2021年09月24日 [からだのこと]
汗は嘘つかない!
お疲れ様です。院長です。
9月24日の金曜日でございます。
気付けばもう9月もあと1週間なんですなぁ…。
9月もここまでくると、さすがに涼しく感じる時間も増えてきましたが、わたくし院長、暑がりなのかまだ結構、昼間は汗ばんでおりますぞ。
特に今年の夏は汗をかいた気がします。
汗と言うのは、暑い時にでるもんですが、湿度にも関係しますし、まぁ汗ばむってのは気持ちいいもんじゃないですよね。
てな、汗かき自慢から始まりましたが、今日はそんな汗にまつわるお話しでもしてみようかと思います。
最新の技術で、汗から年齢、性別はもちろん体調から食べた物まで、分かるようになったらしいんです。
推理ドラマなどでおなじみの、捜査官が指紋を探しだすシーン。
現場に残された指紋は、犯人を突き止めるための大切な手がかりとなります。
ですが、今後はそれにくわえて「汗」を探すシーンが一般的になるかもしれないわけですな。
指先からは常に汗が分泌されています。
ですから指で何かに触れれば、そこに汗が付着し、指先の微細な凹凸に沿って模様ができます。
これが指紋なわけですが、指紋は人によって形が異なるため、犯罪捜査に利用されていましたが、汗自体にもいろいろな情報が含まれているわけです。
汗は血液の水分から作られます。
ですから血液に含まれている化学物質も一緒に流れ出しています。
それを調べれば、人体のさまざまな情報を知ることができるそうなんです。
英シェフィールド・ハラム大学のシモーナ・フランシス博士が研究しているのは、それを調べる方法なわけです。
たとえば、あなたが朝食でコーヒーを飲んだとしましょう。
その汗を調べれば、血液に含まれるカフェインなどにより、コーヒーを飲んだことがわかってしまうと…。
コーヒーにちょっとブランデーを垂らしてみたり、あるいは麻薬なんて吸っていたりすれば、当然バレますわな。
あるいは汗からお肉が好きか、それともベジタリアンかを判別する方法や、生物学的な性別や年齢まで特定する方法も研究されているそうなんです。
このフランシス博士の研究は、なにも犯罪捜査だけのものではありません。
その技術を応用すれば、体調管理に役立てることももちろんできます。
たとえば、汗にはガンの兆候や、ストレスを感じているどうかを知る手がかりが残されているそうなんです。
あるいは日々の運動に役立てるなんてこともできるかもしれません。
肌にペタッと貼り付けるパッチ型デバイスやスマートウォッチなどを利用すれば、体の中の乳酸の変化を把握できると考えられています。
これは、スポーツ選手にとって非常に問題な、「オーバーワーク」を予見出来るかもしれないわけですね。
このオーバーワークって意外と人によっても違いますし、特にチームを率いるコーチなんかにとっては、難しい見極めなんですよね。
またそのデータをもとに、個人に合わせてトレーニングのメニューを調整できますし、スポーツによっては、選手交代の目安にするなんてことも考えられるわけです。
また汗から体内のアルコールも検出できるので、飲みすぎてしまったとき、スマホがタクシーの利用をお勧めしてくれるシステムも開発できるそうなんです。
あるいは将来の車は、汗センサーに指をあてて、酔っ払っていないことを証明してからでないと運転できないようにもなるかもしれないとのことです。
とまぁ、かなり便利なシロモノになりそうなんですが、一方で、どこかに残してきた汗から、自分の体のさまざまな情報が抜き取られる可能性はあまり気分の良いものではないですよねぇ。
警察以外にも保険会社など、個人の体の情報を知りたい人たちはたくさんいるでしょう。
知らないうちにプライベートな情報が盗まれる状況は、人権にも抵触するかもしれません。
似たようなことは、DNAについて言えます。
たとえば国によっては、警察が髪の毛や捨てられた紙コップに付着した唾液からこっそりDNAを採取することが許されているそうなんです。
ということで、あなたの体の秘密は汗からも抜き取られる可能性を覚悟しておいた方がいかもしれません。
まぁ、わたくし院長の汗でいいのなら、いくらでも持ってってもらって構いませんけどね(笑)
そして色々調べて、結果を知らせてくれたらホントに有り難いです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月24日の金曜日でございます。
気付けばもう9月もあと1週間なんですなぁ…。
9月もここまでくると、さすがに涼しく感じる時間も増えてきましたが、わたくし院長、暑がりなのかまだ結構、昼間は汗ばんでおりますぞ。
特に今年の夏は汗をかいた気がします。
汗と言うのは、暑い時にでるもんですが、湿度にも関係しますし、まぁ汗ばむってのは気持ちいいもんじゃないですよね。
てな、汗かき自慢から始まりましたが、今日はそんな汗にまつわるお話しでもしてみようかと思います。
最新の技術で、汗から年齢、性別はもちろん体調から食べた物まで、分かるようになったらしいんです。
推理ドラマなどでおなじみの、捜査官が指紋を探しだすシーン。
現場に残された指紋は、犯人を突き止めるための大切な手がかりとなります。
ですが、今後はそれにくわえて「汗」を探すシーンが一般的になるかもしれないわけですな。
指先からは常に汗が分泌されています。
ですから指で何かに触れれば、そこに汗が付着し、指先の微細な凹凸に沿って模様ができます。
これが指紋なわけですが、指紋は人によって形が異なるため、犯罪捜査に利用されていましたが、汗自体にもいろいろな情報が含まれているわけです。
汗は血液の水分から作られます。
ですから血液に含まれている化学物質も一緒に流れ出しています。
それを調べれば、人体のさまざまな情報を知ることができるそうなんです。
英シェフィールド・ハラム大学のシモーナ・フランシス博士が研究しているのは、それを調べる方法なわけです。
たとえば、あなたが朝食でコーヒーを飲んだとしましょう。
その汗を調べれば、血液に含まれるカフェインなどにより、コーヒーを飲んだことがわかってしまうと…。
コーヒーにちょっとブランデーを垂らしてみたり、あるいは麻薬なんて吸っていたりすれば、当然バレますわな。
あるいは汗からお肉が好きか、それともベジタリアンかを判別する方法や、生物学的な性別や年齢まで特定する方法も研究されているそうなんです。
このフランシス博士の研究は、なにも犯罪捜査だけのものではありません。
その技術を応用すれば、体調管理に役立てることももちろんできます。
たとえば、汗にはガンの兆候や、ストレスを感じているどうかを知る手がかりが残されているそうなんです。
あるいは日々の運動に役立てるなんてこともできるかもしれません。
肌にペタッと貼り付けるパッチ型デバイスやスマートウォッチなどを利用すれば、体の中の乳酸の変化を把握できると考えられています。
これは、スポーツ選手にとって非常に問題な、「オーバーワーク」を予見出来るかもしれないわけですね。
このオーバーワークって意外と人によっても違いますし、特にチームを率いるコーチなんかにとっては、難しい見極めなんですよね。
またそのデータをもとに、個人に合わせてトレーニングのメニューを調整できますし、スポーツによっては、選手交代の目安にするなんてことも考えられるわけです。
また汗から体内のアルコールも検出できるので、飲みすぎてしまったとき、スマホがタクシーの利用をお勧めしてくれるシステムも開発できるそうなんです。
あるいは将来の車は、汗センサーに指をあてて、酔っ払っていないことを証明してからでないと運転できないようにもなるかもしれないとのことです。
とまぁ、かなり便利なシロモノになりそうなんですが、一方で、どこかに残してきた汗から、自分の体のさまざまな情報が抜き取られる可能性はあまり気分の良いものではないですよねぇ。
警察以外にも保険会社など、個人の体の情報を知りたい人たちはたくさんいるでしょう。
知らないうちにプライベートな情報が盗まれる状況は、人権にも抵触するかもしれません。
似たようなことは、DNAについて言えます。
たとえば国によっては、警察が髪の毛や捨てられた紙コップに付着した唾液からこっそりDNAを採取することが許されているそうなんです。
ということで、あなたの体の秘密は汗からも抜き取られる可能性を覚悟しておいた方がいかもしれません。
まぁ、わたくし院長の汗でいいのなら、いくらでも持ってってもらって構いませんけどね(笑)
そして色々調べて、結果を知らせてくれたらホントに有り難いです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院