2020年02月12日 [動物のこと]
遺伝子組み換え「キラーモス」
お疲れ様です。院長です。
2月12日の水曜日でございます。
毎日々、寒いですが風邪などひいとられませんか?
寒いうえに新型コロナ肺炎ウィルスも、まだ活発な様で一向に落ち着きませんよねぇ。
わたくし院長は、そこまで警戒しておりませんが、一歩外に出ればこれだけマスクを着用している人が多い光景も、はじめて見ますな。
まぁ、気持ちは分かりますが…
あまり気にしすぎるのもどうかと言う気はしますが、そもそもウイルスなんてものは、目に見えませんから防ぎようがないっちゃないんですけどね。
マスクをしてても、目の粘膜からも入りこむこともあるようですし、完全に防ぎきることは不可能です。
なので、まずそういうウイルスがとんでそうな場所に近づかないってのは、ポイントですよね。
人混みや密室なんかは特にダメですな。
密室ってのは、電車やバスなんかもそうですしね。
ですが、通勤、通学となるとそうもいってられませんしねぇ。
一応、この新型コロナ肺炎ウイルスは、「飛沫感染」と「接触感染」が感染経路といわれています。
飛沫感染とは、患者の咳やくしゃみなどによって飛散する体液の粒子(飛沫)が他人の粘膜に付着することで感染が成立するもので、これのさらにややこしいバージョンに、「空気感染」と呼ばれるものがあります。
これは、飛沫として空気中に飛散したウイルスが、空気中で水分が蒸発して5マイクロメートル以下の軽い微粒子(飛沫核)となってもなお病原性を保つものは、単体で長時間浮遊し、3フィート(91センチメートル)以上の長距離を移動します。
この微粒子を、呼吸から吸い込むことにより感染を生じます。
埃と一緒に、ウイルスを吸い込む場合でも感染します。
さらに接触感染となると、ドアノブやつり革と言ったものも危険になったりしますんで、これらを避けるとなったらもう外に出れないじゃん。
なので、完全に予防することは不可能として、まずやるべきことはもし、ウイルスが体内に入ったとしても、免疫力で何とかできるように、自分の身体を弱らせないことも大事です。
疲れが溜まっていたり、寝不足が続いていたりすると免疫力が下がりますので、そう言う状態が非常に危険ですからねぇ…。
まずは万全な体調をキープすることが肝心なわけです。
ってことで、少々脱線しましたが、今日も元気にネタ突入といきましょう。
今日のお話は、遺伝子改変された「蛾」のお話でございます。
まぁ、蛾という生き物、当然嫌いな方も多いと思いますが、姿形の問題ではなく、今回対象となった「コナガ」の幼虫は、キャベツ、ケール、ブロッコリー、菜種といったアブラナ属の植物を食い荒らし、毎年5000億円以上もの被害を与える、世界でも主要な害虫なんです。
しかも、厄介なことに殺虫剤への耐性を急速に身につけており、これまでとは違う抑制法が必要となってきています。
そこでイギリスの「オキシテック社」は、そのオスに2種類の遺伝子を組み込みました。
ひとつは自然の中でもかんたんに見分けがつくように赤い蛍光タンパク質を作り出すものと、もうひとつは、卵がメスだった場合、孵化した後でスイッチが入り、幼虫を殺してしまう遺伝子なんだそうです。
したがって、遺伝子組み換え(GM)オスがメスと交尾をして子孫を残したとしても、幼虫がメスならば死に絶えてしまうって事なんですな。
ですが、幼虫がオスなら生き残ります。
が、やがて成長したこのオスは、キラー遺伝子を広めるべくメスを求めて飛び回るって寸法なんだそうです。
恐ろしい遺伝子組み換えじゃないですか…。
ですが、自然のものではない遺伝子が自然環境に拡散してしまわないかって問題についても、このGM蛾の子孫の半分は死んでしまうので、最終的にキラー遺伝子は数世代のうちに消え去ることになるんだそうです。
ほんまかいな(笑)
米コーネル大学の研究グループが2017年8〜9月にニューヨークで実験を実施し、6ヶ所で1000〜2500匹のGMオスを自然の中に放出しました。
そして長期的には害虫抑制法として有効で、かつ持続可能な手段であると結論づけられたんだって。
実験室内で観察されたのと同様、GM蛾のオスは自然環境でも普通のオスと競合して、メスを獲得する力があったことのほか、キラー遺伝子はどの実験地でも検出されず、予測どおり、自然には長く残留しないことも確認されたとのことでした。
このオキシテック社は蛾や蚊だけでなく、他の害虫に対しても同様の技術を応用する予定なんだそうです。
いやー…
これもなんかアカン気がするなぁ…。
確かに現時点では、数世代後にはこの遺伝子はなくなってるって結果にはなってるんでしょうけど、必ず出るんですよね。
突然変異的に強い遺伝子を持った個体とかが…。
そういうのが出て、ややこしいことに、違う種の蛾と交尾しちゃったとかが起こったら、どんな事態になるか予測もつかないですよ。
遺伝子組み換え…
わたしゃ、どんな理由であろうと反対です。
普通に考えて、我々、高度な生物である人間でも、時に変異することがあり、現代医学で治せない遺伝子疾患が、一定数出るんですよ。
んなもん、蛾でっせ。
どんな変異を起こすか分かったもんじゃないっすよ。
ま、わたくしが反対したところで、どうなるもんでもないですが、アカン気がするなぁ…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月12日の水曜日でございます。
毎日々、寒いですが風邪などひいとられませんか?
寒いうえに新型コロナ肺炎ウィルスも、まだ活発な様で一向に落ち着きませんよねぇ。
わたくし院長は、そこまで警戒しておりませんが、一歩外に出ればこれだけマスクを着用している人が多い光景も、はじめて見ますな。
まぁ、気持ちは分かりますが…
あまり気にしすぎるのもどうかと言う気はしますが、そもそもウイルスなんてものは、目に見えませんから防ぎようがないっちゃないんですけどね。
マスクをしてても、目の粘膜からも入りこむこともあるようですし、完全に防ぎきることは不可能です。
なので、まずそういうウイルスがとんでそうな場所に近づかないってのは、ポイントですよね。
人混みや密室なんかは特にダメですな。
密室ってのは、電車やバスなんかもそうですしね。
ですが、通勤、通学となるとそうもいってられませんしねぇ。
一応、この新型コロナ肺炎ウイルスは、「飛沫感染」と「接触感染」が感染経路といわれています。
飛沫感染とは、患者の咳やくしゃみなどによって飛散する体液の粒子(飛沫)が他人の粘膜に付着することで感染が成立するもので、これのさらにややこしいバージョンに、「空気感染」と呼ばれるものがあります。
これは、飛沫として空気中に飛散したウイルスが、空気中で水分が蒸発して5マイクロメートル以下の軽い微粒子(飛沫核)となってもなお病原性を保つものは、単体で長時間浮遊し、3フィート(91センチメートル)以上の長距離を移動します。
この微粒子を、呼吸から吸い込むことにより感染を生じます。
埃と一緒に、ウイルスを吸い込む場合でも感染します。
さらに接触感染となると、ドアノブやつり革と言ったものも危険になったりしますんで、これらを避けるとなったらもう外に出れないじゃん。
なので、完全に予防することは不可能として、まずやるべきことはもし、ウイルスが体内に入ったとしても、免疫力で何とかできるように、自分の身体を弱らせないことも大事です。
疲れが溜まっていたり、寝不足が続いていたりすると免疫力が下がりますので、そう言う状態が非常に危険ですからねぇ…。
まずは万全な体調をキープすることが肝心なわけです。
ってことで、少々脱線しましたが、今日も元気にネタ突入といきましょう。
今日のお話は、遺伝子改変された「蛾」のお話でございます。
まぁ、蛾という生き物、当然嫌いな方も多いと思いますが、姿形の問題ではなく、今回対象となった「コナガ」の幼虫は、キャベツ、ケール、ブロッコリー、菜種といったアブラナ属の植物を食い荒らし、毎年5000億円以上もの被害を与える、世界でも主要な害虫なんです。
しかも、厄介なことに殺虫剤への耐性を急速に身につけており、これまでとは違う抑制法が必要となってきています。
そこでイギリスの「オキシテック社」は、そのオスに2種類の遺伝子を組み込みました。
ひとつは自然の中でもかんたんに見分けがつくように赤い蛍光タンパク質を作り出すものと、もうひとつは、卵がメスだった場合、孵化した後でスイッチが入り、幼虫を殺してしまう遺伝子なんだそうです。
したがって、遺伝子組み換え(GM)オスがメスと交尾をして子孫を残したとしても、幼虫がメスならば死に絶えてしまうって事なんですな。
ですが、幼虫がオスなら生き残ります。
が、やがて成長したこのオスは、キラー遺伝子を広めるべくメスを求めて飛び回るって寸法なんだそうです。
恐ろしい遺伝子組み換えじゃないですか…。
ですが、自然のものではない遺伝子が自然環境に拡散してしまわないかって問題についても、このGM蛾の子孫の半分は死んでしまうので、最終的にキラー遺伝子は数世代のうちに消え去ることになるんだそうです。
ほんまかいな(笑)
米コーネル大学の研究グループが2017年8〜9月にニューヨークで実験を実施し、6ヶ所で1000〜2500匹のGMオスを自然の中に放出しました。
そして長期的には害虫抑制法として有効で、かつ持続可能な手段であると結論づけられたんだって。
実験室内で観察されたのと同様、GM蛾のオスは自然環境でも普通のオスと競合して、メスを獲得する力があったことのほか、キラー遺伝子はどの実験地でも検出されず、予測どおり、自然には長く残留しないことも確認されたとのことでした。
このオキシテック社は蛾や蚊だけでなく、他の害虫に対しても同様の技術を応用する予定なんだそうです。
いやー…
これもなんかアカン気がするなぁ…。
確かに現時点では、数世代後にはこの遺伝子はなくなってるって結果にはなってるんでしょうけど、必ず出るんですよね。
突然変異的に強い遺伝子を持った個体とかが…。
そういうのが出て、ややこしいことに、違う種の蛾と交尾しちゃったとかが起こったら、どんな事態になるか予測もつかないですよ。
遺伝子組み換え…
わたしゃ、どんな理由であろうと反対です。
普通に考えて、我々、高度な生物である人間でも、時に変異することがあり、現代医学で治せない遺伝子疾患が、一定数出るんですよ。
んなもん、蛾でっせ。
どんな変異を起こすか分かったもんじゃないっすよ。
ま、わたくしが反対したところで、どうなるもんでもないですが、アカン気がするなぁ…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院