2016年09月12日 [色々なこと]
オリンピックは火の車ってどういう意味やったんやろ?(笑)
お疲れ様です。院長です。
9月12日月曜日です。
みなさん、夏の疲れは出てませんか?
あのメダルラッシュだったオリンピックが終わり、帰国した選手たちが一通りテレビ出演して、次はパラリンピックですよね。
そんなオリンピック選手の中には、すでに次の試合を、精力的に行ってる方もいらっしゃいます。
疲れたなんて言ってられないんでしょうね。
で、今日はそんな疲れの話ではなく彼らが結果を出せた理由のお話。
オリンピック、パラリンピックに限らず、世界的な競技大会には世界各国から自国の期待を背負った優秀な選手が大勢集結します。
それはそれは、最大級に高いレベルなわけですし、よほどのことが無い限り、上位の数名ともなれば、実力差など無いに等しいわけですね。
しかも、自国の看板を背負ってるという事で、誰もがプレッシャーを感じながらその場に立っています。
そうなると、最終的に勝負を決めるのは、身体能力、競技能力以外の何かが作用しているとも考えられるわけです。
そしてそのカギを握るのは「やる気」と「集中力」だと言われています。
まず、どうしたらうまくいくかという事を考えるとき、どういうときに失敗するのかを考えてみるとよく分かります。
そして、失敗するときに欠けているのは、やはり「やる気」と「集中力」なわけですね。
ですから、やる気を持って集中さえできれば、普段通りの力が出せるわけで、こうなるとグッと成功に近づくわけですね。
とは言っても、「やる気を出せ!」「集中しろ!」と言われたところで、簡単にやる気や集中力は出てこないですし、なにより極度の緊張状態がそうさせませんし…
こういった状態での「やる気」や「集中力」は気持ちでどうにかなるわけではなく、脳内でホルモンが分泌され、神経が刺激された結果、わき起こってくるものなので、脳の働き自体ををコントロールする必要があるわけです。
ですから、自然にやる気がわいてくるのを待っているようでは結果にも波が出てしまいますし、なんなら練習での力が、本番では全く出せないという人も出てきますよね。
冒頭でも話した通り、世界の一流選手ともなると、実力差はほとんどなかったりします。
つまりは、いかにこういうプレッシャーのかかった状態で、実力を発揮できるかどうか…
最後はこういうメンタル面での戦いになっていると言っても過言ではないわけです。
その点超一流と言われるアスリートたちは、脳内ホルモンすら自由に分泌させる技術を身につけていると言っていいほど、このコントロールが出来るわけですね。
具体的な方法は、人それぞれなんですが、これは何もスポーツの現場だけのはなしではありません。
一般のお仕事をされてる方も、人前でプレゼンすることもあるでしょうし、直接接客と言う形で、人と接する方もいらっしゃるでしょう。
こういう方たちも、自分のパフォーマンスを最大に発揮できるか、萎縮して実力を出せないかによって、評価そのものが変わってきてしまいますから、ある意味重要な事と言えるでしょう。
じゃ、実際に強いスポーツ選手たちはどのようなことをしてるのかというと、とにかく共通して言えるのはプレッシャーをコントロールしているという点ですね。
よくあるルーティンといわれる、一連のきまった行動なんかもこのプレッシャーに打ち勝つ一つの方法と言えるでしょう。
ルーティンを行うことによって、「やる気」と「集中力」のスイッチを入れるわけです。
ですから、ある種「入り込んだ」状態になり、集中力がマックスになれば、まわりの景色も見えなくなるくらい集中できるそうです。
しかし、一般の人ではなかなかこういった動作を行う事は少ないと思います。
例えば商談前に、何か特殊な動きをするとか、言葉を発するとか出来ない事の方が多いと思います。
ここで、決めたことが出来なくなると、結局集中力を欠いた状態になってしまいますので、逆に一般の人はこういった「動き」でのスイッチ設定は難しいと思います。
では、どのようにするか…
まず、集中力をとやる気は連動しているので、この集中力を欠いた状態とはどういう状態なのかを考えると…
つまり、意識が他へ向かってしまってるわけですよね。
これから大事なプレゼンであったり、商談が控えてるにもかかわらず、他に意識がいくって…
ふつうに考えたら、あり得ない事の様に思いますが、この場合の他の意識とは、失敗するという負のイメージに他ならないわけです。
大事な商談=失敗できない。
もしくは、失敗した時の事を、ああでもない、こうでもないと考えてしまう…
この「負のイメージ」が、結局集中力を削いでしまうわけです。
では、なぜこのような事が起こるのか…?
まぁ、要因は色々あるんですが、一番は極度の緊張からくるものと思われます。
緊張感がマックスになることによって、失敗した時のことが頭から離れなくなっていくわけですね。
では、この時身体は一体どんな反応をしているのか?
これはズバリ、不安感からくる身体の硬直が起こってしまうんです。
ですから、このまま本番に挑んでも、身体がうまく動かずに、失敗に終わってしまうわけですね。
では、この状態から脱するにはどうするか?
これは、少し前「ストレス」のお話のときも書きましたが、緊張して鼓動が早まっている場合でも、楽しくて興奮してドキドキしてると、脳に勘違いさせるのが一番なんですね。
人間は、興奮したり緊張したりすると、脳から指令されたコルチゾル等のホルモンが分泌され、緊張状態であったり興奮状態が作りだされるんですが、これは実はほぼ同じものだと言われています。
つまり、興奮してても、緊張してても同じホルモンに支配されてるというわけですね。
ですから、緊張ではなく、楽しい!チャンス!と思う事だけで、自分の持っている力以上のパフォーマンスが出せたり(興奮状態により)するわけです。
これが、アスリートの本番で奇跡的な結果を出しちゃう人のメカニズムと考えられてます。
では、逆にうまく結果に結びつかなかった人はというと…
緊張状態のまま、身体を硬直させ本番に挑んでしまう事により、自分の持ってる力以下のパフォーマンスしか出せなかった(緊張状態により)わけですね。
ここでのポイントは脳から指令されて出てくるホルモンはどっちも同じという事。
そして交感神経優位な状態になっているという事。
つまり、緊張してんだか、興奮してんだかイマイチ脳は分かってないってのが答えなんですよね。
ですから、脳を少しばかり騙すことによって、結果が大きく変わってくるわけです。
このブログでも、しょっちゅう「脳」ネタは出てきますが、いつも騙されてますよね(笑)
でも実はそれくらい「脳」にとってはどっちでもいい事なんですよね(;'∀')
いわゆる生存に関わる大切な事でもなんでもないので、「脳」からすると「興奮」でも「緊張」でもどっちでも関係ないんです。
だとしたら、ぜひ、結果がよくなる方がいですよね。
ですので、もし、緊張に耐えられないほどの局面に立たされたら、是非ダメもとで「興奮してきた」とつぶやいてみて下さい。
嘘のようですが、この言葉を聞いた「脳」が、今の状態は「緊張」ではなく「興奮」なんやな。
って判断して、勝手にパフォーマンスを高めてくれるでしょう。
ポイントは、自分自身も信じること。
どうせ、こんな緊張してたら、良い結果はでないや。ならば「興奮してやれ!」
位の感じでちょうどいいですから…
では、そんな場面に出くわしたらぜひ使ってみて下さい。
ってことで、今回のオリンピックは史上最多のメダル数らしかったので、次回東京ではさらなる飛躍を期待しましょう。
そして、パラリンピックでも最高の結果が出ますように…
それより、もうひとつの「やる気」が月曜日はイマイチでないんですけどね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月12日月曜日です。
みなさん、夏の疲れは出てませんか?
あのメダルラッシュだったオリンピックが終わり、帰国した選手たちが一通りテレビ出演して、次はパラリンピックですよね。
そんなオリンピック選手の中には、すでに次の試合を、精力的に行ってる方もいらっしゃいます。
疲れたなんて言ってられないんでしょうね。
で、今日はそんな疲れの話ではなく彼らが結果を出せた理由のお話。
オリンピック、パラリンピックに限らず、世界的な競技大会には世界各国から自国の期待を背負った優秀な選手が大勢集結します。
それはそれは、最大級に高いレベルなわけですし、よほどのことが無い限り、上位の数名ともなれば、実力差など無いに等しいわけですね。
しかも、自国の看板を背負ってるという事で、誰もがプレッシャーを感じながらその場に立っています。
そうなると、最終的に勝負を決めるのは、身体能力、競技能力以外の何かが作用しているとも考えられるわけです。
そしてそのカギを握るのは「やる気」と「集中力」だと言われています。
まず、どうしたらうまくいくかという事を考えるとき、どういうときに失敗するのかを考えてみるとよく分かります。
そして、失敗するときに欠けているのは、やはり「やる気」と「集中力」なわけですね。
ですから、やる気を持って集中さえできれば、普段通りの力が出せるわけで、こうなるとグッと成功に近づくわけですね。
とは言っても、「やる気を出せ!」「集中しろ!」と言われたところで、簡単にやる気や集中力は出てこないですし、なにより極度の緊張状態がそうさせませんし…
こういった状態での「やる気」や「集中力」は気持ちでどうにかなるわけではなく、脳内でホルモンが分泌され、神経が刺激された結果、わき起こってくるものなので、脳の働き自体ををコントロールする必要があるわけです。
ですから、自然にやる気がわいてくるのを待っているようでは結果にも波が出てしまいますし、なんなら練習での力が、本番では全く出せないという人も出てきますよね。
冒頭でも話した通り、世界の一流選手ともなると、実力差はほとんどなかったりします。
つまりは、いかにこういうプレッシャーのかかった状態で、実力を発揮できるかどうか…
最後はこういうメンタル面での戦いになっていると言っても過言ではないわけです。
その点超一流と言われるアスリートたちは、脳内ホルモンすら自由に分泌させる技術を身につけていると言っていいほど、このコントロールが出来るわけですね。
具体的な方法は、人それぞれなんですが、これは何もスポーツの現場だけのはなしではありません。
一般のお仕事をされてる方も、人前でプレゼンすることもあるでしょうし、直接接客と言う形で、人と接する方もいらっしゃるでしょう。
こういう方たちも、自分のパフォーマンスを最大に発揮できるか、萎縮して実力を出せないかによって、評価そのものが変わってきてしまいますから、ある意味重要な事と言えるでしょう。
じゃ、実際に強いスポーツ選手たちはどのようなことをしてるのかというと、とにかく共通して言えるのはプレッシャーをコントロールしているという点ですね。
よくあるルーティンといわれる、一連のきまった行動なんかもこのプレッシャーに打ち勝つ一つの方法と言えるでしょう。
ルーティンを行うことによって、「やる気」と「集中力」のスイッチを入れるわけです。
ですから、ある種「入り込んだ」状態になり、集中力がマックスになれば、まわりの景色も見えなくなるくらい集中できるそうです。
しかし、一般の人ではなかなかこういった動作を行う事は少ないと思います。
例えば商談前に、何か特殊な動きをするとか、言葉を発するとか出来ない事の方が多いと思います。
ここで、決めたことが出来なくなると、結局集中力を欠いた状態になってしまいますので、逆に一般の人はこういった「動き」でのスイッチ設定は難しいと思います。
では、どのようにするか…
まず、集中力をとやる気は連動しているので、この集中力を欠いた状態とはどういう状態なのかを考えると…
つまり、意識が他へ向かってしまってるわけですよね。
これから大事なプレゼンであったり、商談が控えてるにもかかわらず、他に意識がいくって…
ふつうに考えたら、あり得ない事の様に思いますが、この場合の他の意識とは、失敗するという負のイメージに他ならないわけです。
大事な商談=失敗できない。
もしくは、失敗した時の事を、ああでもない、こうでもないと考えてしまう…
この「負のイメージ」が、結局集中力を削いでしまうわけです。
では、なぜこのような事が起こるのか…?
まぁ、要因は色々あるんですが、一番は極度の緊張からくるものと思われます。
緊張感がマックスになることによって、失敗した時のことが頭から離れなくなっていくわけですね。
では、この時身体は一体どんな反応をしているのか?
これはズバリ、不安感からくる身体の硬直が起こってしまうんです。
ですから、このまま本番に挑んでも、身体がうまく動かずに、失敗に終わってしまうわけですね。
では、この状態から脱するにはどうするか?
これは、少し前「ストレス」のお話のときも書きましたが、緊張して鼓動が早まっている場合でも、楽しくて興奮してドキドキしてると、脳に勘違いさせるのが一番なんですね。
人間は、興奮したり緊張したりすると、脳から指令されたコルチゾル等のホルモンが分泌され、緊張状態であったり興奮状態が作りだされるんですが、これは実はほぼ同じものだと言われています。
つまり、興奮してても、緊張してても同じホルモンに支配されてるというわけですね。
ですから、緊張ではなく、楽しい!チャンス!と思う事だけで、自分の持っている力以上のパフォーマンスが出せたり(興奮状態により)するわけです。
これが、アスリートの本番で奇跡的な結果を出しちゃう人のメカニズムと考えられてます。
では、逆にうまく結果に結びつかなかった人はというと…
緊張状態のまま、身体を硬直させ本番に挑んでしまう事により、自分の持ってる力以下のパフォーマンスしか出せなかった(緊張状態により)わけですね。
ここでのポイントは脳から指令されて出てくるホルモンはどっちも同じという事。
そして交感神経優位な状態になっているという事。
つまり、緊張してんだか、興奮してんだかイマイチ脳は分かってないってのが答えなんですよね。
ですから、脳を少しばかり騙すことによって、結果が大きく変わってくるわけです。
このブログでも、しょっちゅう「脳」ネタは出てきますが、いつも騙されてますよね(笑)
でも実はそれくらい「脳」にとってはどっちでもいい事なんですよね(;'∀')
いわゆる生存に関わる大切な事でもなんでもないので、「脳」からすると「興奮」でも「緊張」でもどっちでも関係ないんです。
だとしたら、ぜひ、結果がよくなる方がいですよね。
ですので、もし、緊張に耐えられないほどの局面に立たされたら、是非ダメもとで「興奮してきた」とつぶやいてみて下さい。
嘘のようですが、この言葉を聞いた「脳」が、今の状態は「緊張」ではなく「興奮」なんやな。
って判断して、勝手にパフォーマンスを高めてくれるでしょう。
ポイントは、自分自身も信じること。
どうせ、こんな緊張してたら、良い結果はでないや。ならば「興奮してやれ!」
位の感じでちょうどいいですから…
では、そんな場面に出くわしたらぜひ使ってみて下さい。
ってことで、今回のオリンピックは史上最多のメダル数らしかったので、次回東京ではさらなる飛躍を期待しましょう。
そして、パラリンピックでも最高の結果が出ますように…
それより、もうひとつの「やる気」が月曜日はイマイチでないんですけどね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院