2018年09月24日 [色々なこと]
プルート1930
お疲れ様です。院長です。
9月24日の月曜日でございます。
月曜日なんですが、今日は昨日の秋分の日の振替休日ってことで、またもや連休でございます。
先週は、敬老の日、これは9月の第三月曜ってことで、毎年必ず連休なわけです。
で、今週は秋分の日なんですが、こいつが実は日付が流動なんですよ。
秋分日ってことで、通年は9月の22日か23日あたりの1日って設定(笑)
まぁ、ほんとは細かな計算で秋分日を設定してんでしょうけど、今年はこいつが23日(日)ってことで今日は振替休日なわけですわ。
連休が2週続くってのも、珍しい気はするんですが、来年も9月は同じパターンでした。
あー毎年9月はそうなんやぁと思ったら、再来年はなんとこの2週の休みが重なり、3連休になっとりました。
つまり、第三月曜がずれ込んで21日になり、22日の秋分の日と連休って事になります。
しかも、超レアな、日、月、火です。
普通に土曜日休みのところだと、4連休ってことになりますね。
そして、当院も…
日、月、火の後、水曜が休みですから、4連休になってしまうんでございます。
まぁ、2020年の話ですから、どうなってるか分かりませんけど、今から楽しみですわ(笑)
って全然関係ない話で、1/4程使ってしまいましたが、今日のネタは久々の天体ネタでございます。
今日の主役は「冥王星」でございます。
覚えておられるでしょうか?
2006年、冥王星は「惑星」から外され、準惑星ってのに格下げされたことを…
我々の子供時代は、惑星を覚えるのに「すいきんちかもく…」って覚えたでしょ?
「水、金、地、火、木、土、天、海、冥」って覚えてたのが、いつの間にか「…土、天、冥、海」に順番が変わったとかなんとかもありました。
その頃から、ちょっと胡散臭かった「冥王星」ですが、準惑星に落とされてから、もう12年も経ったんですね。
で、なんでそんな話をしだしたかというと、ある専門家のチームが冥王星はやっぱ惑星だぞって主張しだして話題になってんだって。
では、そもそも、「惑星」ってなによ?
ってな疑問が湧いて当然ですよね。
わたくし院長も、もちろんこんな「定義」は知りません。
で、ちょっと調べてみると、国際天文学連合が冥王星は惑星ではないと正式に発表したのは2006年8月。
で、これまでは惑星って認められてたわけですよ。
では、この2006年8月をもって冥王星に何かが起って、定義から外れたのか?って普通に思いました。
が、これは違いました。
冥王星が変化して定義から外れたのではなく、新たに定義が加わることにより、冥王星は外されたってのが正解のようなんです。
では、まず惑星の定義を見てみましょう
(a) 太陽のまわりを公転している
(b) 自己の重力によって球形になるほど十分な質量を持っている。より明確に言うと、自己の重力によって重力平衡形状になっている
(c) 軌道上の他の天体を排除している
以上の3点が現在の惑星の定義となっています。
で、(a),(b)についてはまぁ、理解できますよね。
で、この3番目の(c)は、ある天体に、その軌道にある他の岩石を自分に集めてしまうか、ぶつかって弾き出してしまうだけの十分な質量があり、そのためにその軌道において圧倒的な存在感のある天体でなければならないということなんだそうです。
ち、ちょっと意味が分かり辛いですが、この(c)を冥王星は満たしていないため惑星から外されたわけです。
で、ここからが問題ですが、今回発表された研究論文によれば、この3番目の条件は科学的な文献が賛成しているものではないってとこからスタートしております。
米セントラルフロリダ大学の研究チームは、過去200年の間に発表された関係する研究論文を調べました。
すると惑星に区分するための条件として「軌道上の他の天体を排除」していることを挙げていたものは、1802年に発表されたたった1本しかないことが分かったそうで、しかもそれは、ゆくゆくは間違っていることが判明する推論に基づくものだったということなんですが…
結局のところ、惑星の定義と言うもの自体が少々曖昧な部分があり、2006年、冥王星を惑星から除外する動きがあったときも、満場一致で決定したわけではなく、いくつかの天文学者のコミュニティは大反対していたそうなんです。
で、ここへきてのこれと…
反対していた天文学者達は、何とか冥王星を惑星に返り咲かせようと、研究に研究を重ねてくわけですよ。
研究チームによると、国際天文学連合の定義に反する形で惑星という用語が使われている例は100以上もあるということですから、もう素人にはよく分かりません。
研究チームは、惑星の定義は変わる可能性のあるものではなく、そこにもともと備わっている本質的な性質を基準に定めるべきだと主張しています。
うん。
確かにそうやな。
たとえば軌道の力学は常に一定なものではないですし、その時々の状態を表しているに過ぎません。
これでは、天体の本質的な説明とは言えないと言われれば確かにそう思います。
かわりに研究者らが提案するのは、その天体の大きさによって丸い形状になるくらいの重力が発生しているかどうかで単純に判断するやり方というものです。
それは自分の都合で勝手に決められませんし、惑星の進化においては重要な瞬間でもあるわけです。
たとえば冥王星には、地下の海、いくつもの層を持つ大気、有機化合物、古代の湖の証拠、複数の衛星等があります。
そしてなにより、冥王星には複雑な地質が存在しています。
そしてなにより大きいしねぇ(笑)
大きさは関係ないようなんですが、そもそも定義はもとより、宇宙そのものが謎だらけなわけですよ。
それを我々の尺度で、勝手に惑星だ、準惑星だと言ってるだけですしねぇ…。
とは言え、「水、金、地、火、木、土、天、海、冥」世代の者からすれば、何とか冥王星に返り咲いてもらいたいなぁ〜と…。
そんな風に思います。
ま、ほんとはどっちでもええんやけど(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月24日の月曜日でございます。
月曜日なんですが、今日は昨日の秋分の日の振替休日ってことで、またもや連休でございます。
先週は、敬老の日、これは9月の第三月曜ってことで、毎年必ず連休なわけです。
で、今週は秋分の日なんですが、こいつが実は日付が流動なんですよ。
秋分日ってことで、通年は9月の22日か23日あたりの1日って設定(笑)
まぁ、ほんとは細かな計算で秋分日を設定してんでしょうけど、今年はこいつが23日(日)ってことで今日は振替休日なわけですわ。
連休が2週続くってのも、珍しい気はするんですが、来年も9月は同じパターンでした。
あー毎年9月はそうなんやぁと思ったら、再来年はなんとこの2週の休みが重なり、3連休になっとりました。
つまり、第三月曜がずれ込んで21日になり、22日の秋分の日と連休って事になります。
しかも、超レアな、日、月、火です。
普通に土曜日休みのところだと、4連休ってことになりますね。
そして、当院も…
日、月、火の後、水曜が休みですから、4連休になってしまうんでございます。
まぁ、2020年の話ですから、どうなってるか分かりませんけど、今から楽しみですわ(笑)
って全然関係ない話で、1/4程使ってしまいましたが、今日のネタは久々の天体ネタでございます。
今日の主役は「冥王星」でございます。
覚えておられるでしょうか?
2006年、冥王星は「惑星」から外され、準惑星ってのに格下げされたことを…
我々の子供時代は、惑星を覚えるのに「すいきんちかもく…」って覚えたでしょ?
「水、金、地、火、木、土、天、海、冥」って覚えてたのが、いつの間にか「…土、天、冥、海」に順番が変わったとかなんとかもありました。
その頃から、ちょっと胡散臭かった「冥王星」ですが、準惑星に落とされてから、もう12年も経ったんですね。
で、なんでそんな話をしだしたかというと、ある専門家のチームが冥王星はやっぱ惑星だぞって主張しだして話題になってんだって。
では、そもそも、「惑星」ってなによ?
ってな疑問が湧いて当然ですよね。
わたくし院長も、もちろんこんな「定義」は知りません。
で、ちょっと調べてみると、国際天文学連合が冥王星は惑星ではないと正式に発表したのは2006年8月。
で、これまでは惑星って認められてたわけですよ。
では、この2006年8月をもって冥王星に何かが起って、定義から外れたのか?って普通に思いました。
が、これは違いました。
冥王星が変化して定義から外れたのではなく、新たに定義が加わることにより、冥王星は外されたってのが正解のようなんです。
では、まず惑星の定義を見てみましょう
(a) 太陽のまわりを公転している
(b) 自己の重力によって球形になるほど十分な質量を持っている。より明確に言うと、自己の重力によって重力平衡形状になっている
(c) 軌道上の他の天体を排除している
以上の3点が現在の惑星の定義となっています。
で、(a),(b)についてはまぁ、理解できますよね。
で、この3番目の(c)は、ある天体に、その軌道にある他の岩石を自分に集めてしまうか、ぶつかって弾き出してしまうだけの十分な質量があり、そのためにその軌道において圧倒的な存在感のある天体でなければならないということなんだそうです。
ち、ちょっと意味が分かり辛いですが、この(c)を冥王星は満たしていないため惑星から外されたわけです。
で、ここからが問題ですが、今回発表された研究論文によれば、この3番目の条件は科学的な文献が賛成しているものではないってとこからスタートしております。
米セントラルフロリダ大学の研究チームは、過去200年の間に発表された関係する研究論文を調べました。
すると惑星に区分するための条件として「軌道上の他の天体を排除」していることを挙げていたものは、1802年に発表されたたった1本しかないことが分かったそうで、しかもそれは、ゆくゆくは間違っていることが判明する推論に基づくものだったということなんですが…
結局のところ、惑星の定義と言うもの自体が少々曖昧な部分があり、2006年、冥王星を惑星から除外する動きがあったときも、満場一致で決定したわけではなく、いくつかの天文学者のコミュニティは大反対していたそうなんです。
で、ここへきてのこれと…
反対していた天文学者達は、何とか冥王星を惑星に返り咲かせようと、研究に研究を重ねてくわけですよ。
研究チームによると、国際天文学連合の定義に反する形で惑星という用語が使われている例は100以上もあるということですから、もう素人にはよく分かりません。
研究チームは、惑星の定義は変わる可能性のあるものではなく、そこにもともと備わっている本質的な性質を基準に定めるべきだと主張しています。
うん。
確かにそうやな。
たとえば軌道の力学は常に一定なものではないですし、その時々の状態を表しているに過ぎません。
これでは、天体の本質的な説明とは言えないと言われれば確かにそう思います。
かわりに研究者らが提案するのは、その天体の大きさによって丸い形状になるくらいの重力が発生しているかどうかで単純に判断するやり方というものです。
それは自分の都合で勝手に決められませんし、惑星の進化においては重要な瞬間でもあるわけです。
たとえば冥王星には、地下の海、いくつもの層を持つ大気、有機化合物、古代の湖の証拠、複数の衛星等があります。
そしてなにより、冥王星には複雑な地質が存在しています。
そしてなにより大きいしねぇ(笑)
大きさは関係ないようなんですが、そもそも定義はもとより、宇宙そのものが謎だらけなわけですよ。
それを我々の尺度で、勝手に惑星だ、準惑星だと言ってるだけですしねぇ…。
とは言え、「水、金、地、火、木、土、天、海、冥」世代の者からすれば、何とか冥王星に返り咲いてもらいたいなぁ〜と…。
そんな風に思います。
ま、ほんとはどっちでもええんやけど(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院