2020年01月17日 [色々なこと]
ベテルギウス、ベテルギウス、ベテルギウス。
お疲れ様です。院長です。
1月17日の金曜日でございます。
1月も気付けば残り2週間になっております。
今月は正月休みと、その後の連休って感じでダラダラ休んじゃってますから、そりゃ厳しいに決まってるよね(笑)
まぁ、最初から分かってたことなんですが、現実となるとそれはまた話は別で…
ジタバタとするわけですが、まぁ世の中ジタバタすればするほど深みにハマるもの。
運命は受け入れましょう(笑)
ってことで、今月は諦めて来月から頑張ろう(笑)
とか言うてても、毎日は過ぎてくわけで、今日を生きないとね。
ということで、今日も元気にネタ突入ですが、今日は久々の天体ネタでもいってみようかと思います。
いつも天体ネタってスケールが大きすぎて分かりにくい部分もあるんですが、今日のは比較的馴染みのある星のお話となってます。
みなさん、星座って分かります?
あ、いわゆる星占いの話じゃなくて、空にみえる星の星座ね。
わたくし院長、そこまでの天体マニアでもないんですが、「オリオン座」は見ればすぐに分かります。
これ、結構誰でもすぐに発見出来ますよね。
え。
分からない?
これです。
このオリオン座、冬の星座の代表選手で比較的発見しやすい星座です。
ま、この画像にはご丁寧に「絵」がついてますが、この絵の右肩部分にあたる星が、ベテルギウスってヤツなんです。
恒星で変光星でもある1等星なんですが、このベテルギウスの輝きがとても弱々しくなってるんですよね。
21世紀に入ってから実に一番の暗さなのだそうで、天文学界隈ではベテルギウスが超新星爆発を起こすんじゃないかと話題になってます。
まず、この変光星ってもんですが、読んで字の如く明るさ(等級)が変わる星を指してます。
そしてこのベテルギウスの明るさが、アメリカ・ビラノバ大学の研究では、10月に比べて半分にまで減光してしまったことを確認しているそうなんです。
晴れた夜空を見上げてみれば、確かに近くにある1等星のアルデバランよりも暗いことが分かると思います。
とは言え、ベテルギウスのような変光星にとって、この程度の変化はそこまで異常なことではありません。
ですが、このように大幅な陰りを見せればこれなにかあるなと、天文学ファンらは予感してるわけですな。
そのベテルギウスは地球から640光年先のとこにいて、太陽の12倍大きい恒星です。
物理的には現在も膨張を続けており、半径は8AU(1AUは地球と太陽の平均距離)なんだそうです。
太陽系を重ねてみれば、太陽から木星までの大きさだそうですから、ベテルギウスがどんだけデカいか想像できますわな。
で、今回ここまでこのベテルギウスの光が低下している事に対して話題になってる理由が、地球のすぐそばにある超新星の有力候補だということなんですね。
この超新星ってのは大質量の恒星が、その一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象のことで、宇宙的にみるとわりと頻繁に起きていると言われています。
ですが、最先端の望遠鏡でもその姿をとらえたことはありません。
我々の銀河で最後に目撃されたのは、1604年に発見されたへびつかい座の超新星「ケプラーの星」だそうです。
ベテルギウスはこれまでも星自体が不安定になっていることや、形状が球形ではなくコブのようなものができていることが指摘されています。
もし、本当に超新星爆発を起こしたとすれば、絶好の観測チャンスとなるわけですよ。
まず、ベテルギウスのような赤色巨星は寿命が短いと言われていて、わずか1000万年程度で燃料の水素を使い果たして死滅します。
いずれは急速に崩壊し、超新星を起こす運命にあるのは間違いないんですが、それは今から10万年内に起きると推測されていて10万年以内という事は、今夜であってもおかしくないわけです。
ただし、それが本当に今回なのかどうか、天文学者にもはっきりとしたことは分からないそうですが…
では、その観測のチャンスはいいとして、そんな超新星爆発とかが起こって、地球にいや、宇宙的になんらかの悪影響は出ないんでしょうか?
我々一般人はそこが気になりますよね。
ベテルギウスの超新星爆発によって致命的な放射線が放出されると考えられるんですが、幸いな事に地球は50光年という殺傷範囲の外にあります。
ですが、本来その威力は、太古の時代に地球上にいる生命の進化に何らかの影響を与えたと考えられているほど凄まじいものだそうで、たとえば最近の研究によると、人間が直立歩行せざるを得なくなったのも、超新星の影響なんだとか…。
その影響はハッキリ言って分からないようなんですが、ではもし本当に超新星が起きたとしたら、それはどのように観測できるんでしょうか?
過去に観測された超新星から推測したところ、ベテルギウスはマイナス10等級の明るさだろうと推定されているそうです。
マイナス10等級とか言われても微妙に分かりずらいですが、かなり明るい金星と比べて100倍なんだそうです。
この明るさだと、昼間でも簡単に見られるらしいですし、夜ならば影ができるほど輝くんだと。
本当に超新星が起きるのかどうかは分かりませんが、まぁ起きるなら起きるで見てみたいですよね。
とりあえずは、ベテルギウスのチェックだけはしてみましょう。
この時期オリオン座は南の夜空を見上げれば、晴れた日なら簡単に見つかります。
で、そのオリオン座の右肩部分、と言っても、こちら側からみたら左上なんですが、その弱々しくなった輝きが今後どうなるのか…
みなさんも、今日から南の空を見上げて下さいね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月17日の金曜日でございます。
1月も気付けば残り2週間になっております。
今月は正月休みと、その後の連休って感じでダラダラ休んじゃってますから、そりゃ厳しいに決まってるよね(笑)
まぁ、最初から分かってたことなんですが、現実となるとそれはまた話は別で…
ジタバタとするわけですが、まぁ世の中ジタバタすればするほど深みにハマるもの。
運命は受け入れましょう(笑)
ってことで、今月は諦めて来月から頑張ろう(笑)
とか言うてても、毎日は過ぎてくわけで、今日を生きないとね。
ということで、今日も元気にネタ突入ですが、今日は久々の天体ネタでもいってみようかと思います。
いつも天体ネタってスケールが大きすぎて分かりにくい部分もあるんですが、今日のは比較的馴染みのある星のお話となってます。
みなさん、星座って分かります?
あ、いわゆる星占いの話じゃなくて、空にみえる星の星座ね。
わたくし院長、そこまでの天体マニアでもないんですが、「オリオン座」は見ればすぐに分かります。
これ、結構誰でもすぐに発見出来ますよね。
え。
分からない?
これです。
このオリオン座、冬の星座の代表選手で比較的発見しやすい星座です。
ま、この画像にはご丁寧に「絵」がついてますが、この絵の右肩部分にあたる星が、ベテルギウスってヤツなんです。
恒星で変光星でもある1等星なんですが、このベテルギウスの輝きがとても弱々しくなってるんですよね。
21世紀に入ってから実に一番の暗さなのだそうで、天文学界隈ではベテルギウスが超新星爆発を起こすんじゃないかと話題になってます。
まず、この変光星ってもんですが、読んで字の如く明るさ(等級)が変わる星を指してます。
そしてこのベテルギウスの明るさが、アメリカ・ビラノバ大学の研究では、10月に比べて半分にまで減光してしまったことを確認しているそうなんです。
晴れた夜空を見上げてみれば、確かに近くにある1等星のアルデバランよりも暗いことが分かると思います。
とは言え、ベテルギウスのような変光星にとって、この程度の変化はそこまで異常なことではありません。
ですが、このように大幅な陰りを見せればこれなにかあるなと、天文学ファンらは予感してるわけですな。
そのベテルギウスは地球から640光年先のとこにいて、太陽の12倍大きい恒星です。
物理的には現在も膨張を続けており、半径は8AU(1AUは地球と太陽の平均距離)なんだそうです。
太陽系を重ねてみれば、太陽から木星までの大きさだそうですから、ベテルギウスがどんだけデカいか想像できますわな。
で、今回ここまでこのベテルギウスの光が低下している事に対して話題になってる理由が、地球のすぐそばにある超新星の有力候補だということなんですね。
この超新星ってのは大質量の恒星が、その一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象のことで、宇宙的にみるとわりと頻繁に起きていると言われています。
ですが、最先端の望遠鏡でもその姿をとらえたことはありません。
我々の銀河で最後に目撃されたのは、1604年に発見されたへびつかい座の超新星「ケプラーの星」だそうです。
ベテルギウスはこれまでも星自体が不安定になっていることや、形状が球形ではなくコブのようなものができていることが指摘されています。
もし、本当に超新星爆発を起こしたとすれば、絶好の観測チャンスとなるわけですよ。
まず、ベテルギウスのような赤色巨星は寿命が短いと言われていて、わずか1000万年程度で燃料の水素を使い果たして死滅します。
いずれは急速に崩壊し、超新星を起こす運命にあるのは間違いないんですが、それは今から10万年内に起きると推測されていて10万年以内という事は、今夜であってもおかしくないわけです。
ただし、それが本当に今回なのかどうか、天文学者にもはっきりとしたことは分からないそうですが…
では、その観測のチャンスはいいとして、そんな超新星爆発とかが起こって、地球にいや、宇宙的になんらかの悪影響は出ないんでしょうか?
我々一般人はそこが気になりますよね。
ベテルギウスの超新星爆発によって致命的な放射線が放出されると考えられるんですが、幸いな事に地球は50光年という殺傷範囲の外にあります。
ですが、本来その威力は、太古の時代に地球上にいる生命の進化に何らかの影響を与えたと考えられているほど凄まじいものだそうで、たとえば最近の研究によると、人間が直立歩行せざるを得なくなったのも、超新星の影響なんだとか…。
その影響はハッキリ言って分からないようなんですが、ではもし本当に超新星が起きたとしたら、それはどのように観測できるんでしょうか?
過去に観測された超新星から推測したところ、ベテルギウスはマイナス10等級の明るさだろうと推定されているそうです。
マイナス10等級とか言われても微妙に分かりずらいですが、かなり明るい金星と比べて100倍なんだそうです。
この明るさだと、昼間でも簡単に見られるらしいですし、夜ならば影ができるほど輝くんだと。
本当に超新星が起きるのかどうかは分かりませんが、まぁ起きるなら起きるで見てみたいですよね。
とりあえずは、ベテルギウスのチェックだけはしてみましょう。
この時期オリオン座は南の夜空を見上げれば、晴れた日なら簡単に見つかります。
で、そのオリオン座の右肩部分、と言っても、こちら側からみたら左上なんですが、その弱々しくなった輝きが今後どうなるのか…
みなさんも、今日から南の空を見上げて下さいね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院