2020年04月29日 [日々のこと]
コロナな夢
お疲れ様です。院長です。
4月29日の水曜日でございます。
今日は「昭和の日」ってことで、お休みでございます。
とは言え、当院はもともと水曜日が休診ですので、なんら変わらぬ水曜日でございますが…
ハッピーマンデーの施行以来、水曜日が休日ってのは比較的少なくなってきてるんですが、たまにこういう当たりがあるんですよねぇ…
ですが、今年に限り、一日でも多く働かないと色々困るんで助かるっちゃ助かりますけどね。
やはり、新型コロナウイルス騒動で、患者さんが徐々に減ってきていますねぇ…。
とかウダウダ言うてても仕方ありませんし、とりあえず今は一人一人が出来ることを確実にやるってのが大事ですね。
社会のあり方は、去年の今頃にはまったく想像できなかったほどに変わってしまってます。
緊急事態宣言が出され、もはや気軽に外出することすらままならないなんて思いもよらなかったですもんね。
ですが、まだ日本はマシと言えばマシな方で、世界中を見てみれば不自由を通り越して、生命の危機と隣り合わせていると感じてらっしゃる国もたくさんあります。
ですから、海外では「第三次世界大戦」とまで称されていますし、その戦いの相手は国家でも人でもなく未知のウイルスなだけで、対処法も定まらず人々の不安は増すばかりです。
そのおかげで、世界では思わぬ副作用が生じているそうなんです。
「ロサンゼルスタイムズ紙」によると、どうも世界では自宅待機を強いられる人々が、奇妙な夢を見るようになっているらしいんです。
そのほとんどの夢は現在の状況と関係しているようで、Twitterには、『@quarandreams』というアカウントが立ち上げられ、様々な悪夢に関するツイートが投稿されているそうです。
その夢の内容と言えば、これだけ聞いても悪夢とまでは呼べない様な地味なものが多いんですね。
悪夢と言えば、そりゃもう殺人鬼に追いかけられるとか、高いところから落ちる夢とか、分かりやすい恐怖が反映されるものなんですが、この「コロナ悪夢」は少々違います。
例えば、新型コロナウイルスの治療薬を開発したと思ったら、そこにコーヒーをこぼしてしまったなんて夢や、やたらと急なグラグラする階段を登らなくちゃならないのに、すごく混んでて、みんなウイルスだらけの手すりにつかまっているって夢とか、うっかりパーティーを開いてしまって、宴もたけなわって頃にソーシャル・ディスタンスのことを思い出し青ざめてる夢だとか…
これだけ聞いたら、そこまで悪夢ってこともないですが、今の我々には結構効く話ですよね。
これらの夢の現象は、ハーバード大学医科大学院のディアドア・リー・バレット氏によれば、至極当然のことなんだそうです。
今はテレビでも新聞でも、あらゆるメディアでコロナの惨状が伝えられています。
このような状況では、おそらく医師や看護師といった医療関係者が、特に酷い悪夢を見ているだろうと予測しています。
国際夢研究協会のロバート・ボスナク氏は、日本、アメリカ、オーストラリア、インド、中国で同じことが起きていると説明しているそうです。
彼が2010年に行った研究によると、記憶に残りやすく、「感情的な負荷、異様さ、鮮烈さ」を感じさせる夢は、扁桃体や海馬と関係しているのだそうで、この領域が、恐怖や怒りを司っているんですね。
今のようなストレスが溜まる状況であるなら、そこにすぐに繋がりが生じてしまうんだそうです。
地味ながらも、愛する人を失う恐怖、自分自身が死ぬかもしれない恐怖、苦しみの恐怖、他人が苦しむ姿を目にする恐怖、愛する人たちとの連絡の途絶と、今、私たちは根本的かつ存在に関わる恐怖に直面しているわけなんですね。
そして昼の間、自分たちを隔離せねばならないってことが大きな問題なんですね。
昼間に働く抑制機能が夜になると(眠ってから)解放され、この状況に折り合いを付けるべく、処理を始めるそうなんです。
その結果が夢に出てくるってことのようです。
夢についてはまだまだ解明されてない部分も多いんですが、起きている時の体験や気持ちが何らかの形で反映してることは間違いないんで、これだけ特殊な状況下は誰しもが初めての体験でありストレスなんですから、奇妙な夢も当たり前ですわね。
まだまだ新型コロナウイルスは収まりません。
ここから収束期に入ったとしても、元の生活が戻ってくるまで相当時間がかかることは誰しもが感じてることでしょう。
ってことは、今からそんなに気に病んだらもちませんぜ(笑)
もし、今変な夢を見てる人がいたなら、もう少し気持ちを緩めて、なんとかなるさ位に考えた方がいいかもしれません。
まだまだ戦いはこれからなんですから…
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月29日の水曜日でございます。
今日は「昭和の日」ってことで、お休みでございます。
とは言え、当院はもともと水曜日が休診ですので、なんら変わらぬ水曜日でございますが…
ハッピーマンデーの施行以来、水曜日が休日ってのは比較的少なくなってきてるんですが、たまにこういう当たりがあるんですよねぇ…
ですが、今年に限り、一日でも多く働かないと色々困るんで助かるっちゃ助かりますけどね。
やはり、新型コロナウイルス騒動で、患者さんが徐々に減ってきていますねぇ…。
とかウダウダ言うてても仕方ありませんし、とりあえず今は一人一人が出来ることを確実にやるってのが大事ですね。
社会のあり方は、去年の今頃にはまったく想像できなかったほどに変わってしまってます。
緊急事態宣言が出され、もはや気軽に外出することすらままならないなんて思いもよらなかったですもんね。
ですが、まだ日本はマシと言えばマシな方で、世界中を見てみれば不自由を通り越して、生命の危機と隣り合わせていると感じてらっしゃる国もたくさんあります。
ですから、海外では「第三次世界大戦」とまで称されていますし、その戦いの相手は国家でも人でもなく未知のウイルスなだけで、対処法も定まらず人々の不安は増すばかりです。
そのおかげで、世界では思わぬ副作用が生じているそうなんです。
「ロサンゼルスタイムズ紙」によると、どうも世界では自宅待機を強いられる人々が、奇妙な夢を見るようになっているらしいんです。
そのほとんどの夢は現在の状況と関係しているようで、Twitterには、『@quarandreams』というアカウントが立ち上げられ、様々な悪夢に関するツイートが投稿されているそうです。
その夢の内容と言えば、これだけ聞いても悪夢とまでは呼べない様な地味なものが多いんですね。
悪夢と言えば、そりゃもう殺人鬼に追いかけられるとか、高いところから落ちる夢とか、分かりやすい恐怖が反映されるものなんですが、この「コロナ悪夢」は少々違います。
例えば、新型コロナウイルスの治療薬を開発したと思ったら、そこにコーヒーをこぼしてしまったなんて夢や、やたらと急なグラグラする階段を登らなくちゃならないのに、すごく混んでて、みんなウイルスだらけの手すりにつかまっているって夢とか、うっかりパーティーを開いてしまって、宴もたけなわって頃にソーシャル・ディスタンスのことを思い出し青ざめてる夢だとか…
これだけ聞いたら、そこまで悪夢ってこともないですが、今の我々には結構効く話ですよね。
これらの夢の現象は、ハーバード大学医科大学院のディアドア・リー・バレット氏によれば、至極当然のことなんだそうです。
今はテレビでも新聞でも、あらゆるメディアでコロナの惨状が伝えられています。
このような状況では、おそらく医師や看護師といった医療関係者が、特に酷い悪夢を見ているだろうと予測しています。
国際夢研究協会のロバート・ボスナク氏は、日本、アメリカ、オーストラリア、インド、中国で同じことが起きていると説明しているそうです。
彼が2010年に行った研究によると、記憶に残りやすく、「感情的な負荷、異様さ、鮮烈さ」を感じさせる夢は、扁桃体や海馬と関係しているのだそうで、この領域が、恐怖や怒りを司っているんですね。
今のようなストレスが溜まる状況であるなら、そこにすぐに繋がりが生じてしまうんだそうです。
地味ながらも、愛する人を失う恐怖、自分自身が死ぬかもしれない恐怖、苦しみの恐怖、他人が苦しむ姿を目にする恐怖、愛する人たちとの連絡の途絶と、今、私たちは根本的かつ存在に関わる恐怖に直面しているわけなんですね。
そして昼の間、自分たちを隔離せねばならないってことが大きな問題なんですね。
昼間に働く抑制機能が夜になると(眠ってから)解放され、この状況に折り合いを付けるべく、処理を始めるそうなんです。
その結果が夢に出てくるってことのようです。
夢についてはまだまだ解明されてない部分も多いんですが、起きている時の体験や気持ちが何らかの形で反映してることは間違いないんで、これだけ特殊な状況下は誰しもが初めての体験でありストレスなんですから、奇妙な夢も当たり前ですわね。
まだまだ新型コロナウイルスは収まりません。
ここから収束期に入ったとしても、元の生活が戻ってくるまで相当時間がかかることは誰しもが感じてることでしょう。
ってことは、今からそんなに気に病んだらもちませんぜ(笑)
もし、今変な夢を見てる人がいたなら、もう少し気持ちを緩めて、なんとかなるさ位に考えた方がいいかもしれません。
まだまだ戦いはこれからなんですから…
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院