弘泉堂ブログ
弘泉堂鍼灸接骨院
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2020年12月17日 [からだのこと]

コーヒーソルト

お疲れ様です。院長です。

12月17日の木曜日でございます。

12月も後半戦、年内にって頑張ってたら、だんだん疲れてきますよね(笑)

とにかく、目標を立てて、ここまではやり切るぞっとかなると、どうしても残業というか、寝る間も惜しんで仕事しちゃう人も多いかと思います。

まぁ、もちろん、長い休みがその先にあるから出来ることなんですが、寝不足が続くと身体にも悪いし、結局効率も落ちちゃうんですよね。

ですから何事も程々にね。

とは言え、これ、なんでもそうですけど、やりだすと止まらなくなることってありますよね。

わたくし院長もそういうタイプで、大掃除なんか本気出しちゃったら、もう大変。

さすがに院内ではそこまでやりませんが、自宅なんかだとその日に終わらず、すさまじく散らかった状態で寝なければいけなくなったりします。

こうなると、翌日までそのテンションが残ってるかどうか分かりませんし、途中でやる気がなくなったら、悲惨でしょ(笑)

なので、自宅の大掃除はよほどのことがない限り、見える範囲しか行いません。

ま、院内は物も少ないですし、チャッチャと終わらせます。

ですが、掃除以外も、休み前はこのブログもそうですし、弘泉堂通信もですし、ある程度仕上げとかきゃいけない仕事が山盛りなんですよね。

ですから、結局、睡眠時間を削って頑張るしかないんでやんす。

そして寝ずに頑張るといったら、コーヒーですよね。

眠気覚ましやリフレッシュにはもってこいの飲み物です。

一昔前は、結構身体に悪い要素ばかりがクローズアップされていたコーヒーですが、近年ではその効能に注目が集まっています。

眠気覚ましや覚醒作用があるのは、知られていますが、それ以外にも多くの効能が報告されています。

例えば、活性酵素の抑制とか、動脈硬化、心臓病の予防、さらには脂肪燃焼効果、糖尿病や認知症の予防にも良いらしいです。

こう書くと、良い事だらけな飲み物なんですが、いかんせんこいつには独特の苦みがあります。

この独特の苦さがダメで飲めないという人も一定数います。

何となく大人の味って感じもありますが、苦みが苦手と言う舌に大人も子供もありません。

ですが、そんな人に役立ちそうな苦味緩和の方法が今、話題になっているそうなんです。

そのやり方はきわめてシンプルで、コーヒーに少量の塩を加えるだけなんだそうです。

たったそれだけで苦味が和らぐこのトリックは科学的な裏付けがあり、苦味を抑えて風味を高める塩の作用に基づいているんだそうです。

コーヒーの苦味を塩を抑える方法は、アメリカの生物学者ゲイリー・K・ボーチャンプ博士が行った味覚に対する塩の作用の研究に基づいています。

博士は、塩が味の情報を脳に伝える味覚受容体と結合して、苦味の化合物が受容体と結合するのを阻止する作用に着目、苦味を含む混合物による味覚実験を行ないました。

その内容は、塩と苦味、砂糖と苦味、塩と砂糖と苦味という組み合わせを被験者が味わい評価するというもので、その結果「塩が苦味の認識を低下させるのに効果的である」ことをつきとめたんだそうです。

1997年にNature誌で発表されたこの研究について、アメリカの食品科学者ブライソン・ジャクソンさんは以下のように語っています。

「驚いたことに彼らは、甘い砂糖溶液より塩のほうがはるかに苦味がある化合物の認識を減らすのに効果的なことを発見しました」

これを応用し、コーヒーに塩を加えて飲むと、塩が先に受容体に結合して苦味のシグナルを抑制するため、苦味がブロックされたコーヒーのフレーバーをより良く味わい楽しむことができるということです。

ではどの程度の塩をコーヒーに加えるべきなのだろう?

いくら苦味が緩和されるとはいえ大量に入れれば当然塩辛くなりますし、コーヒーの味を損なってしまいます。

その割合は特に決まっておらず、飲む人自身が自分の味覚に適したバランスを慎重に探らなくてはならないようです。

「誰もが苦味と塩分に独自のしきい値を持っている」と語るジャクソンさんは、隠し味の要領でごく少量の塩を加え完全にかき混ぜては味見して、を繰り返すべきだといってます。

そうすればどこかの時点でコーヒー対塩のベストな割合がつかめるはずだと…。

私たちにとって苦味は、口にしたその食べ物の有毒性の高さを意味します。

なので苦味に本能的な嫌悪感を示すのは自然なことともいえるんですが、苦味が気になりコーヒーを敬遠してる人はこの味覚のトリックを試してみてはいかがだろうか?

わたくし院長は、コーヒー好きですから試すのはちょっとって感じですが、苦味さえなくなれば効能はいいものが多いんで、コーヒー嫌いには良い話ですよね。

ではまた〜。


021217



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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