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2022年07月10日 [からだのこと]

(280)サンデーイルネス(仮)卵胞期短縮症について

お疲れ様です。院長です。

7月10日のサンデーイルネスでございます。

7月も1/3が過ぎ、これからが夏本番ですな。

ここ京都では、今年は3年ぶりに祇園祭が開催されるってことで、少しずつ祭りモードに入ってきています。

7月13日頃から、街には出店なんかも出だしますし、一気にムードが高まります。

ま、京都の夏の風物詩で、この時期に毎年梅雨明けすると言われてたんですが、今年はおかしな天気ですな。

ここ数年、毎年暑さが尋常じゃないですし、今年はどうなんでしょう。

冬が寒かったですからねぇ。

その分、夏が暑いとかホントにやめて欲しい(笑)

でも暑くなるでしょうねぇ。

覚悟だけはしときましょう。

ここから2ヶ月ほどは、暑さとの戦いです。

熱中症はもちろんですが、暑いと食欲も落ちますし、いわゆる夏バテってのにも注意が必要ですな。

夏場はどうしても軽いもので済ませがちでですからねぇ。

そうめんもいいですが、たまにはコッテリした物も食べて下さいね。

ま、わたくし院長、健康を気遣って、年中同じものしか食べてませんが…(笑)

やはり栄養源となるタンパク質を多めに取る事で、エネルギーも蓄えられますし、筋肉が落ちるのも防げます。

特に夏場は意識してタンパク質を摂取しましょうね。

よく夏バテ防止には「鰻」が良いとか言いますが、鰻には疲労回復に必要なビタミンが豊富です。

しかも鰻には、ビタミンA、B1、B2、D、Eとかなり多く含まれていますし、真夏には適した食材でございます。

まぁ、値段がね(笑)

ちょっと高い。

国産だと庶民にはちょっと手が出ない値段がついてますしねぇ。

中国産だと半額位安いんですが、やはりなんとなく中国産は怖いなって気はしないでもないです。

そこでわたくし院長のアドバイスとして、鰻はおいしいのでそれは良いとして、こういう体力が落ちる時期には特にサプリメントがおすすめです。

そりゃ、マルチビタミンなんか飲んどいたら、鰻食う必要もないですしね(笑)

サプリメントはどうもねぇ…。

って人が多いのも知っていますが、決して悪いものじゃないんで、手軽に栄養補給できるって考えればアリだと思いますよ。

てな感じで、今日も本題にまいりましょう。

今日のイルネス辞典は、「卵胞期短縮症」について解説していきたいと思います。

まずは、どんな病気かってことですが、排卵月経周期がある女性で、卵胞期が短縮するために月経周期が短縮する状態です。

頻繁に月経が来ることで気づきます。

月経周期には個人差があります。

もともと短い周期の正常排卵周期の女性もいて、このような場合は卵胞期短縮症という病気とは異なります。

また、思春期で排卵周期が確立する前の段階で、短い周期で月経が来ることもあります。

これは無排卵で、卵胞期短縮症ではありません。

では原因は何かということですが、加齢とともに卵巣機能が低下してくると、脳の中枢へのフィードバックが十分に機能しなくなり、中枢からの卵巣刺激ホルモンの分泌が上昇するようになります。

卵巣機能の低下がまだ軽度の段階では、上昇した卵巣刺激ホルモンに反応する卵胞もあり、このため卵胞の発育が早まり、排卵が早く起こります。

したがって、妊娠の機会が増すこともありますが、このような年齢での卵は質的に十分でない場合が多く、妊娠が成立しない、または成立しても流産につながることがあります。

症状の現れ方としては、月経周期の短縮という症状で自覚されます。

基礎体温を測ると、排卵性周期であることがわかります。

基礎体温を測って卵胞期の短縮が認められれば、卵胞期短縮症が疑われます。

さらに血液中の卵巣刺激ホルモン(ゴナドトロピン)、とくにそのなかの卵胞刺激ホルモン(FSH)の濃度を測定して軽度に上昇していれば、卵巣機能が低下しているとされ、卵胞期短縮症と考えられます。

では、治療の方法ですが、妊娠を望むかどうかで対処法が異なります。

妊娠を望まない場合は、治療の必要はありません。

妊娠を望む場合は、内服薬や注射薬の排卵誘発剤を用いた排卵誘発療法を行います。

やや上昇しているゴナドトロピンを抑制するために、GnRHアゴニスト剤という点鼻薬を併用する場合もあります。

こうすることによって、短縮している卵胞期の長さを是正します。

ゴナドトロピンの上昇の程度によっては、妊娠への誘導が容易でないこともあります。

もともと卵胞期が短めで、ゴナドトロピンの上昇もみられない場合は、自然周期での妊娠の可能性があるので、しばらく経過を観察します。

月経周期が短いと思った場合、まず以前と比較して短くなったのか、それとももともと短かったのかをチェックします。

同時に基礎体温を測り、グラフ化して排卵の有無を確認します。このような情報を準備したうえで、専門医に相談するとよいでしょう。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。









京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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