お疲れ様です院長です。

2月5日の水曜日でございます。

なんでも今日は、「プロ野球の日」だそうです。

では元気にネタいきましょう。

みなさんは不思議に思ったことはないですか？

アメリカのアニメキャラクターはなぜ白い手袋をしているのでしょう？

その歴史と背景を探ります。

ミッキーマウス、ドナルドダック、バックス・バニー、ウッディ・ウッドペッカーなど、アメリカの数多くアニメキャラクターは白い手袋をつけています。

なぜ彼らは手袋をつけているのでしょう？

その理由は、白黒映像がスクリーンを支配していたアニメーションの初期の時代に根ざしているんだとか…。

ここでは、今も人気のあるアメリカのキャラクターたちが白い手袋を身に着けるようになった、背景を調べてみます。

1920年代から1930年代にかけて、カトゥーン（アニメーション）制作の主流は白黒映像で、技術的な制約が大きな課題でした。

キャラクターの手が背景や体と区別しづらかったそうなんです。

そこで登場したのが「白い手袋」だと…。

特徴を区別する色がなければ、キャラクターの手は簡単に輪郭の中に消えてしまういます。

白い手袋をつけることで、画面上で手の動きが目立ち、動作や表現が明確に伝わるようになったそうです。

また、手袋は視認性の問題を解決するだけでなく、アニメーターの時間も節約することができました。

何百ものフレームで細かい指を何度も描くのは時間のかかる作業です。

ですがキャラクターに丸みのある手袋をはめた手を与えることで、アニメーターは作品の魅力や表現力を犠牲にすることなく、制作時間を大幅に短縮できたわけなんです。

この効率化は、白い手袋がアニメーションで定着する一因となったそうです。

また、初期のアニメーションにおける白い手袋は、大衆演劇であるヴォードヴィルからの影響を受けているという話もあります。

ヴォードヴィルは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで広く親しまれた舞台芸で、俳優たちは誇張された動作や派手な衣装を用いて観客を楽しませました。

俳優たちが使用する白い手袋は視覚的にわかりやすく、舞台上の動作を強調するためのアイテムとしてよく使用されたそうです。

アニメーションの黎明期、アニメーターたちはヴォードヴィルの動作やデザインに着想を得て、キャラクターに手袋をつけるというアイデアを取り入れたようです。

これにより、キャラクターの動きが強調され、観客にわかりやすい演出が可能となったわけです。

白い手袋には、もっと感情的な理由もありました。

それは、キャラクターに「人間らしさ」を加える効果でした。

ウォルト・ディズニーは、ミッキーマウスの手袋は彼をより人間らしく、親しみやすく感じさせると説明しました。

これにより、観客の感情移入が深まり、擬人化されたキャラクターが人間のように感じられるようになったそうです。

ネズミやアヒルなどの非人間キャラクターが、手袋をつけることで、動物と人間客の間の溝を埋めるのに役立ったようなんです。

今日では、カラーアニメーションやCG技術が進化したことで、白い手袋をつける実用的な理由はほとんどなくなりました。

しかし、白い手袋はカートゥーンキャラクターの象徴的なスタイルとして生き続けています。

それは、アニメーション黎明期の工夫と創造性を思い起こさせる伝統であり、アニメーション史における一つの文化的遺産といえるのかもしれませんね。

何となく、見て見ぬふりしてましたが、ミッキーマウスなんかの細い手に大きな手袋、確かに目立っていい動きになりますね。

あと、気になってたのは、ミッキーマウス、足も細いのに、あの靴はどうやって履くんだろう？

足首の細さと、足の甲の大きさのバランスがアメリカらしい（笑）

ではまた〜。




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