2020年11月08日 [からだのこと]
(193)サンデーイルネス(仮)アダムス・ストークス症候群について
お疲れ様です。院長です。
11月8日のサンデーイルネスでございます。
ボチボチ寒さが本格的になってきましたね。
わたくし院長も、ついに秋ものへ衣替えました。
まぁ、秋ものっつっても、ペラペラのパーカーなんですが、長袖です(笑)
まだちょっと動くと暑いんですが、まぁこれ位が一番快適な気温かなぁとも思います。
これ以上寒くなるともう寒いだけですし、この辺でしばらく停滞しといてくれたらいいんですけど、今年はなんだか順調に季節が移ろってますから、ボチボチ寒さが増すでしょうね。
そして、寒くなると紅葉が話題になりますね。
11月の半ば位からボチボチ見頃の場所が出てきます。
京都は末から、12月の頭くらいですかね。
例年通りだと、この紅葉の時期はホントに観光客が多くて、道路も駅も人だらけなんですが、さすがに今年は海外からの観光客がいませんから、グッと見やすいんじゃないですかね。
GOTOキャンペーンもありますし、京都は狙い目かと思います。
ま、あんまり密になるのは怖いんですが、京都はやはり観光都市ですからね。
それなりに人が来てくれないと経済が成り立ちませんから…。
みなさん、感染対策はバッチリで来て下さい。
そして決して無理しないようにね。
体調が悪い時は、とっとと寝ちゃいましょう。
風邪はひきはじめが肝心ですしね。
風邪とインフルエンザと、もちろんコロナとすべて違う感染症ですが、基本はウイルスに暴露して罹患します。
で、ポイントとして仮にウイルスに暴露したとしても、免疫力が高ければ蹴散らす事ができます。
ですから風邪に注意なんですよ。
風邪をひいてしまったら、免疫力が極端に下がります。
こういう時に、他の感染症にも罹りやすいので、まずはキッチリ風邪対策を行いましょう。
風邪対策がすなわち、コロナ対策であり、インフルエンザ対策にもなるわけですからね。
プラス、ソーシャルディスタンスの徹底、マスク着用、これだけで大丈夫ですからね。
これからの秋冬は、空気も乾燥しますしウイルスにとっては、繁殖しやすい環境です。
この冬をキッチリ乗り切るためにも、もう一度初心に帰って感染症対策を行いましょうね。
ってことで、今日のイルネス辞典は「アダムス・ストークス症候群」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、急に発生した極端な徐脈(じょみゃく)(成人で、1分間に60以下の脈拍数)、心停止、頻脈(ひんみゃく)(成人で、1分間に100以上の脈拍数)のために、心臓から脳への血液の供給が大きく低下したり停止して、脳の酸素低下を来した場合をいいます。
その結果、めまい・失神・けいれんが現れて死に至ることもある危険な状態です。
原因は、洞不全(どうふぜん)症候群・房室(ぼうしつ)ブロックによる心停止か、心室頻拍(しんしつひんぱく)・心室細動(しんしつさいどう)のような心拍数の極めて速い心室性頻脈に分けられます。
本症候群の原因の50〜60%は房室ブロック、30〜40%が洞不全症候群とされます。
残りは、心室頻拍(多形性心室頻拍トルサードポワンツを含む)・心室細動です。
まれですが、心房粗動(しんぼうそどう)や心房細動(しんぼうさいどう)でも心房から心室の伝導が過剰に亢進すると高度頻脈となり、脳の虚血(きょけつ)に陥ります。
症状の現れ方ですが、通常、脳の虚血症状が突然に現れます。
症状の程度は、徐脈では心臓が停止している時間の長短に、頻脈では脈拍数と頻脈持続時間によって決まります。
そのほかに、脳の虚血が原因で起こる全身けいれんや、二次的な頭部外傷がしばしばみられます。症状が消失した時点では、神経学的な異常はみられないのが特徴です。
洞不全症候群で本症候群を来すのは、徐脈頻脈症候群が多いようです。
頻脈も発作中の心電図の波形から診断されます。
いくつかの疾患では非発作時にも心電図の異常があります。
QT延長症候群、ブルガダ症候群、特発性心室細動、WPW症候群、不整脈源性右室異形成症(うしついけいせいしょう)などです。
心臓の電気生理学的検査による頻脈の誘発試験は、診断に有用です。
治療として、徐脈が原因であれば、意識消失発作の予防にはペースメーカーの植え込みが必要になります。
心室細動、心拍数が多い心室頻拍の再発が危惧される時には、頻脈発生に際してはそれを電気的に停止させる植込型除細動器の植え込みが必要になります。
症状が最初は軽くめまい程度で自然に消失しても、数時間、数日後に繰り返すおそれがあるので、早期に循環器専門医の診察を受けてください。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月8日のサンデーイルネスでございます。
ボチボチ寒さが本格的になってきましたね。
わたくし院長も、ついに秋ものへ衣替えました。
まぁ、秋ものっつっても、ペラペラのパーカーなんですが、長袖です(笑)
まだちょっと動くと暑いんですが、まぁこれ位が一番快適な気温かなぁとも思います。
これ以上寒くなるともう寒いだけですし、この辺でしばらく停滞しといてくれたらいいんですけど、今年はなんだか順調に季節が移ろってますから、ボチボチ寒さが増すでしょうね。
そして、寒くなると紅葉が話題になりますね。
11月の半ば位からボチボチ見頃の場所が出てきます。
京都は末から、12月の頭くらいですかね。
例年通りだと、この紅葉の時期はホントに観光客が多くて、道路も駅も人だらけなんですが、さすがに今年は海外からの観光客がいませんから、グッと見やすいんじゃないですかね。
GOTOキャンペーンもありますし、京都は狙い目かと思います。
ま、あんまり密になるのは怖いんですが、京都はやはり観光都市ですからね。
それなりに人が来てくれないと経済が成り立ちませんから…。
みなさん、感染対策はバッチリで来て下さい。
そして決して無理しないようにね。
体調が悪い時は、とっとと寝ちゃいましょう。
風邪はひきはじめが肝心ですしね。
風邪とインフルエンザと、もちろんコロナとすべて違う感染症ですが、基本はウイルスに暴露して罹患します。
で、ポイントとして仮にウイルスに暴露したとしても、免疫力が高ければ蹴散らす事ができます。
ですから風邪に注意なんですよ。
風邪をひいてしまったら、免疫力が極端に下がります。
こういう時に、他の感染症にも罹りやすいので、まずはキッチリ風邪対策を行いましょう。
風邪対策がすなわち、コロナ対策であり、インフルエンザ対策にもなるわけですからね。
プラス、ソーシャルディスタンスの徹底、マスク着用、これだけで大丈夫ですからね。
これからの秋冬は、空気も乾燥しますしウイルスにとっては、繁殖しやすい環境です。
この冬をキッチリ乗り切るためにも、もう一度初心に帰って感染症対策を行いましょうね。
ってことで、今日のイルネス辞典は「アダムス・ストークス症候群」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、急に発生した極端な徐脈(じょみゃく)(成人で、1分間に60以下の脈拍数)、心停止、頻脈(ひんみゃく)(成人で、1分間に100以上の脈拍数)のために、心臓から脳への血液の供給が大きく低下したり停止して、脳の酸素低下を来した場合をいいます。
その結果、めまい・失神・けいれんが現れて死に至ることもある危険な状態です。
原因は、洞不全(どうふぜん)症候群・房室(ぼうしつ)ブロックによる心停止か、心室頻拍(しんしつひんぱく)・心室細動(しんしつさいどう)のような心拍数の極めて速い心室性頻脈に分けられます。
本症候群の原因の50〜60%は房室ブロック、30〜40%が洞不全症候群とされます。
残りは、心室頻拍(多形性心室頻拍トルサードポワンツを含む)・心室細動です。
まれですが、心房粗動(しんぼうそどう)や心房細動(しんぼうさいどう)でも心房から心室の伝導が過剰に亢進すると高度頻脈となり、脳の虚血(きょけつ)に陥ります。
症状の現れ方ですが、通常、脳の虚血症状が突然に現れます。
症状の程度は、徐脈では心臓が停止している時間の長短に、頻脈では脈拍数と頻脈持続時間によって決まります。
そのほかに、脳の虚血が原因で起こる全身けいれんや、二次的な頭部外傷がしばしばみられます。症状が消失した時点では、神経学的な異常はみられないのが特徴です。
洞不全症候群で本症候群を来すのは、徐脈頻脈症候群が多いようです。
頻脈も発作中の心電図の波形から診断されます。
いくつかの疾患では非発作時にも心電図の異常があります。
QT延長症候群、ブルガダ症候群、特発性心室細動、WPW症候群、不整脈源性右室異形成症(うしついけいせいしょう)などです。
心臓の電気生理学的検査による頻脈の誘発試験は、診断に有用です。
治療として、徐脈が原因であれば、意識消失発作の予防にはペースメーカーの植え込みが必要になります。
心室細動、心拍数が多い心室頻拍の再発が危惧される時には、頻脈発生に際してはそれを電気的に停止させる植込型除細動器の植え込みが必要になります。
症状が最初は軽くめまい程度で自然に消失しても、数時間、数日後に繰り返すおそれがあるので、早期に循環器専門医の診察を受けてください。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院