お疲れ様です。院長です。

11月4日の月曜日でございます。

今日は文化の日の振り替え休日となっておりますので、当院もお休みをいただいております。

なんでも、81年分の捜査を30時間でこなすAI刑事を英国警察が、試験導入したそうなんですよ。

敏腕刑事や凄腕捜査官もうかうかしていられなくなりますねぇ。

英国警察は、迷宮入りした数々の難事件を解決するためにAI刑事を試験的に導入したそうです。

そのAI刑事は、人間なら81年もかかる捜査を、わずか30時間で行うことができるという優れものなんだそうです。

これは人手不足に悩む英国警察の秘密兵器のようなもので、あまりの複雑さに迷宮入りしてしまった古い難事件もAI刑事が解決してくれるのではと、関係者は大きな期待を寄せているようです。

どんな敏腕刑事も太刀打ちできない圧倒的な捜査力を持つAI刑事なわけですね。

では、このAI刑事を実験的に導入したのは、イングランド南西部サウス・グロスターシャーにあるエイボン・サマーセット警察です。

AI刑事とは、オーストラリアで開発されたAIツール「Soze」のことで、このツールは、映像・金融取引・ソーシャルメディア・電子メールなどさまざまな資料を同時に分析することができます。

その捜査力はどんな敏腕刑事も太刀打ちできないもので、人間なら81年はかかるだろうと目される難事件27件の資料を、ほんの30時間で分析してしまいました。

なお既に中国では、97%の精度で犯罪を見抜くAI検察官が登場しているそうで、こういう分野では、日本はホント立ち遅れますよねぇ

ＡＩ警官なんて、日本じゃ、50年後も導入されてないでしょう。

英国の警察統括組織「NPCC」の委員長ギャビン・スティーブンス氏は、このAI刑事に大きな期待を寄せており、迷宮入りした未解決事件の解決に役立つだろうと述べています。

資料量が多すぎて手に追えないように思えるお蔵入り事件でも、このAIシステムに読み込ませれば、意見を聞かせてくれます。

きわめて効果的だと考えています（スティーブンス氏）

こうしたAI導入の背景には、英国警察の人手不足が背景にあるようで、たとえば、ロンドン警視庁のマーク・ロウリー警視総監は、未解決の殺人事件を担当する捜査官が減っており、「危険なほど人手不足」であると発言しています。

状況を打開するために、英国警察では画期的なプログラムをいくつも導入しており、今回のAIツール「Soze」もその1つとして、期待が寄せられてるわけですね。

そうしたプログラムの中には、ナイフの全英データベースを構築するAIや、緊急通報のオペレーターが家庭内暴力の被害者と会話しやすくするシステムなどもあるそうです。

こうしたシステムの導入事例は、イングランドとウェールズを合わせて64件にのぼり、その結果1500万時間に相当する生産性アップにつながったとのことですから侮れません。

その分、警察官は捜査や緊急対応に集中できるようになり、その効果は3億5000万ポンド（約670億円）にも匹敵するといいますから、経済効果も出るわけですね。

ですが英国警察は捜査をこうしたAIツールに丸投げしているわけではもちろんありません。

それはあくまで補助的なツールであって、最終的に判断するのは常に人間の警官でないといけません。

警察は、こうした最先端の技術導入が、英国民が受け入れられる範囲内でなければならないことを承知しており、その限度を超えることはないというわけですね。

私たちの責任を技術に委ねるわけではありません。」

我々の業務を円滑に進めるために、技術に手助けしてもらうのです（スティーブンス氏）

まぁ、迷宮入り事件を担当させるのは、良いんじゃないかと思いますよ。

過去の資料なんかをざっと覚えこませるだけで、当時の捜査本部が蘇るわけで、昔だったらなかった手法なんかも今はあったりしますから、解決できる事件も多いと思います。

日本もこういうの考えたらいいのにねぇ…。

ではまた〜。




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