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2016年12月02日 [からだのこと]

脳はやっぱり「NO」って言うんだよな〜

お疲れ様です。院長です。

12月2日金曜日でございます。

今週もなんとかここまでやってまいりました。って言ってられるのももうちょっと。来週の金曜日はもう9日。

つまり、12月も3分の1終わっちゃってるってわけですよ。

そう考えると、のんびりしてられまへんなぁ…

ですが、焦れば良いってもんでもないので、そこは落ちついてまず予定を立てましょ。

そうでもしなければ、あれ忘れたこれ忘れた言う羽目になりますからねぇ…

その忘れっぽい脳なんですが、なぜ大事な事なのに忘れてしまうのか?


その答えがありました。

って事で、今日は久々の「脳」ネタです。

脳はその使い方をきちんと理解していなければ、あなたを失敗させるようにできていると…

こういうネット記事を見かけました。失敗させるとは、なかなか興味深い話…


どういう事だと読み進めたくなるでしょ?

これにも訳があって、脳はいまだに解明されてない部分が凄く多いことで有名なんですよね。

ですから、脳科学者あたりの専門家でも、新しい情報を目の当たりにすることは珍しくないことのようで、それだけにまだまだ奥が深いわけです。


では、その脳なんですが、最大の問題の一つは、あまりにも仕事に長けているということだそうなんです。

つまり、脳は活動分野が広く、一部で防衛や逃走といった反応を優れさせることによって、我々を文字通り守ってくれているんですよね。

で、これがなんで失敗に繋がるかと言うとこういった「反応」のおかげで創造的だったり、ポジティブだったりと本来こうありたいと願う自分でいられなくなってしまうわけなんですよね。

つまりは、全てを保守的に解決してしまい、言葉を変えるとそれ以外の道を遮断してしまうわけです。

これは、結果「同じ事の繰り返し」にだけ良い結果をもたらすもので、日々目まぐるしく移り変わる様な場合は困った反応が起こります。

つまり、脳は普段と違うことが起きていると感知すると、「エラー検出メカニズム」を発動させるわけなんですよね。

このメカニズムはサーモスタットのようなもので、一定の温度にセットされると、温度が変化したときにセットした温度まで戻そうと働くわけですね。

脳もまた同じように機能し、本人が望んでいないのに勝手に修正しようとするわけです。


そしてこれは特に、あなたが何かに興奮したときに起きるようなんですね。

すぐに脳はこれまでの実体験や恐怖などを呼び起こし、あなたに「現実的」になり、興奮するようなことなどとんでもないと説得しようとするわけなんですね。

こうして脳はあなたを守るために、快適なゾーンに留め、普段通りに行動するように仕向けるわけです。

何故なら、それ以外の行動は危険を伴うかもしれないから、脳はその危険のある可能性を排除してしまうというわけですね。

これは、ある意味で良い事ではあるんですが、新しい事を始める場合や、何かを変化させる必要がある場合とてもとても邪魔になるわけです。

しかも、自分自身の脳ですから、これはこれで無視することができません。

なんせ、脳ですから考えてるんやもん、無視は無理(笑)

では、お節介にもあなたを守ろうとする脳を止めるには、どうすればいいか?

これにはいくつか方法があるようなんですが、その一つは、脳に慣れさせるという方法があります。

何をかというと、「おかしな行動」を慣れさせると…

つまり、普段なら行わないような「行動」をあえて行ってみるわけですね。

すると、「脳」はこの行動に対して「やめれ!」とストップをかけてきます。

そりゃ、そうですね。防衛本能から、普段やらない事にはストップをかけちゃうのが脳のお仕事。

ですが「慣れ」ていくのも脳のひとつの特性なんですよね。

なので、この「おかしな行動」を頻繁に繰り返すと…


すると「脳」はこの行動自体を「おかしな行動」と思わなくなり、当たり前の行動としてインプットし直し、それ以降は逆にその「おかしな行動」を推奨するようになるわけです。

こう言ったことを繰り返す事で脳の許容範囲を広めることができるというわけです。


その結果、楽観性を養うことができるんですね。

この楽観性、人によっては必要以上にもともと持ってる人もいますが、多くの常識人には欠けてます(笑)私の知る限り…

つまりは、先ほどから説明してるように「脳」の行動に引っ張られることによって楽観性はドンドン狭まっていくわけですよ。

で、結果的に脳は新たな事に蓋をしちゃうと…

この楽観性のなさが、いろんな意味で人を苦しめます。精神的に追い詰められていくわけですね…

ですから、楽観性を少しでも広げた方が少なくとも気分は楽です。

楽観的に考えても悲観的に考えても、結果は同じなら、少なくとも過程で苦しむことは必要なくないですかね。


というわけで、日常生活の一部でもとんでもないものにしてしまえば、そして達成すること、実行すること、非凡であることに慣れてしまえば、脳はあなたを信頼するようになるんですって。


そうなれば、あなたを守ろうとする代わりにサポートするようになるらしいんですよ。

ここからが本当の「脳」の見せ所だといわれています。

潜在的に持っている「脳」の能力(笑)を最大限に引き出すためにも、このあらゆる局面で登場する「エラー検出メカニズム」を発動しなくする必要があるわけです。


要するにコツとしては、自分が生きやすいように脳をだましていけばいいって事。

過保護な脳を騙すことで人生を堪能することができますし、失敗してもそれもまた良い教訓であると信じ込ませることで失敗が失敗ではなく、過程のアクシデント程度ですむわけですよ。

まぁ、もちろん度合いにもよりますが、さっきも書きましたが大体の「常識人」には楽観性が欠けてます。

この年末の忙しい時期ですから尚更、少し楽観してみても良いんじゃないですかね。


てな感じで、今年も残り30日…

焦っても増えませんしね(笑)


ではまた〜




pas




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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