
2019年08月18日 [からだのこと]
(129)サンデーイルネス(仮)クッシング症候群について
お疲れ様です。院長です。
8月18日のサンデーイルネスでございます。
当院は、16日から診療しておりますが、今日までお盆休みと言う方も多いかと思います。
うけけ。
憂鬱この上ないじゃろ(笑)
長い人で9連休とかですから、そりゃ明日からの日常を思うと、辛くて辛くて…
分かる分かる。
次は年末まで頑張るしかないですな。
ってことで、今日もイルネス辞典に突入ですが、今日は「クッシング症候群」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かってことですが、副腎皮質(ふくじんひしつ)でつくられる副腎皮質ステロイドホルモンのひとつ、コルチゾールが増えすぎるために起こる病気です。
特徴的な身体所見があり、また高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、感染症など、さまざまな病気を引き起こします。
原因としては脳の下にある下垂体(かすいたい)に腫瘍ができ、そこから副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰に出てくるために副腎皮質が刺激されてコルチゾールが増える場合と、副腎皮質に腫瘍ができて、そこからコルチゾールが多く出てくる場合があります。
まれに異所性ACTH症候群という、肺がんや膵臓がんからACTHが分泌される結果生じる場合もあります。
とくに下垂体の腫瘍が原因の場合をクッシング病と呼び、区別されています。
最も特徴的な症状は、手足が細くなってもおなかは太り、顔はむくんで赤ら顔になることです。
また、腹部、太ももに赤紫色の皮膚の亀裂が生じることがあり、皮膚は軟らかく、あざができやすくなります。
顔にはにきびが目立ち、男性では性欲の減退やインポテンツ、女性では月経異常やひげが生えたりします。
このほか、高血圧や糖尿病も合併します。
副腎皮質ステロイドホルモン(コルチゾール)が出すぎていることを確認するために、血液中や尿中のコルチゾールやACTHなどを測定します。
これらのホルモンは、健康な人でもストレスがかかると変動しますので、さまざまな条件下でホルモンの変動に異常がないかどうかを調べる必要があります。そのための検査を負荷試験といいます。たとえば、副腎皮質ホルモン薬を投与して副腎皮質の抑制の程度を判断したり、深夜の血中ホルモンを測定したりします。
これらに異常があれば、クッシング症候群と診断されます。
さらに、原因となる腫瘍の有無を確認するためには、下垂体のMRI、腹部のCT、MRI、核医学検査などが行われます。
また、副腎腫瘍が原因のクッシング症候群の場合は下垂体ホルモンのACTHが低下し、下垂体腫瘍が原因のクッシング病や異所性ACTH症候群の場合はACTHが上昇しているので、これらを区別することができます。
原因になっている下垂体腫瘍、あるいは副腎腫瘍を手術で取り除きます。
この場合、腫瘍からホルモンがたくさん出ていると、正常な副腎は、休んで小さくなってしまっています。
正常な副腎のはたらきが回復するにはかなりの時間がかかるため、手術のあと、数週間〜数カ月間にわたって副腎皮質ホルモン薬を補充する必要があります。
下垂体腫瘍が原因のクッシング病の場合、しばしば腫瘍を完全に取り除けないことがあります。
この場合は、下垂体に対して放射線療法を追加します。
薬物による治療は、現在のところあまり有効なものはなく、補助的な治療として用いられています。
糖尿病や高血圧があり、前述の特徴的な身体所見が認められた場合は、内分泌・代謝を専門とする病院を受診し、精密検査することをすすめます。
最近、その他の病気で行われた検査中(CTなど)に、偶然に副腎の腫瘍が発見され、検査をすすめた結果、クッシング症候群と診断されるケースが増えています。
明らかな身体症状がなくても、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症などの原因になるので、この場合も専門の医師に相談してください。
いかがでしたか。
明日からお仕事で憂鬱な方も多いでしょうが、元気に頑張ってきてください。
では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月18日のサンデーイルネスでございます。
当院は、16日から診療しておりますが、今日までお盆休みと言う方も多いかと思います。
うけけ。
憂鬱この上ないじゃろ(笑)
長い人で9連休とかですから、そりゃ明日からの日常を思うと、辛くて辛くて…
分かる分かる。
次は年末まで頑張るしかないですな。
ってことで、今日もイルネス辞典に突入ですが、今日は「クッシング症候群」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かってことですが、副腎皮質(ふくじんひしつ)でつくられる副腎皮質ステロイドホルモンのひとつ、コルチゾールが増えすぎるために起こる病気です。
特徴的な身体所見があり、また高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、感染症など、さまざまな病気を引き起こします。
原因としては脳の下にある下垂体(かすいたい)に腫瘍ができ、そこから副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰に出てくるために副腎皮質が刺激されてコルチゾールが増える場合と、副腎皮質に腫瘍ができて、そこからコルチゾールが多く出てくる場合があります。
まれに異所性ACTH症候群という、肺がんや膵臓がんからACTHが分泌される結果生じる場合もあります。
とくに下垂体の腫瘍が原因の場合をクッシング病と呼び、区別されています。
最も特徴的な症状は、手足が細くなってもおなかは太り、顔はむくんで赤ら顔になることです。
また、腹部、太ももに赤紫色の皮膚の亀裂が生じることがあり、皮膚は軟らかく、あざができやすくなります。
顔にはにきびが目立ち、男性では性欲の減退やインポテンツ、女性では月経異常やひげが生えたりします。
このほか、高血圧や糖尿病も合併します。
副腎皮質ステロイドホルモン(コルチゾール)が出すぎていることを確認するために、血液中や尿中のコルチゾールやACTHなどを測定します。
これらのホルモンは、健康な人でもストレスがかかると変動しますので、さまざまな条件下でホルモンの変動に異常がないかどうかを調べる必要があります。そのための検査を負荷試験といいます。たとえば、副腎皮質ホルモン薬を投与して副腎皮質の抑制の程度を判断したり、深夜の血中ホルモンを測定したりします。
これらに異常があれば、クッシング症候群と診断されます。
さらに、原因となる腫瘍の有無を確認するためには、下垂体のMRI、腹部のCT、MRI、核医学検査などが行われます。
また、副腎腫瘍が原因のクッシング症候群の場合は下垂体ホルモンのACTHが低下し、下垂体腫瘍が原因のクッシング病や異所性ACTH症候群の場合はACTHが上昇しているので、これらを区別することができます。
原因になっている下垂体腫瘍、あるいは副腎腫瘍を手術で取り除きます。
この場合、腫瘍からホルモンがたくさん出ていると、正常な副腎は、休んで小さくなってしまっています。
正常な副腎のはたらきが回復するにはかなりの時間がかかるため、手術のあと、数週間〜数カ月間にわたって副腎皮質ホルモン薬を補充する必要があります。
下垂体腫瘍が原因のクッシング病の場合、しばしば腫瘍を完全に取り除けないことがあります。
この場合は、下垂体に対して放射線療法を追加します。
薬物による治療は、現在のところあまり有効なものはなく、補助的な治療として用いられています。
糖尿病や高血圧があり、前述の特徴的な身体所見が認められた場合は、内分泌・代謝を専門とする病院を受診し、精密検査することをすすめます。
最近、その他の病気で行われた検査中(CTなど)に、偶然に副腎の腫瘍が発見され、検査をすすめた結果、クッシング症候群と診断されるケースが増えています。
明らかな身体症状がなくても、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症などの原因になるので、この場合も専門の医師に相談してください。
いかがでしたか。
明日からお仕事で憂鬱な方も多いでしょうが、元気に頑張ってきてください。
では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院