2019年08月12日 [からだのこと]
BADコミュニケーションASD
お疲れ様です。院長です。
8月12日の月曜日でございます。
本日は「山の日」の振替休日ってことで、お休みでござんすね。
そして明日よりお盆休みって事で、今年もお盆がきたわいね。
明日13日は「迎え火」ってことで、ご先祖様がかえってこられる日ですよね。
みなさん、一斉に帰ってきますから、どこが自分の家か分からなくなるので、お迎えの火を灯すわけです。
これが本当なら、13日〜16日はご先祖の霊が、そこいら中をウヨウヨしています。
みなさん、気をつけて下さいね(笑)
生きてる人より、死んでる人の方がはるかに数は多いですから、すぐそばにいてますよ〜(笑)
ってな感じで、毎年お盆にはミステリーなお話をお送りしてますが、今年も14日、15日は「お盆怪奇スペシャル」をお届けしますね。
ってことで、今日は真面目なお話でもお届けしとこうかと、本来のスジである医療系のネタでもいってみましょう。
近年、発症が増加してると言われています、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」なんですが、これは100人に1人程度発症すると言われています。
決して多い割合ではないですが、社会的なコミュニケーションや対人関係がうまく出来ず、興味や活動に強いこだわりを持つといった特徴を持った発達障害の一種です。
でも100人に1人なら、1学年に1人や2人はいるって数ですから、みなさんの周りにもいらっしゃるであろう数字ですからね。
人によってその度合いは異なり、特に問題なく生活できることもありますが、融通がきかず、強いこだわりを持ったりするために、場合によっては毎日がとても大変なものになってしまうこともあります。
その原因をめぐっては、遺伝子から抗生物質やワクチン接種、ウイルス感染、アレルギーまで、さまざまなものが疑われていますが、まだこれといった原因は特定できていません。
で、今回、5ヶ国200万人以上の子供たちを対象とした、これまでで最大規模となる研究が行われました。
その結果、自閉症スペクトラム障害を引き起こす最大のリスク要因は遺伝子であることが判明したんだそうです。
この最新の研究では、自閉症スペクトラム障害(以下ASD)は81パーセントが遺伝的なもので、環境的な要因は20パーセントに満たないと報告しています。
さらに母親の体重、多嚢胞性卵巣症候群の有無、帝王切開による出産か否かといった母親側の要因については、「存在しないか、最小限」の影響しかないことも明らかになったと述べられています。
この研究では、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イスラエル、西オーストラリアで1998年から2011年に生まれた200万人の子どたちの医療記録を対象に、被験者となった子供が16歳になるまで追跡調査しました。
なお、その間2万2000人以上が自閉症スペクトラム障害と診断されたそうです。
現実ではしばしばあるように、実際のこの症状は一見したよりもずっと複雑なもので、何らかの単一の要因によって発症するのではなく、相互に関連する複数の要因によって生じている可能性が高いと考えられます。
このことは、今回遺伝的な要因が大きいと確認されたとはいえ、なお環境リスク要因も具体的にどれがそうなのかははっきりしないですがかなりあるはずです。
同様に、遺伝子に着目した研究が増加している一方、具体的にどの遺伝子の作用が病気を引き起こしているのかも定かではないと…。
ASDの原因が主に遺伝的なものだと指摘する研究は今回が初めてというわけではありません。
例えば2016年の双子を対象とした研究では、自閉症スペクトラム障害の64〜91パーセントは遺伝子に起因していると報告しています。
しかし、遺伝的な要因であるならば、最近になってASDが急増しているのはなぜなんでしょう?
例えばアメリカ教育省の統計によると、1993年から2003年にかけてASD症罹患率が657パーセントも増加したそうなんです。
だからこそ、ASDの要因として環境が疑われてきたわけなんですけどね。
これについては、診断基準が変更されていたり、話題になったことで医師が気をつけるようになったことが原因だという説もありまして、何とも真実は分かりません。
もしかしたら、実際にはASDが急増しているという事実はなくて、もともと気付いていないだけってこともあるかもしれません。
ASDやADHDのような発達障害は、0か100ではなく、グレーゾーンが非常に大きく、生活環境や人間関係などで症状が強く出る場合もあれば、不自由がないまま過ごせる場合もあります。
また、誰でも、発達障害のチェックテストのいくつかに該当するものがあるものです。
因みにわたくし院長も、この発達障害テスト、結構きわどく該当するものがあります。
例えば、集中力に関することなどの項目は、結構ハマります。
で、自分がASDかも…って仮定の元、今までの自分を振り返ると、確かにそうかもと…(笑)
では、それにより、社会生活が営めないかというと、これはまだ別です。
一応、院長ですし(笑)それなりに難しい勉強もしてきてます(笑)
で、仕事的には問題ないですが、はたして実生活の人間関係なんかを円滑にこなせてるかとなると、これは微妙だったり(笑)
と言うように、非常に線引きが難しい疾患でもあります。
それだけに確実な原因を特定することも難しいとは思うんですが、原因究明が治療法の確立に一番近いはずなんで、なんとか頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月12日の月曜日でございます。
本日は「山の日」の振替休日ってことで、お休みでござんすね。
そして明日よりお盆休みって事で、今年もお盆がきたわいね。
明日13日は「迎え火」ってことで、ご先祖様がかえってこられる日ですよね。
みなさん、一斉に帰ってきますから、どこが自分の家か分からなくなるので、お迎えの火を灯すわけです。
これが本当なら、13日〜16日はご先祖の霊が、そこいら中をウヨウヨしています。
みなさん、気をつけて下さいね(笑)
生きてる人より、死んでる人の方がはるかに数は多いですから、すぐそばにいてますよ〜(笑)
ってな感じで、毎年お盆にはミステリーなお話をお送りしてますが、今年も14日、15日は「お盆怪奇スペシャル」をお届けしますね。
ってことで、今日は真面目なお話でもお届けしとこうかと、本来のスジである医療系のネタでもいってみましょう。
近年、発症が増加してると言われています、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」なんですが、これは100人に1人程度発症すると言われています。
決して多い割合ではないですが、社会的なコミュニケーションや対人関係がうまく出来ず、興味や活動に強いこだわりを持つといった特徴を持った発達障害の一種です。
でも100人に1人なら、1学年に1人や2人はいるって数ですから、みなさんの周りにもいらっしゃるであろう数字ですからね。
人によってその度合いは異なり、特に問題なく生活できることもありますが、融通がきかず、強いこだわりを持ったりするために、場合によっては毎日がとても大変なものになってしまうこともあります。
その原因をめぐっては、遺伝子から抗生物質やワクチン接種、ウイルス感染、アレルギーまで、さまざまなものが疑われていますが、まだこれといった原因は特定できていません。
で、今回、5ヶ国200万人以上の子供たちを対象とした、これまでで最大規模となる研究が行われました。
その結果、自閉症スペクトラム障害を引き起こす最大のリスク要因は遺伝子であることが判明したんだそうです。
この最新の研究では、自閉症スペクトラム障害(以下ASD)は81パーセントが遺伝的なもので、環境的な要因は20パーセントに満たないと報告しています。
さらに母親の体重、多嚢胞性卵巣症候群の有無、帝王切開による出産か否かといった母親側の要因については、「存在しないか、最小限」の影響しかないことも明らかになったと述べられています。
この研究では、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イスラエル、西オーストラリアで1998年から2011年に生まれた200万人の子どたちの医療記録を対象に、被験者となった子供が16歳になるまで追跡調査しました。
なお、その間2万2000人以上が自閉症スペクトラム障害と診断されたそうです。
現実ではしばしばあるように、実際のこの症状は一見したよりもずっと複雑なもので、何らかの単一の要因によって発症するのではなく、相互に関連する複数の要因によって生じている可能性が高いと考えられます。
このことは、今回遺伝的な要因が大きいと確認されたとはいえ、なお環境リスク要因も具体的にどれがそうなのかははっきりしないですがかなりあるはずです。
同様に、遺伝子に着目した研究が増加している一方、具体的にどの遺伝子の作用が病気を引き起こしているのかも定かではないと…。
ASDの原因が主に遺伝的なものだと指摘する研究は今回が初めてというわけではありません。
例えば2016年の双子を対象とした研究では、自閉症スペクトラム障害の64〜91パーセントは遺伝子に起因していると報告しています。
しかし、遺伝的な要因であるならば、最近になってASDが急増しているのはなぜなんでしょう?
例えばアメリカ教育省の統計によると、1993年から2003年にかけてASD症罹患率が657パーセントも増加したそうなんです。
だからこそ、ASDの要因として環境が疑われてきたわけなんですけどね。
これについては、診断基準が変更されていたり、話題になったことで医師が気をつけるようになったことが原因だという説もありまして、何とも真実は分かりません。
もしかしたら、実際にはASDが急増しているという事実はなくて、もともと気付いていないだけってこともあるかもしれません。
ASDやADHDのような発達障害は、0か100ではなく、グレーゾーンが非常に大きく、生活環境や人間関係などで症状が強く出る場合もあれば、不自由がないまま過ごせる場合もあります。
また、誰でも、発達障害のチェックテストのいくつかに該当するものがあるものです。
因みにわたくし院長も、この発達障害テスト、結構きわどく該当するものがあります。
例えば、集中力に関することなどの項目は、結構ハマります。
で、自分がASDかも…って仮定の元、今までの自分を振り返ると、確かにそうかもと…(笑)
では、それにより、社会生活が営めないかというと、これはまだ別です。
一応、院長ですし(笑)それなりに難しい勉強もしてきてます(笑)
で、仕事的には問題ないですが、はたして実生活の人間関係なんかを円滑にこなせてるかとなると、これは微妙だったり(笑)
と言うように、非常に線引きが難しい疾患でもあります。
それだけに確実な原因を特定することも難しいとは思うんですが、原因究明が治療法の確立に一番近いはずなんで、なんとか頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院