2020年06月12日 [日々のこと]
そうなると、みんなコカコーラ飲むよ。
お疲れ様です。院長です。
6月12日の金曜日でございます。
6月も半ばまできまして、全国的に梅雨でございます。
ジメジメ暑いし、ジトジト鬱陶しい毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか。
わたくし院長、毎日施術中に、マスクの中が汗ばんで汗ばんで、もう大変でございます。
汗拭き用のリストバンドが、いつも濡れててこれが不衛生やんかと思う毎日です。
洗い替えを用意して、毎日洗濯してはいるんですが、午前中でだいたい湿ってます(笑)
思いの外、マスクと湿度の相性が悪く、なんなら気分が悪くなるくらいの時もありますが、まぁこれももうすぐ慣れるはず…。
問題は、これからくる夏ですわ。
年々、夏の暑さが尋常じゃなくなってきてるので、空調が間に合わなくなってきてんですよね。
いや効いてないわけではなく、外から来た人には十分涼しいんですが、中でずっとゴチャゴチャ動いてると、どうも汗が出てたまりません。
そんな灼熱の夏なのに、今年はさらにハンデ付きですからねぇ。
今から先が思いやられますわ。
とにかく、熱中症予防だけは万全にしときましょうね。
もう、そこら中にペットボトルでも配置しといて、なにせ水分、塩分、ミネラルを補給しましょう。
食欲の落ちがちな方は、ここへ糖分とかアミノ酸なんかも摂取すると夏バテになりにくいですからね。
ま、お手軽にポカリとか、プロテイン入りの健康ドリンクとかが良いと思います。
ってことで、これから夏にかけて需要が飛躍的に上がる、ペットボトルやプラスチック製品について、今日は少々お話ししましょう。
従来の石油を原料とするプラスチック製品は、廃棄された後、分解に何百年、何千年もかかると言われています。
そのため近年では、環境にやさしい植物由来のプラスチックの開発・導入が世界で実施されてきています。
今回、オランダの再生可能化学会社が他社と提携し、これまでのプラスチック製の飲料容器を1年以内に劣化できる植物性材料に置き換えることを目的としたプロジェクトを発表し、現在取り組み中なんだそうです。
日常生活に溢れているプラスチック製品の製造は、環境対策の取り組みに最も重要に関わってくることのひとつでしょう。
今は、大気中の二酸化炭素量を増加させず、大切な石油資源が節約できる環境にやさしいリサイクル可能なプラスチックを目指して、多くの企業が研究・開発を進めています。
オランダに拠点を置く再生可能化学会社「Avantium」は、今回スウェーデンにある紙の包装材料開発業者「Billerudkorsnas」、オーストリアに本社を置くボトル製造会社の「ALPHA」との共同事業に参加し、廃棄後1年以内で分解する植物性材料のプラスチックボトルを開発する『ペーパーボトル・プロジェクト』をスタートさせました。
このプロジェクトでは、石油燃料の代わりにトウモロコシ、小麦、ビート糖(てんさい糖)を原料にして作られる植物性プラスチックを使用し、外側は段ボール層、内側は植物由来のプラスチックで補強された新たなペットボトルの開発を目指しているんだそうです。
このペットボトルには、「PEF」(100%植物由来のリサイクル可能なポリマー)が組み込まれており、それは標準のPEFと比較して障害や耐久性に優れているということなんです。
また、分解に何百年〜数千年かかると言われている標準的なプラスチックと比べると、廃棄後の分解ははるかに速く、1年以内に生分解することが可能になるということで完成を待ち望む声があがっております。
去年10月、「Avantium」のマネージング・ディレクター、マルセン・ルーベン氏は、「プロジェクトに参加し、他社と協力して新たに持続可能な包装材料の開発に取り組むことは我が社にとって素晴らしい機会だ」と述べていました。
また、この新たな開発について、「Avantium」のCEO(最高経営責任者)トム・ヴァン・アーケンも「新しいプラスチックは石油燃料を使用せずリサイクル可能なため、非常に魅力的な持続可能性を証明することになる」と大きな期待を寄せています。
現実問題として、海に流れ込む毎年800万トンものプラスチック廃棄物が、海洋環境とそこに住む生物に壊滅的な影響を与えていることは、このブログでも何度か紹介しました。
このままの速度で環境破壊が進むと、2050年までには海には魚よりもプラスチックが多くなると言う専門家もいるほどですからねぇ…。
そのため、複数の企業が分解性の植物由来のプラスチックへの投資に参加することは、環境にとって非常に重要であり、このような環境にやさしい特殊ボトルの開発は、高価値を生み出すわけです。
開発の第一歩には、コカ・コーラ社、スウェーデンにあるウォッカ製造会社アブソルートやヨーグルトで有名なフランスのダノン社、それ以外にも化粧品会社のロレアルなど複数の有名企業が支援に乗り出しているそうです。
特にデンマークのビール醸造会社カールスバーグ社は、「これらのペットボトルがピルスナーを保持するのに十分な強度を持っていることを期待している」と述べています。
このプロジェクトは、今後より多くの食品および飲料メーカーとのパートナーシップを提携することを目指しており、「Avantium」および提携企業は2023年までには店頭に植物由来のペットボトルが棚に並べられる計画でプロジェクトを進めているんだそうです。
こういった新素材の開発ってのは、多くの研究者や企業が行ってはいるんですが、今回のプロジェクトは、大手の飲料品メーカーなんかが提携してるってトコでしょうね。
完成すれば即商品化出来ますし、それは飲料メーカーにもメリットのある話ですしね。
近い将来、まずはコカコーラ社の製品が全て、この「PEF」製のペットボトルで販売されることでしょう。
このプラスチック問題も、いち早く解決していかなければいけない問題ですから、こういった取り組みはドンドン行ってもらいたいものです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月12日の金曜日でございます。
6月も半ばまできまして、全国的に梅雨でございます。
ジメジメ暑いし、ジトジト鬱陶しい毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか。
わたくし院長、毎日施術中に、マスクの中が汗ばんで汗ばんで、もう大変でございます。
汗拭き用のリストバンドが、いつも濡れててこれが不衛生やんかと思う毎日です。
洗い替えを用意して、毎日洗濯してはいるんですが、午前中でだいたい湿ってます(笑)
思いの外、マスクと湿度の相性が悪く、なんなら気分が悪くなるくらいの時もありますが、まぁこれももうすぐ慣れるはず…。
問題は、これからくる夏ですわ。
年々、夏の暑さが尋常じゃなくなってきてるので、空調が間に合わなくなってきてんですよね。
いや効いてないわけではなく、外から来た人には十分涼しいんですが、中でずっとゴチャゴチャ動いてると、どうも汗が出てたまりません。
そんな灼熱の夏なのに、今年はさらにハンデ付きですからねぇ。
今から先が思いやられますわ。
とにかく、熱中症予防だけは万全にしときましょうね。
もう、そこら中にペットボトルでも配置しといて、なにせ水分、塩分、ミネラルを補給しましょう。
食欲の落ちがちな方は、ここへ糖分とかアミノ酸なんかも摂取すると夏バテになりにくいですからね。
ま、お手軽にポカリとか、プロテイン入りの健康ドリンクとかが良いと思います。
ってことで、これから夏にかけて需要が飛躍的に上がる、ペットボトルやプラスチック製品について、今日は少々お話ししましょう。
従来の石油を原料とするプラスチック製品は、廃棄された後、分解に何百年、何千年もかかると言われています。
そのため近年では、環境にやさしい植物由来のプラスチックの開発・導入が世界で実施されてきています。
今回、オランダの再生可能化学会社が他社と提携し、これまでのプラスチック製の飲料容器を1年以内に劣化できる植物性材料に置き換えることを目的としたプロジェクトを発表し、現在取り組み中なんだそうです。
日常生活に溢れているプラスチック製品の製造は、環境対策の取り組みに最も重要に関わってくることのひとつでしょう。
今は、大気中の二酸化炭素量を増加させず、大切な石油資源が節約できる環境にやさしいリサイクル可能なプラスチックを目指して、多くの企業が研究・開発を進めています。
オランダに拠点を置く再生可能化学会社「Avantium」は、今回スウェーデンにある紙の包装材料開発業者「Billerudkorsnas」、オーストリアに本社を置くボトル製造会社の「ALPHA」との共同事業に参加し、廃棄後1年以内で分解する植物性材料のプラスチックボトルを開発する『ペーパーボトル・プロジェクト』をスタートさせました。
このプロジェクトでは、石油燃料の代わりにトウモロコシ、小麦、ビート糖(てんさい糖)を原料にして作られる植物性プラスチックを使用し、外側は段ボール層、内側は植物由来のプラスチックで補強された新たなペットボトルの開発を目指しているんだそうです。
このペットボトルには、「PEF」(100%植物由来のリサイクル可能なポリマー)が組み込まれており、それは標準のPEFと比較して障害や耐久性に優れているということなんです。
また、分解に何百年〜数千年かかると言われている標準的なプラスチックと比べると、廃棄後の分解ははるかに速く、1年以内に生分解することが可能になるということで完成を待ち望む声があがっております。
去年10月、「Avantium」のマネージング・ディレクター、マルセン・ルーベン氏は、「プロジェクトに参加し、他社と協力して新たに持続可能な包装材料の開発に取り組むことは我が社にとって素晴らしい機会だ」と述べていました。
また、この新たな開発について、「Avantium」のCEO(最高経営責任者)トム・ヴァン・アーケンも「新しいプラスチックは石油燃料を使用せずリサイクル可能なため、非常に魅力的な持続可能性を証明することになる」と大きな期待を寄せています。
現実問題として、海に流れ込む毎年800万トンものプラスチック廃棄物が、海洋環境とそこに住む生物に壊滅的な影響を与えていることは、このブログでも何度か紹介しました。
このままの速度で環境破壊が進むと、2050年までには海には魚よりもプラスチックが多くなると言う専門家もいるほどですからねぇ…。
そのため、複数の企業が分解性の植物由来のプラスチックへの投資に参加することは、環境にとって非常に重要であり、このような環境にやさしい特殊ボトルの開発は、高価値を生み出すわけです。
開発の第一歩には、コカ・コーラ社、スウェーデンにあるウォッカ製造会社アブソルートやヨーグルトで有名なフランスのダノン社、それ以外にも化粧品会社のロレアルなど複数の有名企業が支援に乗り出しているそうです。
特にデンマークのビール醸造会社カールスバーグ社は、「これらのペットボトルがピルスナーを保持するのに十分な強度を持っていることを期待している」と述べています。
このプロジェクトは、今後より多くの食品および飲料メーカーとのパートナーシップを提携することを目指しており、「Avantium」および提携企業は2023年までには店頭に植物由来のペットボトルが棚に並べられる計画でプロジェクトを進めているんだそうです。
こういった新素材の開発ってのは、多くの研究者や企業が行ってはいるんですが、今回のプロジェクトは、大手の飲料品メーカーなんかが提携してるってトコでしょうね。
完成すれば即商品化出来ますし、それは飲料メーカーにもメリットのある話ですしね。
近い将来、まずはコカコーラ社の製品が全て、この「PEF」製のペットボトルで販売されることでしょう。
このプラスチック問題も、いち早く解決していかなければいけない問題ですから、こういった取り組みはドンドン行ってもらいたいものです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院