2020年05月27日 [ダイエットのこと]
遺伝子ダイエット
お疲れ様です。院長です。
5月27日の水曜日でございます。
5月も終盤、支払い週間に突入でございます。
今日辺りから月末まで、いろんな支払いがあるんで毎月支払い週間と名付けて、忌み嫌っておるんですが、今月もきましたね(笑)
接骨院業界は、有り難いことに休業要請など無く、緊急事態宣言中も、普通に診療できたわけですが、やはり患者数はかなり少なくなりました。
こんな時期にあえて病院関係は行きたくないですもんねぇ。
気持ちはよく分かります。
ですから、最近では例えば長期に通っておられる疾患なんかの場合、オンライン受診が推奨されています。
これは、ある意味病院の混雑を避けるにはいいかもしれません。
わたくし院長、このオンライン診療、どんなもんかと試してみたんですが、まぁスマホなりタブレットで相手(ドクター)とテレビ電話するだけの事ですね。
問診しかありませんから、まぁ、確定診断は出来ませんが、先ほども書いたように、長く通院してて、お薬だけ貰うってな場合、これで十分かと思います。
それで処方箋は家に送ってもらったり、オンラインで受領出来たりします。
この制度がもっと浸透すれば、オンラインでそのまま薬局に処方箋を送ることも可能になるでしょうし、便利さは無限に広がります。
もちろん問診だけですから、色々問題もあるにはあるんですが、これからの主流になる可能性は秘めています。
てな、月末ですがコロナも何となく落ち着いてきましたが、まだまだ全開バリバリってわけにもいかず、家でグズグズしちゃってる人も多いでしょう。
今月末まではとにかく在宅勤務って方も多いでしょうし、まだ積極的に外出しようって気にはなかなかなれません。
最初の緊急事態宣言から、約2ヶ月、ほとんど家を出ていないってな人もいるようですし、そろそろ気になることも出てきてる筈ですわな。
この自粛で少なからず運動不足に陥った方は多いことでしょう。
おまけに、もうすぐ夏が来ます。
そうなると、にわかに出てくるワードと言えば「ダイエット」ってな文字でしょう。
ほんとに、毎年毎年、いろんなダイエット法が紹介され、あーでもないこーでもないと世を賑わします。
この業界だけは廃りませんよね〜。
これは恐らく、女性心理を巧みについたものなんでしょうけど、次から次にでてくるダイエット法に、今回こそって気になっちゃうんでしょうなぁ。
ですが、今日のお話しは、そんなダイエットな世界を一変させるかもしれない、新しいダイエット法いや、治療法が発見されたってお話しです。
アメリカの研究で、運動やダイエットなしで、肥満予防と筋肉アップをはかれる遺伝子療法が発見されたそうなんです。
脂肪を減らし、筋肉をつけるためには、食事制限や運動など、生活習慣を変えながら日々努力していく必要が当然あります。
健康的で理想的な体型を作るのは、一朝一夕では成しえませんし、辛いことを耐えねばなりません。
ですが今回、マウス実験ではありますが、ダイエットや運動をしなくても、肥満を予防し、筋肉までアップできる新しい遺伝子療法が発見されたそうなんです。
まずはじめに、ほとんどすべての動物組織に発現している「ホリスタチン」というタンパク質があるんですが、これが発見されたのは1980年代後半のことです。
当初は生殖ホルモンとしてその解明が進められていたが、のちになって筋肉増強など、さまざまな細胞プロセスに影響することが明らかとなってます。
これまでの動物実験では、遺伝子療法によってホリスタチンの発現を促進すると、特定の筋肉変性疾患を緩和できることが明らかにされているんですね。
セントルイス・ワシントン大学(アメリカ)のチームによる新しい研究は、変形性関節症の治療法として、ホリスタチン遺伝子療法の可能性を探ったものでした。
ですが、その治療効果は、筋肉の量を増加させ、かつ肥満につながる代謝性炎症を緩和することで発揮されるものなので、運動いらずの筋トレや、食事制限いらずのダイエットにもつながる可能性があることが分かったわけです。
まず肥満は、変形性関節症のもっとも一般的なリスク因子で、体重が増えすぎると、体を動かしにくくなり、理学療法の効果もあまり得られなくなってしまいます。
実験では、脂肪たっぷりのエサが与えられ、太ったおかげで変形性関節炎を発症してしまった若いマウスに、ホリスタチン発現を促進する遺伝子療法を施しました。
すると効果は絶大で、太らされたマウスは、あまり運動ができなくなっていたにもかかわらず、筋肉が増え、それでいて体重は増えなかったそうなんです。
筋肉量が増えたにもかかわらず、体重増加はないって事は、脂肪が減ったという事に他なりません。
さらに効果があったのは、関節の怪我と変形性関節炎につながる軟骨の変形・滑膜炎・骨再形成の緩和だったといいますから良い事ずくめです。
では、これが人間に果たして有効かどうか…
当然、これからその研究が行われ、臨床実験を経て実践って事になるんですが、こういった遺伝子治療がこれから主流になっていく事は間違いないと思われます。
ただ、マウスでうまくいき、仮にヒトでも臨床上うまくいったとしても、遺伝子治療はその先何が起こるか分からないってリスクもはらんでいます。
それだけに慎重にならざるを得ませんが、近い将来、運動もせず筋肉を増やし、ついでに脂肪も減らすなんていう、夢のような治療が当たり前になる日が来るかもしれません。
もうそうなると、世から肥満は消えますよね。
そして、肥満が減ることによって二次的に減る疾患もかなりありますし、ますます人類の寿命はうなぎ登りってことになるでしょう。
もはや人類の敵は、未知のウイルスだけかもしれません。
まだコロナも終わったわけではありませんしね。
もう少し大人しくしときましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月27日の水曜日でございます。
5月も終盤、支払い週間に突入でございます。
今日辺りから月末まで、いろんな支払いがあるんで毎月支払い週間と名付けて、忌み嫌っておるんですが、今月もきましたね(笑)
接骨院業界は、有り難いことに休業要請など無く、緊急事態宣言中も、普通に診療できたわけですが、やはり患者数はかなり少なくなりました。
こんな時期にあえて病院関係は行きたくないですもんねぇ。
気持ちはよく分かります。
ですから、最近では例えば長期に通っておられる疾患なんかの場合、オンライン受診が推奨されています。
これは、ある意味病院の混雑を避けるにはいいかもしれません。
わたくし院長、このオンライン診療、どんなもんかと試してみたんですが、まぁスマホなりタブレットで相手(ドクター)とテレビ電話するだけの事ですね。
問診しかありませんから、まぁ、確定診断は出来ませんが、先ほども書いたように、長く通院してて、お薬だけ貰うってな場合、これで十分かと思います。
それで処方箋は家に送ってもらったり、オンラインで受領出来たりします。
この制度がもっと浸透すれば、オンラインでそのまま薬局に処方箋を送ることも可能になるでしょうし、便利さは無限に広がります。
もちろん問診だけですから、色々問題もあるにはあるんですが、これからの主流になる可能性は秘めています。
てな、月末ですがコロナも何となく落ち着いてきましたが、まだまだ全開バリバリってわけにもいかず、家でグズグズしちゃってる人も多いでしょう。
今月末まではとにかく在宅勤務って方も多いでしょうし、まだ積極的に外出しようって気にはなかなかなれません。
最初の緊急事態宣言から、約2ヶ月、ほとんど家を出ていないってな人もいるようですし、そろそろ気になることも出てきてる筈ですわな。
この自粛で少なからず運動不足に陥った方は多いことでしょう。
おまけに、もうすぐ夏が来ます。
そうなると、にわかに出てくるワードと言えば「ダイエット」ってな文字でしょう。
ほんとに、毎年毎年、いろんなダイエット法が紹介され、あーでもないこーでもないと世を賑わします。
この業界だけは廃りませんよね〜。
これは恐らく、女性心理を巧みについたものなんでしょうけど、次から次にでてくるダイエット法に、今回こそって気になっちゃうんでしょうなぁ。
ですが、今日のお話しは、そんなダイエットな世界を一変させるかもしれない、新しいダイエット法いや、治療法が発見されたってお話しです。
アメリカの研究で、運動やダイエットなしで、肥満予防と筋肉アップをはかれる遺伝子療法が発見されたそうなんです。
脂肪を減らし、筋肉をつけるためには、食事制限や運動など、生活習慣を変えながら日々努力していく必要が当然あります。
健康的で理想的な体型を作るのは、一朝一夕では成しえませんし、辛いことを耐えねばなりません。
ですが今回、マウス実験ではありますが、ダイエットや運動をしなくても、肥満を予防し、筋肉までアップできる新しい遺伝子療法が発見されたそうなんです。
まずはじめに、ほとんどすべての動物組織に発現している「ホリスタチン」というタンパク質があるんですが、これが発見されたのは1980年代後半のことです。
当初は生殖ホルモンとしてその解明が進められていたが、のちになって筋肉増強など、さまざまな細胞プロセスに影響することが明らかとなってます。
これまでの動物実験では、遺伝子療法によってホリスタチンの発現を促進すると、特定の筋肉変性疾患を緩和できることが明らかにされているんですね。
セントルイス・ワシントン大学(アメリカ)のチームによる新しい研究は、変形性関節症の治療法として、ホリスタチン遺伝子療法の可能性を探ったものでした。
ですが、その治療効果は、筋肉の量を増加させ、かつ肥満につながる代謝性炎症を緩和することで発揮されるものなので、運動いらずの筋トレや、食事制限いらずのダイエットにもつながる可能性があることが分かったわけです。
まず肥満は、変形性関節症のもっとも一般的なリスク因子で、体重が増えすぎると、体を動かしにくくなり、理学療法の効果もあまり得られなくなってしまいます。
実験では、脂肪たっぷりのエサが与えられ、太ったおかげで変形性関節炎を発症してしまった若いマウスに、ホリスタチン発現を促進する遺伝子療法を施しました。
すると効果は絶大で、太らされたマウスは、あまり運動ができなくなっていたにもかかわらず、筋肉が増え、それでいて体重は増えなかったそうなんです。
筋肉量が増えたにもかかわらず、体重増加はないって事は、脂肪が減ったという事に他なりません。
さらに効果があったのは、関節の怪我と変形性関節炎につながる軟骨の変形・滑膜炎・骨再形成の緩和だったといいますから良い事ずくめです。
では、これが人間に果たして有効かどうか…
当然、これからその研究が行われ、臨床実験を経て実践って事になるんですが、こういった遺伝子治療がこれから主流になっていく事は間違いないと思われます。
ただ、マウスでうまくいき、仮にヒトでも臨床上うまくいったとしても、遺伝子治療はその先何が起こるか分からないってリスクもはらんでいます。
それだけに慎重にならざるを得ませんが、近い将来、運動もせず筋肉を増やし、ついでに脂肪も減らすなんていう、夢のような治療が当たり前になる日が来るかもしれません。
もうそうなると、世から肥満は消えますよね。
そして、肥満が減ることによって二次的に減る疾患もかなりありますし、ますます人類の寿命はうなぎ登りってことになるでしょう。
もはや人類の敵は、未知のウイルスだけかもしれません。
まだコロナも終わったわけではありませんしね。
もう少し大人しくしときましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院