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2016年12月09日 [色々なこと]

読唇術って文字通り読んでるだけ。つまり当てもん(笑)

お疲れ様です。院長です。

12月9日金曜日。

今週もここまでたどり着きました。

ってのはいつもの書き出しですが、12月も前半戦が終わろうとしてるわけですな…

年末感が日に日に増してきましたが、まだ大丈夫(笑)

つい先週、世界で初めての脳への視覚刺激チップ移植手術のお話をしましたが、これはようするに眼球を通さなくても、映像が脳に映されるという画期的な手術でした。

つまり、失明している状態、もっと乱暴に言えば、眼球がなくても、脳に映像を送れるって事で、これはつまり「見えている」に等しいわけです。

で、今日のお話はその「見えている」がちょっと違う方向にすごいお話。


オックスフォード大学の研究チームが発表した研究結果によれば、人工知能(AI)が人間の唇の動きを読み、その会話の内容を文章レベルで認識できる機能が実現したと…。

これまでは、読唇術のプロでさえその正解率は52.3%程度やったそうなんですが、このLIPREADINGと呼ばれる機能なら、93.4%もの確率で正しい会話の内容を読み取ることができると…

これは単純に、いわゆる唇の動きを読む読唇術だけで可能なことではありません。

というのも、唇の動きってそこまで複雑じゃないんですよね。

つまり、同じ形で違う音を発することが出来たりするわけで、それだけに唇の動きだけですべてを読むのには限界があるわけですね。

なので、人間なら5割そこそこの確率なわけですよ。

で、ここで登場するのが人工知能(AI)なわけですね。

今や、この人工知能、将棋やチェスといった複雑なゲームでも、人間に勝ったりしちゃうわけですよ。

さらにジャンケンで必ず勝つAIなんかもいますしね〜

これは、もちろんその場で考えるという事も重要ですが、なにより「データ」を膨大に蓄積し、その膨大な情報の中から適切なものを選び使うと…

例えばジャンケンAIなら、細かい筋肉の動きを何万通りもインプットさせてあるんですよね。グー出すときの筋肉の動き、チョキ出すときの筋肉の動きって具合に…

で、相手が出す瞬間に、その膨大なデータから、次は何を出すか判断して、必ず勝つわけですよ。

この処理能力の速さが凄さなんですよね。

そう。仕事は早さが大事。

膨大なデータだけなら、人間も持ってますやん。

ネットに繋がってるパソコンが1台あれば分からない事なんておそらくないでしょ?

つまり、このパソコンの前にいるのは膨大なデータを持ってるのと同じ事。

ですが、この膨大すぎる情報の中から、的確なデータを瞬時に選んでかえすという事は、結局人間にはできません。

なので(AI)すごいわけですな。

人間の唇の動きから、いくつかの言葉をチョイスし、その前後の会話、蓄積されたデータから正しい言葉を弾き出す…

もはや人間にはかなわない領域になってきてるわけですわ。


よくある近未来映画…

内容としてはB級以下の、機械が感情をもち人間を滅ぼそうとする系のあれね…


確実に近づいてますな。

ま、人間が滅ぼされるかどうかは別として、未来が確実に近づいてきてる感は満載ですな。


12月も中盤に差し掛かってきましたしねぇ…

現実の生活は、機械じゃどうにもならないもんがあり過ぎますが、忙しい年末へ向け、今日はこんなもんで…


こんなブログも(AI)で書けるんかなぁ…(笑)



ではまた〜




nya



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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