2021年01月04日 [からだのこと]
ゾーン
お疲れ様です。院長です。
1月4日の月曜日でございます。
ついに今年も始まりました。
お仕事が…。
今日からって事で、もちろん身体はまるで仕事モードになっておりません(笑)
まぁ、休みの日ってのはボンヤリしてるもんで、時間があるからと言っても意外と何にも出来なかったりするんですよね。
集中力の問題なんでしょうか、逆に忙しい時のほうが、効率的に事が運んだりするもんですよね。
例えば、スポーツなんかの場合、「ゾーン」って表現されることがありますが、そのゾーンに入ると、まるでその行為と完全に一体になったかように、思い通りに心や体が動き、信じられない集中力を発揮できることがあります。
我を忘れるほどに没頭してしまえば、圧倒的パフォーマンスを発揮できるので、ぜひともゾーンに入る方法があれば知りたいところです。
最近、世を賑わしている漫画に「鬼滅の刃」ってのがありますが、読んでない人は何の事か分からないでしょうけど、あの劇中に出てくる「全集中」ってのは、まさしく「ゾーン」ですわね。
で、この「ゾーン」について研究している人もいるわけで、英リンカーン大学をはじめとするグループによるアスリートを対象にした研究によれば、ゾーンには2種類あり、入るコツは目標設定の仕方にあるんだそうです。
この研究は、圧倒的なパフォーマンスを発揮したアスリートに、その数時間から数日後にインタビューしてそのときのことを語ってもらい、ゾーンの詳しい特徴について調べたものだそうです。
それによると、彼らはゾーンには2つの種類があるらしきことを口にしているといいます。
たとえば、ある探検家は「ゾーンには間違いなく2つの状態がある」と語り、マラソン走者は「レースは2種類あるような感じだ」と述べているそうです。
研究グループは、それぞれ異なるタイプのゾーンを「フロー」と「クラッチ」と呼んでいるんだそうです。
フローは、行為に完全に没頭した状態で、まるで自動的に行っているかのように楽々と行うことができます。
それはあらゆるものがカチッとハマっているかのような感覚なんだとか…。
一方クラッチは、自分で作り出すことができるんだそうで、ここぞという場面で、意図的に集中を高め、底力が発揮された状態だといいます。
クラッチ・パフォーマンスは、ここ一番の大勝負といったプレッシャーがかかる場面で起こります。
マラソンなら、レース終盤でこのまま行けば自己最高記録や優勝が狙えそうだという状況が挙げられます。
スポーツ以外の場面でも、たとえば、大事な会議に間に合うためには次の電車に絶対に乗らねばならず、懸命に駅へ向かって走っているというような状況ですな。
一方、フローはこれまで遭遇したことのない状況や、いろいろ試行錯誤しているような場面で起こるんだそうです。
たとえば初めてのゴルフコースでプレイしたとき、マラソンで初めてのルートを走ったとき、真っ白なノートでブレインストーミングをやっているときなどなんだとか。
こうした状況ではプレッシャーや周囲の期待などはなく、ただ自由に探求することができるためと考えられます。
クラッチ・パフォーマンスが発揮されるのは、大きな結果が手に入りそうで、何をすべきか分かっているときです。
目標実現へ向けて、ぐっと底力を開放するわけですね。
課題を終わらせるために徹夜してみたり、締め切りを守るために遅くまで作業したり、自己新記録を更新するために普段以上に頑張ってみたりと、そんな経験は誰にでもあるでしょう。
このとき鍵になるのは、はっきりとした目標があり、それを達成するために何をするべきかきちんと理解していることなんですね。
つまり、マラソンなんかでも、最後の1キロを5分以下で走れば自己新記録が出るとか、そういう目に見えた目標ですね。
そして、この明確な目標があれば、力を発揮できるのはある意味当然とも言えます。
ですがフローの場合は少々違うようで、探究できる状況でなければならないそうなんです。
プレッシャーや周囲の期待といったものから自由でなければならないわけですね。
目標はオープンであることが大切で、たとえば「次の5キロをどのくらい速く走れるか」「ゴルフでどのくらいのスコアを出せるか」といったものでなければならないそうです。
こうした上限や制約のないオープンな目標は、プレシャーや期待といったものがなく、また少しずつ自信を深めていくことができるわけです。
フローに入りやすいのはこうした状況であるそうです。
まぁ、どちらの「ゾーン」も自由自在に入れるようになれば、その人の持ってる力以上のモノが出せるんでしょうけどなかなかそうはいかないでしょうね。
スポーツなんかでは割と目標も明確でしょうけど、普通に生きてりゃ目標っつってもねぇ。
「集中力」を維持させるだけの何かが、毎日起ってくれたら良いんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月4日の月曜日でございます。
ついに今年も始まりました。
お仕事が…。
今日からって事で、もちろん身体はまるで仕事モードになっておりません(笑)
まぁ、休みの日ってのはボンヤリしてるもんで、時間があるからと言っても意外と何にも出来なかったりするんですよね。
集中力の問題なんでしょうか、逆に忙しい時のほうが、効率的に事が運んだりするもんですよね。
例えば、スポーツなんかの場合、「ゾーン」って表現されることがありますが、そのゾーンに入ると、まるでその行為と完全に一体になったかように、思い通りに心や体が動き、信じられない集中力を発揮できることがあります。
我を忘れるほどに没頭してしまえば、圧倒的パフォーマンスを発揮できるので、ぜひともゾーンに入る方法があれば知りたいところです。
最近、世を賑わしている漫画に「鬼滅の刃」ってのがありますが、読んでない人は何の事か分からないでしょうけど、あの劇中に出てくる「全集中」ってのは、まさしく「ゾーン」ですわね。
で、この「ゾーン」について研究している人もいるわけで、英リンカーン大学をはじめとするグループによるアスリートを対象にした研究によれば、ゾーンには2種類あり、入るコツは目標設定の仕方にあるんだそうです。
この研究は、圧倒的なパフォーマンスを発揮したアスリートに、その数時間から数日後にインタビューしてそのときのことを語ってもらい、ゾーンの詳しい特徴について調べたものだそうです。
それによると、彼らはゾーンには2つの種類があるらしきことを口にしているといいます。
たとえば、ある探検家は「ゾーンには間違いなく2つの状態がある」と語り、マラソン走者は「レースは2種類あるような感じだ」と述べているそうです。
研究グループは、それぞれ異なるタイプのゾーンを「フロー」と「クラッチ」と呼んでいるんだそうです。
フローは、行為に完全に没頭した状態で、まるで自動的に行っているかのように楽々と行うことができます。
それはあらゆるものがカチッとハマっているかのような感覚なんだとか…。
一方クラッチは、自分で作り出すことができるんだそうで、ここぞという場面で、意図的に集中を高め、底力が発揮された状態だといいます。
クラッチ・パフォーマンスは、ここ一番の大勝負といったプレッシャーがかかる場面で起こります。
マラソンなら、レース終盤でこのまま行けば自己最高記録や優勝が狙えそうだという状況が挙げられます。
スポーツ以外の場面でも、たとえば、大事な会議に間に合うためには次の電車に絶対に乗らねばならず、懸命に駅へ向かって走っているというような状況ですな。
一方、フローはこれまで遭遇したことのない状況や、いろいろ試行錯誤しているような場面で起こるんだそうです。
たとえば初めてのゴルフコースでプレイしたとき、マラソンで初めてのルートを走ったとき、真っ白なノートでブレインストーミングをやっているときなどなんだとか。
こうした状況ではプレッシャーや周囲の期待などはなく、ただ自由に探求することができるためと考えられます。
クラッチ・パフォーマンスが発揮されるのは、大きな結果が手に入りそうで、何をすべきか分かっているときです。
目標実現へ向けて、ぐっと底力を開放するわけですね。
課題を終わらせるために徹夜してみたり、締め切りを守るために遅くまで作業したり、自己新記録を更新するために普段以上に頑張ってみたりと、そんな経験は誰にでもあるでしょう。
このとき鍵になるのは、はっきりとした目標があり、それを達成するために何をするべきかきちんと理解していることなんですね。
つまり、マラソンなんかでも、最後の1キロを5分以下で走れば自己新記録が出るとか、そういう目に見えた目標ですね。
そして、この明確な目標があれば、力を発揮できるのはある意味当然とも言えます。
ですがフローの場合は少々違うようで、探究できる状況でなければならないそうなんです。
プレッシャーや周囲の期待といったものから自由でなければならないわけですね。
目標はオープンであることが大切で、たとえば「次の5キロをどのくらい速く走れるか」「ゴルフでどのくらいのスコアを出せるか」といったものでなければならないそうです。
こうした上限や制約のないオープンな目標は、プレシャーや期待といったものがなく、また少しずつ自信を深めていくことができるわけです。
フローに入りやすいのはこうした状況であるそうです。
まぁ、どちらの「ゾーン」も自由自在に入れるようになれば、その人の持ってる力以上のモノが出せるんでしょうけどなかなかそうはいかないでしょうね。
スポーツなんかでは割と目標も明確でしょうけど、普通に生きてりゃ目標っつってもねぇ。
「集中力」を維持させるだけの何かが、毎日起ってくれたら良いんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院