2019年10月07日 [からだのこと]
デイトリッパー・ショートスリーパー
お疲れ様です。院長です。
10月7日の月曜日でございます。
10月も1週間過ぎましたね。
さすがに秋感漂う感じになってきましたが、ときに昼に暑くなるとなんやねんと思わされる寒暖差。
まぁ、わたくし院長、まだこの位の涼しさでは、真夏の服装と変わらないんですが、もうそろそろ考えなきゃなな時期になってきましたね。
秋の夜長ってなことも言いますが、確かに夜明けも遅くなってきてますし、陽が沈むのも早くなってきましたね。
当然、「夜」っぽい時間帯は長くなってますが、夜は夜(笑)
わたくし院長の定義では、夜は午後7時から(笑)
暗かろうが、明るかろうが7時から(笑)
ってことで、秋だからと夜が長くなるわけでは決してないですが、夜更かしして読書でもって季節ではありますね。
わたくし院長、この「夜更かし」ってヤツが得意でして日々夜更かししております。
で、夜更かすわけですから、当然睡眠時間が短くなります。
人にもよりますが、快適な睡眠時間はと言うと、大体7〜8時間と言われています。
ですが、世の中にはなかなかこれだけの時間を睡眠に充てられないって人も多く、4〜6時間しか寝ていないって人も多いようです。
で、ここでポイントなんですが、仕方なくこの短時間睡眠を余儀なくされている人もいらっしゃるでしょうけど、中には特に苦も無く、4〜6時間睡眠で大丈夫って人も一定数おられます。
こういう普通の人よりも短い睡眠で問題なく過ごしている人たちを、ショートスリーパーと呼ばそうなんですが、かのナポレオンやエジソンもショートスリーパーで、4時間しか眠らなかったとか言われています。
逆に、寝ても寝ても寝足りないロングスリーパーって人も当然いるわけで、問題がないのだとしたら、ショートの方が時間的余裕は出来ますよね。
では、いかにして、ロングかショートかが決定されているのか?
これに関して、最新の研究によれば、あまり眠らなくてもフル稼働できてしまう人たちは、「ADRB1」という遺伝子に突然変異があることが判明したのだそうです。
遺伝の突然変異?
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームによって、生まれつき睡眠が短くてすむ人の家系には、体内時計と関係している「DEC2」という遺伝子に特徴的な突然変異があることが発見されました。
これを発表してから、研究チームのもとにはショートスリーパーたちからたくさんの問い合わせがあり、それが今回の研究につながったとのことです。
こうした縁があって今回の研究に参加してくれたショートスリーパーたちのDNAを解析したところ、ある家族に「ADRB1」の突然変異が見つかりました。
この突然変異がない場合、「ADRB1」にコードされたタンパク質は、脳の「橋背側」という領域のニューロンを抑制しています。
じつはここは睡眠と覚醒の制御に関係する領域なんだそうです。
で、この突然変異が睡眠が短くてもすむ原因なのかどうかを確かめるために、試験官の中で通常の「ADRB1」タンパク質と突然変異のそれを比較してみたところ、後者はずっと不安定であることが明らかになったそうです。
つまり、問題のニューロンに対して正常に作用できないと推測されるということだそうなんです。
これを踏まえて、突然変異型の「ADRB1」遺伝子を持つマウスで実験してみたところ、普通のマウスよりも55分睡眠が短いことが確認されたそうです。
また、そのマウスの脳の橋背側では、研究チームが推測していた通り、「ADRB1」遺伝子が強く発現していることもわかりました。
しかも覚醒時だけでなく、レム睡眠の間も活発であるとのことです。
橋背側は覚醒およびレム睡眠と関係しています。
そして、そこにあるニューロンの活動レベルの高さは遺伝子の突然変異と関係がある…
ならば、ショートスリーパーの秘密は、遺伝子の突然変異にあると考えられるのだそうです。
ま、難しい部分は飛ばしても(笑)、何らか普通ではない作用があるって事のようです。
研究チームによると、こうした研究の究極の目的は、睡眠が制御されているメカニズムを解き明かすことだとのことで、それが解明されれば、良い睡眠とは何かはっきりと答えを出せるようになるのだそうです。
睡眠が短くても悪影響が出ないですむ遺伝子や突然変異の特定は、睡眠のホメオスタシス(恒常性)と効率性の分子・神経レベルでの制御メカニズムに関する研究の基礎となり、それがいずれは、睡眠障害で悩む人を救う方法や、効率的に眠り健康的に歳をとる方法につながると期待されるとのことです。
まぁ、睡眠と言うもの自体がイマイチ謎のままですし、こういった地道な研究が全容解明には必要でしょう。
わたくし院長、実はショートスリーパーなんですが、問題がないわけではないです(笑)
ってより、短い睡眠時間を余儀なくされてるだけで、寝てていいならもっと寝たいし。
きっと、勤勉な日本人の中には、「エセショートスリーパー」がたくさんいて、余計に研究をゴチャゴチャにしそうですよね。
ですが、こういった研究が実を結べば、本当に睡眠時間を短縮できるかもしれませんし、そこは期待したいとこですね。
質の良い睡眠を短く取って、身体が万全になるなら、そんなに素晴らしい事はないですよね。
研究チームのみなさん、是非頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月7日の月曜日でございます。
10月も1週間過ぎましたね。
さすがに秋感漂う感じになってきましたが、ときに昼に暑くなるとなんやねんと思わされる寒暖差。
まぁ、わたくし院長、まだこの位の涼しさでは、真夏の服装と変わらないんですが、もうそろそろ考えなきゃなな時期になってきましたね。
秋の夜長ってなことも言いますが、確かに夜明けも遅くなってきてますし、陽が沈むのも早くなってきましたね。
当然、「夜」っぽい時間帯は長くなってますが、夜は夜(笑)
わたくし院長の定義では、夜は午後7時から(笑)
暗かろうが、明るかろうが7時から(笑)
ってことで、秋だからと夜が長くなるわけでは決してないですが、夜更かしして読書でもって季節ではありますね。
わたくし院長、この「夜更かし」ってヤツが得意でして日々夜更かししております。
で、夜更かすわけですから、当然睡眠時間が短くなります。
人にもよりますが、快適な睡眠時間はと言うと、大体7〜8時間と言われています。
ですが、世の中にはなかなかこれだけの時間を睡眠に充てられないって人も多く、4〜6時間しか寝ていないって人も多いようです。
で、ここでポイントなんですが、仕方なくこの短時間睡眠を余儀なくされている人もいらっしゃるでしょうけど、中には特に苦も無く、4〜6時間睡眠で大丈夫って人も一定数おられます。
こういう普通の人よりも短い睡眠で問題なく過ごしている人たちを、ショートスリーパーと呼ばそうなんですが、かのナポレオンやエジソンもショートスリーパーで、4時間しか眠らなかったとか言われています。
逆に、寝ても寝ても寝足りないロングスリーパーって人も当然いるわけで、問題がないのだとしたら、ショートの方が時間的余裕は出来ますよね。
では、いかにして、ロングかショートかが決定されているのか?
これに関して、最新の研究によれば、あまり眠らなくてもフル稼働できてしまう人たちは、「ADRB1」という遺伝子に突然変異があることが判明したのだそうです。
遺伝の突然変異?
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームによって、生まれつき睡眠が短くてすむ人の家系には、体内時計と関係している「DEC2」という遺伝子に特徴的な突然変異があることが発見されました。
これを発表してから、研究チームのもとにはショートスリーパーたちからたくさんの問い合わせがあり、それが今回の研究につながったとのことです。
こうした縁があって今回の研究に参加してくれたショートスリーパーたちのDNAを解析したところ、ある家族に「ADRB1」の突然変異が見つかりました。
この突然変異がない場合、「ADRB1」にコードされたタンパク質は、脳の「橋背側」という領域のニューロンを抑制しています。
じつはここは睡眠と覚醒の制御に関係する領域なんだそうです。
で、この突然変異が睡眠が短くてもすむ原因なのかどうかを確かめるために、試験官の中で通常の「ADRB1」タンパク質と突然変異のそれを比較してみたところ、後者はずっと不安定であることが明らかになったそうです。
つまり、問題のニューロンに対して正常に作用できないと推測されるということだそうなんです。
これを踏まえて、突然変異型の「ADRB1」遺伝子を持つマウスで実験してみたところ、普通のマウスよりも55分睡眠が短いことが確認されたそうです。
また、そのマウスの脳の橋背側では、研究チームが推測していた通り、「ADRB1」遺伝子が強く発現していることもわかりました。
しかも覚醒時だけでなく、レム睡眠の間も活発であるとのことです。
橋背側は覚醒およびレム睡眠と関係しています。
そして、そこにあるニューロンの活動レベルの高さは遺伝子の突然変異と関係がある…
ならば、ショートスリーパーの秘密は、遺伝子の突然変異にあると考えられるのだそうです。
ま、難しい部分は飛ばしても(笑)、何らか普通ではない作用があるって事のようです。
研究チームによると、こうした研究の究極の目的は、睡眠が制御されているメカニズムを解き明かすことだとのことで、それが解明されれば、良い睡眠とは何かはっきりと答えを出せるようになるのだそうです。
睡眠が短くても悪影響が出ないですむ遺伝子や突然変異の特定は、睡眠のホメオスタシス(恒常性)と効率性の分子・神経レベルでの制御メカニズムに関する研究の基礎となり、それがいずれは、睡眠障害で悩む人を救う方法や、効率的に眠り健康的に歳をとる方法につながると期待されるとのことです。
まぁ、睡眠と言うもの自体がイマイチ謎のままですし、こういった地道な研究が全容解明には必要でしょう。
わたくし院長、実はショートスリーパーなんですが、問題がないわけではないです(笑)
ってより、短い睡眠時間を余儀なくされてるだけで、寝てていいならもっと寝たいし。
きっと、勤勉な日本人の中には、「エセショートスリーパー」がたくさんいて、余計に研究をゴチャゴチャにしそうですよね。
ですが、こういった研究が実を結べば、本当に睡眠時間を短縮できるかもしれませんし、そこは期待したいとこですね。
質の良い睡眠を短く取って、身体が万全になるなら、そんなに素晴らしい事はないですよね。
研究チームのみなさん、是非頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院