2020年08月12日 [動物のこと]
コロナ探知犬
お疲れ様です。院長です。
8月12日の水曜日でございます。
一般的にお盆休みと言うと、大体明日の13日辺りからスタートすると思うんですが、当院は水曜日が休診のため、今日から16日までお休みなんです。
毎年、大体16日は診療してたんですが、今年は日曜日って事で曜日のならびでこうなりました。
10日、11日も休みだったんで、昨日の12日だけ仕事してって感じでしたから、昨日はなかなか気合いが入りませんでしたよ(笑)
てことで、今日からお休みなんですが、世の中はコロナ禍の真っ只中ですし、どこに行くってのも特にないんですが、まぁこの連休がまた一つの核になるかもねぇ…。
大体、前回の緊急事態宣言の前もそうでしたが、連休中に感染拡大して、そこから1週間〜2週間後に、ドカンと感染者が増加してましたしね。
だんだん、我々もコロナを予防することに慣れてきてますから、前回ほどは増えない気もしますが、やはり人が動けば、感染も拡大しますよね。
特に、お盆なんかの場合は帰省する方も多いでしょうし、全国各地にウイルスが満遍なく広がりそうです。
もう、我々の注意とか自衛ではどうにもならない気がしてきましたよね。
やっぱ、早いとこワクチンか特効薬でも出来ないと収束は望めない気がしてきました。
ですが、ドイツの研究で、少し光明が見えてきたようです。
それは、犬は匂いを嗅ぐだけで、新型コロナ感染者を94%の確率で嗅ぎ分けられることが判明したんだそうです。
ほんまかいなって話ですが、本当ならスゴイ事ですよね。
犬の鋭い嗅覚は、まさに万能なようです。
麻薬や爆発物の探知から、がんやマラリアの発見までさまざまな分野で役に立つ可能性を秘めています。
そこで今回のコロナ禍で、世界各国の研究者らは、麻薬探知犬などに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を特定させることが可能かどうかの研究を始めたんだそうです。
そしてその試みは成功したようで、ドイツ、ハノーファー獣医大学(University of Veterinary Medicine Hannover)の研究は、犬が高い精度でコロナウイルスの匂いを嗅ぎ分けられることを明らかにしたそうです。
研究グループは、犬の嗅覚の可能性を探るために、8頭の探知犬にコロナウイルスの匂いを覚えさせる実験を行ないました。
まず人間の唾液と気管から1012サンプルを採取し、それらの感染の有無を検査します。
それからそれらを訓練した犬に与えて、きちんと嗅ぎ分けられるか確かめました。
なお、サンプルは無作為に配られたので、実験中にそれが感染したサンプルかどうか、研究者には分かっていませんでした。
つまり、犬は研究者の顔色をうかがって正解かどうか探ることはできなかったということになります。
その結果、陽性のサンプルについては平均83%、陰性のものについては平均96%、全体では94%の確率で嗅ぎ分けることができたといいますからもう、PCR検査より確実やん(笑)
研究グループによると、ウイルスに感染した患者は体の代謝プロセスがまったく変わってしまうのだといいます。
犬が嗅ぎ分けているのは、そうした匂いの違いだと考えられるそうです。
そうやって感染者を嗅ぎ分けるよう訓練した犬を空港や国境、あるいはイベント会場などに配置しておけば、人が集まる場所での感染予防に貢献させられるとのことです。
これは画期的ですよね〜。
コロナ陽性患者と陰性患者に、匂いの違いがあるとはねぇ…。
実はこの匂いで感染者候補をあぶりだす研究を行っているのはドイツだけではありません。
イギリス政府は、およそ6500万円相当の資金を投じて、空港などで活躍する麻薬探知犬にコロナ感染者を嗅ぎ分けることができるかどうか調査を行なっています。
このプロジェクトの支援を受けたダラム大学(イギリス)の研究グループによれば、犬には1時間で250人ほどの検査を行う潜在能力があるそうなんです。
またアメリカ、カリフォルニア州を拠点とする「コニーク社」などは、空気中の分子化合物を検出することで、コロナウイルスの感染者を発見する装置を開発中だと…。
ドイツの研究グループの次の目的は、インフルエンザのようなウイルスとコロナを嗅ぎ分けられるかどうか調べることであるそうです。
ですが一番気がかりなのは、犬がコロナウイルスに感染してしまわないかどうかです。
少数ながら実際に犬がコロナに感染したケースは報告されており、死亡した例もあります。
このブログでも、フランスで初めてコロナウイルスに感染したペット猫の「パピーユ」を紹介したことがありますね。
この件に関し、イギリスの探知犬育成団体「メディカル・ディテクション・ドッグス(MDD)」は、犬がウイルス感染する可能性は極めて低い上、人間を嗅ぐ時も本人には触れず、周りの空気のみで探知するため、彼らの安全は確保されていると説明しています。
まぁ、匂いを嗅ぐだけなら感染は大丈夫かもしれませんが、やはりちょっと心配ではありますね。
ですが、もし、この方法が麻薬探知並みの精度が出るのなら、かなりの戦力になるとは思われます。
人間の勝手で犬に迷惑をかけちゃいけないとは思いますが、ここはぜひ協力していただきたいものです。
頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月12日の水曜日でございます。
一般的にお盆休みと言うと、大体明日の13日辺りからスタートすると思うんですが、当院は水曜日が休診のため、今日から16日までお休みなんです。
毎年、大体16日は診療してたんですが、今年は日曜日って事で曜日のならびでこうなりました。
10日、11日も休みだったんで、昨日の12日だけ仕事してって感じでしたから、昨日はなかなか気合いが入りませんでしたよ(笑)
てことで、今日からお休みなんですが、世の中はコロナ禍の真っ只中ですし、どこに行くってのも特にないんですが、まぁこの連休がまた一つの核になるかもねぇ…。
大体、前回の緊急事態宣言の前もそうでしたが、連休中に感染拡大して、そこから1週間〜2週間後に、ドカンと感染者が増加してましたしね。
だんだん、我々もコロナを予防することに慣れてきてますから、前回ほどは増えない気もしますが、やはり人が動けば、感染も拡大しますよね。
特に、お盆なんかの場合は帰省する方も多いでしょうし、全国各地にウイルスが満遍なく広がりそうです。
もう、我々の注意とか自衛ではどうにもならない気がしてきましたよね。
やっぱ、早いとこワクチンか特効薬でも出来ないと収束は望めない気がしてきました。
ですが、ドイツの研究で、少し光明が見えてきたようです。
それは、犬は匂いを嗅ぐだけで、新型コロナ感染者を94%の確率で嗅ぎ分けられることが判明したんだそうです。
ほんまかいなって話ですが、本当ならスゴイ事ですよね。
犬の鋭い嗅覚は、まさに万能なようです。
麻薬や爆発物の探知から、がんやマラリアの発見までさまざまな分野で役に立つ可能性を秘めています。
そこで今回のコロナ禍で、世界各国の研究者らは、麻薬探知犬などに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を特定させることが可能かどうかの研究を始めたんだそうです。
そしてその試みは成功したようで、ドイツ、ハノーファー獣医大学(University of Veterinary Medicine Hannover)の研究は、犬が高い精度でコロナウイルスの匂いを嗅ぎ分けられることを明らかにしたそうです。
研究グループは、犬の嗅覚の可能性を探るために、8頭の探知犬にコロナウイルスの匂いを覚えさせる実験を行ないました。
まず人間の唾液と気管から1012サンプルを採取し、それらの感染の有無を検査します。
それからそれらを訓練した犬に与えて、きちんと嗅ぎ分けられるか確かめました。
なお、サンプルは無作為に配られたので、実験中にそれが感染したサンプルかどうか、研究者には分かっていませんでした。
つまり、犬は研究者の顔色をうかがって正解かどうか探ることはできなかったということになります。
その結果、陽性のサンプルについては平均83%、陰性のものについては平均96%、全体では94%の確率で嗅ぎ分けることができたといいますからもう、PCR検査より確実やん(笑)
研究グループによると、ウイルスに感染した患者は体の代謝プロセスがまったく変わってしまうのだといいます。
犬が嗅ぎ分けているのは、そうした匂いの違いだと考えられるそうです。
そうやって感染者を嗅ぎ分けるよう訓練した犬を空港や国境、あるいはイベント会場などに配置しておけば、人が集まる場所での感染予防に貢献させられるとのことです。
これは画期的ですよね〜。
コロナ陽性患者と陰性患者に、匂いの違いがあるとはねぇ…。
実はこの匂いで感染者候補をあぶりだす研究を行っているのはドイツだけではありません。
イギリス政府は、およそ6500万円相当の資金を投じて、空港などで活躍する麻薬探知犬にコロナ感染者を嗅ぎ分けることができるかどうか調査を行なっています。
このプロジェクトの支援を受けたダラム大学(イギリス)の研究グループによれば、犬には1時間で250人ほどの検査を行う潜在能力があるそうなんです。
またアメリカ、カリフォルニア州を拠点とする「コニーク社」などは、空気中の分子化合物を検出することで、コロナウイルスの感染者を発見する装置を開発中だと…。
ドイツの研究グループの次の目的は、インフルエンザのようなウイルスとコロナを嗅ぎ分けられるかどうか調べることであるそうです。
ですが一番気がかりなのは、犬がコロナウイルスに感染してしまわないかどうかです。
少数ながら実際に犬がコロナに感染したケースは報告されており、死亡した例もあります。
このブログでも、フランスで初めてコロナウイルスに感染したペット猫の「パピーユ」を紹介したことがありますね。
この件に関し、イギリスの探知犬育成団体「メディカル・ディテクション・ドッグス(MDD)」は、犬がウイルス感染する可能性は極めて低い上、人間を嗅ぐ時も本人には触れず、周りの空気のみで探知するため、彼らの安全は確保されていると説明しています。
まぁ、匂いを嗅ぐだけなら感染は大丈夫かもしれませんが、やはりちょっと心配ではありますね。
ですが、もし、この方法が麻薬探知並みの精度が出るのなら、かなりの戦力になるとは思われます。
人間の勝手で犬に迷惑をかけちゃいけないとは思いますが、ここはぜひ協力していただきたいものです。
頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院