2021年05月28日 [色々なこと]
惑星衝突
お疲れ様です。院長です。
5月28日の金曜日でございます。
5月も大詰め、残すところ3日となりましたね。
まぁ、5月は休みが多かった分、アッちゅう間でしたねぇ。
そして今年は異常に早い梅雨入り。
緊急事態宣言もまだ継続しておりますし、なかなかストレスフルな毎日でやんすな。
その緊急事態宣言も、6月20日だかまで延長のようですし、まだ当分はスッキリしませんなぁ。
ってことで、今日のネタですが、今日は久々の天体ネタでもいってみたいと思います。
さる4月19日、地球から5600万キロの距離に小惑星が発見されました。
「2021PDC」と命名されたそれは、6か月後の10月20日に5%の確率で地球に衝突する可能性があることが明らかとなったそうなんです。
5%の確率って、まぁ低いにゃ低いですが、ゼロじゃないだけに怖いよね。
しかも、5月2日、その後の詳しい分析によって、小惑星はヨーロッパか北アフリカにほぼ確実に衝突することが判明したそうなんです。
しかし無念なことに、現代の技術ではたとえ半年の猶予があったとしても、衝突を食い止めることはできないと結論づけられたんだとか…。
これはNASA(アメリカ航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)が1週間にわたって検討した架空のシナリオの話であり、現実には、2021PDCという小惑星は存在しないっていうドッキリでした(笑)
まぁ、ドッキリと言うわけではなく、演習の一貫らしく、シミュレーションでは、半年前にわかったところで、小惑星の衝突を回避することができないという厳しい現実を示唆しているんだそうです。
ではなぜこのような架空のシナリオによるシミュレーション(演習)が行われたのでしょう?
それは、地球に甚大な被害をもたらしうる140メートルを超える小惑星の3分の2が、まだ未発見だと推定されているからなんだそうです。
こうした演習によって惑星防衛の専門家や政府の連携を深めておけば、将来的に衝突する可能性のある脅威が見つかったとき、全員が一丸となって取り組むことができると、NASAの惑星防衛担当者リンドレー・ジョンソン氏は述べています。
演習では、本番さながらに、衝突を防ぐためのありとあらゆる手段が検討されました。
しかしそれでも6か月という短期間ではいずれも実行不能なものばかりだったそうです。
核爆弾なら衝突による被害を抑えることができるかもしれないという意見もあったそうですが、それでも架空の小惑星「2021PDC」の大きさは34メートルから1600メートルの範囲でしか特定できないため、多少なりとも効果があるかどうか確実なことは言えないんだそうです。
演習3日目は6月30日の状況が想定されました。
10月20日の衝突ですから、もう4ヶ月切ってるわけですな。
2021PDCは東ヨーロッパへ向かっていることが明らかになり、状況はかなり厳しくなりました。
演習4日目は、衝突の1週間前を想定されました。
その時点で、ドイツ、チェコ、オーストリアの国境付近に99%の確率で衝突することが明らかになっています。
衝撃によるエネルギーは大型核爆弾に匹敵すると推測され、残された手段は、その地域の人々を避難させることだけです。
とは言え、1週間前となると非難出来ききるかどうかも微妙ですしね。
もちろん、かつて隕石の衝突によって絶滅したされる恐竜などとは違い、我々にはテクノロジーがあります。
せめて不意打ちだけは避けたいところですが、ここ数年でもいくつもの危険な小惑星の接近が見過ごされてきた事実もあります。
たとえば2020年7月、幅4.8キロの「ネイワイズ彗星」が地球から1億キロの距離を通過したそうです。
それが発見されたのは、通過のたった4か月前のことだそうです。
つまり、衝突する軌道なら、もうどうすることも出来なかったという事になりますな(笑)
また2019年、130メートルの通称「シティ・キラー」が地球から7万2000キロの距離を通過しました。
この時も、NASAからの警告はないも同然だったそうです。
2013年、前触れもなく、直径20メートルの隕石が時速6万4000キロで大気圏に突入し、ロシア、チェリャビンスクの上空で爆発ってこともあったそうです。
その衝撃波によって近隣の建物や窓ガラスが破壊され、1400人が怪我をしたんだとか…。
このように危険な小惑星が見過ごされているのは、それを発見するには地球にいくつもない高性能望遠鏡をぴったりのタイミングでぴったりの方向に向けねばならないからなんだそうです。
まぁ、そう考えると難しいのは分かりますが、宇宙機関もただ手をこまねいて眺めているわけではないはずです。
NASAは「地球近傍天体監視ミッション(NEOSM)」という地球近傍天体検出専用の宇宙望遠鏡の開発を計画。
ESAも「テストベッド望遠鏡」と「フライアイ望遠鏡」の建設を進めているんだそうです。
また万が一のときの対策も検討されています。
たとえば、演習でも提案されていたように強力な爆弾を使ったり、レーザーで小惑星を蒸発させ、その軌道をそらすといった方法があります。
ほかにも宇宙船を衝突させて、軌道から弾き出すといった作戦もあるそうです。
荒っぽいやり方に思えますが、これはNASAがもっとも真剣に検討しているものなんだそうです。
実際にその効果を確かめるべく、22年には小惑星「ディモルフォス」へ向けて探査機の打ち上げが予定されているんだとか…。
その成否には、人類の生存がかかっていると言っても過言ではないわけですな。
まぁ、巨大隕石だの惑星だのは、宇宙中をビュンビュン飛んでるらしいですから、そりゃいつかは地球に当たっても、何の不思議もないんですが…。
ことのスケールがデカすぎて、凡人にはピンときませんね(笑)
ですが、もし半年前に、惑星が日本に激突し、成すすべがないと知ってしまったらどうするでしょう。
ダメもとでミサイルでも宇宙船でもぶつけてくれって思うでしょうね。
そんな事態が、生きてるうちに来ない事を祈ります。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月28日の金曜日でございます。
5月も大詰め、残すところ3日となりましたね。
まぁ、5月は休みが多かった分、アッちゅう間でしたねぇ。
そして今年は異常に早い梅雨入り。
緊急事態宣言もまだ継続しておりますし、なかなかストレスフルな毎日でやんすな。
その緊急事態宣言も、6月20日だかまで延長のようですし、まだ当分はスッキリしませんなぁ。
ってことで、今日のネタですが、今日は久々の天体ネタでもいってみたいと思います。
さる4月19日、地球から5600万キロの距離に小惑星が発見されました。
「2021PDC」と命名されたそれは、6か月後の10月20日に5%の確率で地球に衝突する可能性があることが明らかとなったそうなんです。
5%の確率って、まぁ低いにゃ低いですが、ゼロじゃないだけに怖いよね。
しかも、5月2日、その後の詳しい分析によって、小惑星はヨーロッパか北アフリカにほぼ確実に衝突することが判明したそうなんです。
しかし無念なことに、現代の技術ではたとえ半年の猶予があったとしても、衝突を食い止めることはできないと結論づけられたんだとか…。
これはNASA(アメリカ航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)が1週間にわたって検討した架空のシナリオの話であり、現実には、2021PDCという小惑星は存在しないっていうドッキリでした(笑)
まぁ、ドッキリと言うわけではなく、演習の一貫らしく、シミュレーションでは、半年前にわかったところで、小惑星の衝突を回避することができないという厳しい現実を示唆しているんだそうです。
ではなぜこのような架空のシナリオによるシミュレーション(演習)が行われたのでしょう?
それは、地球に甚大な被害をもたらしうる140メートルを超える小惑星の3分の2が、まだ未発見だと推定されているからなんだそうです。
こうした演習によって惑星防衛の専門家や政府の連携を深めておけば、将来的に衝突する可能性のある脅威が見つかったとき、全員が一丸となって取り組むことができると、NASAの惑星防衛担当者リンドレー・ジョンソン氏は述べています。
演習では、本番さながらに、衝突を防ぐためのありとあらゆる手段が検討されました。
しかしそれでも6か月という短期間ではいずれも実行不能なものばかりだったそうです。
核爆弾なら衝突による被害を抑えることができるかもしれないという意見もあったそうですが、それでも架空の小惑星「2021PDC」の大きさは34メートルから1600メートルの範囲でしか特定できないため、多少なりとも効果があるかどうか確実なことは言えないんだそうです。
演習3日目は6月30日の状況が想定されました。
10月20日の衝突ですから、もう4ヶ月切ってるわけですな。
2021PDCは東ヨーロッパへ向かっていることが明らかになり、状況はかなり厳しくなりました。
演習4日目は、衝突の1週間前を想定されました。
その時点で、ドイツ、チェコ、オーストリアの国境付近に99%の確率で衝突することが明らかになっています。
衝撃によるエネルギーは大型核爆弾に匹敵すると推測され、残された手段は、その地域の人々を避難させることだけです。
とは言え、1週間前となると非難出来ききるかどうかも微妙ですしね。
もちろん、かつて隕石の衝突によって絶滅したされる恐竜などとは違い、我々にはテクノロジーがあります。
せめて不意打ちだけは避けたいところですが、ここ数年でもいくつもの危険な小惑星の接近が見過ごされてきた事実もあります。
たとえば2020年7月、幅4.8キロの「ネイワイズ彗星」が地球から1億キロの距離を通過したそうです。
それが発見されたのは、通過のたった4か月前のことだそうです。
つまり、衝突する軌道なら、もうどうすることも出来なかったという事になりますな(笑)
また2019年、130メートルの通称「シティ・キラー」が地球から7万2000キロの距離を通過しました。
この時も、NASAからの警告はないも同然だったそうです。
2013年、前触れもなく、直径20メートルの隕石が時速6万4000キロで大気圏に突入し、ロシア、チェリャビンスクの上空で爆発ってこともあったそうです。
その衝撃波によって近隣の建物や窓ガラスが破壊され、1400人が怪我をしたんだとか…。
このように危険な小惑星が見過ごされているのは、それを発見するには地球にいくつもない高性能望遠鏡をぴったりのタイミングでぴったりの方向に向けねばならないからなんだそうです。
まぁ、そう考えると難しいのは分かりますが、宇宙機関もただ手をこまねいて眺めているわけではないはずです。
NASAは「地球近傍天体監視ミッション(NEOSM)」という地球近傍天体検出専用の宇宙望遠鏡の開発を計画。
ESAも「テストベッド望遠鏡」と「フライアイ望遠鏡」の建設を進めているんだそうです。
また万が一のときの対策も検討されています。
たとえば、演習でも提案されていたように強力な爆弾を使ったり、レーザーで小惑星を蒸発させ、その軌道をそらすといった方法があります。
ほかにも宇宙船を衝突させて、軌道から弾き出すといった作戦もあるそうです。
荒っぽいやり方に思えますが、これはNASAがもっとも真剣に検討しているものなんだそうです。
実際にその効果を確かめるべく、22年には小惑星「ディモルフォス」へ向けて探査機の打ち上げが予定されているんだとか…。
その成否には、人類の生存がかかっていると言っても過言ではないわけですな。
まぁ、巨大隕石だの惑星だのは、宇宙中をビュンビュン飛んでるらしいですから、そりゃいつかは地球に当たっても、何の不思議もないんですが…。
ことのスケールがデカすぎて、凡人にはピンときませんね(笑)
ですが、もし半年前に、惑星が日本に激突し、成すすべがないと知ってしまったらどうするでしょう。
ダメもとでミサイルでも宇宙船でもぶつけてくれって思うでしょうね。
そんな事態が、生きてるうちに来ない事を祈ります。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院