2020年10月13日 [色々なこと]
サイバー攻撃
お疲れ様です。院長です。
10月13日の火曜日でございます。
毎日書いてる気がしますが、日ごとに秋が深まり夏の名残がなくなっていきますね。
こうなると、寒くなるのも時間の問題で、今年も紅葉の季節がやってきますな。
毎年の事ですが、この院の前に銀杏の木があって、その葉っぱがバカみたいに落ちてくるんですよね。
幸い、院の前の木は、実をつけないタイプなんで助かってますが、これからの時期、銀杏の実が落ちてとんでもない匂いが漂ってきますよね。
まぁそれも季節の風物詩なんですが、臭いのは嫌だよね。
この紅葉が美しくなる頃は、気温もかなり下がってますし、もう冬間近になってます。
それまでの間、少しだけですが過ごしやすい日々ですので、秋を楽しんで下さいね。
良い季節は短いですから、アッちゅう間に寒くなります。
今年は、コロナもありますし寒くなったら、本当に要注意ですからね。
てことで、今日もネタに突入ですが、今日は紅葉とは全然関係ない、サイバーなお話しでもいってみましょう。
ドイツの病院で、コンピューターが乗っ取られ、「ランサムウェア」に感染しました。
その結果、システムが正常に働かず、搬送中だった患者が死亡するっていう痛ましい事件が起きました。
これはサイバー攻撃で直接的に死者が出た世界初の事例だそうで、現在、地元警察は過失致死罪の容疑で犯人の行方を追っているそうです。
9月のある夜、デュッセルドルフ大学病院のコンピューターシステムがサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染しました。
ランサムウェアとは、マルウェア(不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称)の一種で、これに感染したコンピューターは、利用者のシステムへのアクセスを制限したり、システムを使用不可にしてしまうウイルスですな。
この解除と引き換えに、犯人側は身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求することから「ランサムウェア」と名付けられました。
事実、病院側には 犯人グループからランサムウェアの解除コードと引き換えに、ビットコインによる多額の身代金が要求されたんですな。
これに巻き込まれる形になったのが、デュッセルドルフ在住だった女性患者で、この女性は、すぐにでも治療が必要な危険な状態にあり、本来ならばデュッセルドルフ大学病院に搬送されるはずでした。
ところがデュッセルドルフ大学病院は、システムがダウンしていたせいで女性を受け入れることができない状態に陥ってしまいました。
結局、彼女はそこから30キロ離れたヴッパータールの病院に搬送されることになり、そこへの途中で亡くなってしまったわけです。
ハッカーは警察の関与を知って病院への要求を取り下げ、病院側にランサムウェアの解除コードが引き渡し、現在システムは復旧しているとのことです。
このハッカー、本来の標的は病院ではなく、デュッセルドルフ大学であったらしいんですな。
しかし、系列内の病院もまた大学のネットワークの一部であったために、システムがダウンしてしまったようなんです。
ランサムウェア感染と女性の死の因果関係については現在捜査中だそうですが、もしこれが確認されればサイバー攻撃で人命が失われた初の事例となるそうです。
これに関しては、きっと犯人も誤算だったでしょうねぇ…。
大学のシステムを乗っ取って、身代金を奪うってだけの目的が、人命にまで影響するとはねぇ…。
まぁ、そこで犯人に同情することもないですが、これをキッカケに大学へのサイバー攻撃は激減すると思われます。
恐らくですけど、こんな犯罪を犯す人達って、一定以上に頭も良いでしょうし、スマートに犯罪を起こしたいタイプでしょう。
今回みたいに人命が危険にさらされる可能性があるんじゃ、狙えなくなりますよね。
それともう一つ、このランサムウェアは、シトリックス社が開発したVPNソフトウェアの脆弱性を突いたものとのことで、実はこの脆弱性はよく知られたものだったようで、今年1月の段階で国内のサイバーセキュリティ当局から警告が出されていたそうなんですね。
病院側がその事実を把握していたにもかかわらず、何の対応も行っていなかったとすれば、病院に過失が認められる可能性もあるという話しだそうです。
まぁ、これからはこの手の犯罪が増えるんでしょうねぇ…。
わたくし世代の子供の頃は、「誘拐」って事件がかなりありましたが、今では成功確率の低さからかあまり聞かなくなりました。
ですが、サイバー攻撃からの身代金要求となると成功率も上がってしまうんでしょうね。
それと、システムを管理する側、今回なら大学病院ですが、企業であれキチンと対応しておかないと、罪に問われたりする時代なんですよね。
知らなかったでは済まされない事になる前に対策して下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月13日の火曜日でございます。
毎日書いてる気がしますが、日ごとに秋が深まり夏の名残がなくなっていきますね。
こうなると、寒くなるのも時間の問題で、今年も紅葉の季節がやってきますな。
毎年の事ですが、この院の前に銀杏の木があって、その葉っぱがバカみたいに落ちてくるんですよね。
幸い、院の前の木は、実をつけないタイプなんで助かってますが、これからの時期、銀杏の実が落ちてとんでもない匂いが漂ってきますよね。
まぁそれも季節の風物詩なんですが、臭いのは嫌だよね。
この紅葉が美しくなる頃は、気温もかなり下がってますし、もう冬間近になってます。
それまでの間、少しだけですが過ごしやすい日々ですので、秋を楽しんで下さいね。
良い季節は短いですから、アッちゅう間に寒くなります。
今年は、コロナもありますし寒くなったら、本当に要注意ですからね。
てことで、今日もネタに突入ですが、今日は紅葉とは全然関係ない、サイバーなお話しでもいってみましょう。
ドイツの病院で、コンピューターが乗っ取られ、「ランサムウェア」に感染しました。
その結果、システムが正常に働かず、搬送中だった患者が死亡するっていう痛ましい事件が起きました。
これはサイバー攻撃で直接的に死者が出た世界初の事例だそうで、現在、地元警察は過失致死罪の容疑で犯人の行方を追っているそうです。
9月のある夜、デュッセルドルフ大学病院のコンピューターシステムがサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染しました。
ランサムウェアとは、マルウェア(不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称)の一種で、これに感染したコンピューターは、利用者のシステムへのアクセスを制限したり、システムを使用不可にしてしまうウイルスですな。
この解除と引き換えに、犯人側は身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求することから「ランサムウェア」と名付けられました。
事実、病院側には 犯人グループからランサムウェアの解除コードと引き換えに、ビットコインによる多額の身代金が要求されたんですな。
これに巻き込まれる形になったのが、デュッセルドルフ在住だった女性患者で、この女性は、すぐにでも治療が必要な危険な状態にあり、本来ならばデュッセルドルフ大学病院に搬送されるはずでした。
ところがデュッセルドルフ大学病院は、システムがダウンしていたせいで女性を受け入れることができない状態に陥ってしまいました。
結局、彼女はそこから30キロ離れたヴッパータールの病院に搬送されることになり、そこへの途中で亡くなってしまったわけです。
ハッカーは警察の関与を知って病院への要求を取り下げ、病院側にランサムウェアの解除コードが引き渡し、現在システムは復旧しているとのことです。
このハッカー、本来の標的は病院ではなく、デュッセルドルフ大学であったらしいんですな。
しかし、系列内の病院もまた大学のネットワークの一部であったために、システムがダウンしてしまったようなんです。
ランサムウェア感染と女性の死の因果関係については現在捜査中だそうですが、もしこれが確認されればサイバー攻撃で人命が失われた初の事例となるそうです。
これに関しては、きっと犯人も誤算だったでしょうねぇ…。
大学のシステムを乗っ取って、身代金を奪うってだけの目的が、人命にまで影響するとはねぇ…。
まぁ、そこで犯人に同情することもないですが、これをキッカケに大学へのサイバー攻撃は激減すると思われます。
恐らくですけど、こんな犯罪を犯す人達って、一定以上に頭も良いでしょうし、スマートに犯罪を起こしたいタイプでしょう。
今回みたいに人命が危険にさらされる可能性があるんじゃ、狙えなくなりますよね。
それともう一つ、このランサムウェアは、シトリックス社が開発したVPNソフトウェアの脆弱性を突いたものとのことで、実はこの脆弱性はよく知られたものだったようで、今年1月の段階で国内のサイバーセキュリティ当局から警告が出されていたそうなんですね。
病院側がその事実を把握していたにもかかわらず、何の対応も行っていなかったとすれば、病院に過失が認められる可能性もあるという話しだそうです。
まぁ、これからはこの手の犯罪が増えるんでしょうねぇ…。
わたくし世代の子供の頃は、「誘拐」って事件がかなりありましたが、今では成功確率の低さからかあまり聞かなくなりました。
ですが、サイバー攻撃からの身代金要求となると成功率も上がってしまうんでしょうね。
それと、システムを管理する側、今回なら大学病院ですが、企業であれキチンと対応しておかないと、罪に問われたりする時代なんですよね。
知らなかったでは済まされない事になる前に対策して下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院