2016年12月19日 [からだのこと]
食欲性欲睡眠欲
お疲れ様です。院長です。
12月19日月曜日です。
あら?もう19日ですぜ?
来週の月曜は26日で、その次は2日…
つまり、今年も残り2週間切ってるんだねぇ…(笑)
ま、言うてもまだ10日以上あるし。
焦ったらアカンよ。ストレスたまるから。
この季節、それでなくても暴飲暴食気味で、太ってしまうことが更なるストレスになり、さらに暴飲暴食傾向にっていう悪循環に陥ってしまう人も少なくないんですぜ。
美味しいものを食べることで本当の意味でのストレス発散ができればよいのですが、実は好きなものを食べるという行為は、その場しのぎに過ぎないと言っても過言ではないらしいのね。
そこで今日はストレス食いの原因と対処法を、身体機能や心理学からご紹介していこうと思います。
ストレスからの不調は、自律神経のバランスの乱れが大きな要因となります。
私たちの体はストレスを感じると交感神経が刺激され、交感神経優位になります。通常、交感神経が優位な状態は、戦闘モードに入りますから食欲は抑制されます。
しかし交感神経が優位になりすぎると、体は正常なバランスを保とうとして一気に副交感神経を優位にさせてしまうわけですよ。
これは、血糖値の急上昇時に起るインスリンの過剰分泌みたいなもんで、一気に副交感神経が攻めてきます。
すると衝動的な抑えられない食欲に駆られ、むやみやたらに食べてしまうという現象が起こるわけです。
自律神経のバランスを保つには、まず規則正しい睡眠時間の確保をするのが大事です。眠りはやはり大事なんですよねぇ…
出来るだけ同じ時間に就寝し、仮に就寝時間が遅くなっても朝寝坊はしない。ってのも大事ですよ。
で、次に、ストレスなんですが、要は「出来事」うんぬんもですが、何より「ストレス」って感じてしまうかどうかがポイントなんですよね。
よくスポーツ選手なんかで、大物になればなるほど、プレッシャーを楽しめるなんていいますが、それも結局、本人の感じ方次第なんですよね。
で、この感じ方なんですが、最近、このブログでもチョコチョコ登場する、幸せホルモン「セロトニン」が不足すると、同じ出来事が起きても大きなストレスを感じてしまうそうなんですよね。
では、このセロトニンを出来るだけ多く分泌させればいいわけで、セロトニンの分泌量を増やすには、朝から日中にかけてできるだけ日光を浴びることや、同じ歩くのでもダラダラと歩くのではなく、少し早めの規則正しいリズムを意識して歩くことが効果的と言われてます。
つまり、シャキシャキすることね。これは大事かもねぇ…
また、セロトニンはアミノ酸の一種トリプトファンから作られるので、トリプトファンを多く含むマグロやカツオ、煮干し、卵などの蛋白質とトリプトファンからセロトニンを作る際に必要な、ビタミンB6を多く含むニンニクやサンマ、ピスタチオ、こんにゃく、ナイアシンを多く含むきのこ類やかつお節、たらこなどとマグネシウムを多く含む海藻類や大豆製品などを意識して摂ることが大切となります。
セロトニンといえばトリプトファンという情報をよく見かけますが、トリプトファンだけではセロトニンは作れません。
ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムもセロトニン合成には欠かせない栄養素なのでバランスのよい食事というより、これらを集中的に意識して摂る。ってことが大事です。
よくこういう記事を書いてたら、じゃ何食えって言うの?的な質問を受けることがありますんで、明日(予定)(笑)簡単なレシピを記事にしたいと思います。
最後に、ストレスによるドカ食いを心理学的に見てみると、実は食べたいという欲求が強いわけではなく、他の「満たされない欲求」を穴埋めするための代替行為だと言われています。
本当は「ゆっくりした時間がほしいのに、慌ただしい日常に追われて自分の時間が作れない」とか、「人間関係を円滑にしたいのに、上手くできない」などの食以外の心の隙間を、食べることでごまかそうとしているってことですな。
しかし問題なのは、代替行為はいくら繰り返しても、本当の欲求が満たされることはないので延々と続いてしまうって事なんですよね。
そりゃ、本来の欲求は置いてきぼりですから、何の解決にもなってないっちゃなってないですよね。
本当の原因が分からないまま食べ続けるのではなく、1度ゆっくりと自分と向き合い、自分が満たしたい欲求とは何なのかを探ってみるって行動もたまには必要かもしれませんぜ。
我々忙しい現代人は、もはや自分の欲求ですら見失ってるわけですよ。というより、気付いてないとか…
でも、欲求があるわけですから、なんらかの形で満たされたいわけで、そこを簡単な「食べる」って行為で誤魔化してるだけって事なんですよね。
自分と向き合う…
これは大事な事ですねぇ…
とかって事もですけど、この時期は自分の意志と関係なく、飲み食いせざるを得ない事も多いかと思いますんで、せめて普段はキチンとした食生活を心がけないとね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月19日月曜日です。
あら?もう19日ですぜ?
来週の月曜は26日で、その次は2日…
つまり、今年も残り2週間切ってるんだねぇ…(笑)
ま、言うてもまだ10日以上あるし。
焦ったらアカンよ。ストレスたまるから。
この季節、それでなくても暴飲暴食気味で、太ってしまうことが更なるストレスになり、さらに暴飲暴食傾向にっていう悪循環に陥ってしまう人も少なくないんですぜ。
美味しいものを食べることで本当の意味でのストレス発散ができればよいのですが、実は好きなものを食べるという行為は、その場しのぎに過ぎないと言っても過言ではないらしいのね。
そこで今日はストレス食いの原因と対処法を、身体機能や心理学からご紹介していこうと思います。
ストレスからの不調は、自律神経のバランスの乱れが大きな要因となります。
私たちの体はストレスを感じると交感神経が刺激され、交感神経優位になります。通常、交感神経が優位な状態は、戦闘モードに入りますから食欲は抑制されます。
しかし交感神経が優位になりすぎると、体は正常なバランスを保とうとして一気に副交感神経を優位にさせてしまうわけですよ。
これは、血糖値の急上昇時に起るインスリンの過剰分泌みたいなもんで、一気に副交感神経が攻めてきます。
すると衝動的な抑えられない食欲に駆られ、むやみやたらに食べてしまうという現象が起こるわけです。
自律神経のバランスを保つには、まず規則正しい睡眠時間の確保をするのが大事です。眠りはやはり大事なんですよねぇ…
出来るだけ同じ時間に就寝し、仮に就寝時間が遅くなっても朝寝坊はしない。ってのも大事ですよ。
で、次に、ストレスなんですが、要は「出来事」うんぬんもですが、何より「ストレス」って感じてしまうかどうかがポイントなんですよね。
よくスポーツ選手なんかで、大物になればなるほど、プレッシャーを楽しめるなんていいますが、それも結局、本人の感じ方次第なんですよね。
で、この感じ方なんですが、最近、このブログでもチョコチョコ登場する、幸せホルモン「セロトニン」が不足すると、同じ出来事が起きても大きなストレスを感じてしまうそうなんですよね。
では、このセロトニンを出来るだけ多く分泌させればいいわけで、セロトニンの分泌量を増やすには、朝から日中にかけてできるだけ日光を浴びることや、同じ歩くのでもダラダラと歩くのではなく、少し早めの規則正しいリズムを意識して歩くことが効果的と言われてます。
つまり、シャキシャキすることね。これは大事かもねぇ…
また、セロトニンはアミノ酸の一種トリプトファンから作られるので、トリプトファンを多く含むマグロやカツオ、煮干し、卵などの蛋白質とトリプトファンからセロトニンを作る際に必要な、ビタミンB6を多く含むニンニクやサンマ、ピスタチオ、こんにゃく、ナイアシンを多く含むきのこ類やかつお節、たらこなどとマグネシウムを多く含む海藻類や大豆製品などを意識して摂ることが大切となります。
セロトニンといえばトリプトファンという情報をよく見かけますが、トリプトファンだけではセロトニンは作れません。
ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムもセロトニン合成には欠かせない栄養素なのでバランスのよい食事というより、これらを集中的に意識して摂る。ってことが大事です。
よくこういう記事を書いてたら、じゃ何食えって言うの?的な質問を受けることがありますんで、明日(予定)(笑)簡単なレシピを記事にしたいと思います。
最後に、ストレスによるドカ食いを心理学的に見てみると、実は食べたいという欲求が強いわけではなく、他の「満たされない欲求」を穴埋めするための代替行為だと言われています。
本当は「ゆっくりした時間がほしいのに、慌ただしい日常に追われて自分の時間が作れない」とか、「人間関係を円滑にしたいのに、上手くできない」などの食以外の心の隙間を、食べることでごまかそうとしているってことですな。
しかし問題なのは、代替行為はいくら繰り返しても、本当の欲求が満たされることはないので延々と続いてしまうって事なんですよね。
そりゃ、本来の欲求は置いてきぼりですから、何の解決にもなってないっちゃなってないですよね。
本当の原因が分からないまま食べ続けるのではなく、1度ゆっくりと自分と向き合い、自分が満たしたい欲求とは何なのかを探ってみるって行動もたまには必要かもしれませんぜ。
我々忙しい現代人は、もはや自分の欲求ですら見失ってるわけですよ。というより、気付いてないとか…
でも、欲求があるわけですから、なんらかの形で満たされたいわけで、そこを簡単な「食べる」って行為で誤魔化してるだけって事なんですよね。
自分と向き合う…
これは大事な事ですねぇ…
とかって事もですけど、この時期は自分の意志と関係なく、飲み食いせざるを得ない事も多いかと思いますんで、せめて普段はキチンとした食生活を心がけないとね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院