弘泉堂ブログ
弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
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2020年05月04日 [からだのこと]

マグネットマン

お疲れ様です。院長です。

5月4日の月曜日です。

さぁ、ゴールデンウイーク後半2日目、みなさんホームにステイしてますか?

ここで気を緩めたら元の木阿弥でやんすから、確実にヒトの流れを止めましょう。

気持ち的には帰省もしたいでしょうし、旅行にも行きたいかとは思いますが、今回ばかりは我慢して何とかみんなで力を合わせましょう。

緊急事態宣言自体は、延長ですが、ここで気を抜いたら今までの苦労が水の泡ですからね。

とりあえず後1ヶ月程は頑張りましょう。

ですけどねぇ…

例えば、東京都なんかでは休業要請の協力金として、50万とか100万とか払ってるじゃないですか。

じゃ、延長になったらまた支給されるんでしょうかね?

我々の接骨院、鍼灸院の業界は、休業要請の対象ではないので、こういった給付金とか協力金とかとは無縁でしたけど、延長されたら払わないとねぇ。

あと、国民一人に10万円ってヤツも、延長になったら増やさなきゃいけなくないですか?

あれは、5月6日まで大人しくしといてや〜に対してのお金だったはずですからねぇ…。

ってか、それもまだいつ支給されるのか分かりませんし、あ、まだマスクも届いてないや(笑)

ってなゴールデンウイーク後半ですが、今日はちょっと違う話でもしてみましょう。

ここんとこ、コロナに関する話ばっかりでしたしねぇ。

今日のお話しは、動物と磁場との関係のお話しでございます。

動物の中には磁力を感じられる種が存在します。

ですが、人間にもそういう能力があるというのが分かりつつあるようなんです。

かつては、動物が磁力を感じるなどあり得ないと考えられていた時代がありました。

ですがやがて、鳥などの動物は、長い距離を移動するために磁覚を駆使していることが理解され始めてきました。

それでもなお、人間についてはやはりあり得ないと考えられていたわけなんですが、そうした想定もぐらつくある実験が行われていました。

カルフォルニア工科大学(アメリカ)の研究グループが行なったのは、特殊な「ファラデーケージ」を作り、その中に脳波キャップをかぶった人に入ってもらうという実験でした。

ファラデーケージとは、導体(コイル)に囲まれた檻のようなもので、スイッチを入れればコイルが周囲に磁場を発生させる仕組みになっている装置です。

被験者には、防音室に設置されたファラデーケージの中に入り、そこに座って目を閉じてもらいます。

もちろん被験者にはケージが作動しているのかどうかは知らされませんし、それが作動するタイミングや回数も教えられていません。

防音室は真っ暗で、目で見て何かヒントがないか探ることも出来ない状態で、外部からの音は一切聞こえてこないという環境です。

そしてケージの制御は別室で行われますから操作する気配から作動しているかどうかを察知することもできないという念の入れようで、さらにどの被験者にも同じ方向を向いて座ってもらい、磁場の方向によるバイアスが生じないように工夫されました。

この状態で、磁場を発生させて、そのときの脳波の動きが記録されるという実験です。

で、この実験の結果は人間の脳が確かに磁場レセプターからの指向性インプットを収集し、選択的に処理していることを示していたんだそうです。

かかる神経活動は、それに続いて磁覚挙動が発現するための必要条件であり、かかる発現が存在するか否かの検証へ向けた出発点となるものなんだとか…。

まぁ、難しい表現になってますが、要するにヒトにも磁場を感知する機能があるってことのようなんです。

なお、すでに磁覚があることが知られている動物達は、この感覚を直接の生物学的シグナルとして経験しているといいます。

つまり鳥ならばそれを利用して長距離を移動し、ウミガメならば進路の安全性を評価するんですが、彼らは、周囲の磁場がイレギュラーに発生した局地的なものであれば、それは本来たどるべき磁場ではないというサインを意識下で感じることもできるそうなんです。

たとえば、火山は局地的な磁場を発生させるそうなんですが、そうした磁場の中を移動する動物は、それをガイドに長距離移動をするのはマズいという警告シグナルを受け取るんだそうです。

選択的な反応は、生態学的に妥当な刺激を好み、速度や強度が同じ回転のみの違いを区別します。

このことは、この効果が一般的な物理作用というよりは、生物学的に調整されたメカニズムによるものであるということを示しているとも考えられるわけですね。

それはつまり、被験者の脳が、地球に発生しているグローバルな磁場を模倣したものにのみ反応し、磁覚のある動物と同様に、たまたま生じた局地的な磁気を受け入れないということです。

このことから、人間は動物と同じく、長い期間にわたる継続的な利用とそれを促すような動機を通じて、磁覚を発達させたと研究グループは推測しています。

たまたまそうなったのではなく、何らかの役に立つ仕組みであるということですね。

という事は、一部の人は磁場を感知できることを知っていて、それを使いこなしているのかもしれないわけです。

方向感覚とか、これに関係してそうですもんねぇ…。

因みにわたくし院長は、この方向感覚が完全に欠如しています。

いわゆる方向音痴ってヤツで、そりゃもう自宅周辺でも平気で迷います。

これもひょっとして、磁場を捉える力が弱いからなのかと思いますが、実際、感覚のものですから、長けた人も何故そう感じるのか分からないでしょう。

人間ももとは野生動物なわけですから、こういった感覚が研ぎ澄まされていたのかもしれません。

ま、わたくし院長、特に磁場を感じたいとは思いませんけどね(笑)

ではまた〜。



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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