2024年08月23日 [ダイエットのこと]
ヒゲと髭
お疲れ様です。院長です。
8月23日の金曜日でございます。
8月もあと少し…。
もう夏休みも終わりなんでしょうかね。
まだまだ暑いですから、通学も気をつけないとね。
では今日もネタいきましょう。
今日はどうでもいいような、男性の「髭」についてのお話です。
なぜ一部の男性はヒゲを伸ばすのでしょうか?
その意外な動機が研究で明らかになったそうです。
ポーランド、シレジア大学とイタリア、パドヴァ大学の研究チームによる2024年の最新分析によると、どうもヒゲは単純に男らしさを強調するためのツールではないようなんです。
それよりもむしろ、自分は家族を大切にするし、思いやりのあるいい人ですよといった、社会的なメッセージを伝えたい男性の心理を反映したものかもしれないそうなんです。
オスとメスで、大きさや形などの体の作りが違うことを「性的二型」といい、私たち人間(ホモ・サピエンス・サピエンス)において、ヒゲは性的二形の現れのひとつです。
ですが男性なら必ずしもヒゲを生やしているわけではありません。
もちろん放っておけば生えてくるでしょうが、日々ヒゲを綺麗に剃り上げる男性もいれば、伸ばして丁寧にお手入れする男性もいます。
そんな人間の男性のヒゲに、生物としてどのような意味があるのかと…。
妙な事に疑問を持つ人はいるんですねぇ(笑)
例えば、ヒゲはその人の年齢や地位といったものを伝えるサインになるかもしれません。
また、 2020年のユタ大学の研究よると、戦いで食らうパンチの衝撃を吸収し、アゴの骨を守るためのものかもしれないという説が提唱されたそうです。
これまでの研究では、ヒゲを生やした男性は健康的で、優れた戦士という印象を与えることが明らかになっています。
さらには信頼感や友好的な印象、あるいはいい父親というイメージを演出することも知られているそうです。
その一方、ヒゲが攻撃的で支配的な印象を与えることもあります。
ですが、それは周囲の人たちがヒゲを生やした男性から受ける印象の話です。
ポーランドのシレジア大学とイタリアのパドヴァ大学の研究チームが今回知りたかったのは、ヒゲを生やしている側の話でした。
はたして、ヒゲを生やす男性たちは、なぜわざわざ時間とお金をかけてヒゲのお手入れをするのだろうかと…。
意識的か無意識的かにかかわらず、彼らはそれによって何かをアピールでもしようとしているのでしょうか?
photo by iStock
ヒゲを生やす男性の心理
今回の研究では、この点を明らかにするために、男性414人(18〜40歳)に質問をして、彼らがヒゲを生やす背景を探っています。
考えられそうな背景として研究チームが挙げているのは、「社会的な動機」「ジェンダーロールストレス」「男性への対抗意識」の3つだそうです。
社会的動機
自己を守りたい、病気を防ぎたい、グループへの帰属意識、友人を得たい、地位を得たいといった社会的な欲求のこと。
ジェンダロールストレス
社会から求められる男らしくあるべきという期待から受けるストレスのこと。
男性への対抗意識
同性に対する競争心の強さのことで、「自分より魅力のある男性に会うと我慢できない」、「成功している男性の粗探しをしてしまう」、「ほかの男性にいつも勝ちたい」といった気持ちから測定される。
これらの要因をヒゲの手入れにかける時間やコストと比較して、その男性がヒゲを生やす動機について探ったところ、見えてきたのは次のようなことだそうです。
まず明らかになったのは、ヒゲを生やす男性ほど、長く続く関係を大切にし、家族への関心が高いということだそうです。
これまでの研究によって、ヒゲは育児能力が高いという印象を与えることが知られています。
このことを合わせて考えると、ヒゲは男性の社会的動機が恋人探しから、もっと安定した恋愛関係や家族にシフトしていることを周囲に伝えるために利用されている可能性があるそうです。
興味深いのは、男性に対する対抗意識が強い男性ほど、ヒゲを生やさない傾向が見られたことです。
さらにそうした男性は、ジェンダロールストレスがそれほど高くないことも明らかになっています。
つまり意外にもヒゲを生やす男性は、自分を男らしく演出しようとは思っていないようなのです。
意識してか無意識かは別にして、むしろ家族思いの頼れる味方というイメージを演出するためにヒゲを生やしている可能性があると…。
なお今回の研究では、ヒゲの種類までは調べられていないそうです。
ヒゲの種類に反映される男性の心理については研究チームも関心があるようなので、いずれそのような研究も行われるかもしれませんが、こんなの興味ある人いるんですかね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月23日の金曜日でございます。
8月もあと少し…。
もう夏休みも終わりなんでしょうかね。
まだまだ暑いですから、通学も気をつけないとね。
では今日もネタいきましょう。
今日はどうでもいいような、男性の「髭」についてのお話です。
なぜ一部の男性はヒゲを伸ばすのでしょうか?
その意外な動機が研究で明らかになったそうです。
ポーランド、シレジア大学とイタリア、パドヴァ大学の研究チームによる2024年の最新分析によると、どうもヒゲは単純に男らしさを強調するためのツールではないようなんです。
それよりもむしろ、自分は家族を大切にするし、思いやりのあるいい人ですよといった、社会的なメッセージを伝えたい男性の心理を反映したものかもしれないそうなんです。
オスとメスで、大きさや形などの体の作りが違うことを「性的二型」といい、私たち人間(ホモ・サピエンス・サピエンス)において、ヒゲは性的二形の現れのひとつです。
ですが男性なら必ずしもヒゲを生やしているわけではありません。
もちろん放っておけば生えてくるでしょうが、日々ヒゲを綺麗に剃り上げる男性もいれば、伸ばして丁寧にお手入れする男性もいます。
そんな人間の男性のヒゲに、生物としてどのような意味があるのかと…。
妙な事に疑問を持つ人はいるんですねぇ(笑)
例えば、ヒゲはその人の年齢や地位といったものを伝えるサインになるかもしれません。
また、 2020年のユタ大学の研究よると、戦いで食らうパンチの衝撃を吸収し、アゴの骨を守るためのものかもしれないという説が提唱されたそうです。
これまでの研究では、ヒゲを生やした男性は健康的で、優れた戦士という印象を与えることが明らかになっています。
さらには信頼感や友好的な印象、あるいはいい父親というイメージを演出することも知られているそうです。
その一方、ヒゲが攻撃的で支配的な印象を与えることもあります。
ですが、それは周囲の人たちがヒゲを生やした男性から受ける印象の話です。
ポーランドのシレジア大学とイタリアのパドヴァ大学の研究チームが今回知りたかったのは、ヒゲを生やしている側の話でした。
はたして、ヒゲを生やす男性たちは、なぜわざわざ時間とお金をかけてヒゲのお手入れをするのだろうかと…。
意識的か無意識的かにかかわらず、彼らはそれによって何かをアピールでもしようとしているのでしょうか?
photo by iStock
ヒゲを生やす男性の心理
今回の研究では、この点を明らかにするために、男性414人(18〜40歳)に質問をして、彼らがヒゲを生やす背景を探っています。
考えられそうな背景として研究チームが挙げているのは、「社会的な動機」「ジェンダーロールストレス」「男性への対抗意識」の3つだそうです。
社会的動機
自己を守りたい、病気を防ぎたい、グループへの帰属意識、友人を得たい、地位を得たいといった社会的な欲求のこと。
ジェンダロールストレス
社会から求められる男らしくあるべきという期待から受けるストレスのこと。
男性への対抗意識
同性に対する競争心の強さのことで、「自分より魅力のある男性に会うと我慢できない」、「成功している男性の粗探しをしてしまう」、「ほかの男性にいつも勝ちたい」といった気持ちから測定される。
これらの要因をヒゲの手入れにかける時間やコストと比較して、その男性がヒゲを生やす動機について探ったところ、見えてきたのは次のようなことだそうです。
まず明らかになったのは、ヒゲを生やす男性ほど、長く続く関係を大切にし、家族への関心が高いということだそうです。
これまでの研究によって、ヒゲは育児能力が高いという印象を与えることが知られています。
このことを合わせて考えると、ヒゲは男性の社会的動機が恋人探しから、もっと安定した恋愛関係や家族にシフトしていることを周囲に伝えるために利用されている可能性があるそうです。
興味深いのは、男性に対する対抗意識が強い男性ほど、ヒゲを生やさない傾向が見られたことです。
さらにそうした男性は、ジェンダロールストレスがそれほど高くないことも明らかになっています。
つまり意外にもヒゲを生やす男性は、自分を男らしく演出しようとは思っていないようなのです。
意識してか無意識かは別にして、むしろ家族思いの頼れる味方というイメージを演出するためにヒゲを生やしている可能性があると…。
なお今回の研究では、ヒゲの種類までは調べられていないそうです。
ヒゲの種類に反映される男性の心理については研究チームも関心があるようなので、いずれそのような研究も行われるかもしれませんが、こんなの興味ある人いるんですかね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院