2024年01月09日 [からだのこと]
スヌーズ機能
お疲れ様です。院長です。
1月9日の火曜日でございます。
世間じゃ3連休明けの方も多いでしょうし、寒い冬の朝、起きれないよねぇ。
てことで、今日はそんな起きにくい朝に関係あるお話しでもいきましょう。
目覚ましの「スヌーズ機能」についてのお話しです。
2019年、スヌーズ機能を利用すると、脳を混乱させ寝不足が解消されないとする研究結果が報告された事がありましたが、果たしてそうなのでしょうか?
新たな研究によれば、スヌーズ機能にそのような悪影響はないようなんです。
ストックホルム大学の研究チームが発表した研究によれば、途中で目を覚まして再び眠ったからといって、トータルの睡眠時間が短くなることはないそうなんです。
むしろスヌーズ機能を使うことで、寝起きがスムーズになる可能性があるそうなんです。
ピッと目覚ましが鳴っても、すぐに起きれず、あと5分、あと5分と、朝のあるあるに便利なのが、一定間隔でアラームが鳴るスヌーズ機能です。
お寝坊さんには欠かせないこの機能ですが、こうしたちょっと短い睡眠は、眠りにも、脳の覚醒プロセスにも悪影響があると言われていたんですね。
途中で起きてまた寝るなんて中途半端なことをしないで、きっちり眠ってパッと起きた方が、睡眠の質にとっても、トータルの睡眠時間にとってもイイことだと…。
そこでストックホルム大学のティナ・スンデリン氏らは、このスヌーズ機能が眠りに悪影響与えるという噂が本当なのかどうか、確かめてみることにしました。
その結果判明したのは、普段からスヌーズ機能で何度も寝たり起きたりしている人は、そうでない人に比べ、睡眠時間がほんの少し短く、目覚めてからの眠気も強いということです。
ところが、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌・朝の気だるさ・気分・夜の睡眠の質という点から詳しく調べてみると、特に悪影響はないことがわかったそうなんです。
スンデリン氏らは、これを調べるにあたりいくつかの調査を行っています。
最初の調査では、1732人の参加者に、スヌーズ機能をつかう頻度など、朝の習慣について答えてもらいました。
そのうちの69%が時々、またはそれ以上の頻度でスヌーズ機能を使ったり、複数のアラームを設定したりしていると答えました。
一方で1回のみのアラームでスヌーズ機能をまったく使わないと回答した人は16%だったそうです。
二度寝をする人は若い人や夜型の人が多く、その主な理由は、目覚ましが鳴っても起きれないほどの疲労感があることだそうです。
2つ目の調査では、スヌーズ機能を使う習慣がある人の睡眠をさらに詳しく知るため、参加者31名に研究所で2泊してもらい、いくつかの実験を行ないました。
その調査では、参加者は2つのグループに分けられ、朝、目覚ましが鳴ってからもスヌーズ機能で30分だけ二度寝が認められたグループと、目覚ましが鳴ったらすぐに起きてもらうグループでした。
その結果は、スヌーズ機能の愛用者にとってはほっと一安心できるものでした。
30分のスヌーズ機能を利用したグループは、たとえ途中で一度目覚めたとしても、ほとんどがそれから20分以上眠れていたそうなんです。
つまり、一晩の睡眠時間の合計には、ほとんど悪影響がなかったということになります。
さらに、深い眠りからいきなり目が覚めるわけではないスヌーズ使用グループの場合、目覚めた直後の認知テストの成績がやや高いこともわかりました。
つまりスヌーズ機能で何度か寝起きした後の方が、頭の回転が良くなっているということです。
また、スヌーズ睡眠が気分・眠気・ストレスホルモン(唾液中のコルチゾール)の量に悪影響を与えてる様子もなかったそうです。
こうしたことから、スヌーズ機能を使うことが脳に良くないという噂とは裏腹に、30分程度の二度寝なら夜の睡眠や目覚めてからのぼんやり感に悪影響を与えないだろうと、研究チームは述べています。
むしろ、深い眠りから目覚める可能性が低くなり、目覚めてから頭がすぐに働き出すなど、好ましい影響が見られたという事らしいです。
ただし、こうした結果は、日頃からスヌーズ機能を使う習慣があり、一度目が覚めてもすぐに眠れる人だけにかぎっての話であるのに注意が必要です。
サンデリン氏によれば、短時間の二度寝、数度寝は誰にでもできるものではない可能性が高いそうなんです。
わたくし院長、目覚ましは一回で起きますが、途中覚醒は毎日、2〜3回はしますねぇ…。
これは歳のせいもあるんでしょうけど、起きてトイレに行ったり、水分とったりしてもすぐに寝れるんですよね。
もう一度寝たらもう数分で眠れますから、こういうタイプは二度寝できるんでしょうね。
これ、本当に人によって違うでしょうし、自分の中で一番いい寝起きを探って、色々試すのがいいんではないでしょうかね。
眠りは大事ですからねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月9日の火曜日でございます。
世間じゃ3連休明けの方も多いでしょうし、寒い冬の朝、起きれないよねぇ。
てことで、今日はそんな起きにくい朝に関係あるお話しでもいきましょう。
目覚ましの「スヌーズ機能」についてのお話しです。
2019年、スヌーズ機能を利用すると、脳を混乱させ寝不足が解消されないとする研究結果が報告された事がありましたが、果たしてそうなのでしょうか?
新たな研究によれば、スヌーズ機能にそのような悪影響はないようなんです。
ストックホルム大学の研究チームが発表した研究によれば、途中で目を覚まして再び眠ったからといって、トータルの睡眠時間が短くなることはないそうなんです。
むしろスヌーズ機能を使うことで、寝起きがスムーズになる可能性があるそうなんです。
ピッと目覚ましが鳴っても、すぐに起きれず、あと5分、あと5分と、朝のあるあるに便利なのが、一定間隔でアラームが鳴るスヌーズ機能です。
お寝坊さんには欠かせないこの機能ですが、こうしたちょっと短い睡眠は、眠りにも、脳の覚醒プロセスにも悪影響があると言われていたんですね。
途中で起きてまた寝るなんて中途半端なことをしないで、きっちり眠ってパッと起きた方が、睡眠の質にとっても、トータルの睡眠時間にとってもイイことだと…。
そこでストックホルム大学のティナ・スンデリン氏らは、このスヌーズ機能が眠りに悪影響与えるという噂が本当なのかどうか、確かめてみることにしました。
その結果判明したのは、普段からスヌーズ機能で何度も寝たり起きたりしている人は、そうでない人に比べ、睡眠時間がほんの少し短く、目覚めてからの眠気も強いということです。
ところが、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌・朝の気だるさ・気分・夜の睡眠の質という点から詳しく調べてみると、特に悪影響はないことがわかったそうなんです。
スンデリン氏らは、これを調べるにあたりいくつかの調査を行っています。
最初の調査では、1732人の参加者に、スヌーズ機能をつかう頻度など、朝の習慣について答えてもらいました。
そのうちの69%が時々、またはそれ以上の頻度でスヌーズ機能を使ったり、複数のアラームを設定したりしていると答えました。
一方で1回のみのアラームでスヌーズ機能をまったく使わないと回答した人は16%だったそうです。
二度寝をする人は若い人や夜型の人が多く、その主な理由は、目覚ましが鳴っても起きれないほどの疲労感があることだそうです。
2つ目の調査では、スヌーズ機能を使う習慣がある人の睡眠をさらに詳しく知るため、参加者31名に研究所で2泊してもらい、いくつかの実験を行ないました。
その調査では、参加者は2つのグループに分けられ、朝、目覚ましが鳴ってからもスヌーズ機能で30分だけ二度寝が認められたグループと、目覚ましが鳴ったらすぐに起きてもらうグループでした。
その結果は、スヌーズ機能の愛用者にとってはほっと一安心できるものでした。
30分のスヌーズ機能を利用したグループは、たとえ途中で一度目覚めたとしても、ほとんどがそれから20分以上眠れていたそうなんです。
つまり、一晩の睡眠時間の合計には、ほとんど悪影響がなかったということになります。
さらに、深い眠りからいきなり目が覚めるわけではないスヌーズ使用グループの場合、目覚めた直後の認知テストの成績がやや高いこともわかりました。
つまりスヌーズ機能で何度か寝起きした後の方が、頭の回転が良くなっているということです。
また、スヌーズ睡眠が気分・眠気・ストレスホルモン(唾液中のコルチゾール)の量に悪影響を与えてる様子もなかったそうです。
こうしたことから、スヌーズ機能を使うことが脳に良くないという噂とは裏腹に、30分程度の二度寝なら夜の睡眠や目覚めてからのぼんやり感に悪影響を与えないだろうと、研究チームは述べています。
むしろ、深い眠りから目覚める可能性が低くなり、目覚めてから頭がすぐに働き出すなど、好ましい影響が見られたという事らしいです。
ただし、こうした結果は、日頃からスヌーズ機能を使う習慣があり、一度目が覚めてもすぐに眠れる人だけにかぎっての話であるのに注意が必要です。
サンデリン氏によれば、短時間の二度寝、数度寝は誰にでもできるものではない可能性が高いそうなんです。
わたくし院長、目覚ましは一回で起きますが、途中覚醒は毎日、2〜3回はしますねぇ…。
これは歳のせいもあるんでしょうけど、起きてトイレに行ったり、水分とったりしてもすぐに寝れるんですよね。
もう一度寝たらもう数分で眠れますから、こういうタイプは二度寝できるんでしょうね。
これ、本当に人によって違うでしょうし、自分の中で一番いい寝起きを探って、色々試すのがいいんではないでしょうかね。
眠りは大事ですからねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院