2020年01月01日 [動物のこと]
Crowに苦労するのも当然だね(笑)
お疲れ様です。院長です。
みなさん、あけましておめでとうございます。
2020年、令和2年1月1日の水曜日でございます。
正月ですな。
今年2020年は、オリンピックも開催されますし、我が日本国にとっては特別な年になるでしょう。
いやぁ〜。
正月ですな(笑)
まぁ、毎年の事ですが31日〜1日ってのは、特にダラダラしちゃいますし、もうなんなら一日中ゴロゴロしています。
起きて、飲んで、寝て、起きて、飲んで、寝ての繰り返し。
しかもその繰り返しを、一日何度も行います。
眠くなったら寝て、起きたら飲んでと(笑)
まったく自制心がきかない状態ですが、まぁ、これも年に一度のお正月ですからね。
それもええでしょう。
ってことで、新年一発目のネタなんですが、何を書こうか悩みます。
そりゃ、新年早々ですから、あまりに普通の事もねぇ…。
ってことで、自制心のない頭で書く、去年もこのブログで大人気だった「カラス」についてを新年一発目にチョイスしてみました。
イギリスの研究で、カラスはなんと人間の子供と同じくらい自制心があり、目先の欲求を我慢することができるってことが明らかになったそうです。
もう、今のわたくしでは、カラスにさえかなわないわけですわ(笑)
自制心…
これは基本的に高度な知能をもつものに与えられた感情です。
自制心の大切な指標のひとつに、「満足遅延耐性」というものがあります。
これは、将来得られるであろう、もっと大きな満足を手にするため、目の前にある小さな満足をぐっと我慢する力のことですね。
子供の自制心を調べる実験によると、人間の子供ではこの「満足遅延耐性」が3歳から5歳にかけて発達することがわかっています。
これは未来を計画する力など、認知能力の発達具合を示すものでもあるわけです。
まぁ、こう書いちゃうと結構高度な能力ですよね。
少なくともそこいらの野生動物にはないものであることは確かです。
ですが、必ずしも人間だけに備わった能力と言うわけではありません。
そう、カレドニアカラスにも目先の欲を我慢する能力が備わっており、満足遅延耐性は人間の子供と同レベルなんだそうです。
この「満足遅延耐性」をテーマにした研究はいくつもあるんですが、英ケンブリッジ大学の研究グループが考案したのは、人間の3〜5歳の子供だけではなく、カレドニアガラスの我慢力までをも試せる方法なんだとか…。
それは透明のケースの中で回転するトレイを使ったもので、このトレイにはご褒美がふたつ載せられています。
ケースには窓が開いているので、トレイが回転してご褒美が窓のそばまでくれば、それを取ることができるように作られています。
ただし、最初にやってくるご褒美は普通のご褒美です。
これをぐっとこらえて見逃せば、次にやってくるもっと豪華なご褒美を手に入れることができるという仕掛けなんですね。
ですから、最初のご褒美を我慢できるのであれば、「満足遅延耐性」は高いということになります。
なお、子供もカレドニアガラスも実験の対象になるといっても、まったく同じやり方で行うわけではなく、ご褒美はそれぞれが興味を持てるようなものでなければなりません。
そこで子供には普通の動物のステッカーとキラキラ光る大きな動物のステッカーを、カレドニアガラスには量や質の違う餌がご褒美として用意されました。
また、カレドニアガラスにはルールを言葉で説明することができないので、多少の訓練も行われました。
やり方が多少違うために、子供とカラスを直接比較するのはどうかとは思いますが、少なくともどちらもすぐに手に入るご褒美を我慢し、もっといいご褒美を手に入れるために待つことができたそうです。
ただし、子供もカラスも、量が違うとき(肉1粒と肉4粒など)よりも、質が違うとき(りんご1粒と肉1粒など)の方がきちんと我慢することが多かったんだそうです。
また、ご褒美のどちらかをカバーで隠して、同じことをするという実験も行われました。
この場合、子供の成績に特に変化はなかったが、カラスの場合はかなり手こずったようです。
ただ、カラスがこの実験をうまくこなせなかった原因が、子供との認知能力の差にあるのかどうかはなんともいえないとこですね。
子供は実験者がトレイにご褒美を準備する姿を観察し、どこに欲しいものが置かれているかあらかじめ確認しておくことができました。
一方、カレドニアガラスは野生で捕獲した個体であって、人間が近づくと怯えてしまうため、実験者がご褒美を準備するときはそこから離されていたそうです。
そのため、事前にご褒美の位置を確認することはできず、どこにお目当てのご褒美があるのか推測しなければならなかったんだそうです。
こうなるとカラスはかなり不利ですよね。
とは言え、カラスには子供と同等の「満足遅延耐性」が備わってるということが分かったわけです。
ま、元日からなんやねんってネタだったかもしれませんが、お正月はみんな自堕落に暮らします。
この自堕落さ=「満足遅延耐性」の低さって事ですんで、カラスに負けないように頑張ろっと(笑)
てことで、今年も弘泉堂鍼灸接骨院ともども、このブログもよろしくね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
みなさん、あけましておめでとうございます。
2020年、令和2年1月1日の水曜日でございます。
正月ですな。
今年2020年は、オリンピックも開催されますし、我が日本国にとっては特別な年になるでしょう。
いやぁ〜。
正月ですな(笑)
まぁ、毎年の事ですが31日〜1日ってのは、特にダラダラしちゃいますし、もうなんなら一日中ゴロゴロしています。
起きて、飲んで、寝て、起きて、飲んで、寝ての繰り返し。
しかもその繰り返しを、一日何度も行います。
眠くなったら寝て、起きたら飲んでと(笑)
まったく自制心がきかない状態ですが、まぁ、これも年に一度のお正月ですからね。
それもええでしょう。
ってことで、新年一発目のネタなんですが、何を書こうか悩みます。
そりゃ、新年早々ですから、あまりに普通の事もねぇ…。
ってことで、自制心のない頭で書く、去年もこのブログで大人気だった「カラス」についてを新年一発目にチョイスしてみました。
イギリスの研究で、カラスはなんと人間の子供と同じくらい自制心があり、目先の欲求を我慢することができるってことが明らかになったそうです。
もう、今のわたくしでは、カラスにさえかなわないわけですわ(笑)
自制心…
これは基本的に高度な知能をもつものに与えられた感情です。
自制心の大切な指標のひとつに、「満足遅延耐性」というものがあります。
これは、将来得られるであろう、もっと大きな満足を手にするため、目の前にある小さな満足をぐっと我慢する力のことですね。
子供の自制心を調べる実験によると、人間の子供ではこの「満足遅延耐性」が3歳から5歳にかけて発達することがわかっています。
これは未来を計画する力など、認知能力の発達具合を示すものでもあるわけです。
まぁ、こう書いちゃうと結構高度な能力ですよね。
少なくともそこいらの野生動物にはないものであることは確かです。
ですが、必ずしも人間だけに備わった能力と言うわけではありません。
そう、カレドニアカラスにも目先の欲を我慢する能力が備わっており、満足遅延耐性は人間の子供と同レベルなんだそうです。
この「満足遅延耐性」をテーマにした研究はいくつもあるんですが、英ケンブリッジ大学の研究グループが考案したのは、人間の3〜5歳の子供だけではなく、カレドニアガラスの我慢力までをも試せる方法なんだとか…。
それは透明のケースの中で回転するトレイを使ったもので、このトレイにはご褒美がふたつ載せられています。
ケースには窓が開いているので、トレイが回転してご褒美が窓のそばまでくれば、それを取ることができるように作られています。
ただし、最初にやってくるご褒美は普通のご褒美です。
これをぐっとこらえて見逃せば、次にやってくるもっと豪華なご褒美を手に入れることができるという仕掛けなんですね。
ですから、最初のご褒美を我慢できるのであれば、「満足遅延耐性」は高いということになります。
なお、子供もカレドニアガラスも実験の対象になるといっても、まったく同じやり方で行うわけではなく、ご褒美はそれぞれが興味を持てるようなものでなければなりません。
そこで子供には普通の動物のステッカーとキラキラ光る大きな動物のステッカーを、カレドニアガラスには量や質の違う餌がご褒美として用意されました。
また、カレドニアガラスにはルールを言葉で説明することができないので、多少の訓練も行われました。
やり方が多少違うために、子供とカラスを直接比較するのはどうかとは思いますが、少なくともどちらもすぐに手に入るご褒美を我慢し、もっといいご褒美を手に入れるために待つことができたそうです。
ただし、子供もカラスも、量が違うとき(肉1粒と肉4粒など)よりも、質が違うとき(りんご1粒と肉1粒など)の方がきちんと我慢することが多かったんだそうです。
また、ご褒美のどちらかをカバーで隠して、同じことをするという実験も行われました。
この場合、子供の成績に特に変化はなかったが、カラスの場合はかなり手こずったようです。
ただ、カラスがこの実験をうまくこなせなかった原因が、子供との認知能力の差にあるのかどうかはなんともいえないとこですね。
子供は実験者がトレイにご褒美を準備する姿を観察し、どこに欲しいものが置かれているかあらかじめ確認しておくことができました。
一方、カレドニアガラスは野生で捕獲した個体であって、人間が近づくと怯えてしまうため、実験者がご褒美を準備するときはそこから離されていたそうです。
そのため、事前にご褒美の位置を確認することはできず、どこにお目当てのご褒美があるのか推測しなければならなかったんだそうです。
こうなるとカラスはかなり不利ですよね。
とは言え、カラスには子供と同等の「満足遅延耐性」が備わってるということが分かったわけです。
ま、元日からなんやねんってネタだったかもしれませんが、お正月はみんな自堕落に暮らします。
この自堕落さ=「満足遅延耐性」の低さって事ですんで、カラスに負けないように頑張ろっと(笑)
てことで、今年も弘泉堂鍼灸接骨院ともども、このブログもよろしくね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院