2020年11月10日 [色々なこと]
魔法の言葉
お疲れ様です。院長です。
11月10日の火曜日でございます。
毎日少しずつ冬にシフトしていってますね。
そして、みなさんお気付きでしょうか、夜明けがドンドン遅くなっていってるんですよね。
今日の日の出時刻は、京都市で6時26分ですから、わたくし院長が通勤してる時間はまだ夜が明けきってないんです。
大体、院に到着するのが6時20分位ですから、ちょうど着いた頃に夜が明けきるって感じです。
これから、徐々に遅くなっていくんですね〜。
一番遅い時間になると7時過ぎですから、まぁこれから暗い中を通勤しなければいけない季節になってくるわけです。
ま、毎年の事ですけどね。
そんな冬前ですが、まだまだ寒さはこれからですからね。
ってことで、今日もネタにいきましょう。
今日のネタは人の支えになる話。
誰かが苦しんでいるとき、悲しんでいるとき、何か励ましになるような言葉をかけたくなるのが人間ってもんでしょう。
失恋しただの、失業しただの、人それぞれ理由はあるでしょうけど、あなたの大切な人が落ち込んでいたら、どんな言葉をかけるのが正解なんでしょう?
同情の言葉でしょうか、それとも共感の言葉でしょうか…?
もしくは大したことない、大丈夫さといった楽観的な言葉が良いんでしょうか?
アメリカの研究者が新たに発表した論文によると、苦しむ人を励まし、慰められる魔法の言葉はないとの事らしいです。
ないんかーい。
で終わったら、身も蓋もないんですが、その代わり「ただそこにいて、共感するだけ」で十分なんだそうです。
アメリカ・ウェイン州立大学のシャウナ・タナー氏らによると、何かいいことを言おうと頑張ってもほとんどの場合は、「あまりいい結果にならないぎこちない発言」しかできないのだそうです。
ま、確かにそれは言えるかもしれません。
どんな言葉を並べてもそれはただの言葉ですからね。
もしあなたの友人なり家族なりが、あなたを味方だと思っているのならば、「ただそこにいて、共感するだけで十分」だということです。
タナー氏らがまず行ったのは、300人以上の学童(10〜15歳)が6つの言葉の励ましになる程度を評価した2008年のデータを再度分析することでした。
この調査では、それぞれの言葉は、成績が落ちたか、仲間外れにされた人に対して友人が言ったものと子供たちに伝えて、その内容からどのくらい励まされるか答えてもらいました。
それぞれの言葉は、同情したり、楽観的な態度をとったりと、さまざまな励まし方をするものでした。
調査の結果、子供たち全員から特に強く励ましになると評価された言葉はなかったんだとか…。
ですが、より重要だったのは、どの言葉でも、概ね励ましになるとみなされていたんだそうです。
つまり、子供たちが励まされると感じるのは、言葉の内容そのものではなく、耳を傾けてくれる人がいるという事実だったという事のようなんです。
その分析に加えて、今回新しく行われた調査でも、同じ結果が得られています。
タナー氏らは、今度は大学生54名に頼み、8つの状況における96の言葉の励まし度を評価してもらいました。
ただし、今回の励ましの言葉は、特定の性格の人にとって特に励ましになるよう念頭に考案された言葉だったそうです。
たとえば、楽観的な人を励ますことを想定した前向きに考えるよう促す言葉(「いろいろあるから人生は楽しいんだよ」など)や、社交的な人に向けた仲間がいることを思い出させるような言葉(「君を好きな人はいるし、おかげで僕らと一緒に遊べるじゃないか」など)があったそうです。
その結果、この特定の性格を念頭に置いた調査であっても、ほかよりも優れて励ましになると学生全員がみなした言葉はなかったそうなんです。
これは性格グループごとに分析した場合でも同様で、それよりも学生個々人に負うところが大きかったということなんです。
さらに、もっと現実世界の状況を反映するために、心理学者、大学生、研修医33名にセラピーのビデオを見せて、その中で話される励ましの言葉を評価してもらったそうです。
色々試すんだねぇ〜…。
でも結局、ここでも結果は同様で、職業別に見ても、特に励ましになると評価された言葉はなかったんだそうです。
つまり、何言うてもアカンと(笑)
結論としては、どんなに慎重に選ばれた言葉であっても、それ自体には普遍的な励ましの効果はない様なんですね。
まぁ、同じ言葉でも誰がそう言ってくれるかによって、響き方は全然違うとは思いますが、それもあくまでその「個人」から発せられた言葉という所に大きなウェイトがあるようです。
つまり、大切な人にどんな言葉をかけるべきか悩んでいる人は、そんなに心配しなくてもいいということなんですね。
あなたのそうした態度がすでに支えになっているって事ですから、ゆっくり話を聞いてあげるだけで十分なわけです。
て言うより、こんな研究を一生懸命やってる人って、何なんでしょう(笑)
わたくし院長、落ち込んだ時は出来るだけソッとしておいて欲しいタイプで、誰とも話したくなくなります。
これも人それぞれだと思いますけど、やはり心配する気持ちが一番大事でしょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月10日の火曜日でございます。
毎日少しずつ冬にシフトしていってますね。
そして、みなさんお気付きでしょうか、夜明けがドンドン遅くなっていってるんですよね。
今日の日の出時刻は、京都市で6時26分ですから、わたくし院長が通勤してる時間はまだ夜が明けきってないんです。
大体、院に到着するのが6時20分位ですから、ちょうど着いた頃に夜が明けきるって感じです。
これから、徐々に遅くなっていくんですね〜。
一番遅い時間になると7時過ぎですから、まぁこれから暗い中を通勤しなければいけない季節になってくるわけです。
ま、毎年の事ですけどね。
そんな冬前ですが、まだまだ寒さはこれからですからね。
ってことで、今日もネタにいきましょう。
今日のネタは人の支えになる話。
誰かが苦しんでいるとき、悲しんでいるとき、何か励ましになるような言葉をかけたくなるのが人間ってもんでしょう。
失恋しただの、失業しただの、人それぞれ理由はあるでしょうけど、あなたの大切な人が落ち込んでいたら、どんな言葉をかけるのが正解なんでしょう?
同情の言葉でしょうか、それとも共感の言葉でしょうか…?
もしくは大したことない、大丈夫さといった楽観的な言葉が良いんでしょうか?
アメリカの研究者が新たに発表した論文によると、苦しむ人を励まし、慰められる魔法の言葉はないとの事らしいです。
ないんかーい。
で終わったら、身も蓋もないんですが、その代わり「ただそこにいて、共感するだけ」で十分なんだそうです。
アメリカ・ウェイン州立大学のシャウナ・タナー氏らによると、何かいいことを言おうと頑張ってもほとんどの場合は、「あまりいい結果にならないぎこちない発言」しかできないのだそうです。
ま、確かにそれは言えるかもしれません。
どんな言葉を並べてもそれはただの言葉ですからね。
もしあなたの友人なり家族なりが、あなたを味方だと思っているのならば、「ただそこにいて、共感するだけで十分」だということです。
タナー氏らがまず行ったのは、300人以上の学童(10〜15歳)が6つの言葉の励ましになる程度を評価した2008年のデータを再度分析することでした。
この調査では、それぞれの言葉は、成績が落ちたか、仲間外れにされた人に対して友人が言ったものと子供たちに伝えて、その内容からどのくらい励まされるか答えてもらいました。
それぞれの言葉は、同情したり、楽観的な態度をとったりと、さまざまな励まし方をするものでした。
調査の結果、子供たち全員から特に強く励ましになると評価された言葉はなかったんだとか…。
ですが、より重要だったのは、どの言葉でも、概ね励ましになるとみなされていたんだそうです。
つまり、子供たちが励まされると感じるのは、言葉の内容そのものではなく、耳を傾けてくれる人がいるという事実だったという事のようなんです。
その分析に加えて、今回新しく行われた調査でも、同じ結果が得られています。
タナー氏らは、今度は大学生54名に頼み、8つの状況における96の言葉の励まし度を評価してもらいました。
ただし、今回の励ましの言葉は、特定の性格の人にとって特に励ましになるよう念頭に考案された言葉だったそうです。
たとえば、楽観的な人を励ますことを想定した前向きに考えるよう促す言葉(「いろいろあるから人生は楽しいんだよ」など)や、社交的な人に向けた仲間がいることを思い出させるような言葉(「君を好きな人はいるし、おかげで僕らと一緒に遊べるじゃないか」など)があったそうです。
その結果、この特定の性格を念頭に置いた調査であっても、ほかよりも優れて励ましになると学生全員がみなした言葉はなかったそうなんです。
これは性格グループごとに分析した場合でも同様で、それよりも学生個々人に負うところが大きかったということなんです。
さらに、もっと現実世界の状況を反映するために、心理学者、大学生、研修医33名にセラピーのビデオを見せて、その中で話される励ましの言葉を評価してもらったそうです。
色々試すんだねぇ〜…。
でも結局、ここでも結果は同様で、職業別に見ても、特に励ましになると評価された言葉はなかったんだそうです。
つまり、何言うてもアカンと(笑)
結論としては、どんなに慎重に選ばれた言葉であっても、それ自体には普遍的な励ましの効果はない様なんですね。
まぁ、同じ言葉でも誰がそう言ってくれるかによって、響き方は全然違うとは思いますが、それもあくまでその「個人」から発せられた言葉という所に大きなウェイトがあるようです。
つまり、大切な人にどんな言葉をかけるべきか悩んでいる人は、そんなに心配しなくてもいいということなんですね。
あなたのそうした態度がすでに支えになっているって事ですから、ゆっくり話を聞いてあげるだけで十分なわけです。
て言うより、こんな研究を一生懸命やってる人って、何なんでしょう(笑)
わたくし院長、落ち込んだ時は出来るだけソッとしておいて欲しいタイプで、誰とも話したくなくなります。
これも人それぞれだと思いますけど、やはり心配する気持ちが一番大事でしょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院