のタスマニアタイガーのお話でした。
まぁ絶滅してるかどうかは調査中としても、数百年前まではこんなヤツらがそこいらをウロウロしとったんですねぇ…
では今日はそんな事より、はるか昔の話でもして盛り上がろうかと…
もともと地球上の生命体は、海で生まれたと言われています。
そこから徐々に進化し、陸に上がっていったわけですが、そこへの過程で新説が生まれたようなんです。
定説として、地球内生物が海棲から陸棲へと進化していった理由として、手足を獲得したからだという説が有力でした。
しかし今回、ノースウェスタン大学とクレモント・マッケンナ大学、スクリップス・アンド・ピッツァー大学の最新の研究によると、実はそうじゃなくて、視力の発達が原因ではないかという仮説をたてました。
まず順序として、ワニのような生物の視力が発達して、まず最初に陸にいる獲物を見つけることができるようになり、それから手足が発達して陸に上がるようになったと…
ノースウェスタン大学の神経科学者でエンジニアのマルコム・A・マクルヴァーと、クレモント・マッケンナ大学の進化生物学者で古生物学者のラーズ・シュミッツは、化石の記録を調べ、水中から陸上に上がったあとではなく、その前に目の大きさが3倍近くになっていたことを発見したんやって。
目が大きくなると同時に、目の位置も頭の側面から上になり、水上の視野が広くなりました。
これが、結果的に陸生脊椎動物の大きな脳の発達へとつながり、魚のようにものに単純に反応するだけでなく、計画をたてて行動することができるようになったという考えなわけです。
で、仮説として、昆虫やムカデ(無脊椎動物)など、まだ手つかずのエサが陸上にたくさんいるのが、水中から見えたのがすべての始まりではないかと…
その後、それを食したい一心で(笑)ヒレから手足が発達することになったとの説。
んん〜…
食したい一心は分かるけど、ヒレから手足が進化するまで、何年かかるんやろ?(笑)
きっと何年って単位じゃないよね。
何百年か、何千年か、何万年か…
ちなみに無脊椎動物は、わたしたちの祖先の脊椎動物より5000万年早く陸に上がっているそうです。
5000万年!
単位が桁違い(笑)
とまぁ、何年かかったかは別として、目が大きくなったことは重要なファクターだと彼らは言ってるわけです。
水面に目が出るだけで、魚は水中から見るよりも70%も遠くを見ることができるそうで、目の大きさが3倍になれば、視界は100万倍にも広がるらしいですから…
視覚の能力があがったことで、手足をもつ初期の生物たちがより複雑な認識力を発達させることが出来るようになったわけですね。
そして視界が限られた水中では不可欠だった、瞬時に反応するスピードはそれほど必要なくなり、予測認知といった人間がもつ能力へと進化することになっていくわけです。
つまり、未来を見越した選択肢を比較検討して、戦略を選ぶ能力が次第に発達していきます。
研究チームは、水中から陸上へ移行する前の時代、移行中の時代、移行後の時代の化石標本を調べました。
そして、それぞれの生物の視界環境をコンピューターシミュレーションしました。(例えば、昼間の澄んだ水や淀んだ水、昼間や夜間の水上など)
それによると、目が大きくなることのメリットは、生物が水中からではなく空中を見ているときに実現できることがわかったそうです。
化石の眼窩の大きさと頭部の長さを測って、そこから目の大きさと、その動物の体長を割り出したところ、陸上に上がる前は、眼窩の直径は平均13ミリでしたが、陸上に移行した前後のものは36ミリだった。
眼窩の大きさが3倍になるのに、1200万年かかってるらしいんですね〜。
この進化の時間のスケールの壮大さには、もうなんとも言葉がありませんわ(笑)
てなことで、目が進化したから、陸に上がったんだという説をご紹介しましたが、陸に上がったから、目が進化したとも考えられるんちゃうのとか、凡人なわたしは思っちゃう(笑)
だって、目が3倍になるのに1200万年やで?
エラが肺になり、ヒレが手足になるのに何万年かかりまんねん?(笑)
絶対、こっちのが時間かかるやろ(笑)
わたし的には、陸にあがってはみたものの、魚みたいな位置に目があったんでは、色々不都合やけん、眼の位置が徐々に変わり、獲物を見渡せるように視力もあがったって考える方が自然な気はするけど…
どちらが先にしろ、凄まじい時間の流れの中での出来事やもん…
今日という日なんて、一瞬の瞬きにもなりゃしないよね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院