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2019年05月15日 [動物のこと]

イルカに乗った少年兵士。

お疲れ様です。院長です。

5月15日の水曜日でございます。

5月も折り返しってことで、ボチボチ色々仕事が溜まってきております。

なんせ、前半休みすぎてるもんですから、どっかで穴を埋めんといけません。

ほんま猫の手も借りたいとはこのことですな。

この「猫の手を借りる」って言葉は、もちろん比喩で、出来るわけもない動物の手でも借りたい位忙しい状況を表現してるわけです。

ですが、世の中には本当に人の役に立つ動物はたくさんいるわけで、今日はそんな動物の中でも変わり種なヤツを紹介したいと思います。

ちょうど連休中あたりに、こんなニュースが流れました。

それは、ノルウェー沖で、ロシアのスパイイルカが捕まったってお話です。

話としては、4月末、ノルウェーの北極海沖で、胴体にハーネスを巻かれたシロイルカ(ベルーガ)を漁船乗組員が発見しました。

そのハーネスには、アクションカメラ「Gopro」のホルダーが装着されていたそうです。

そのシロイルカが発見された場所は、ロシアの海軍基地があるムルマンスクから415kmほど離れたところで、専門家らの間では、このシロイルカが「ロシア海軍に訓練されたスパイでは」という疑惑の声があがっているそうなんです。

漁船の周りを泳ぎ、時にぶつかるような泳ぎを見せていたシロイルカには、ハーネスがしっかりと付けられていたことから、通常の野生の状態ではないと察した乗組員らが、ノルウェー漁業局に連絡し捕獲しました。

捕獲されたイルカのハーネスには、GoProカメラホルダーが装着されていましたが、カメラは付いていなかったそうで、金属部分には英語で「Equipment St. Petersburg」という文字が確認でき、専門家の間ではハーネスはロシア製ではないかと推測されているそうです。

こんな推測がでたのも、実際にロシア海軍では、90年代に入るまでは、水中兵器を探知させるためにイルカを訓練していた時期があったそうなんです。

現在でもそのようなことが行われているか否かについては明らかにはなっていないってことです。

ご存知の通り、シロイルカはとても知能が高い動物として知られています。

海洋生物を優秀な犬のように訓練することは可能ではあります。

ですから、今回のシロイルカが、ロシアで訓練された動物である可能性が高いって見解のようです。

で、専門家らがこぞって「このシロイルカはロシアのスパイだ」と推測する中、ロシア海軍に取材を試みたそうなんです。

ま、そうなると当然ながら、ロシア海軍も素直に、うちの子ですとは答えんでしょう(笑)

戦闘要員としてイルカを訓練していることは認めましたが、そのシロイルカをスパイとして利用していたかどうかを明かすことはなかったそうです。

イルカのスパイねぇ…。

まぁ、カメラをつけたイルカを泳ぎ回らせて、そのカメラを回収して調べるなんて事くらいなら、賢いイルカなら簡単な事でしょう。

現時点では、このシロイルカが本当にロシア海軍のスパイか否かということについては、明確にはされてはいませんが、海洋生物を訓練し、人間に役立たせているのはロシア海軍だけではないそうなんですよ。

冷戦時代、アメリカ海軍はカリフォルニア州にイルカやアシカなどの海洋生物に特別訓練プログラムを設置し、海底にある地雷などの危険物を探知させ、人々に危険を知らせる目的で使用していたって歴史もあるようです。

アシカは2000年代にも軍事訓練を受けているというニュースが報じられているそうですしね。

まぁ、やりそうやねぇ…。

ですが、近年、動物愛護の精神は、世界中でドンドン広まっています。

このイルカも、世界中から非難されるマトになってるわけですわな。

まぁ、でもカメラをつけてスパイさせるくらいなら、ギリ許せますかねぇ…。

でも、そのイルカが、敵に見つかり殺されるって危険性もありますし、まぁ動物を巻き込むのはよくないですよね。

この動物愛護って話をしだしたら、どこで線をひくかってことで、結局、結論は出ません。

人間の都合でってことが叫ばれますが、自身の都合のみ考えるのが、野生の掟やしねぇ。

どこの肉食獣が、エサの都合を考えますねんって気もします。

ま、結論はでませんが、イルカは余計なもん身体に巻き付けられて、さぞかし不便やったやろなぁって同情はしますね。

ってな話でしたが、もう一つ同じような動物ネタがありますんで、明日はそのネタでいきましょう。

ではまた〜。



irukaneko



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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