2021年02月02日 [からだのこと]
コロナゲノム解析
お疲れ様です。院長です。
2月2日の火曜日でございます。
なんと、今日は節分なんですよね。
節分ってなもん、2月3日固定と思ってましたら、定義的には「立春」の前日を指すんだそうで、この立春がちょいちょいずれるそうです。
この2月2日の節分って現象は、なんと124年振りなんだとか…
つまり、我々は知らなくて当たり前だったわけです。
なんですが、なんと37年前には、2月4日に節分がズレた年があったそうで、これはわたくし院長、経験してるはずなんですが、全く覚えておりません(笑)
これ、二十四節気を365日で振り分けるため、うるう年の関係でズレるそうなんですが、ズレ方に法則があるわけではなく、なんだかよく分かりません。
が、とにかく今年は今日が節分って事で、豆巻いて恵方巻でも食っちゃって下さい。
因みに今年の恵方は「南南東」だそうです。
ってことで、ネタ突入ですが、今日もコロナな話題をいってみましょう。
新型コロナが騒がれだしてもう1年経ちますねぇ…。
1年で分かったことも当然ありますが、まだまだ謎が多いウイルスとも言えるでしょう。
そりゃここまで世界を変えてしまったわけですから、全容解明とはいっていませんよね。
先日、世界保健機関(WHO)は、コロナの変異種に対応するために、世界各国がゲノム解読に取り組む必要があると訴えました。
ですがアイスランドでは、既に10か月前から国内で報告された新型コロナウイルス感染症の全症例のゲノム解読を解析していたそうなんです。
その目的はすべての症例を追跡し、危険な株が捜査網をすり抜けてしまうことを防ぐことです。
英国や南アフリカなどで危険な変異種の出現が確認されている今、この世界をリードする戦略は決定的に重要なものになるかもしれません。
アイスランドの首都レイキャビクにあるバイオ製薬研究機関「deCODE Genetics」では、同国保健当局の要請を受け、10か月前から国内で報告されたあらゆる新型コロナ感染症を解析しています。
ウイルスのゲノム解読は比較的短時間で完了するんだそうです。
解読にあたっては、まず電磁ビーズを使い各サンプルから余計なものを除去しつつ、DNAを取り出さねばなりません。
そしてこれを解読がしやすいよう処理して、シーケンサーという読み取り機で塩基配列を解読していきます。
ウイルスの解読だけなら、3時間もあればいいらしいです。
DNA抽出からの全プロセスでも1日か2日ほどで終わるそうです。
これまでdeCODE Geneticsは、アイスランドで報告された6000症例のすべてを解読し、463種の変異種(ハプロタイプ)を特定してきました。
こうした取り組みは、感染症の流行具合を判断する重要な指標になり、状況に応じた的確な感染防止策を講じる手助けをしてくれます。
たとえば、昨年9月半ばから始まった感染拡大の波は、当初フランスからやってきた観光客のウイルスではないかと疑われていました。
しかし解読結果から、実際にはパブの利用客が大きな原因になっていることが明らかになり、これを受けて保健当局は、首都にあるバーやナイトクラブの営業禁止に踏み切ったんだそうです。
イギリス、デンマーク、オーストラリアなど、ほかにも同じ試みを進めている国はありますが、アイスランドほどのレベルには達していないんだとか…。
日本でも先日、海外に滞在歴がなく感染者との接触も確認されていない静岡県の男女3人が英国で流行中の変異ウイルスに感染していたことが報じられましたよね。
これは1か所の保健所の検体を全て調べた結果明らかになったそうで、静岡県では今後全ての保健所に対して検体の分析を行うそうです。
アイスランドが世界トップレベルのウイルスゲノム解読を行えているのは、「deCODE Genetics」というゲノム解読の専門機関の存在が大きいですな。
1996年に設立された同研究所は、これまで最大規模の遺伝子研究を行ってきたことで知られています。
たとえばアイスランド人2500名の全ゲノムを解読してがんのリスク因子を調べたり、同国人口の3分の1の遺伝子プロファイルを調査したり、あるいは魚のニオイに関する少々ユニークな研究もあったりするそうです。
普段この研究所で扱っているのは34億組のヌクレオチドを持つ人間のゲノムです。
そうした研究に比べれば、たかだか3万程度のヌクレオチドしかない新型コロナのゲノム解読は簡単だということですな。
いうてもウイルスですからねぇ。
ヒトの複雑さからすると簡単と言うのも分かる気はします。
では、そこまで研究が進んでるのに何故に特効薬ができないんでしょう。
これは、様々なパターンを持つ変異ウイルス同士の違いが分かったからといって、それほど明白なものではないそうなんです。
つまり、根底の部分でわざわざ取り上げるほどはっきりしたものではないってことのようで、まだまだ研究の余地しかないと…
素人考えでは、そこまでDNAが解析出来たんなら、イチコロで殺せる方法とか見つけられないんかいとか思いますが、そこは簡単にはいかないみたいですな。
ですが、世界中の賢い人(笑)達がコロナを研究しています。
もうすぐ…
きっともうすぐ、人類はコロナに勝てるはず。
多分(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月2日の火曜日でございます。
なんと、今日は節分なんですよね。
節分ってなもん、2月3日固定と思ってましたら、定義的には「立春」の前日を指すんだそうで、この立春がちょいちょいずれるそうです。
この2月2日の節分って現象は、なんと124年振りなんだとか…
つまり、我々は知らなくて当たり前だったわけです。
なんですが、なんと37年前には、2月4日に節分がズレた年があったそうで、これはわたくし院長、経験してるはずなんですが、全く覚えておりません(笑)
これ、二十四節気を365日で振り分けるため、うるう年の関係でズレるそうなんですが、ズレ方に法則があるわけではなく、なんだかよく分かりません。
が、とにかく今年は今日が節分って事で、豆巻いて恵方巻でも食っちゃって下さい。
因みに今年の恵方は「南南東」だそうです。
ってことで、ネタ突入ですが、今日もコロナな話題をいってみましょう。
新型コロナが騒がれだしてもう1年経ちますねぇ…。
1年で分かったことも当然ありますが、まだまだ謎が多いウイルスとも言えるでしょう。
そりゃここまで世界を変えてしまったわけですから、全容解明とはいっていませんよね。
先日、世界保健機関(WHO)は、コロナの変異種に対応するために、世界各国がゲノム解読に取り組む必要があると訴えました。
ですがアイスランドでは、既に10か月前から国内で報告された新型コロナウイルス感染症の全症例のゲノム解読を解析していたそうなんです。
その目的はすべての症例を追跡し、危険な株が捜査網をすり抜けてしまうことを防ぐことです。
英国や南アフリカなどで危険な変異種の出現が確認されている今、この世界をリードする戦略は決定的に重要なものになるかもしれません。
アイスランドの首都レイキャビクにあるバイオ製薬研究機関「deCODE Genetics」では、同国保健当局の要請を受け、10か月前から国内で報告されたあらゆる新型コロナ感染症を解析しています。
ウイルスのゲノム解読は比較的短時間で完了するんだそうです。
解読にあたっては、まず電磁ビーズを使い各サンプルから余計なものを除去しつつ、DNAを取り出さねばなりません。
そしてこれを解読がしやすいよう処理して、シーケンサーという読み取り機で塩基配列を解読していきます。
ウイルスの解読だけなら、3時間もあればいいらしいです。
DNA抽出からの全プロセスでも1日か2日ほどで終わるそうです。
これまでdeCODE Geneticsは、アイスランドで報告された6000症例のすべてを解読し、463種の変異種(ハプロタイプ)を特定してきました。
こうした取り組みは、感染症の流行具合を判断する重要な指標になり、状況に応じた的確な感染防止策を講じる手助けをしてくれます。
たとえば、昨年9月半ばから始まった感染拡大の波は、当初フランスからやってきた観光客のウイルスではないかと疑われていました。
しかし解読結果から、実際にはパブの利用客が大きな原因になっていることが明らかになり、これを受けて保健当局は、首都にあるバーやナイトクラブの営業禁止に踏み切ったんだそうです。
イギリス、デンマーク、オーストラリアなど、ほかにも同じ試みを進めている国はありますが、アイスランドほどのレベルには達していないんだとか…。
日本でも先日、海外に滞在歴がなく感染者との接触も確認されていない静岡県の男女3人が英国で流行中の変異ウイルスに感染していたことが報じられましたよね。
これは1か所の保健所の検体を全て調べた結果明らかになったそうで、静岡県では今後全ての保健所に対して検体の分析を行うそうです。
アイスランドが世界トップレベルのウイルスゲノム解読を行えているのは、「deCODE Genetics」というゲノム解読の専門機関の存在が大きいですな。
1996年に設立された同研究所は、これまで最大規模の遺伝子研究を行ってきたことで知られています。
たとえばアイスランド人2500名の全ゲノムを解読してがんのリスク因子を調べたり、同国人口の3分の1の遺伝子プロファイルを調査したり、あるいは魚のニオイに関する少々ユニークな研究もあったりするそうです。
普段この研究所で扱っているのは34億組のヌクレオチドを持つ人間のゲノムです。
そうした研究に比べれば、たかだか3万程度のヌクレオチドしかない新型コロナのゲノム解読は簡単だということですな。
いうてもウイルスですからねぇ。
ヒトの複雑さからすると簡単と言うのも分かる気はします。
では、そこまで研究が進んでるのに何故に特効薬ができないんでしょう。
これは、様々なパターンを持つ変異ウイルス同士の違いが分かったからといって、それほど明白なものではないそうなんです。
つまり、根底の部分でわざわざ取り上げるほどはっきりしたものではないってことのようで、まだまだ研究の余地しかないと…
素人考えでは、そこまでDNAが解析出来たんなら、イチコロで殺せる方法とか見つけられないんかいとか思いますが、そこは簡単にはいかないみたいですな。
ですが、世界中の賢い人(笑)達がコロナを研究しています。
もうすぐ…
きっともうすぐ、人類はコロナに勝てるはず。
多分(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院