2020年05月20日 [からだのこと]
呼吸器ウェラブルデバイス
お疲れ様です。院長です。
5月20日の水曜日でございます。
5月も残すところ10日程となりました。
だいぶ暑くなってきましたし、ボチボチ梅雨の足音が聞こえてきましたねぇ〜。
梅雨の足音ってだけに、「ピタピタ」でしょうか…
もしくは「ピトピト」でしょうか…(笑)
でも梅雨を表す音とすれば、やはり「ジメジメ」でしょうね。
これからドンドン湿度が上がり、過ごしにくい日々がやってきます。
1年で一番嫌な季節ですし、不快指数ってヤツがうなぎ登りでございます。
今年はコロナな梅雨ですから、余計に色々厄介ですよね。
まず、マスクですが思ってたより暑いね。
これから梅雨〜夏にかけてのマスクは地獄だわ。
院内でマスクしてるだけでも、少し動けば汗がたまってきますし、これが屋外の作業とかなら想像しただけでもキツイですよね。
これからの時期はコロナももちろん要注意ですが、何と言っても年々上昇し続けてる気温との戦いもあります。
熱中症で救急搬送される方が、6月〜9月で1万人ほどいらっしゃいます。
死亡者も150〜200人と、なかなかな数字を出していますしね。
ちなみに、コロナでの死亡者はここまで650人ほどですから、そう考えると熱中症もバカに出来ませんよね〜。
ってな、ややこしい梅雨〜夏がもうすぐやってきます。
コロナ対策のマスクが熱中症のリスクを上げるなんて言うジレンマと戦っていかなきゃならないんですねぇ…。
そんな季節に先駆けて、アメリカの研究でなかなかつかえそうなウェラブルデバイスが開発されました。
最近、チョコチョコこの「ウェラブルデバイス」って言葉を聞くようになり、今まで読み飛ばして(笑)たんですが、今日はちょっと調べてみました。
「ウェラブル」とは「身につける」という意味だそうで、ウェラブルデバイスってのは、要は身につけて使用する機器のことなんだすな。
よくあるアップルウォッチとかああいうヤツですな。
では、今回開発されたウェラブルデバイスはどんなもんかと言いますと、喉元に貼るだけで呼吸や咳、体温や心拍数をチェックできるシロモノなんだそうです。
こんなんです。
これにより呼吸器系の風邪はもちろん、新型コロナウイルス感染症の初期症状を監視してくれるということですからなかなかの優れものでしょう。
使い方はシンプルで、ちょうど左右の鎖骨の隙間(頸切痕)ってところにこのウェラブルデバイスをピトッと貼り付けておくだけなんだそうです。
ここは喉を流れる空気に一番近いところ(気管切開を行う時はここを切開します)なので、その真上から新型デバイスが空気の流れを読んでくれるんだそうです。
新型コロナウイルスはまだよくわかっていないことも多くて、症状も人によってさまざまなんですが、健康状態をモニタリングすることで、このウイルスの理解も深まると考えられています。
開発したのはアメリカのノースウェスタン大学とシャーリー・ライアン・アビリティラボのチームで、もともとは脳卒中患者のリハビリ向けに発声や嚥下をモニターするセンサーだったそうなんです。
呼吸や咳は、高帯域3軸加速度センサーで皮膚表面の動きを検出することでモニターされます。
マイクを使うわけではないので、周囲のノイズを拾ったり、プライバシーを侵害したりするような心配もありません。
デバイスを充電器にセットするとiPadと同期し、保存されていたデータが送信、そこからさらにクラウドにアクセスし、AIによって新型コロナに感染した兆候がないかどうか診断されるって事のようです。
ちなみにデバイス自体に充電や接続のための差込口はないので、消毒も簡単で、呼吸や咳、心拍数や体温を測ることができます。
ちなみに現時点においては、診断がAI任せになることはなく、専門的な訓練を受けた人間によってダブルチェックされるそうです。
これまで25人が2週間ほどデバイスを着用し、計1500時間分のデータが収集されたとのことです。
新型コロナウイルス感染症の症状としては、血液に含まれる酸素が乏しくなることも報告されているますが、将来的にそれも検出できるようアップデートされる予定だそうです。
これまた便利なもんが出てきましたね〜。
このウェラブルデバイスがあれば、遠隔で患者の体調管理なんかもかなり手軽に出来るようになりますし、このコロナのタイミングで最近導入されだした「オンライン診療」にも強い味方となりますよね。
実際、よく聞く話ですが、病院に行って長い時間待たされて実際には、医師と2、3分話して終わり、会計と処方箋を貰うのにまた長時間待たされる…
この間に感染のリスクもありますし、何より普通に仕事してる人じゃ、病院なんか行けませんもんね。
その点、オンライン診療となるとある程度予約も出来ますし、病院へ行く必要がないってのは便利です。
しかも、こういったウェラブルデバイスがあれば、このデバイスのデータがそのまま医師のパソコンに送られるわけで、患者の基礎データが積み重なっていきます。
医師にとっても看護師にとっても患者にとっても便利になりますし、これからは主流となっていくでしょう。
そのためにもこういったデバイスの普及は不可欠なものです。
時代は、このコロナで大きく変わろうとしています。
日本も乗り遅れないようついていかないとね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月20日の水曜日でございます。
5月も残すところ10日程となりました。
だいぶ暑くなってきましたし、ボチボチ梅雨の足音が聞こえてきましたねぇ〜。
梅雨の足音ってだけに、「ピタピタ」でしょうか…
もしくは「ピトピト」でしょうか…(笑)
でも梅雨を表す音とすれば、やはり「ジメジメ」でしょうね。
これからドンドン湿度が上がり、過ごしにくい日々がやってきます。
1年で一番嫌な季節ですし、不快指数ってヤツがうなぎ登りでございます。
今年はコロナな梅雨ですから、余計に色々厄介ですよね。
まず、マスクですが思ってたより暑いね。
これから梅雨〜夏にかけてのマスクは地獄だわ。
院内でマスクしてるだけでも、少し動けば汗がたまってきますし、これが屋外の作業とかなら想像しただけでもキツイですよね。
これからの時期はコロナももちろん要注意ですが、何と言っても年々上昇し続けてる気温との戦いもあります。
熱中症で救急搬送される方が、6月〜9月で1万人ほどいらっしゃいます。
死亡者も150〜200人と、なかなかな数字を出していますしね。
ちなみに、コロナでの死亡者はここまで650人ほどですから、そう考えると熱中症もバカに出来ませんよね〜。
ってな、ややこしい梅雨〜夏がもうすぐやってきます。
コロナ対策のマスクが熱中症のリスクを上げるなんて言うジレンマと戦っていかなきゃならないんですねぇ…。
そんな季節に先駆けて、アメリカの研究でなかなかつかえそうなウェラブルデバイスが開発されました。
最近、チョコチョコこの「ウェラブルデバイス」って言葉を聞くようになり、今まで読み飛ばして(笑)たんですが、今日はちょっと調べてみました。
「ウェラブル」とは「身につける」という意味だそうで、ウェラブルデバイスってのは、要は身につけて使用する機器のことなんだすな。
よくあるアップルウォッチとかああいうヤツですな。
では、今回開発されたウェラブルデバイスはどんなもんかと言いますと、喉元に貼るだけで呼吸や咳、体温や心拍数をチェックできるシロモノなんだそうです。
こんなんです。
これにより呼吸器系の風邪はもちろん、新型コロナウイルス感染症の初期症状を監視してくれるということですからなかなかの優れものでしょう。
使い方はシンプルで、ちょうど左右の鎖骨の隙間(頸切痕)ってところにこのウェラブルデバイスをピトッと貼り付けておくだけなんだそうです。
ここは喉を流れる空気に一番近いところ(気管切開を行う時はここを切開します)なので、その真上から新型デバイスが空気の流れを読んでくれるんだそうです。
新型コロナウイルスはまだよくわかっていないことも多くて、症状も人によってさまざまなんですが、健康状態をモニタリングすることで、このウイルスの理解も深まると考えられています。
開発したのはアメリカのノースウェスタン大学とシャーリー・ライアン・アビリティラボのチームで、もともとは脳卒中患者のリハビリ向けに発声や嚥下をモニターするセンサーだったそうなんです。
呼吸や咳は、高帯域3軸加速度センサーで皮膚表面の動きを検出することでモニターされます。
マイクを使うわけではないので、周囲のノイズを拾ったり、プライバシーを侵害したりするような心配もありません。
デバイスを充電器にセットするとiPadと同期し、保存されていたデータが送信、そこからさらにクラウドにアクセスし、AIによって新型コロナに感染した兆候がないかどうか診断されるって事のようです。
ちなみにデバイス自体に充電や接続のための差込口はないので、消毒も簡単で、呼吸や咳、心拍数や体温を測ることができます。
ちなみに現時点においては、診断がAI任せになることはなく、専門的な訓練を受けた人間によってダブルチェックされるそうです。
これまで25人が2週間ほどデバイスを着用し、計1500時間分のデータが収集されたとのことです。
新型コロナウイルス感染症の症状としては、血液に含まれる酸素が乏しくなることも報告されているますが、将来的にそれも検出できるようアップデートされる予定だそうです。
これまた便利なもんが出てきましたね〜。
このウェラブルデバイスがあれば、遠隔で患者の体調管理なんかもかなり手軽に出来るようになりますし、このコロナのタイミングで最近導入されだした「オンライン診療」にも強い味方となりますよね。
実際、よく聞く話ですが、病院に行って長い時間待たされて実際には、医師と2、3分話して終わり、会計と処方箋を貰うのにまた長時間待たされる…
この間に感染のリスクもありますし、何より普通に仕事してる人じゃ、病院なんか行けませんもんね。
その点、オンライン診療となるとある程度予約も出来ますし、病院へ行く必要がないってのは便利です。
しかも、こういったウェラブルデバイスがあれば、このデバイスのデータがそのまま医師のパソコンに送られるわけで、患者の基礎データが積み重なっていきます。
医師にとっても看護師にとっても患者にとっても便利になりますし、これからは主流となっていくでしょう。
そのためにもこういったデバイスの普及は不可欠なものです。
時代は、このコロナで大きく変わろうとしています。
日本も乗り遅れないようついていかないとね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院