2022年03月20日 [からだのこと]
(264)サンデーイルネス(仮)播種性血管内凝固症候群について
お疲れ様です。院長です。
3月20日のサンデーイルネスでございます。
3月も後半戦に突入ですね〜。
さすがにここまでくると、寒い日もありますが、冬って感じではなくなりますな。
ま、もちろん春って感じでもないですが…。
実際に暖かくなるまで、まだ1ヶ月はかかりますかね。
毎年、桜が咲く頃って、意外と寒いですもんね。
ここ数年、コロナの影響で、いわゆる花見ってのも自粛気味でしたが、今年はちょっといけそうですな。
まぁ、わたくし院長、外で飲食するのがあまり好きではないので、花見と言っても、本当に花を見るだけですが、今年は規模のちっちゃい宴会なら行われるかもね。
まぁ、一つの規模がちっちゃくても、密集しちゃえば同じなんですが、まぁ、今年はもう気にしない人も多いかもしれませんね。
このまま、コロナが消えていくとは思えませんが、何となく共存の道はあるかな〜という気はしてきましたもんね。
まぁ感染症なんて、基本的になくなるもんじゃないですし、共存し予防していければ良いんじゃないですかね。
このコロナ騒ぎで、マスクに慣れたことって大きいと思いますよ。
結局、マスクをしだしてから、風邪ひいてませんし、何となく調子もいい様な…。
おまけに手洗いの癖もついたしね。
この習慣は、継続させていきたいもんです。
ま、当分はマスク外さないでしょうね。
まだまだ世間の眼もあるし…(笑)
マスクなしで暮らす毎日がくるのかどうか分かりませんが、一定数のマスク派は残るんじゃないでしょうかね。
ま、わたくし院長は、外していいよ〜ってなったら外しますけどね。
暑いから(笑)
でも、最初はジムでのトレーニングも、苦しくて仕方なかったんですけど、今は結構大丈夫になってきてるのが不思議ですね。
必死の顔でトレーニングしててもマスクであんまり分からないんで、思いっきり力が入るってのも、ちょっといいかなぁと思います。
ま、なんでも慣れですよね。
そして慣れたことによって、心肺機能は多少なりとも向上したかもしれませんしね。
あと、換気の癖もつきましたよね。
空気の入れ替えも大事ですからねぇ。
こういった良い癖付けをしてくれたって部分だけ、良い事として捉えておきましょう。
では、今日も本題に入りましょう。
今日のイルネス辞典は、「播種性血管内凝固症候群」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、さまざまな基礎疾患に伴い、血管内での血液凝固の亢進(こうしん)による全身の小血管での微小血栓の形成、その過程における血小板や凝固因子の消費と二次線溶亢進(せんようこうしん)(凝血を溶かす)による出血傾向および、微小血栓による虚血性(きょけつせい)臓器障害を示す病態の総称です。
原因としては、さまざまな基礎疾患に伴い、組織因子(血液内皮下などに存在し、外因系凝固反応を開始する因子)の循環血液中への過剰な出現と、血管内皮細胞障害を原因として発症します。小児では白血病(はっけつびょう)などの血液造血器の腫瘍、敗血症(はいけつしょう)などの重症の感染症、新生児仮死や呼吸窮迫(きゅうはく)症候群などの新生児疾患に伴う場合が多いと報告されています。
症状の現れ方は、白血病(とくに急性前骨髄性(ぜんこつずいせい)白血病)を基礎疾患とした場合は線溶亢進型DICと呼ばれ、出血症状が著しくなります。
これに対して敗血症などに合併した場合は、血管内皮細胞障害が優勢で形成された微小血栓が溶けにくく、線溶抑制型DICと呼ばれ、さまざまな程度の臓器不全症状が生じます。
基礎疾患があり出血症状や臓器不全症状、ショック症状が認められる場合には、DICを念頭においた血液凝固系の検査が必要です。
1988年の厚生省(当時)の診断基準、血小板数とFDP値(フィブリン分解産物)を重視した松田試案、新生児のDIC診断基準を参考に診断されます。
では治療の方法はと言いますと、基礎疾患の治療を行うとともに、DICが疑われれば早期に以下のような治療を病態に応じて行います。
(1)蛋白分解酵素阻害薬
メシル酸ガベキサートやメシル酸ナファモスタットなどの蛋白分解酵素阻害薬は、抗凝固作用と抗線溶作用を併せもち、日本では第一選択として用いられることが多いです。
(2)ヘパリン
アンチトロンビンVと結合して抗凝固作用を示します。
(3)アンチトロンビン濃縮製剤
抗凝固作用と、比較的大量に投与された場合は抗炎症作用もあるとされています。
(4)補充療法
血小板や新鮮凍結血漿(けっしょう)の補充を適宜行います。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月20日のサンデーイルネスでございます。
3月も後半戦に突入ですね〜。
さすがにここまでくると、寒い日もありますが、冬って感じではなくなりますな。
ま、もちろん春って感じでもないですが…。
実際に暖かくなるまで、まだ1ヶ月はかかりますかね。
毎年、桜が咲く頃って、意外と寒いですもんね。
ここ数年、コロナの影響で、いわゆる花見ってのも自粛気味でしたが、今年はちょっといけそうですな。
まぁ、わたくし院長、外で飲食するのがあまり好きではないので、花見と言っても、本当に花を見るだけですが、今年は規模のちっちゃい宴会なら行われるかもね。
まぁ、一つの規模がちっちゃくても、密集しちゃえば同じなんですが、まぁ、今年はもう気にしない人も多いかもしれませんね。
このまま、コロナが消えていくとは思えませんが、何となく共存の道はあるかな〜という気はしてきましたもんね。
まぁ感染症なんて、基本的になくなるもんじゃないですし、共存し予防していければ良いんじゃないですかね。
このコロナ騒ぎで、マスクに慣れたことって大きいと思いますよ。
結局、マスクをしだしてから、風邪ひいてませんし、何となく調子もいい様な…。
おまけに手洗いの癖もついたしね。
この習慣は、継続させていきたいもんです。
ま、当分はマスク外さないでしょうね。
まだまだ世間の眼もあるし…(笑)
マスクなしで暮らす毎日がくるのかどうか分かりませんが、一定数のマスク派は残るんじゃないでしょうかね。
ま、わたくし院長は、外していいよ〜ってなったら外しますけどね。
暑いから(笑)
でも、最初はジムでのトレーニングも、苦しくて仕方なかったんですけど、今は結構大丈夫になってきてるのが不思議ですね。
必死の顔でトレーニングしててもマスクであんまり分からないんで、思いっきり力が入るってのも、ちょっといいかなぁと思います。
ま、なんでも慣れですよね。
そして慣れたことによって、心肺機能は多少なりとも向上したかもしれませんしね。
あと、換気の癖もつきましたよね。
空気の入れ替えも大事ですからねぇ。
こういった良い癖付けをしてくれたって部分だけ、良い事として捉えておきましょう。
では、今日も本題に入りましょう。
今日のイルネス辞典は、「播種性血管内凝固症候群」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、さまざまな基礎疾患に伴い、血管内での血液凝固の亢進(こうしん)による全身の小血管での微小血栓の形成、その過程における血小板や凝固因子の消費と二次線溶亢進(せんようこうしん)(凝血を溶かす)による出血傾向および、微小血栓による虚血性(きょけつせい)臓器障害を示す病態の総称です。
原因としては、さまざまな基礎疾患に伴い、組織因子(血液内皮下などに存在し、外因系凝固反応を開始する因子)の循環血液中への過剰な出現と、血管内皮細胞障害を原因として発症します。小児では白血病(はっけつびょう)などの血液造血器の腫瘍、敗血症(はいけつしょう)などの重症の感染症、新生児仮死や呼吸窮迫(きゅうはく)症候群などの新生児疾患に伴う場合が多いと報告されています。
症状の現れ方は、白血病(とくに急性前骨髄性(ぜんこつずいせい)白血病)を基礎疾患とした場合は線溶亢進型DICと呼ばれ、出血症状が著しくなります。
これに対して敗血症などに合併した場合は、血管内皮細胞障害が優勢で形成された微小血栓が溶けにくく、線溶抑制型DICと呼ばれ、さまざまな程度の臓器不全症状が生じます。
基礎疾患があり出血症状や臓器不全症状、ショック症状が認められる場合には、DICを念頭においた血液凝固系の検査が必要です。
1988年の厚生省(当時)の診断基準、血小板数とFDP値(フィブリン分解産物)を重視した松田試案、新生児のDIC診断基準を参考に診断されます。
では治療の方法はと言いますと、基礎疾患の治療を行うとともに、DICが疑われれば早期に以下のような治療を病態に応じて行います。
(1)蛋白分解酵素阻害薬
メシル酸ガベキサートやメシル酸ナファモスタットなどの蛋白分解酵素阻害薬は、抗凝固作用と抗線溶作用を併せもち、日本では第一選択として用いられることが多いです。
(2)ヘパリン
アンチトロンビンVと結合して抗凝固作用を示します。
(3)アンチトロンビン濃縮製剤
抗凝固作用と、比較的大量に投与された場合は抗炎症作用もあるとされています。
(4)補充療法
血小板や新鮮凍結血漿(けっしょう)の補充を適宜行います。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院