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2016年10月11日 [色々なこと]

サプラーにはサプライズやん。

お疲れ様です。院長です。

10月11日火曜日。

ほら、連休とかするから…

やる気でませんやん(笑)

やっぱり、最近の祝日の傾向って、なんかシックリこないよねぇ…

休みが多すぎる気がする。うん。

じゃ、仕事すりゃえーやんって話でしょうけど、まぁそうもいかない事情もありますやんか…

てことで、休み明けのネタとしてこいつはどうだ。


このネタがニュースになったのは先週なんで、ちょっと賞味期限が近いんですが、サプラーサプライズの続編です。

ニュースとしては、大阪市内の業者が販売していた特定保健用食品(トクホ)の有効成分が、表示どおりに含まれていなかった問題を受け消費者庁はトクホの全1270製品の成分調査をやり直すよう、業界団体を通じて関係メーカーへ指示した。

この大阪市内の業者ってのが、前回の日本サプリメントだってお話でした。

つまり、トクホの取り消しがついに出たよ〜って話から、サプラーの苦悩をお話しましたよね。

で、どうも、消費者庁の方がこのブログの愛読者だったようで(笑)上記のような改善策が講じられたという事なんですよね。

これ、なかなか迅速な対応かなと思います。

さすが消費者庁☆

しかも、調査はできるだけ社外の専門機関が実施し、1カ月後までに同庁へ提出させるというお達しなんで、各メーカーは第三者機関等にわざわざ実費で依頼し、それを提出しなければいけません。

そして、含有量が適切でない場合は速やかに報告するよう求めていると…

まぁ、勝手にやっとくれ感も否めないんですが、このお達しと前回の「取り消し措置」の前例がある以上、各メーカーもやらざるを得ませんよね。

でも、このトクホ、許可を取るって事も極めて難しいんですが、根本的に目的はそこじゃないのが普通なんですよね。

つまりトクホな製品を作ることが目的なんではなくて、売れる商品を作ることが目的で、そこにたまたま健康志向が乗っかってきて、トクホの需要となってるわけです。

ですから、トクホの「称号」を得たところで、売れる商品じゃなければメーカーも生産しないってわけですよ。

ってことで、調べてみたらトクホの全1270製品のうち、半数はもはや製造されてませんと…


やっぱりなぁ…


つまりは、売れなかった、もしくはそこまで(製品化)いかなかったってことなんでしょうね。

こういう流行性のあるものは、こういった現象も当然起こりますから、消費者庁はこれに対して許可を取り下げる「失効届」を出させる方針だそうです。

なるほどね。

で、このニュースの最後を締めくくってるのが、また、同庁もトクホ製品の一部を店頭で買い、成分を調べる「抜き打ち調査」についても、当初は来年度から始める予定だったが、今年度内に前倒しする意向とのこと。


やってなかったんかい(笑)


つまりは、メーカー任せやったんやな… やっぱり…

ま、消費者庁の肩をもつわけではありませんが、このトクホ制度、当初は許可が4年更新でその都度、試験結果を審査していたそうなんです。

つまり、4年に1回は調べるチャンスがあったってことやね。

そしてダメなら取り消すなり、改善させるなりの指導が出来たと…

しかし、規制改革で97年から永久許可制となってるそうなんですよ。

永久許可制って、一回許可が出たらそれが永久に続くって事ですわね。

で、これじゃアカンってことで、今回の流れになったんかって思いきや…

あくまでも今回の騒動の発端は、企業側が自社製品を調べたところ、たまたま含有量に問題があったから、消費者庁に届を出したって流れなんよね。

つまり、消費者庁が動いたわけでもなんでもなく…

こういうことが起こったわけ。

そして、ようやく重い腰を上げたってわけですか…


んん〜…


これ、もしかしたら、この大阪の業者の問題が出なければ、このままスルーしてたんやろうなぁ…


岡村和美・同庁長官は「現制度では企業の良識に期待せざるをえない。製法や原料などの事情が変わればすぐに報告すべきだ」としている。


ってこと。まぁ、永久許可制やから仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれませんが、企業に良識を求めちゃったら、こういう機関って必要ないよね。


「あるつもり」で見つけようとしたら見つかるもんだしねぇ…


まぁ、抜き打ちテストを実施するって話ですし、これからは少しでもちゃんとなっていくんでしょうけどねぇ…


ってサプラーの叫びでした。


ほんま、ちゃんとしてや〜。



じゃ、また〜



sap



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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