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2018年01月30日 [動物のこと]

Cat Fish

お疲れ様です。院長です。

1月30日の火曜日でございます。

明日で1月も終りですねぇ…。

この30日までの月と、31日がある月と、また28日までの月と、もちろん1年間の割り振りなんでしょうけど、なんで1月は31までで、2月は28日なんでしょう?

この月の切れ目に意味があるのか?

別に1月30日の2月29日でも合計は同じやんねぇ?

とか…

この件に関しても、太陽暦がどうのこうの聞いたことある気がするんですが、またキチンと調べておきます。

ってことで、今日はそんな太陽暦とは全く関係ないネタにいきましょう。

みなさん、ナマズってご存知?

まぁ、名前と見た目くらいは知らない人はいないでしょう。

で、ナマズと言えば、地震のまえに暴れるとかも聞いたことあるでしょ?

今日は、そんなナマズのお話いってみよ。

まず、ナマズは池沼や湖に生息します。

そしてかなりの雑食のうえ、非常に貪欲で、食欲旺盛な肉食系の淡水魚です。

日本ではマナマズ、ビワコオオナマズ、イワトコナマズてのが固有種としておるそうです。

生態系の中では、比較的上位に位置する様で、ドジョウやタナゴなどの小魚、エビなどの甲殻類、昆虫、カエルなどの小動物を捕食します。

比較的上位と書きましたが、本来は淡水のなかでは最上位に位置していたと思われ、天敵は大型の水鳥と同種などだけだったんですが、近年、外来魚が増えたことにより、彼らとの闘いに勝たなければならなくなりました。

が、基本的に強い魚で、ブラックバスや雷魚といった魚たちも、あえて闘いを挑むわけではなく、ある意味の共存関係はあるようです。

で、今日はそんなナマズの面白い特性を見つけたのでそれをご紹介しておこうかと思います。

ナマズが強い一つの要因として、泥沼に潜むことが出来、ここで敵を襲う事が出来ます。

つまり、泥の中で強いわけですわ。

では、このナマズ、視界の利かない濁った水の中で、どのようにして「食事」にありつくのでしょう。

その秘密が実は「味覚」にあったんですねぇ〜。

味覚とは、そのものズバリ味を感知するセンサーですが、我々人間も含めた脊椎動物が味を感じる器官を「味蕾」といいます。

人間の場合、舌をよく見ると小さな突起がたくさんありますが、これが味蕾です。

我々ヒトの舌には5000〜7000個の味蕾があると言われています。

ちなみに肉食の哺乳類は味蕾が少なく、ネコは500個程度しか持っていません。

これは味を感じにくいという事よりも、肉食動物はその場で動物を殺して食べるため、毒見をする必要がないからだと考えられています。

つまり、腐ってるかどうかの判断をつける必要があまりないので、そこまで細かく味を感知する必要がないってことですね。

それに対して草食の哺乳類は、味蕾の数が非常に多く、ウシは2万5000個もの味蕾を持っています。

これは、草食動物はさまざまな種類の草が入り交じった草原から毒となるものと栄養になるものを峻別する必要があるためなんですね。

このように食べ物の毒見役を担う味蕾は、舌などの口腔内に分布しているのが一般的です。

そりゃ、味は口の中で感じるもんですから、当然口腔内にあるわけなんですが…

今日の主役、ナマズクンはこの味蕾を全身に持っているんです。

しかもその数、20万個。ヒトの約40倍の数の味蕾を有しているんだそうです。

ですからナマズは、触れただけで味がわかるわけで、眼の代わりにこの味蕾を活用して、エサとなる小魚を探します。

小魚がうっかりナマズに触れれば、その存在は瞬く間に感知されてしまうというわけです。

それだけではありません。

遠くにいる小魚の「味」が水流にのって漂ってくると、ナマズはその味を頼りに、小魚を追っていくことができるってーから、もう全身センサーなわけですわ。

体表の味蕾で感じ、より味の濃いほうに進めば、ターゲットが見つかるしくみになっているといいますから、沼地でもなんでも餌にありつくのは簡単なわけですな。

しかも、感知した小魚の味が、ヒゲの味蕾と尾びれ近くにある味蕾のそれぞれに到達するまでの時間差を計ることによって、小魚のいる位置を正確に割り出すことさえできるらしいんです。

なかなか…

深い生物やろ?

ナマズクン…

先ほども書きましたが、ナマズと言えば地震を予知するという俗説が古くからあります。

それはこうした鋭敏な感覚を持っていることが知られていたからかもしれませんねぇ…。

あと、このブログ、最後は猫の画像で〆させていただいてるんですが…。

このナマズクン。

英語にすると「CAT FISH」

なんですよ。

何故かって?

………

ではまた〜(笑)



namazu



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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