2021年03月22日 [色々なこと]
時差島
お疲れ様です。院長です。
お疲れ様です。院長です。
3月22日の月曜日でございます。
3月も後半に入り、少しずつですが春っぽさが感じられるようになってきましたかね。
まだ朝は寒いんですけどね〜。
ですが、夜明けが早まり、今では通勤時も明るくなってます。
そして夕方もだいぶ遅くまで明るくなってきてますし、ドンドン日が長くなってますね。
確か、春分の日がちょうど、昼と夜の長さが同じくらいのはずですから、ここからは明るさが支配していくわけです。
ボチボチ桜も咲きだしてますしね。
そして4月末からはゴールデンウイークもやってきますし、良い季節になっていくんですけど、やはりまだまだコロナは心配ですなぁ。
新種株とかが増えてきてるそうで、こいつはワクチン効くんでしょうかね。
専門家の話では、今まで流行ってたウイルスが減りだして、新種が増えてきてるそうじゃないですか。
で、ワクチンが古いウイルスにしか効かなかったら、これって意味をなさないんじゃないでしょうかね。
とか、色々不安材料はありますが、出来ることをやるしかないですからねぇ。
これからの時期は、歓送迎会なんかがあるでしょうけど、そこは規模を小さくするとかなんか手を打っていただいて、何とか夏あたりにはある程度収束させときたいですねぇ。
夏を超えると、これまた感染拡大する秋冬が来ますし、そうなったらもう完敗ですからね。
季節はジッとしてても廻っていきます。
なんとかもうひと踏ん張りしまいとね。
ってことで、きょうもネタに突入ですが、今日は季節には関係ないですが、地球の自転には少々関係のあるお話しです。
みなさんご存知の通り、地球は自転しているため時差が生じます。
ですから、東西に大きく広がるアメリカやロシアでは国内でも時差が発生します。
丸い地球の裏と表になるような遠く離れた国では、一方が昼でももう一方は夜というように大きな時差が生じるわけですが、隣接した緯度や同じ経度に位置する国であれば時差はほんのわずかです。
ところが、ロシアとアメリカの間にあるダイオミード諸島の2つの島は、互いの距離が3.8kmしか離れていないにもかかわらず、21時間(サマータイム時は20時間)の時差が生まれるそうなんです。
3.8kmと言えば、ギリ走れるくらいの距離ですよね。
これは一体、何があるんでしょう…。
ベーリング海峡の中央に位置するダイオミード諸島は、大きいサイズのラトマノフ島(通称ビッグダイオミード島)と小さなサイズのリトルダイオミード島の2つからなり、両島の距離は3.8kmしかありません。
しかし、両島の中間点にはアメリカとロシアの国境が存在するため、ラトマノフ島はロシア領、リトルダイオミード島はアメリカ領に属しています。
更にこの2つの島の間には国際日付変更線も通っていることから、ラトマノフ島はリトルダイオミード島よりも21時間(サマータイム時は20時間)早く時間が進んでいることになるんです。
そのため、ラトマノフ島は「明日島(Tomorrow Island)」、リトルダイオミード島は「昨日島(Yesterday Island)」と呼ばれているんだそうです。
ではわずか4キロ弱ほどの距離にありながら、なぜ両島の間に日付変更線が存在するのでしょう。
その背景にはアメリカとロシアの国境問題が関係しているようなんです。
現在、アラスカ州はアメリカ領ですが、18世紀はロシア帝国領土でした。
戦争によりロシア側がアラスカ領土をアメリカに売却したんですね。
この時に成立した米露条約によりダイオミード諸島が2国の国境線に認定されたという経緯があるんです。
やがて冷戦が始まると、かつてラトマノフ島側に住んでいた人たちは、ロシア本土に強制的に移住を命じられ、国境は閉鎖されました。
以降この海峡は、アメリカとソビエト連邦の国境を成し、「氷のカーテン」として知られるようになったわけです。
冷戦終結後に雪解けの象徴にもなったこの両島は、冬になると海が凍結して島の間に“氷の橋”ができるため最短距離で島を渡り歩くことが可能になるんですが、米露の国境が存在するため、実際にするとなると立派な違法行為になるということです。
現在、ラトマノフ島には軍関係者が駐留しているのみだが、リトルダイオミード島の西側には先住民が100人ほど住んでいます。
その小さな島の集落には、学校や郵便局、商店はありますが、ホテルやレストラン、インターネットは存在していないと言われています。
ダイオミード諸島という島の名前の語源は、ギリシャの聖人だった聖ディオメデスに因んで名付けられたそうです。
1728年8月16日、ロシアの探検隊を率いていたデンマークの航海士ヴィトゥス・ベーリングがダイオミード諸島を発見し、以降その日がロシア正教会で聖ディオメデスを祝う日になったんだとか…。
地図上では小さな2つの島に過ぎないですが、深い歴史と興味深い事実が隠されているダイオミード諸島。
地球上には、まだこんな不思議な場所が存在するんですねぇ。
勉強になりました。
ちなみに画像で見るとこんな感じです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
お疲れ様です。院長です。
3月22日の月曜日でございます。
3月も後半に入り、少しずつですが春っぽさが感じられるようになってきましたかね。
まだ朝は寒いんですけどね〜。
ですが、夜明けが早まり、今では通勤時も明るくなってます。
そして夕方もだいぶ遅くまで明るくなってきてますし、ドンドン日が長くなってますね。
確か、春分の日がちょうど、昼と夜の長さが同じくらいのはずですから、ここからは明るさが支配していくわけです。
ボチボチ桜も咲きだしてますしね。
そして4月末からはゴールデンウイークもやってきますし、良い季節になっていくんですけど、やはりまだまだコロナは心配ですなぁ。
新種株とかが増えてきてるそうで、こいつはワクチン効くんでしょうかね。
専門家の話では、今まで流行ってたウイルスが減りだして、新種が増えてきてるそうじゃないですか。
で、ワクチンが古いウイルスにしか効かなかったら、これって意味をなさないんじゃないでしょうかね。
とか、色々不安材料はありますが、出来ることをやるしかないですからねぇ。
これからの時期は、歓送迎会なんかがあるでしょうけど、そこは規模を小さくするとかなんか手を打っていただいて、何とか夏あたりにはある程度収束させときたいですねぇ。
夏を超えると、これまた感染拡大する秋冬が来ますし、そうなったらもう完敗ですからね。
季節はジッとしてても廻っていきます。
なんとかもうひと踏ん張りしまいとね。
ってことで、きょうもネタに突入ですが、今日は季節には関係ないですが、地球の自転には少々関係のあるお話しです。
みなさんご存知の通り、地球は自転しているため時差が生じます。
ですから、東西に大きく広がるアメリカやロシアでは国内でも時差が発生します。
丸い地球の裏と表になるような遠く離れた国では、一方が昼でももう一方は夜というように大きな時差が生じるわけですが、隣接した緯度や同じ経度に位置する国であれば時差はほんのわずかです。
ところが、ロシアとアメリカの間にあるダイオミード諸島の2つの島は、互いの距離が3.8kmしか離れていないにもかかわらず、21時間(サマータイム時は20時間)の時差が生まれるそうなんです。
3.8kmと言えば、ギリ走れるくらいの距離ですよね。
これは一体、何があるんでしょう…。
ベーリング海峡の中央に位置するダイオミード諸島は、大きいサイズのラトマノフ島(通称ビッグダイオミード島)と小さなサイズのリトルダイオミード島の2つからなり、両島の距離は3.8kmしかありません。
しかし、両島の中間点にはアメリカとロシアの国境が存在するため、ラトマノフ島はロシア領、リトルダイオミード島はアメリカ領に属しています。
更にこの2つの島の間には国際日付変更線も通っていることから、ラトマノフ島はリトルダイオミード島よりも21時間(サマータイム時は20時間)早く時間が進んでいることになるんです。
そのため、ラトマノフ島は「明日島(Tomorrow Island)」、リトルダイオミード島は「昨日島(Yesterday Island)」と呼ばれているんだそうです。
ではわずか4キロ弱ほどの距離にありながら、なぜ両島の間に日付変更線が存在するのでしょう。
その背景にはアメリカとロシアの国境問題が関係しているようなんです。
現在、アラスカ州はアメリカ領ですが、18世紀はロシア帝国領土でした。
戦争によりロシア側がアラスカ領土をアメリカに売却したんですね。
この時に成立した米露条約によりダイオミード諸島が2国の国境線に認定されたという経緯があるんです。
やがて冷戦が始まると、かつてラトマノフ島側に住んでいた人たちは、ロシア本土に強制的に移住を命じられ、国境は閉鎖されました。
以降この海峡は、アメリカとソビエト連邦の国境を成し、「氷のカーテン」として知られるようになったわけです。
冷戦終結後に雪解けの象徴にもなったこの両島は、冬になると海が凍結して島の間に“氷の橋”ができるため最短距離で島を渡り歩くことが可能になるんですが、米露の国境が存在するため、実際にするとなると立派な違法行為になるということです。
現在、ラトマノフ島には軍関係者が駐留しているのみだが、リトルダイオミード島の西側には先住民が100人ほど住んでいます。
その小さな島の集落には、学校や郵便局、商店はありますが、ホテルやレストラン、インターネットは存在していないと言われています。
ダイオミード諸島という島の名前の語源は、ギリシャの聖人だった聖ディオメデスに因んで名付けられたそうです。
1728年8月16日、ロシアの探検隊を率いていたデンマークの航海士ヴィトゥス・ベーリングがダイオミード諸島を発見し、以降その日がロシア正教会で聖ディオメデスを祝う日になったんだとか…。
地図上では小さな2つの島に過ぎないですが、深い歴史と興味深い事実が隠されているダイオミード諸島。
地球上には、まだこんな不思議な場所が存在するんですねぇ。
勉強になりました。
ちなみに画像で見るとこんな感じです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院